エンジン

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653名無しさん@3周年
>>653
容積は変化します。

最も低圧縮比の状態では、上死点が下がって圧縮比8.0となる状態となり、
一方で下死点は上死点の降下量よりも大きく下がります。
結果として行程が伸び排気量が増大します。
逆に上死点位置が最も高くなる位置で、圧縮比が15.0です。

排気量の変化はほぼ下死点位置の変化によって発生しています。
それだけ従来であれば真円を描くコンロッド大端部が、ホンダの機構では
e3機構以上に縦方向に伸びた軌道を描けるということです。

同時にオフセットされたクランクが膨張行程の初期におけるコンロッドを
直立に近づけ、ピストンとシリンダー壁のフリクションによる出力損失をも
低減します。