ニュース >ビジネス >記事「iPhone4」販売中止を=受信障害、米で訴訟相次ぐ
2010年7月2日(金)16:03
【ニューヨーク時事】米アップルの新型高機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)4」をめぐり、
受信障害が起こることを分かっていながら、告知せずに商品を販売したとして、購入者らが同社と米通信大手AT&Tを相手取り、
販売中止と損害賠償を求める訴訟を米各地の連邦地裁に起こしていることが2日、分かった。米メディアが報じた。
報道によると、原告側は、アイフォーン4を携帯電話として使用する場合、持ち方によっては回線がつながりにくくなったり、途切れたりすると主張。修理方法が確立するまでの販売差し止めや、懲罰的な損害賠償を請求している。
アップルは6月24日、日米など5カ国で「アイフォーン4」を一斉に発売。26日までの3日間で計170万台を販売する人気ぶりだが、直後から通信時の不調が指摘されていた。
[時事通信社]
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-100702X188.html 情報弱者とそうでない人達の違いは大きいね。
米アップルの株価下落、「iPhone4」リコールの憶測も
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/news/1279075673/ [ロサンゼルス/サンフランシスコ 13日 ロイター]
影響力のある米消費者団体に携帯電話端末「iPhone4(アイフォーン4)」の不具合を指摘された米アップ
ル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)の株価が13日、一時4%以上下落した。ネット上では、リコールの可
能性も取りざたされている。
米消費者団体が発行する「コンシューマー・リポート」は12日、iPhone4をテストした結果、報道されている
電波感度の問題が確認されたと発表。「電波の弱いエリアで(アンテナが埋め込まれた)電話の左下部分に
触れると、感度が大きく低下し、通話が切断される可能性がある」とし、購入を「推奨しない」方針を明らかに
した。
先月24日に発売されたiPhone4は、発売3日で170万台を売り上げたが、今回の電波感度問題により、
ユーザーらがアップルなどを相手に少なくとも3件の訴訟を起こしている。
アナリストらは、iPhone4のリコールの可能性は低いとみているが、携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッ
ド)」やタブレット型端末「iPad(アイパッド)」など質の高い製品で評価を得てきたアップルのブランド価値毀
損を避けるためには、早急な対応が必要だと指摘している。
一方、コンシューマー・リポートが「推奨しない」と発表したのを受け、テクノロジー情報サイトや複数のブロ
グでは、アップルが同社史上初めてのリコールに踏み切るのではないかとの憶測が出ている。
アップルはこれまでのところ、コンシューマー・リポートやリコールのうわさについては何もコメントを出して
いない。
アップルの株価は13日、一時約4%安の246.43ドルまで下落し、50日移動平均線も下回った。終値は
前日比2%安の251.80ドル。
JPモルガンのアナリストは、顧客向けリポートで「コンシューマー・リポートは信頼されている製品レビュー
であり、アップルへの非難は強まるだろう」と指摘。「iPhone4の電波受信をめぐる問題は需要には影響し
ないと思われるが、コンシューマー・リポートのような権威ある製品評価機関から好ましくないリポートが出れ
ば、(需要減の)リスクはあると考える」としている。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-16277520100714