競輪で第二の競技人生 元ヴォルティス河野、元インディゴ小松崎 2010/10/13 10:08
http://www.topics.or.jp/localSports/122545398109/2010/10/2010_128693214219.html 競輪スターへの登竜門・日本競輪学校第99回生卒業記念レース(13、14日・静岡県伊東温泉競輪場)に、
徳島のプロスポーツチーム出身者が初出場する。元徳島ヴォルティスのDF河野(こうの)淳吾(28)と
元徳島インディゴソックスの4番打者・小松崎大地(28)で、それぞれJリーグと独立リーグから輪界へと
転身した全国初の選手となる。徳島への感謝を胸に第二の競技人生のスタートを切る。
河野は神奈川県出身で清水商からJ1広島に入団、2007年に徳島へ移籍し、守備を統率して22試合に出場。
右すね骨折の大けがもあって、09年に徳島で引退した。
小松崎は千葉県出身。拓大紅陵高から千葉商大を経て05〜08年の4シーズンにわたり徳島でプレー。
長打力を武器に中心選手で活躍した。ともに守備と攻撃の要としてファンに親しまれた。
2人はサッカーと野球で培った体力や精神力を生かして09年11月に競輪学校へ入り、厳しい訓練に励んでいる。
レースに出るのは82人で、決勝の出場枠9までは予選を三つ突破しなければならない。
小松崎、河野とも身長180センチを超える体が生むパワーがある。「これまでの集大成として最後まで
全力を尽くしたい」と2人。「理想は先行で積極的に駆け抜けたい」と口をそろえた。(土井良典)