びわこ競輪、存廃は売り上げ次第 「高松宮記念杯」が始まる
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100604/CK2010060402000003.html 2010年6月4日
赤字が続き、存廃の判断が課題となっている大津市の大津びわこ競輪場で、
GIレース「高松宮記念杯競輪」が3日、始まった。
宮杯は売り上げの7割以上を占めており、市は売り上げの結果を材料に存廃を判断する方針。
レースに先立って開かれた開会式では、目片信市長が出場選手を前に
「東西から多くの有力選手が出場する。ファンの協力を心からお願いします」とあいさつ。
廃止を心配する会場席のファンからは「ずっとやるんやで」「止める言うたらあかんで」と声が上がっていた。
高松宮記念杯の昨年売り上げは123億円。
今年は133億円を目標としており、売り上げが大幅に下回れば廃止の判断を余儀なくされる。
目片信市長は2日の会見で「110億円を下回れば、9月にも方向を決めないといけない」と話していた。