★GU(ふるダビ・東西戦・社杯)すれ Part3★

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合志“宴”95年センバツ出場球児がビッグ初V…共同通信社杯

小兵がビッグ初制覇―。決勝戦は9日、岐阜競輪場でベスト9によって争われ、合志正臣(29)=熊本=が、岡部芳のまくりを追い込んで初金星。
G24回目のファイナルで、初タイトルと優勝賞金2200万円を獲得した。
逃げた山崎芳は3着に沈み、「KEIRINグランプリ06」(12月30日・京王閣)出走権をかけ
賞金上積みを図った市田佳は4着、手島慶は5着に終わった。

地域を越えてタッグを組んだ岡部芳に乗って、直線をアッという間に突き抜けた。まさに合志の真骨頂。
花月園オールスター「予選2」でバンクレコードを塗り替えた、あのスピードが大一番で発揮された。

検車場に引き揚げてきたニューヒーローは、九州勢に出迎えられ、くしゃくしゃの笑顔。
「やったあ。岡部さんが絶好のタイミングで行ってくれたから。
 ハンドルを投げるのが早いと思ったけど、ゴール寸前でかわしたのが分かりました」と興奮状態だ。

作戦決定までには葛藤(かっとう)があった。決勝は出来のいい山崎芳の先行一車。追い込み選手として現在の地位を築き上げてきた自負がある。
番手勝負で挑むか、足をためて直線勝負にかけるか、悩みに悩んだ。
出した結論は岡部目標。「岡部さんは必ず自力で勝負するはず」その読みがズバリ的中。自慢のきゅう覚が最後にモノをいった。

1995年のセンバツ高校野球大会は、県立熊本工高左翼手として甲子園に出場した合志。優勝目前となった荒木雅博(中日)とはチームメートだった。
「早く優勝を決めてほしいね」と、胴上げ間近の旧友へエールを送った。

想定外の愉快な祝勝会になるはずだ。仲のいい荒井崇博、同期の加藤慎平と、
最終日の夜は名古屋のホテルに泊まってシリーズの打ち上げをする計画を立ててきた。
「この3人のうち誰かが優勝出来ればいいと思っていたけど、まさかボクがね。とことん飲むつもりです」。
荒木より一足お先に“ビールかけ”を楽しむつもりだ。

◆合志 正臣(ごうし・まさおみ)1977年6月22日、熊本県熊本市生まれ。29歳。県立熊本工高卒。
趣味はショッピング。にんじんが苦手で、好物はドリア。競輪学校81期生。1着31回で第7位。
1998年8月8日、熊本でデビュー(〈1〉〈1〉《1》)。661戦167勝。通算獲得賞金は2億8909万5033円。
162センチ、65キロ、太もも54センチ。血液型A。家族は千穂夫人(30)と長女・佳香(かこ)ちゃん(1つ)

(2006年10月10日06時00分 スポーツ報知)