競輪場で強烈な野次で選手からクレームきた奴

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159名無しさん@お腹いっぱい。
EQUIP-CAMPAGNOLO 監督の言いたい放題!
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競輪場のヤジは、なんであんなに品が無いのか!
しかしヤジは下品だが、そこには深い理由があるのです。

日本が生んだ世界のスポーツ、ケイリン。最近では競輪選手の国際舞台での活躍もあり、脚光を浴びています。
「でも競輪場はちょっと。」という方も多いですね。色々な理由がありますが、今回はヤジについて考えてみましょう。
実は汚いヤジにも深い意味があるのです。
さてヤジには、大別すると主に次の4つの内容に分かれます。
1.応援・激励
2.走法の指示や脚質
3.個人的な恨みや言い掛かり  ....などです。細かく解説してみます。

1.叱咤・激励
激励に関しては「がんばれ」などの一般的な応援が殆どです。
「叱咤」に関しては、「バカ、死ね、お前もう帰れ」などという言葉が聞かれますが、これは阪神ファンと同じく、その選手に立ち直って貰いたい。
という心が込められています。
「パンクしてんな」なんていうのは、車輪のパンクと間違えやすいのですが、脚が一杯になった状態をいいます。
ちなみにお客が有り金はたいた場合も「パンク」といいます。

2.走法の指示や脚質
プロの選手に、作戦や走法を指示してしまうのも、なんだか凄いことですね。
「お前逃げろよバカ」若い先行選手にむけ良く使われます。マークの選手を引き出させという意味。
もっと突っ込んで「お前はどうでもいいから、兎に角逃げろ」なんていうのもあります。
「捲くれおらぁ」「差せ」なんていうのは、聞いたとうりですが、絶好のタイミングで怒鳴らないといけません。
わたしは東京ドームで行なわれた、トラックワールドカップで同様の応援を聞きました(笑)
マーク屋にかける言葉には「ダニ、ギョウチュウ野郎」が有ります。
いずれも先行屋に付いていく意地汚さを寄生虫に掛けた言葉です。
人気の無いマーク屋が人気選手に競り掛けたりすると「ハナクソ」と声が掛ります。
これも一種の寄生という意味でしょう。

3.個人的な恨みや言い掛かり
良く聞かれるのは出走前の静まり返った瞬間「お前、家に火ぃ付けるぞ」ですね。
さらに「お前の家知ってるんだからな」などと続くと、凄みが増します。
また人気の無いマーク屋が勝ってしまったりすると大変です。
「コジキ野郎」「クズ野郎」「ドロボー」などという言葉が多く聞かれ、場内は興奮します。
捲り不発や先行屋が先行出来ずに負けるヤツは「インポ野郎」です。やる時にやらないという事でしょう。
人気選手が負けた場合は「八百長野郎」という声が掛ります。
私は以前「八百長野郎」と叫びながら、場内をダッシュで1周している人を見ました。
また個人的攻撃としては、競輪場の演歌歌手と結婚した鈴木誠選手(S1・千葉・55期)に
「お前、まんこばっかやってるから、ちっとも勝てやしねぇ。ばか」とかが良く聞かれました。
玉木勝美選手(S3・岐阜・58期)は「タマキン」、
川口満宏選手(S2・東京・58期)は「マンコ」と呼ばれています。
この2人が同じレースに出たのを見たのですが、なかなか凄い合唱が起きたのを覚えています。

ここまで言われても、なぜ選手は走るのでしょうか?・・選手はお金が好きだからです(爆)。