競馬板リレー小説

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887タルヤー
ここまでのあらすじ1

 細江元騎手失踪事件にJRA関係者は「ネタスレやめろ!」とわめく渡辺騎手を除き大騒ぎとなっていた。
その間後藤騎手が自殺を図るも誰からも相手にされなかった。
 その後、細江元騎手がアメリカにいることが判明したが、既に頑張り料と引き替えに競馬界の寄生虫里中にパンチラ写真を撮られていた!
 美浦に居残っていた二本柳騎手の呼びかけでアメリカに駆けつけたJRA騎手が写真の流出を防ごうとするも、ヨーロピアンスタイルで現れた怪力根本調教師の不可解な行動により投げ飛ばされ、写真は各方面に出回ってしまう。
 この写真は大きな波紋を呼び、写真を哄笑したデザーモ騎手を河内騎手が殴り倒し、金髪にして外人気分だった熊沢騎手との抗争に発展する「熊沢の乱」、テレクラで知り合ったデザーモ騎手から写真を譲り受けた杉本さんが口にした不用意な一言から横山義騎手に強姦され死んでしまう「元競馬アナウンサーストーカー殺人」等の凄惨な事件を引き起こした他、競馬関係者が次々とエロ化してしまい、手のつけられない状態になった。
 
888タルヤー:2001/07/08(日) 10:13 ID:???
そんな中、武豊騎手に妬まれながらも細江写真を入手した岡部騎手であったが、それが原因で痴呆症になり、新潟競馬場で行われた杉本さんの葬儀の際、意味不明なことを口走るなど、競馬界に敵を作っていった。
 その結果、短刀を持った安田康騎手に襲われるが、 持ち前の話術で難を去った。暗殺に失敗した安田康騎手はオートバイで北へ逃亡を図り、バーテン修行をするもうまくいかず、結局逮捕されてしまう。この暗殺未遂事件は競馬界に衝撃をもたらしたが、陰でその失敗を残念がる者がおり、岡部騎手も調教師試験に合格したとはいえ油断の出来ない状態が続いていた。
 一方写真を入手できなかった武豊騎手は傷心のまま池添騎手とフランスへ渡り、女を口説いていたが量子婦人に発覚、武夫妻に危機が訪れる。
 そんな事態にフランス通の野平元調教師がシンボリルドルフ講座を開くなど関係者が収拾に当たったが、ナマコを投げつけるほどエキサイトした量子婦人は治まらず、フランス国内ではジャパンバッシングが始まり池添騎手が現地の小学生にいじめられるなどの国際問題に発展した。
 このような危機的状況を回避したのは我らが田原正貴であった。彼はタイキウルフとの絶妙なコンビネーションと身を捨てたギャグによって場を和ませることに成功した。そんな彼には後光が差していた。
 しかし平和な時代は長続きせず、忌まわしい吟遊詩人の登場によって全ては暗黒へと導かれていくのであった。

つづく