95 :
沖:
渡辺はいるか?お前に惚れた馬鹿がいる
それは俺だ。
最初に言っておくが、俺はホモではない。
そういうのには全く興味ないし、気持ち悪いと思う。
だが、渡辺の騎乗を見て以来、俺の中の(何か)が大きく膨らみはじめたんだ。
いつの間にか渡辺の騎乗馬を探していたり、オナニーの最中に渡辺の事を思い出したりするようになっていたんだ。
ああ、俺だって嫌だったさ。しかし、ある日をさかいに、俺の中の(何か)がはじけたんだ。
俺は最初から渡辺でオナニーするようになっていた。
74回・・・これは俺が渡辺で抜いた正確な数字だ。
おそらく渡辺は、俺のことを拒絶するだろうと思う。
だが、これだけは覚えておいてほしい。
俺は常に渡辺の近くにいるという事をだ。
満員電車で、首筋に熱い鼻息を感じたら、それは俺だ。
ゲーセンで妙に熱い視線を感じたら、それは俺だ。
無言電話がかかってきたら、それは俺だ。
そして、もしこの先渡辺がレイプされるような事があれば・・・。
渡辺がこれを読んでいる時、俺はすでに行動を開始している