大阪杯はキズナ 栗山求の血統BLOG
http://kuriyama.miesque.com/?eid=1170 ファレノプシス(桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯)の半弟にあたり、従兄弟に名馬ビワハヤヒデ、ナリタブライアンを持つ良血だ。
今回のレースを目標に調整されているキズナの馬体写真を見たとき、軽い衝撃を受けました。
えげつないほどに盛り上がった筋肉は、これが本当にキズナか――と目を疑うほどでした。
エピファネイアを直線で並ぶところなく抜き去ったのは、ライバルに問題があったというよりキズナが凄すぎたのだと思います。
「ディープインパクト×Storm Cat」の組み合わせで2400mの大レースを勝つには、底力あふれるヨーロッパ血統でサポートしたほうがいいでしょう。
「Acropolis×Mossborough」というウルトラ級のスタミナ血統で、Acropolis は世紀のステイヤー Alycidon の全弟です。
キズナ自身は、この血を強調して Highlight≒Fiji 5×3としており、スピードの持続力が要求される東京芝2400mを苦にしませんでした。
底力あふれるヨーロッパ血統がもたらす成長力。キズナのなかに眠っていた資質がここにきて花開いてきた感があります。
これが完成形ではないでしょうから、まだまだ強くなると思います。