ＳＳはハクサンが勝ちます

　
■ハクサンムーン 芝1200m…(５.１.１.４) ※全11走中､10走が逃げ
・セントウルS …１着(2人) テン3F 33.8
・ＣＢＣ賞　　…２着(2人) テン3F 34.2
・高松宮記念　…３着(10人)テン3F 34.3
・オーシャンS …９着(3人) テン3F 33.1 ※石橋脩
・京阪杯　　　…１着(10人)テン3F 34.3
・京洛S　　　 …15着(1人) テン3F 33.1 ※小牧
・1600万下[阪]…１着(1人) テン3F 33.5 ※小牧
・1600万下[小]…４着(1人) テン3F 32.5
・1000万下[阪]…１着(3人) テン3F 34.0
・3歳OP[京]　 …９着(1人) テン3F 34.1 ※秋山 ※逃げれず3番手追走
・500万下[中] …１着(1人) テン3F 33.7 ※後藤
　
●馬券圏内だった時のテン3F平均⇒３３.９７
●馬券圏外だった時のテン3F平均⇒３３.２
　
■スプリンターズS過去10回のテン3F平均
　　　⇒３３.１１ ※不良の07年､04年含む
　

【不安点】　
�@テン3Fを34秒前後で入った時しか好走例がない。
　・過去10回のスプリンターズSのテン3F平均⇒33.1 (不良2回含む)
　・中山芝1200mはスタートから下り坂のためテンが必ず速くなる
�A同型のフォーエバーマークが逃げ宣言
　・逃げれなかった時のハクサンムーン⇒(1.0.0.3)
　・フォーエバーマーク好走時のテン3F平均⇒33.05 (良馬場のみ･洋芝除く)
�Bサマースプリントを取りにいき状態が下降している可能性
　

　
■過去10回のスプリンターズSの逃げ馬成績⇒(4.0.0.6)
・2009年…ローレルゲレイロ(6人)　 テン3F 32.9
・2007年…アストンマーチャン(3人) テン3F 33.1　※不良
・2006年…テイクオーバーT(1人)　　テン3F 32.8
・2004年…カルストンライトオ(5人) テン3F 33.6　※不良
　
これまでの戦績だとテン3F34秒前後が好走条件の
ハクサンムーンが馬券になるには相当成長してないと
厳しいと言わざるを得ない。
　

　
■スプリンターズS過去10回のテン3F平均
　　　⇒３３.１１ ※不良の07年､04年含む
　
■ハクサンムーン 芝1200m…(5.1.1.4)
　・芝1200mで馬券圏内だった時のテン3F平均⇒３３.９７
　・芝1200mで馬券圏外だった時のテン3F平均⇒３３.２
■フォーエバーマーク 芝1200m…(4.1.2.2)
　・芝1200mで馬券圏内だった時のテン3F平均⇒３３.０５ (良馬場のみ･洋芝除く)
　
　

　
ハクサンはだいたいスタートから200m地点では二の脚を使い
ハナに立っているので、好走した近走の最初の1ハロン目の
タイムを見てみる。
■ハクサンムーン
・セントウルS…12.2
・CBC賞　　　…12.2
・高松宮記念 …11.9
次にフォーエバーマークの1ハロン目のタイムを見てみる。
■フォーエバーマーク
・キーンラン …12.1 ※洋芝
・函館SS　　 …12.0 ※洋芝
・福島民友C　…11.7
比べてみるとハクサンムーンが特別速い訳ではないのがわかる。
むしろフォーエバーマークの方が速い。
酒井自身がインタビューでも言ってるが、もっさり出たのに
そのあとガーッと行ってるハクサンを見た他のジョッキーが
「これは速くなる」と錯覚してテンのペースが落ち着くんだと。
つまり一歩目が遅いのを速い二の脚で挽回してるのは確かだけど
1ハロン通過が速い訳ではないということ。

　
■2013オーシャンS　
１着 1:08.5 サクラゴスペル(2人)　 テン3F 33.3 道中3-3
４着 1:09.0 ポワゾンブラック(15人)テン3F 33.2 道中2-2
９着 1:09.4 ハクサンムーン(3人)　 テン3F 33.1 道中1-1
　
今年のオーシャンSは例年よりハイペースだったのは
確かだけど、テン3Fが33.2のポワゾンブラックとか
いう馬が4着だったのをみるとやはりハクサンムーンは
負けすぎと言わざるをえない。
スプリンターズSと同じ中山コースでの結果だけに心配が残る。

　
ハクサンは1200m(5.1.1.4)だが凡走した4走のうち
3走はテンが速くなったレース。
しかし1走だけ前半を34.1というハクサン向きの緩い
ペースで入ったのに9着(1人)と惨敗したレースがある。
それが1200mで唯一ハクサンが逃げれず3番手になったレース。
ハナを奪わえないと脆いタイプの可能性がある。
なお、逃げれなかった場合⇒(1.0.0.3)※全成績対象

　
【ハクサンが逃げた場合】
テンが速いフォーエバーマークからハナを奪うには
いつもより相当飛ばさないとならない。
結果オーバーペースで失速。
　
【ハクサンが番手に控えた場合】
番手競馬ではハクサン向きの緩いペースでテンを
入っても惨敗しているのからも、力を出せず終わる
可能性が高い。
　
　
《結論》
ハクサンムーンはいらない。