「今回の有馬は逆安田記念」5
オルフェーヴの話
(3)泥んこダービー
前述の通り臨戦過程から、参戦メンバーレベルに疑問府、に加え
今年は特に「予選」時期に震災があり紛れが生じ
更にこのぐちゃぐちゃ馬場では
完全ノーカンでいい。
(4)菊花賞の時計
ちなみにこの日の京都は超高速馬場で、メインの時には完全乾き切り、三千b換算なら、-2.0秒はあった。
そもそも菊花賞の時計ほど、他のレースに参考にならない数値も珍しい
レコードに0.1差という時計を記録したが、そのレコード保持者はソングオブウインド・・・
「ラップが優秀」と言うのなら、それで認められるのはオルフェーヴが相対的にスタミナ面が強い、という事実のみ
(5)斤量有利?
3歳が有馬出て得なのは斤量面。比較的軽量馬のオルフェーヴが「斤量敏感型」の可能性はあった。
しかし。前述の通り、どんなレースでも常に0.3〜0.4秒差後ろに必ずウインバリアシオンがいる。
(これはこれで、必ず2着ウインバリとの間に他馬が割り込まないことでも、現3歳の中長距離路線のレベルの低さの現れ)
ともに57`の菊花賞よりは、ともに56`の神戸新聞杯に於いて、斤量鈍感のウインバリとの着差が開いていれば
斤量の恩恵を受け易いとも予測できるが。常に安定してこの着差なら
逆に今回有馬でも斤量面での恩典は享受しにくい、と考えられる。