【Celeste y Blanco】ペルーサ応援スレ５

中日スポーツＧ�T手記「アン勝つ」　２０１０年１１月３０日（火）紙面より

ジャパンＣダートで騎乗する予定だったマコトスパルビエロに疲れが出たそう
です。
陣営の話では、出走できないほどの重症ではないようですが、大事を取って回
避の方向とのこと。今回は、ジャパンＣの回顧をします。

本当に残念だし、悔しいし、無念です。
ペルーサで大きな期待を寄せて挑んだのですが、課題のゲートで悪い癖が出て
しまいました。今回は入るのはスムーズで、ゲート内でも比較的、落ち着いていた
のです。

ところが、「先入れの奇数枠も何とか乗り切れた」、と思った矢先にハプニング。
アイルランドの３歳牡馬ジョシュアツリーがゲートに入らず、随分待たされま
した。大人しい馬ならそれほど影響は無いんでしょうが、ゲート内でひと癖あ
るペルーサには一大事でした。

２分を経過したあたりで我慢できなくなって、全身に力が入っていくのがハッ
キリと伝わりました。ああなると、スタートを決めるのは困難です。
案の定、ジャンプするような格好で出て、２馬身ほど立ち遅れてしまいました。

中日スポーツＧ�T手記「アン勝つ」　続き

飛び出す時の体勢がよくないために、なかなかダッシュが付きません。
結果、最後方に取り残される格好になり、直線勝負に持ち込むしか手がありま
せんでした。最後は馬群を縫いながら、ローズキングダムとコンマ１秒差まで
追撃しているのだから、余計に悔いが残ります。

実際に最後の３ハロンはブエナビスタと同じ３３秒５、というメンバー最速で
上がっているのだから、もったいなかったです。
普通にゲートを出て、道中を楽に追走出来るようになれば、この先、恐ろしく
強い馬に大成出来るでしょう。一緒に夢を見たいものです。

ジャパンＣダートに騎乗馬が無いようなら、今回はステイヤーズＳでコンビを
組むジャミールについて書きます。
明日はどんな馬かを、明後日は追い切りの感触について取り上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ＪＲＡ騎手・安藤勝己）