天皇賞全出走馬を最強馬の如く解説する

このエントリーをはてなブックマークに追加
304名無しさん@実況で競馬板アウト

6着 トウカイトリック

昨年の天皇賞から長期休養を挟み、昨年11月のアルゼンチン共和国杯からの始動。
その後はこのレースに向け王道のローテーションを歩んできた。着順も、9着、8着、5着と、
王者の称号を得るには充分な結果を残してきた。
迎えた本番の天皇賞。
名手和田に導かれ、道中は後方待機。最後の直線では先行した馬達が沈んでいく中、鬼の末脚で次々と他馬を置き去りにしていき、
その姿は3歳時にこけもも賞、京橋特別を連勝したあの姿を彷彿とさせるものだった。
走破タイムは昨年の同レースで自身が記録したタイムを1.3秒上回る3.15.1。
そう、昨年の勝ち馬のタイムと同じだったのである。
結果は6着と苦杯を舐めたが、この馬が最強である事を確認でき、未だ他の追随を許さない見事なパフォーマンスを充分と堪能することができた。

数々の名馬達が大レースで力を発揮できずに敗れるという事は、競馬の歴史の中で常に繰り返されている。
競走馬は結果が全てだ。どれだけの名声を得ようと、一つの凡走でそれは罵声に変わる。
そして何より、己に勝つことで初めて最強馬の称号を得られるのだ。
上で示した今回のトウカイトリックの走りは、名馬から最強馬という次の段階へ登りつめた事を証明するには充分すぎる内容だった。
305名無しさん@実況で競馬板アウト:2009/05/05(火) 23:05:38 ID:wmE9mZ1p0
6着 トウカイトリック

出遅れさえなければ…誰もがそう思える結果だった。逃げ馬達を見据え、ただ淡々と後方で競馬を進めた。
一番人気アサクサキングス、古馬の主役スクリーンヒーローが早めに動いても我慢した。
その結果の6着である。元々、父と同じように切れ味で勝負するタイプではない。
しかしスタミナはご覧の通り、結果として菊花賞馬二頭を含む5頭の馬を負かしたのだから大したものである。
冒頭でも述べたように、出遅れなく最初にある程度前に付けていられたら…競馬にたらればはないがもしそうなっていたら、
人気の割には好走した、などと笑っている人達の顔が青ざめていた、もしくは歓喜に打ち震えていたに違いない。

ちなみにこれは余談であるが、男性諸君には訪ねてみたい所である。
いざ勝負、と勢い込んだ所に、前方から若い女の子の尻がこちらに迫ってきたら集中できますか?と。