柏木集保 保護観察日記・45

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469名無しさん@実況で競馬板アウト

 フィフスペトルは弥生賞を回避して、リーチザクラウンでの皐月賞挑戦(ほとんど確定している)武豊騎手とのコンビでのステップレース。
賞金面ではすでにクラシック挑戦はOK。いろいろ難しい乗り替わりで、まあふつうに考えれば
本番で騎乗する(できる)騎手の方がこの後を展望しやすいと思えるが、そういうことは別にして、
勢力図の中でどのあたりに位置する候補なのか見極める意味では、大いに参考になった気がする。
小差の3着。しかし、とくに光った見せ場はなく、順当に上位に押し上げての3着で、脚を余した印象も、
惜しいと思える鋭さは乏しかったように思える。同じ負けでも朝日杯FSの方が中身は鋭い。
本番では2000mの距離が大きなカギになりそうである。

 4着サンカルロは、右回り克服をテーマに再び舌を縛っての出走。向正面では勝ったアンライバルドとほぼ同じような位置で、
同じように行きたがる素振りを見せていた。このスローだから4コーナーで馬群が固まり、狙いかけたインもスペースがなく、
この馬がまだ一番脚が残っていた印象が強い。コースを変更しながら鋭く伸びている。
この日、吉田豊騎手はちょっと冴えていない日だったかもしれない。賞金1350万はおそらく皐月賞のボーダーライン上だろう。
距離2000mは大丈夫と思える。

 7着リクエストソングはいくらも負けているわけではないが、前回はリーチザクラウンと0.6秒差。今回はアンライバルドと0.5秒差。
ここ2戦の内容でだいぶ評価は下がることになる。いわれるより完成度の高く早いタイプと思われるので、
さらに上積みが望めるかとなると疑問もあるが、今回のメンバーの中では、着差以上にアンライバルド(父ネオユニヴァース)の能力が
他馬を圧倒していた。目安とするとツーランク(レーティングにすると3ポイントくらい)上位と思われる。

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