【札幌の神】うまこ☆とみんなのスレ2 (*´д`*)

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491名無しさん@実況で競馬板アウト
・ 翼竜は飛べなかった?東大研究者が新説

科学誌『ニュー・サイエンティスト』によると、怪獣映画やフィギュアでおなじみの翼を持つ恐竜
・翼竜(プテロサウルス)が、実は飛べなかったとする仮説が登場し、古生物学者たちをあわて
させている。この説を発表したのは、東京大学の佐藤克文氏。同氏はインド洋南部のクローゼ
諸島で、大型の海鳥の飛翔能力を試すというまれな研究を行った。飛ぶ鳥の中では世界最大
といわれるワタリアホウドリを含む5種28羽の大型鳥の翼に、単3電池程度の大きさの加速度計
を取り付け、飛ぶ速度を計測した。ワタリアホウドリは広げると3.5メートルにもなる翼の形を巧み
に変え、風の波に乗って飛ぶ。風がない場合や風の速度が一定している場合は、羽ばたきを
しないと重力と空気抵抗に負けて落ちてしまう。

1か月に及んだ研究で、佐藤氏の付けた加速度計によって、海鳥の羽ばたきには2種類の早さ
があるということが明らかになった。離陸するときには素早く羽ばたき、風がないときに空中を
飛んでいる場合は遅かった。羽ばたきの早さは筋力によって制限され、翼の長く体重が重い鳥
ほど早く羽ばたくことができないという結果が出た。

佐藤氏は、体重40キロ以上の鳥は、風速ゼロの環境下では離陸するのに十分なだけの羽ばたき
ができないと試算した。ワタリアホウドリは平均22キロで、この心配はない。しかし、この試算を
当てはめれば、翼竜は飛べなかったことになる。化石が発見されている翼竜としては最大のケツァ
ルコアトルスは、翼開長11-12メートル、体重は100キロ台に達したと考えられている。

9月に米スタンフォード大学で行われた「国際バイオロギングシンポジウム」で佐藤氏がこの仮説
を明らかにすると、飛ぶことのできた恐竜がただ風に乗るだけどころか、活発に飛ぶ勇姿を夢
見ていた「翼竜ファン」の学者たちから非難の一斉放火を浴びた。ニュー・サイエンティスト誌に
よると、異を唱えた者たちは解剖学・生理学的見知、環境の差異などを考慮しなければ、2つの
「飛ぶ者たち」を比較することはできないと反論したという。

>>> http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2524733/3394407