中京競馬場が施設整備工事へ

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333名無しさん@実況で競馬板アウト
2012年1月。
人々は山○雅人の存在や倒壊ドリームなどという言葉をすっかりと忘れ去っていた。
そして詰め掛けたファンは心躍らせ、リニューアルした競馬場の開門を今か今かと待っていた。
開門、そして同時に駆け出す。
ある者はウィナーズサークルへ、ある者はゴール板前へ、そしてある者はパドックへ。
慣れ親しんだような、しかしどこか見知らぬスタンドをあっちだこっちだと走り回る。
薄曇りに小雪ちらつくも、晴れやかなこの日、みんな舞い上がっていたのかもしれない。
何かが違うこの競馬場の本当の変化に気付くものはまだいなかった。
334名無しさん@実況で競馬板アウト:2008/08/01(金) 21:35:29 ID:+8q8O/4k0
ターフビジョンには今日のメーンの調教VTRが流れ出す。
聞き慣れた大坪さんの解説を聞き流すようにペンを握り、新聞を睨み・・・
いや、大坪・・・ではない!!奴だ。奴が来たんだ!!!
ついに人々は異変に気付き始め、スタンドは騒然としつつあった。 
「この併せ馬の相手の馬はね、お父さんがダー・・・」

中京の競馬ファンの脳裏に忘れていた悪夢が蘇ってきた。
そこには改修に託けてJRAから消されたのだと妄信していた
あの番組、あの司会の声が流れていた。
今までも別に耳を傾けることは無かったが、それでも
競馬場のある種BGMとして慣れ親しんだ大坪さんの声はそこにはなかった。
確かに、大坪はもういない・・・しかしだからって、そんなことが・・・
そんなことがあっていいわけが無い!!

さらに悪夢が襲う。
ターフトピックス。
ターフビジョンに映る女性レポーターの傍らには、奴の姿があった。
「○○ちゃん、ここの厩舎の先輩にはね、ダー・・・」

それだけでは終わらない。
本場場入場。
「1枠1番、○○○○。この馬のお母さんは、ダー・・・」
スタンドに戦慄が走る。ジョッキーと馬体重は無視。
さらに不幸なことに、1レースはフルゲートであった。
335名無しさん@実況で競馬板アウト:2008/08/01(金) 21:35:50 ID:+8q8O/4k0
次に起こることをおそらく現場にいた者は薄々気がついていた。
それでも、心の中では淡い期待もあった。
しかし、その期待はファンファーレの直後に失望へと変わった。
実況、山○雅人。


その日の昼休み、ゲストとして呼ばれた山○雅人のトークショウが荒れたことは言うまでも無い。
トークショウは怒りに打ち震えるファンにより前代未聞の事件へと発展し、そして命日となった。

こ、これが水島裕なら・・・