第40回 函館2歳ステークス(jpnV)

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875名無しさん@実況で競馬板アウト
8月10日、函館競馬場で行われた今年初の2歳重賞競走、
G3函館2歳Sでキングカメハメハ産駒のフィフスペトル
(牡2歳、美浦・加藤征弘厩舎)が優勝。今年初年度産駒が
デビューした2歳新種牡馬キングカメハメハ
(牡7歳、父キングマンボ)が早くも重賞ウイナーを送り出した。
新種牡馬産駒が最初の2歳重賞を制したのは、
1994年のG3札幌3歳S(プライムステージ)の
サンデーサイレンス、2004年のG3函館2歳S(アンブロワーズ)の
フレンチデピュティ以来のこと。大種牡馬らの
産駒デビュー時と重なる快挙に、種牡馬としての評価が急上昇している。
キングカメハメハは04年のG1NHKマイルC、G1ダービーを制した
“変則2冠馬”。同年秋に国内調教馬としては史上最高額
(当時)となる総額21億円のシンジケートが組まれ、
安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りした。
初年度産駒は186頭が血統登録。JRAでは17頭がデビューし、
フィフスペトルを含めすでに5頭が勝ち上がっている。
JRA2歳種牡馬ランキングでは、サクラバクシンオーや
アグネスタキオンといったビッグネームを抑え、
堂々の首位(8月10日現在)。期待に違わぬ活躍を見せている。
最高の種牡馬デビューに同SSでは「父系母系とも仕上がり早の
血統なので、早い時期から出てくるとは思っていましたが、
こんなにあっさり重賞を勝つとは」と笑顔。ただ、
2歳戦は始まったばかりで先が長いことから「ライバルは
強力ですが成長力もあるので、来年のクラシック戦線も
賑わしてほしいですね」と更なる飛躍を願っていた。