柏木集保 保護観察日記・41

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56名無しさん@実況で競馬板アウト
ゴールドヘイロー

6月21日の函館、福島、阪神から2歳の新馬戦(2006年生まれ)がスタートする。
まだまだ2歳戦に注目するのは早いように見えるが、今年のオークス馬トールポピーのデビューは7月8日。
2着エフティマイアの新馬戦は6月24日(第1週)だった。
ダービーのディープスカイ、スマイルジャックも9〜10月にはもうデビューしていた。
早く出走させる手法も、待つ作戦もあるが、サンデーサイレンスの直仔がいなくなった現在、あまりキャリアの浅い馬は本番の3歳春になって信頼できないとされる。
今年もいきなり候補が早めに出走する馬の中に含まれているのかもしれない。

公営の2歳戦は4月29日のホッカイドウ競馬で始まっている。6月9日までにすでに「33頭」の2歳馬が勝ちあがっている。
新種牡馬のサクラプレジデント、キングカメハメハ、プリサイスエンドの産駒が早くも勝ちあがっていることは伝えられているが、
地元のホッカイドウ競馬で猛ダッシュを見せているのはゴールドヘイロー(父サンデーサイレンス、母ニアーザゴールド。
その父シーキングザゴールド。今年の2歳馬が2世代目)の産駒。
まだ33レース行われただけだから、大半の種牡馬はその産駒を3〜4頭デビューさせただけにとどまり、勝った産駒は1頭だけ。
ところが、ゴールドヘイロー(血統登録された2006年生まれは48頭)の産駒は、もう10頭がデビューし、なんと6月9日現在、すでに「6頭」が勝っているのである。
57名無しさん@実況で競馬板アウト:2008/06/10(火) 17:24:28 ID:bzA2FewL0
目下2位のフォーティナイナーが、6月6日の大井の新馬をミスホーチミンが勝って現在1勝。3位のホワイトマズルも1勝。
ゴールドヘイローの産駒だけが、飛びぬけた数字を示している。
5月6日のモエレビクトリー(札幌)を出発に、5月15日のヤマイチチャチャ(札幌)。6月4日の旭川では、ゴールドショーロ、チョットゴメンナ。2頭も続けて勝ったりしている。
モエレ○○の馬が多いように、これはオーナーブリーダーでもある中村畜産の馬が多く、早期出走の作戦が見事に成功していることが大きいのだが、それにしてもこの猛ダッシュはすごい。

種牡馬ゴールドヘイローの産駒は、昨年の2歳戦では公営が15頭出走し、うち13頭が勝って計20勝を記録している。
中央ではアポロラムセスが目立ったくらいで、のちに中央入りした馬の成績もあと一歩だが、これだけ早く勝っていると、最初のうちの2歳戦では圧倒的に有利な立場に立てる。
ゴールドヘイロー(11勝)の産駒はダート巧者であることが多く、また短距離向きなのもたしかだが、中央でも早い時期の新馬戦に出てきたらぜひマークしておきたい。

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