2008年もリーディングは藤沢和雄だよね! その21

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692小田切総統 ◆.XK0ch1.Gw
(大スポ)
函館2歳Sは新種牡馬キングカメハメハ産駒のフィフスペトルが制した。
過去5年で牝馬が4勝を挙げていたレース、当方のイメージを裏切る牡馬のVに当初はため息しか出なかったが・・・。
「時代は常に動いているんだし同じ視点ではダメ。3週目の新馬戦がそれを物語っているだろ?」
外れ馬券を握りしめる当方の頭に、高市圭二調教師(52)が語った言葉がふとよぎった。
その新馬戦とは1着ピサノシンボル、2着カシマヴィーナス・・・シンボリクリスエス産駒のワンツーとなった芝千八(3日)だ。
師は当時のエピソードをこう明かしている。
「レース前にピサノシンボルの藤沢さんが言ったんだ。“もしこの馬が走らなかったら、俺は2歳戦でシンボリクリスエス産駒に期待するのはやめる”って。
まあ、仕上がりにそれだけ自信があったんだろうね。ウチのカシマも負けて強しさ。
デビュー元年は2歳戦で結果を出せなかったクリスエス産駒の新馬戦ワンツーは画期的。
育成方法も変えているのだろうが、新種牡馬が2年目でブレークするパターンも覚えておいて損はない」