アンカツの活躍を見守るスレ part112

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767名無しさん@実況で競馬板アウト
G1手記<アン勝つ> スムーズに流れに乗りたいレインボー

2008年5月29日 紙面から

 28日は、栗東トレーニングセンターで調教に騎乗しました。最初にまたがったのが日本ダービーに挑戦するレインボーペガサス。
午前6時の開門と同時に坂路に向かい、日曜日(6月1日)の中京メーン、名古屋城Sに出走するシルクウィザードと併走追いです。
相手を2馬身ほど先行させてスタート。最初の1ハロンで追いつくと、2ハロン目からは12秒4−12・5に加速して
最後の1ハロンの追い比べに移りました。13秒5といくらか時計を要しましたが、ほとんど同時にゴールイン。
53秒1のタイムは地味ですが、2週前が55秒8、先週が54秒4だったことを思うと上出来でしょう。
以前から坂路で時計が出るタイプではなく、数字面よりも気配と動きをチェックしました。
結論からいえば合格点をやれます。デビュー当時は、レース当日に手がつけられないほど激しくイレ込み、汗びっしょりになった馬。
今は、けいこの前もハードに追ったあとも落ち着いて堂々としています。
これはきゅう舎関係者の努力のたまものでしょう。日ごろの攻め馬に乗っている寺井助手は、騎手時代にハードルの第一人者として活躍した大ベテラン。
技術とともに、慎重にまた懸命に馬の体調を整えてくれたスタッフに感謝したいと思います。
今年のメンバーには、傑出した馬は見当たらず、オークスと同じように混戦模様。極端にいうと、どれが勝っても不思議ではないとさえ思っています。
レインボーペガサスもV候補。チャンスは五分です。
極端にスローで流れ、上がりが一気に速くなる展開よりも、平均ペースを得意とします。
道中の位置取りは考えず、いかにスムーズに流れに乗るかを考えて騎乗します。ちょうど10戦目が頂点を極める最高のレースになるように、頑張ります。応援してください。


(JRA・安藤勝己騎手)