(報知)
ドバイ・デューティフリーで海外初挑戦Vを目指すウオッカは武豊騎手とコンビを組むことが28日、本紙の取材で明らかになった。
これまでウオッカはデビュー戦を除く11戦を四位とのコンビで戦ってきたが、
世界トップのマイラー・中距離馬が集結するビッグレースで勝利を飾った実績と多くの海外での騎乗経験に、武豊に白羽の矢が立ったもの。
この日、角居調教師は本紙の取材に「明日(29日)発表します」とだけ伝えたが、新コンビ結成はすでに谷水オーナーに伝え、了承を得ている。
休み明けの京都記念は6着に終わったものの、叩き2走目となるドバイで本領を発揮するため、すでに25日に輸出検疫が行われている京都競馬場に移動している。
この日は出国予定日の3月17日まで調教を行うことになる競馬場の各施設のスクーリングを行うなど、調整は順調。
父タニノギムレットの背中も知るJRAの第一人者と新たにコンビを組むウオッカが今度は世界を震撼させるか。
先週はドバイワールドCを狙うヴァーミリアンで今年最初のG1制覇を飾った武豊。
米遠征を目指すカジノドライヴで新馬戦を圧勝するなど大活躍。
「ドバイもチャンスはあると思うし、本当に楽しみ」と胸を躍らせる。
今週もそれらに負けない期待馬でアーリントンCへ挑む。
桜花賞候補ポルトフィーノに「牡馬相手だけど能力は高い」と3連勝を意識する。
阪急杯のスズカフェニックスも「59キロは仕方ないこと。阪神の千四はピッタリ」なら連勝十分。
すみれSのキングスエンブレムは「距離は問題ないが、ワンパンチ欲しい」とひと押しが課題か。