シンボリルドルフ越えサラブレッドはいつ誕生?8

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85健常者達の正論
須田鷹雄
 結果に関わらずディープインパクトは既に賞賛されてしかるべきものを残している。
シンボリルドルフの頃、誰が「日本調教馬が3強の一角として凱旋門賞に出る」 なんて
ことを想像しただろうか。極端なことを言えば、良い着順はまぐれで手に入ることも
あるが、良い人気順はそれまでの積み重ねでしか得られない。場合によっては後者の方が
よほど困難なことで、そしてディープインパクトはそれを獲得した。勝ったときに勝った
ことを評価するのは誰でもできるが、負けたときにもディープインパクトが勝ち取って
きたものを評価したい。力いっぱい応援し、勝ったときには力いっぱい喜ぶことを約束
しよう。そして仮に残念な結果になったとしても、「それでもディープインパクトは
凄い馬だ」と、世界中に言い続けよう。