来年から「マル父」レースが消滅する。07年の番組編成を検討中のJRAは、17日までに父内国産馬限定戦廃止を決めた。
近年はサンデーサイレンスの子孫をはじめ日本産種牡馬のレベルが向上。
中央と地方を合わせた種牡馬ランキングベスト20に、フジキセキ、サクラバクシンオー、
ダンスインザダーク、スペシャルウィークなど10頭がランクインしている。
内国産種牡馬の保護を目的として設けられた限定戦(今年は40レース)は、一定の役割を終えた。
唯一残されていたマル父重賞の中日新聞杯(G3)も、条件が見直される。
また秋の3回福島2週目まで行われている3歳未勝利戦が、秋競馬が開幕する4回中山、4回阪神をもって終了となる。
いわゆるスーパー未勝利(前走3着以内馬と5戦以内馬が出走可能)は廃止。
500万以上の番組を増やして上の層を厚くし、売り上げ増を図る。
なお東西金杯は例年の1月5日ではなく6日に行われ、8日まで土日祝の3日間開催で開幕する。
これらは11月に開かれる運営審議会を経て正式に決定する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061018-00000005-nks-spo