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名無しさん@実況で競馬板アウト:
5月29日(月) 清水成駿【先週のレース回顧】
息もつけぬノンストップアクションの2時間30分超大作映画以上に、濃密な2分30秒を味わったダービー。◎が3着でも良しとする時代とはいえ、予想屋にとって最低2着に◎を打つのが至上命令。心地よくはない疲労感だけが残ってしまった。
メイショウサムソン二冠達成という今回の結果を演出したのは、一にも二にもアドマイヤメインの逃げ。奇しくも石橋守とは、騎手学校一期生同期の柴田善臣だ。前半1000メートル62秒5の超スローは逃げ馬が一つでも上を着順を目指すと
するなら満点の騎乗であり、ベテランとしてのソツのなさを示した形だが、勝つことを最大目標とするなら零点の騎乗ではなかったか。平均以上の速さで逃げて後続にも脚を使わせる、己を削って敵を断つ戦法には当然リスクが伴うが、勝つ
ためにはそのくらいの大胆さが必要。そこに武豊との違いを感じた。