>>205-206 の続き
栗東トレセン見学記( 2004年12月22日 第49回有馬記念公開調教 )〜PART3
さて、栗東トレセンの左廻り用調教スタンドは、横に約50m 縦は四段程のガラス張りになっています。
何かの折に 右廻り用調教スタンドは目にした方はおられるかもしれませんが、
基本的な構造は変わりません( 大井競馬場のゴンドラシート 園田競馬場や佐賀競馬場の特別観覧席のような感じ )。
小生は 一番下のガラスを前にした処に位置取りました。
通路を開けた反対側には、マイクを手にし、前のデスクには資料を広げた男性が一人おられました。
あれ? ラジオたんぱで関西の場内実況をしている広瀬アナ ではないか!
早速 声をかけてみました。
「 広瀬さん、たんぱのHPにはお名前載っていませんが...? 」
「 僕 もうたんぱの社員じゃないんだよ 」とのこと。
はは〜ン フリーになり、
JRAから頼まれ仕事でやっているんだな、と判断( これは行きのタクシー内で中川記者から聞いた「広瀬サンが調教解説をしている」を基に )。
関東の山本直也氏もフリーになり、実況もしつつ、グリーンCHの仕事もしているのと同様か...
早速 広瀬氏の調教解説が始まる。
「 先程 お知らせがあった様にデルタブルースは皆さんが御越しになる前に追い切りました 」
「 有馬記念出走予定でコース追いの馬はシルクフェイマス タップダンスシチーがいます。何れも 8時台とのことです 」
大型の高級?双眼鏡でコースを見る、
分からん! 判らん! 解らん! 何がわからん と言って、
いくら追い切り日だとはいっても、どの馬が本追いで 強めの運動なのか?
調教助手は厩舎別の調教服を身に纏い、調教ゼッケンを装着しても、こいつが何という馬か?( 資料をめくっている間に3F40秒位すぐに経つ )
結局 ある馬に注目してどの程度の追い切りをやっているかを見て、その後にこの馬が何という馬かを確認するという手法を採ることにした。