11/20 第22回 マイルチャンピオンシップ(GT)
(大スポ)
06年度JRA重賞日程の変更点が本紙の取材で明らかになった。
まず興行的に画期的なプランが、G2目黒記念(芝2500)を日本ダービーと同日開催すること。
それもダービー後の最終レースに行うビッグプランだ。
来春のダービーは3回東京2週目(5月28日)に施行されるが、間に1レースを挟む形で午後5時に発走。
゛準・はくぼ競走゛として行う予定だ。クラシックレースの余韻に浸りながら伝統の古馬重賞を味わう。
この斬新な新企画、売り上げが低迷しているJRAへのカンフル剤となる可能性は十分ある。
一方、通年改革の目玉は、春秋のスプリントG1に向けたステップ重賞戦線の整備、充実。
年末の阪神3週目(12月17日)にG2阪神カップ(芝1400)が組まれ、春の中山オープン・オーシャンS(芝1200=3月4日)、
夏の札幌1000万下・キーンランドC(芝1200=8月27日)がそれぞれ重賞(G3)になる。
ほかではG3セントウルS(芝1200=9月10日)がG2に格上げ(06年9月は阪神が馬場改修工事のため代替の中京競馬場で開催)。
逆にG2・CBC賞(芝1200)がG3に格下げされ、12月から6月(11日)の中京に移されるなどの整備が行われる予定だ。
新設G1は古馬牝馬芝のマイル戦(ヴィクトリアマイル=仮称)。2回東京最終週(5月14日)、オークスの前週に組まれる。
一流牝馬の通年の出走機会を確保する狙いがあり、またNHKマイルC、安田記念と合わせ春のマイルG1戦線を盛り上げる相乗効果も期待できる。