【めざせ】クラス制予想大会-中央版-8【殿堂入り】

アイスマンは言った、「そんな予想しかできないのかよ？」と。

できないコトは「できない」と言うコトにしてる俺。だから、あの時もそう伝えた。
「そんな穴狙い、できないよ。」
内心むかむかしていたが、その時は教えを請う立場。半疑問で、何故か語尾が高くなるアイスマンの説明を聞いていたんだ。 　
説明してる時の、お前のうすら笑いを殴ってやりたいと思ったがこの試練は俺の下手くそさがひきおこしたコト。
自業自得だと思う事にしてその場は乗り切った。
　
あんな不快な思いは二度とごめんだ、だから俺は競馬を勉強したんだ
正直、できない事ができるようになるのはとても面白い。
　
なるほど、できる奴にすれば確かに「そんなコト」だった。
　
少しレベルアップ俺は、アイスマンの下手予想を指摘してあの時言われた事を言ってみたんだ…
「そんな予想しかできないのかよ？」

趣味を共有したことで、分かり会えるだろうと思っていた。
だがどうだ、なんでお前はそんなに攻撃的になるんだ
自分の間違いは認めないのか、もう少し声のトーンを落としてくれないと、何を言っているのかが分からない

自分より上手い人間相手ではとたんに、コミュニケーションがとれなくなるのは何故なのか…、とても興味見深い体験だった