先週の安田記念、G1初勝利を飾ったアサクサデンエン。
藤田騎手の流れに乗った見事なレース運びと、
最後のひと伸びは、実に見ごたえのある内容でしたね。
久しぶりのG1勝利ということで、応援に駆けつけていた奥様の、
本当に嬉しそうな表情が印象的でした。
藤田騎手といえば、後輩ジョッキーに慕われる兄貴分的存在。
つい先日も福永騎手が、レースにおいて藤田騎手から教えてもらったことを実践したら、
馬がいつも以上に動いたとのこと。
その指摘された効果に「やっぱり、藤田さんは凄いわ〜。馬が動くはずだわ〜」と感激し、
もっと教えてもらいたい、もっと質問していきたいと口にしてました。
通常、騎手というのは、お互いがライバルであり、技術は引退まで隠すのが一般的。
しかし、藤田騎手は、向上心あふれる若手騎手に惜しみなく技術を教えるのです。
またレース中において、目にあまる騎乗があれば、パトロールフィルムを使って事細かに指導。
決して怒るのではなく、理論立てて教えてくれるのです。
どの世界でもそうだと思うのですが、こういったことができる方というのは、自分に自信があり、器の大きい証拠。
本当に素晴らしいジョッキー。
今日の予想は、東京11レース「ブリリアントS」より、
その藤田騎手のNペルフェットとJハードクリスタルの2頭を軸に、
B・H・Oへの3連複流し、計3点勝負 (ホース・コラボレーター)
参考文献 スポニチ細江コラムより