(東スポ)
「今週はラストチャンスだから頑張らないと」
障害ジョッキー・林が意気込んでいる。
聞けば京都9Rの京都ジャンプS=テイエムコンバットに騎乗するのは今回で最後になるというのだ。
「先週(西谷)誠が復帰したでしょ?もともとコンバットは誠の馬だから、アイツに戻っちゃうんだ。
ひょっとしたら今週の競馬も乗り替わっちゃうかと思って小島(貞)先生に聞いたら、
今回は乗せてくれるって。ホッとしたよ(笑い)」
近2走、テイエムコンバットの手綱を取ってきた林だが、これは3月13日に落馬し左大腿骨を骨折した西谷誠の代打。
当初西谷の診断は全治6か月。林としてはしばらくパートナーを務められると踏んでいたが、
西谷が約2か月という驚異のスピード復帰を果たしたことで、夢(?)が音を立てて崩れてしまった。
「誠もこの馬のことをかなり買っているからね。ひょっとしたら今週も乗るつもりで復帰したのかも。
とりあえず今回までは俺が乗れるんだから頑張りますよ(笑い)」
先週すでに京都競馬場にコースを見せに行き、3段跳びも無難に克服。
「しまい伸びるラージヒルジャンプが強敵。道中どこまで引き離して競馬できるかがポイントやね」。
すでに勝利のイメージを抱いている代打屋・林。京都ジャンプSはこん身の騎乗となるテイエムコンバットに◎だ。