>>854 名古屋競馬は固定資産約450億円があるからまだマシだけど、
岩手競馬は金融機関から180億円以上の借金を背負って自転車操業では
マジで破綻するんとちゃうか!
(12/20)「優等生」の蹉跌 危機を迎えた岩手競馬
http://www.nikkei.co.jp/keiba/column/20041220200412201029.html 現状を簡単に整理すると、昨年度の売り上げは367億3700万円で赤字額が
39億2200万円。年度末時点での累積赤字は104億7500万円だった。今年度に
入っても前年比10%を超える売り上げの落ち込みが続いている。
県からの融資は今回限りではなく、向こう10年で380億円も引き出すとされる。
借金で前の借金を返す、文字通りの自転車操業だ。
規模が大きいだけに、借金の額も半端ではない。今年6月末現在で、公営企
業金融公庫に75億4500万円、岩手銀行に対して長期・短期合計で182億3100万円。
借金体質の背景には、オーロパークの建設費負担の重さを挙げざるを得ない。
当初236億円だった建設予算はとめどなく膨らみ、最終的に404億円となった。
同公庫の融資は任意で繰り上げ償還する場合、11億円の補償金が必要となるため、
金利負担の軽減も進まず、昨年度の利払いは6億円以上。
モラルハザードの危険にも敏感ではなかった。危機が深まってからも、
「トゥビッグ トゥフェイル」(大きすぎてつぶせない)と思っていたフシも
感じられる。
組合はオーロパークと場外施設を一括売却する道を探っている。買い手がつか
なければ、敷地が京都競馬場より広い競馬場が、巨大な廃虚と化する。
>>858 (12/20)「優等生」の蹉跌 危機を迎えた岩手競馬
http://www.nikkei.co.jp/keiba/column/20041220200412201029.html 年内に金融機関に返済すべき債務は24億円近く、これを含めて年度末の
来年3月までに約48億円が必要だった。融資が否決されたことで、組合と
構成団体の県、盛岡、水沢両市は、主な取引先の岩手銀行に、返済繰り延べや
追加融資を要請することになるが、岩手銀行側は今夏、「現在の融資残高が
貸出限度額」との姿勢を打ち出した。旧盛岡競馬場の跡地や、昨年まで
組合事務所があった「競馬会館」の売却も進まず、新年度の開催も微妙な情勢。
今後の流れ次第では、目立った廃止反対の動きがないままの廃止もあり得る。