> 250 :名無しさん@実況で競馬板アウト :04/11/24 05:26:49 ID:cjHEp3X6
> サンデーは早い時期から完成してる馬が多く
> 古馬になって成長するような馬は少ない
>>80で挙げた13頭を見ていただきたい。3歳で完成されていた馬が1頭でもいますか?
完成されているということは、伸びていないということです。
古馬で初重賞制覇を飾った7頭はもちろん、3歳で重賞を勝った馬が古馬でも
重賞を勝てるということは、大雑把に言って3歳から古馬にかけて他馬との
実力差が詰まっていないことを示しています。つまり、重賞で勝ち負けできる
ほんの一握りの馬たちの成長力と同等以上の成長を遂げていることを示しています。
だからこそ、力関係を維持できるのです。
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>>243を見ても3歳時から重賞勝ってる馬の比率は
> サンデー6/13、TB3/4、BT1/3、ダンス0/2、キセキ1/2
> これを見るとサンデーとトニービンは成長力無しとも取れる。
錯覚に惑わされてはいけません。
いくらサンデー産駒の数が多いと言えども、
ここで挙げられている他の種牡馬の倍はいないのです。
<2003年時4〜5歳世代の上記各種牡馬の中央馬名登録数>
サンデーサイレンス 151(98)、141(99) ・・・ 292
トニービン 106(98)、 81(99) ・・・ 187
ブライアンズタイム 79(98)、 87(99) ・・・ 166
ダンスインザダーク 109(98)、 99(99) ・・・ 208
フジキセキ 86(98)、 70(99) ・・・ 156
サンデー産駒が古馬になって初めて重賞を勝ったのは7頭ですから、
少なくともその半分、3〜4頭の古馬初重賞制覇馬を出していなければ
同格とは言えません。上記4頭は1頭、2頭、2頭、1頭ですから、
いずれもサンデーには及びません。古馬で初重賞制覇する確率がこの中で
サンデーより高いダンスやBTも、一見サンデーより成長力があるように
見えますが、全体の産駒数に対する古馬重賞制覇率はサンデーより低いのです。
もっと噛み砕いて言いますか。
サンデー産駒はこの年7/292=2.4%の確率で古馬で初重賞制覇する産駒を送り
出していますが、BTは2/166=1.2%、ダンスは2/208=1.0%に過ぎないんです。
実際の確率はBTもダンスもサンデーの半分以下しかないのです。
これでもサンデーは2歳3歳で完成する早熟種牡馬だと言いますか?
確かにBTもダンスも活躍馬の中における比率としては遅れて実力を
つけてきた馬が多くなりますが、それとてサンデーに比べれば数で負けてる
わけです。あくまでサンデーと比較しての話ですが、BTもダンスも、
早い話が古馬になっても活躍馬となるまで成長せずに終わる馬が多いと
いうことです。それって要するに(サンデーと比較して)成長力がないってことでしょ?