競馬場デートの失敗談・成功談・妄想などを語れ

高校のとき、クラスの女の子と競馬場でデートした。
まだ恋人同士じゃなくて、お互い気持ちをはっきり言い出せない微妙な関係の時だった。
僕が競馬が好きってことを言うと彼女は行きたいと言ってくれて、さっそくその週末に競馬場へと赴いた。
阪神競馬場に到着すると6レースの新馬戦の直前だった。僕は以前から買おうと決めていたミラーダという馬の単勝を買った。
彼女は当然右も左も分からない競馬初心者だったので
名前で買えば？という僕のアドバイス通り気に入った名前の馬の単勝を100円だけ購入していた。
レースは僕のミラーダが見事勝利をおさめ、彼女の馬は大敗した。
彼女は屈託の無い笑顔で「おめでとう」と言ってくれた。その時から僕達は恋人になった。

今では彼女も１児の母だ。当然、父親は僕じゃない。
でも彼女はその時買った単勝馬券を未だに大切に持っているらしい。嬉しい。




彼女が買った馬の名前は、タップダンスシチー。
彼はこの秋、凱旋門賞に挑戦する。