09/30(木)
本日30日、ウインデュエルが急きょ藤沢和厩舎に入厩しました。
突然のことでした。その入厩がわかったのは、午後4時。次の経緯からです。
ウインゼフィールが放牧に出ているミホ牧場へ立ち寄ると、ちょうど藤沢和調教師が来ていて
坂本クン、デュエル、いま厩舎に入れたからな」でした。
予定として知らされていない急な入厩でピーンときた坂本局長はズバリ「どこを悪くしたんですか?」
と突っ込みました。元々が脚元には爆弾を抱えているデュエルですから、どこか悪くしたとして
も動じたりしません。
「今朝、右前の方がモヤーッと来たんだよ。朝7時半くらいのこと。たまたま今日の検疫馬房に空
きがあったから、そこですぐ入厩手配。診療所での検査もしたかったからね」。
そうした背景での急きょの入厩だったわけです。そこで朝8時半の美浦TC検疫厩舎到着。
直後9時から午後3時までの規定の6時間の検疫を終了しての藤沢和厩舎入厩。
3時半から行われた美浦TC診療所獣医師の早速の検査では「大したことない。乗っても大丈夫」
だったそうです。藤沢和調教師によれば、「アイシングでモヤーッと腫れた部分は午後には引
いているから、大事には至ってはいないと思うけど、念のため明日午後、もう一度検査をする」
とのことです。
デュエルの屈腱炎は左前でした。厩舎関係者が「モヤーッときた」という表現の時は、まず屈腱炎
あるいはその兆候の疑いが十分あります。
ですが、火曜からキャンターを始めたことでの脚元の疲労、いわゆる冷却治療で治まってしまう腱
鞘炎の場合もまた十分にあります。
この腱鞘炎による今朝の一時的な腫れであったのなら幸いですが、デュエルが脚元に爆弾を抱えている馬であることを改めて認識させられた1日でした。