清　→　水　→　成　→　駿　　　

元1馬看板予想家。

さあ語ろう

勝てそうな選手が負け､負けそうな選手が勝つ｡
大本命敗退の8割以上が実力ではなく､自分に負けてしまった結果だろう｡
それを単に勝負ごと機微と片付けていいものか｡ いかに一国の期待を背負って勝つことがが難しいか｡
ｵﾘﾝﾋﾟｯｸの大舞台はいつも､それをいやと言うほど教えてくれる｡

その点､柔道の谷も､競泳の北島も､その胆力には驚嘆せざるをえない｡
谷は結婚してますます人間が練れてきたよう｡ 素晴らしい｡北島も21歳では仕方がない｡
あとは人間だけ｡ いずれにしても先々､金ﾒﾀﾞﾙが人間を磨いていくことは間違いない｡

競馬は柔道や競泳と違って､本命敗退がむしろ当り前のもの｡
もちろん､愛国心や好き嫌いのﾌｧﾝ心理にはまったくとらわれない｡
冷静に推理して､馬券という形で決断を下す｡　応援ではなく投資だ｡
投資した以上､勝ってもらわなければ困る｡　野球の日本･ｷｭｰﾊﾞ戦で､日本人が
ｷｭｰﾊﾞに大声援を送って一向にかまわないのだ｡　世界が一つと言うなら､
国旗を振って喉をからすｵﾘﾝﾋﾟｯｸより､むしろお金を賭けるｷﾞｬﾝﾌﾞﾙｽﾎﾟｰﾂの方が､
公平という意味でもずっと進んでいるかも知れない｡

さて､瀬波特別｡ 下敷となるｽﾃｯﾌﾟ･ﾚｰｽは2つ｡ 別定の麒麟山特別とﾊﾝﾃﾞ戦の塩沢特別｡
ここが別定である以上､麒麟山を重視するのは当然｡ まして､塩沢組にはﾊﾝﾃﾞから別定で
軽くなった馬ｾﾞﾛという状況｡ 時計的には1秒速い塩沢組だが､着順を含めていっさい無視してよさそう｡

鍵を握るのは､またまた展開だろう｡ 麒麟山を逃げ切ったのがｳｯﾄﾞｶｯﾀｰで､
最速の上がりで追い込んできたのがﾛﾝｸﾞｵﾍﾞﾘｽｸ｡ 超ｽﾛｰを考えれば､今度こそﾛﾝｸﾞの
追い込みと考えるのがﾌｧﾝ心理｡ 実際､専門紙もｳｯﾄﾞの◎3社に対して､ﾛﾝｸﾞ5社｡
前走の着順と人気は逆転した格好｡

逃げ馬にとって最大のﾗｲﾊﾞﾙは展開｡ 再びこういう状況なら再度ｳｯﾄﾞ◎が賢明｡
またまた｢意外な人気薄｣を背景にｽｲｽｲ一人旅の公算は大｡ 相手もこのﾒﾝﾊﾞｰなら
ﾛﾝｸﾞと思うが､印通り1番人気なるようなら､前回と違って早仕掛けが裏目に出ることだってある｡

ただし､前記2頭以下がきわめて軟弱｡　追込みが届けばｹﾞﾝﾊﾟﾁかﾌﾞﾙｰﾚｯﾄﾞくらい｡
あえて穴というなら､むしろ｢行った行った｣でﾊｳﾝﾄﾞｺｯﾌﾟ､ｴｲｷｭｰﾀﾞｯｼｭ｡

何のコラム？

清水成駿に復活してほしい人の数→
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清水成駿【しみず せいしゅん】
元１馬編集長。
大胆な推理と､高い的中率で｢穴の清水｣の異名をとり､
名物コラム｢スーパーショット｣では数多くのファンを魅了｡
｢財産のためにマジで競馬と戦う本｣｢清水成駿の穴馬券に乾杯！｣など著書多数｡
現在、携帯サイト｢競馬総合チャンネル｣で｢土曜・日曜メインレース展望｣で予想を担当｡

清水成駿【しみず せいしゅん】

元１馬編集長。
大胆な推理と､高い的中率で｢穴の清水｣の異名をとり､
名物コラム｢スーパーショット｣では数多くのファンを魅了｡
｢財産のためにマジで競馬と戦う本｣｢清水成駿の穴馬券に乾杯！｣など著書多数｡
現在、東スポでコラム｢馬単三國志｣の他､携帯サイト｢競馬総合チャンネル｣で
｢土曜・日曜メインレース展望｣で予想を担当｡

清
↓

水
↓

ア
↓

今日の札幌･新潟の2重賞は馬券を絞り込めそうな一戦｡
どんなﾚｰｽでも穴だ､穴だと騒いでいる諸兄､
たまには絞って､重ねて厚めに勝負!というのはどうか｡
確実に当たるかって?
自信はあっても時の運｡ 少なくても絞って重ねての大勝負は暑気払いにはなる｡
きっと背筋が寒くなる｡

札幌記念はﾌｧｲﾝﾓｰｼｮﾝ｡
牝馬だけに腐る可能性も残したが､前走の函館記念を見る限り､
安田記念の惨敗は凍って固くなっていただけ｡
折り合いもついたし､3ｺｰﾅｰから外目を捲くった脚にも復調は急｡
ここまで持ってこられれば､もう心配はない｡
ﾍﾞｽﾄの札幌2000mという条件で軸不動｡
本来､馬単といきたいところだが､念には念を入れるのが大銭勝負｡ 馬連2点｡

差し追い込み勢がﾋﾟﾘｯとしないぶん､狙いはG1級のｽﾋﾟｰﾄﾞと能力をもつ
ﾛｰｴﾝｸﾞﾘﾝ､ﾊﾞﾗﾝｽｵﾌﾞｹﾞｰﾑ｡
ﾏｲﾈﾙｱﾑﾝｾﾞﾝはｷｯﾁﾘできているが､本質的に休養明けは走らないﾀｲﾌﾟ｡
あえて切った｡

ｱｲﾋﾞｽSDはｼﾙｷｰﾗｸﾞｰﾝ｡
新馬2戦目に､この新潟の直線競馬で勝ちあがった馬､ｺｰｽ･距離とも不安はない｡
G1挑戦1回のｶﾙｽﾄﾝﾗｲﾄｵがﾄｯﾌﾟｸﾗｽというﾒﾝﾊﾞｰなら能力的にも上位｡
特に芝の初重賞､それもG1高松宮記念での走りは評価できる｡
着順こそ12着と冴えないが､着順はわずかｺﾝﾏ6秒｡
それも前々の積極策からだけに中身は濃い｡
1400mのNSTｵｰﾌﾟﾝを叩き台に動きは一変! 狙いすました一戦とみる｡

馬連は2点｡ 当ｺｰｽのﾚｺｰﾄﾞ･ﾎﾙﾀﾞｰ､ｶﾙｽﾄﾝﾗｲﾄｵに､
2戦目の直線競馬で大幅な上積みが見込めるﾀｶｵﾙﾋﾞｰ｡
直線競馬で新境地が見出せそうなﾎﾜｯﾄｱﾘｰｽﾞﾝは最内枠が減点｡

札幌記念は､まともならｴｱｴﾐﾈﾑで仕方のない一戦｡
58ｷﾛで函館記念を快勝した馬が､今度は別定戦で57ｷﾛと恵まれた｡
しかも調子に乗ると長続きするﾀｲﾌﾟでもある｡

ただ､少頭数の2000m戦というのは､時に紛れがある｡
まして､やや急仕上げのｻｸﾗﾌﾟﾚｼﾞﾃﾞﾝﾄを絡めて一本勝負という手もないだろう｡
G2とはいえﾛｰｶﾙ重賞､それほど堅い一戦ではない｡

ここは馬より人､第三の男を狙う｡
ﾉﾌﾞﾚｽｵﾌﾞﾘｯｼﾞの横山典｡ 蛯名と武豊､東西のﾄｯﾌﾟｼﾞｮｯｷｰが
人気二分の一戦くらい､横山典の闘うDNAを刺激するものはない｡
もちろん､馬自体ﾃﾞｷは絶好調｡ でなければ牝馬がさらに強い相手に
連闘勝負をかけるわけはあるまい｡ 紅一点に託す｡
ｴｱｴﾐﾈﾑに7割､ｻｸﾗﾌﾟﾚｼﾞﾃﾞﾝﾄに3割｡

ｱｲﾋﾞｽSDは､ﾊﾅから8ヶ月ぶりの小倉を叩いて､直線競馬に的を絞っていたｴｲｼﾝｺｼﾞｰﾝ｡
初戦の負けすぎは配当の肥やし､まったく気にする必要はない｡
何せ直線競馬は1､1､2､4着｡ 唯一の4着も内枠でｽﾀｰﾄに失敗した一昨年のこのﾚｰｽ｡
吉田稔で雪辱を期す｡ ｻｰｶﾞﾉｳﾞｪﾙ､ﾄｰｾﾝｵﾘｵﾝを本線に手広く｡

p

sage

馬単三国志

hosyu

age

青春は文章が独特で好き

この人は予想してると言うより、好き嫌いのことを言ってるだけの様な気がする。

柏木集保じゃなく、この人にレース回顧やらせてみてほしい
自分の予想にどう言い訳するのかなあ

清
↓

いつも思うんだが、なんで清水スレってすぐ落ちるのかね

オペは嫌いだったのか？

この程度か

hosyu

キモく人気ないから

新潟も小倉も土曜ﾒｲﾝは質･量ともにかなりさびしいﾒﾝﾊﾞｰ｡
馬券さえ的中できれば､それなりに｢いい競馬だった｣と一人ごつのが競馬ﾌｧﾝだが､
こういうﾚｰｽでやられると､たとえ善良なﾌｧﾝでも｢な〜んだ｣と
つい不平が出るのも常｡ 精神衛生上､きわめて良くない｡ 後遺症を考えれば､
まずは｢見｣が健全だろう｡

それでも一応予想を立てるのが商売｡ 低質だが頭数の揃った驀進特別に狙いをつける｡

直線競馬1､2着のﾒﾀﾞｰﾘｱの取捨が問題｡ 一番気になるのは､いかに夏に強い牝馬とはいえ､
ここが連闘明けの一戦になること｡ ここにも出走しているｶﾈﾂﾃﾝﾋﾞｰが5､4着と連闘できて､
そのあと得意のﾀﾞｰﾄということもあって期待したが､連闘明けの前走は12着の惨敗｡
裏を返せば､いかにこの夏の暑さが厳しかったからではないか｡

休み明けをはさんで新潟2戦目のｽｲｰﾄｸﾗﾌﾃｨに期待｡
無論､疲れはない｡ まして､前走は直線内に包まれ､まったく追えないままのｺﾞｰﾙｲﾝ｡
はさんだ馬が同じ勝負服では文句も言えないが､競馬にならなかったことだけは事実｡
ここは再度､旧1600万2着の高い能力に期待したい｡

馬券は｢外枠断然｣の直線競馬の大原則に基づき､6､7､8枠の馬へが本線｡
中でも関西馬の2頭､ｽﾃｷﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ､ｷｿﾃｨｯｸﾗｳﾞが怖い｡
大局的にみて､小倉があれだけの少頭数にもかかわらず遠征してきたのは､
間違いなく｢新潟の1000｣を狙ってきたことにほかならない｡

逃げ馬不在の状況設定こそ新潟記念のｷｰﾎﾟｲﾝﾄ｡
これをどう読むかが馬券の明暗を分ける｡

もちろん､どの馬が行くにしても逃げ先行馬有利に間違いはない｡
ただ､あまりにｽﾛｰで流れると､日本最長658mの直線､逆に追込み勢が
一気に台頭のｼｰﾝもなしとしない｡ 要は逃げるなら後続の脚を使わせるくらい速い
逃げを打てる馬｡ 逆に追込みならｼﾞﾜｼﾞﾜ型ではなく､ｽﾊﾟｯと切れる馬しかないのが､
このｺｰｽの外回り2000m｡

騎手の手腕が大きい｡ その意味では安勝のﾚﾆﾝｸﾞﾗｰﾄﾞがもっとも賢明だが､
印以上に人気になる点､馬券の妙は薄い｡

頭で後藤のｸﾞﾗｽｴｲｺｳｵｰをお奨めしたい｡ 元はNHKﾏｲﾙで逃げ粘ったように
快速逃げ馬｡ が､今は最後方から一気に末脚をを伸ばす強襲型｡
いずれにしても両極端しか芸のない馬だが､今回のｽﾛｰで外回りの新潟2000mなら､
どちらの戦法をとっても面白い｡

2走前のAJCCで使った上がりが33.6秒､このｺｰｽなら32秒台の上がりも可能だろう｡
だからこそ行くにしても抑えるにしても､思い切りのいい後藤の騎乗が魅力｡
もちろん､最終追いで猛調教をこなし､体調は良好｡
ここはﾒﾝﾊﾞｰ的にも久々の勝機とみる｡
因みに個人的にはｸﾞﾗｽｴｲｺｳｵｰの逃げ切りに期待している｡

当然､ﾚﾆﾝｸﾞﾗｰﾄﾞが大本線｡ 1年以上の休養をはさんで出世が遅れたが､
素材は間違いなく重賞級｡ 58ｷﾛのﾄｯﾌﾟﾊﾝﾃﾞを背負って3馬身楽勝の前走は､
たとえ条件戦とはいえ並の強さではない｡ 以下､今季絶好調のﾏｰﾍﾞﾗｽﾀﾞﾝｽに､
ﾑﾗ駆けだが2000m延びてﾁｱｽﾞﾌﾞﾗｲﾄﾘｰ｡ 大穴はｽﾛｰの2000mなら前々で
距離に融通のききそうなﾄｰｾﾝﾀﾞﾝﾃﾞｨ｡ 押えにｴｲｼﾝﾊﾘﾏｵｰ､ｽｰﾊﾟｰｼﾞｰﾝ｡

青春ばんざい

成駿がんがれ

成駿あっての1馬　1馬あっての成駿
と知った風な口を利いてみる

１馬の時のように最終レースの事をもっと書いて欲しい

ほしゅ

ほしゅ

検索できないんじゃそりゃ落ちるさ

ほしゅ

あげたりして

今週で新潟は閉幕。　いよいよ次週は3連単の中山。
一応、札幌記念の週に遠征して下調べはしてきた。
多少複雑だが、投票用紙はなかなかよくできている。
ただ、「駒の上げ下げ」こそ、勝負の壷と確信している当方としては、
それが自在に利かないのが難点。　勝負というより、さらに
ゲーム性が加速したと言っていいだろう。
ただ、面白いことは面白いのだが、時間と労力はかなり要する。

気負い込まない方がいい。
JRAがうたっている「ゴールド」は、時々大物が引っ掛かることも
あるだろうから本当になるかも知れない。　
が、「ラッシュ」とはとてもいかない。　当てるのは至難だ。
仮に18頭立てのボックスを100円ですべてマークすると、
購入資金は何と48万円なにがし。　
馬場が悪化し、馬も騎手も一流とは言えない裏の福島や中京では、恐らく
100万馬券がポンポン飛び出すなんてこともあろう。　
一般ファンのことを考えるなら、100円を10円単位まで引き下げていいかも知れない。

いずれにしても買い目を抑えるため、マルチでも何でも軸を2頭に固定すれば、
馬連なら1点、馬単でも裏表の2点で的中することを忘れてはならない。
札幌記念の3連単的中！なんて大騒ぎをしていた奴がいたが、
もし馬単の裏表2点なら、ずっと実入りがよかったことを忘れていたらしい。

さて、土曜のメインはダート1200mのBSN賞。　
いつも思うが、ここも質量ともに関西馬の独壇場。
関東馬は馬場を貸しているだけという印象。　
その中でも安定度ではヒカリジルコニア。　
ハンデ戦の北陸Sから唯一重くならないのはこの馬1頭。
まして、その北陸Sを楽勝しているのだから、別定の今回はさらに強度を増すはず。
北陸S組では1キロ増のリンガスローレルとともに、勝負になるのはこの2頭だけ。

当然のことながらこの2頭を負かせる可能性があるとすれば別路線組。
ただし、盛岡のクラスターCを使った森厩舎の2頭を除けば、あとはすべて休み明け。
すなわち、勝負になるのは北陸Sの2頭と森厩舎の2頭、合計4頭の競馬と言っていいだろう。
さしずめ3連単なら4頭のボックスということになるが買い目が数が心配。

あえて1着の軸一頭なら3歳馬のファントムマスクとしたい。
積極策のクラスターC・4着は、キャリアと前に厳しい流れを考えれば
優勝馬シャドウスケイプと遜色ない競馬とレース内容。
今回は54キロからさらに1キロ減の53キロ。　あえて頭まで期待した。