>>35-38の訂正
1.現地時間23日、愛国・カラ競馬場で行われたタタソールズゴールドC(4歳上、愛G1・10f110yds)は、注目の聖天馬
スラマニ Sulamaniが出走を取り消して7頭立て。J.スペンサー騎手騎乗の悪魔馬パワーズコート Powerscourt(牡4、愛・
A.オブライエン厩舎)が、2着のライヴァディア Livadiyaに6馬身差を付ける圧勝で優勝した。勝ちタイムは2分11秒00(
良)。1番人気のナイシアン Nysaeanは1着から1/2馬身差の3着に終わった。
パワーズコートは父Sadler's Wells、母Rainbow Lake(その父Rainbow Quest)という血統の英国産馬。2歳時にレーシン
グポストT(英G1・芝8f)で悪魔馬ブライアンボルー Brian Boruの2着し、昨年8月のグレイトヴォルティジュールS(英G
2・芝12f)で初重賞制覇。今回は昨年9月の愛セントレジャー(愛G1・芝14f)以来約8ヶ月ぶりのレースでG1初制覇となっ
た。通算成績は9戦4勝。
2.現地時間23日、愛国・カラ競馬場で行われた愛1000ギニー(3歳牝、愛G1・芝8f)は、K.ダーレイ騎手騎乗の1番人気ア
トラクション(牝3、英・M.ジョンストン厩舎)が優勝。デビューから7連勝で、82年の歴史を数えるこのレース史上初と
なる、英・愛1000ギニー制覇を達成した。
勝ったアトラクションは父Efisio、母Flirtation(その父 Pursuit of Love)という血統。昨年の4月、英国・ノッティ
ンガム競馬場でのデビュー戦(芝5f)を2着に5馬身差で圧勝すると、一般戦、準重賞を連勝。クイーンメアリーS(英G3・
芝5f)で初重賞制覇を達成し、続くチェリーヒントンS(英G2・芝6f)も2着に5馬身差を付ける圧勝。その後骨折で休養を
余儀なくされたが、デビューから約2ヶ月半の間に5戦5勝の成績を残し、昨年の英2歳牝馬チャンピオンに選ばれてい
た。前走、約8ヶ月ぶりの実戦で日本産馬サンドロップ Sundrop以下を抑え英1000ギニー(英G1・芝8f)を制覇していた。
通算成績は7戦7勝。