1 :
名無しさん@お馬で人生アウト:04/05/19 17:23 ID:qxksff8q
あのー、、、これは、こないだアタシが体験したハナシなんですがね
学生時代からの友人で競馬好きのMってヤツがいるんですよ
そいつが「稲川ちゃ〜ん、競馬行こうよ、ねえ、稲川ちゃ〜ん」
ってやけに誘ってくるもんだからね、アタシも嫌いじゃないし
気になるってんで、しさしぶりに行ったんですよ、今で言うウインズってやつですか、ええ
あーでもねー、こーでもねー、って競馬新聞ニラんで予想しあったりなんかしてね
そうこうしてるうちに、だんだんと日も暮れてきて、ハッと気付くとあたりの雰囲気が尋常じゃない
Mも「淳ちゃん、ヤバイヨー、、、淳ちゃん、ヤバイヨー」てもう正気じゃないんだ
そのとき、「締め切り5分前です」なんて声が聞こえてくるもんだから
背筋がゾクゥーとして、うわぁぁ、やめてくれ!ナンマンダブ…ナンマンダブ……ってアタシもうシッシですよ
フッと見ると窓口の奥で真っ白い顔のババアがジイイィィイィっとこっち見てる。ウッゥゥウゥッと思った、
で、人間ってのは面白いもんで本当に怖いと突っ込んでくんですね、確かめようとするんですよ、安心したいんだ、
で、アタシもマークシートがばー---っと5枚くらいつかんで窓口、持っていきましたよ、したら、
窓口の向こうで「ォョォョォョォョォョォョォョォョ…」って声が聞こえる
ウソだろぉーウソだろぉー、そしたら間髪いれずに耳元で「ォョォョォョォョォョォョォョォョ…」
その瞬間意識がスゥ〜・・・
あとでMに訊いたんですけど「稲川ちゃ〜ん、あれ間違いなく『締め切り』だよね」っていうんですよ、、、
こんなことってあるんですよねぇ・・・・
ないよ
3 :
ゲコ下戸 ◆kBQu1NwJKg :04/05/19 17:23 ID:F71tU6Pl
5 :
名無しさん@お馬で人生アウト:04/05/19 17:26 ID:H58gzhfP
オカルト板にも同じスレがあったな
7 :
名無しさん@お馬で人生アウト:04/05/19 17:28 ID:aclP7y2C
喜んでんの厨房コテだけじゃん
11 :
名無しさん@お馬で人生アウト:04/05/19 21:09 ID:BtSJmoK5
そしたら、「ズ...ズズッ...ズッ......」て音がするんですよ
ウソだ〜、そんなわけない、シンガリで死んでたヨシトミが3コーナーから動く筈がない、
見ちゃいけない、見ちゃいけない、と思いながらなんとなしに、ヒョイッと後を見てみた
そしたら、さっきまで死んでたハズのヨシトミがもうそこまで近づいてきてるんだ
「ウゥゥワッ、ナンマンダブ、ナンマンダブ、ナンマンダブ…」もうシッシで馬にしがみ付いてる
その時、うしろから、「ズ..ズズゥッ...ズッズズッ、ズッズッッズズズッッ」
彼もう、そのまま意識がスゥ〜・・・
気が付いたら2着だったそうですよ
でも彼、こう言うんですよ「確かに動いたはずのヨシトミが目を覚ました時には5着の掲示板とこでちゃんと死んでた」って
「稲川さん、ボクが見たのは一体なんだったんでしょうね」って
樹海の話だな?1は
13 :
名無しさん@お馬で人生アウト:04/05/20 06:00 ID:w1VnHfnB
もう怖いもんだから布団にもぐりこんで、「頼むからかえってくれ〜」って
ageちゃいけない、ageちゃいけない、「ナンマンダブ、ナンマンダブ、ナンマンダブ…」
そしたら、フトンごしに顔の横あたりが「ググウゥゥゥー」っておされて
「 そ ん な こ と し て も saga ら な い よ 」
朝になって、フッと気がつくとagaってたそうなんですよ、、、
14 :
名無しさん@お馬で人生アウト:04/05/20 12:27 ID:iN+r54Gu
オークスはダンスインザムードでキュルキュルキュルキュルキュル.......でしょ
怖い話キボンヌ
16 :
名無しさん@お馬で人生アウト:04/05/23 01:46 ID:8GJUJJEh
あたしの親友でもって競馬の騎手やってる蛯名って男がいるんですがね。ええ。
まぁ仮にMとしときましょうか。
もう10年くらい経つでしょうかね〜、ひょんなことから仕事で会ったんですよ。Mと。
ひさかた振りなもんだから飯でも食おうや、おう、イイねえ、なんてことになりましてね。
でもって、あ〜でもないこ〜でもないって下らない話をしてたんですよ。笑いながら。
でもその時、あたし妙だな〜と思ってたんですよね〜。ええ。
Mのヤツ、やけに眉毛が長いんだなぁ。もう、ボウボウなんですよ。
でも何か事情があるんだろうなと思ってそれには触れないでいたんです。でも無意識のうちに
見てしまってるんだな〜。なんとはなしに見てしまってるんだ。うん。
で、向こうもこちらの視線に気付き始めたんですよね。だからあたし思い切ってMに聞いてみたんです。
「おい、マサヨシ。お前、眉毛が伸びたんじゃないか」って。
そしたらMのヤツがこう言うんですよ
「ああ、これ?何て言うか・・ファッションって言うのかな?」
Mのヤツ眉毛をなでながらこう言うんですよ。でもあたしも人の事言えないんですよね〜。
あたしもヒゲ伸ばしたりなんかしてますからね。でもMの言い訳がおかしいんだなぁ。
「最近床屋に行くのが面倒でさぁ。ハハ。だから伸びちゃってね〜、淳ちゃん。」
有り得ないんだ。そんな事有り得ない、もう尋常じゃないですよ。
だって、眉毛以外はキッチリとカットされてるんですからね。
でもあたしもスッとぼけましたよね〜。ええ。「へぇ、忙しいんだね〜」ってね。
不思議な事があるもんですよねぇ。
もう5年くらい前になるんですかねぇ。
外国の方でもって、ロケあったんです。
で、いきなり地元の方の家に行ってご飯貰ったり飲んだり食ったりしてた。
向こうの人なんかは、気さくな方、多いですからねぇ、ええ。
日本なんかだと目ぇそらしたりなんかしてね。
放送出来ないなんて事よくあるんですよ。
で、とある町に着いた。車でダーっと4〜5時間、大きな町から走ってみたんだ。
すると、川沿いでもって小さな町を見つけたんですよねぇ。
スタッフが「淳ちゃんこんなとこどうだろう」聞くんですよ。
わたしも「こういう所なら変わったご飯食べれるかも知れないね」言ったんだ。
で、スタッフの照明さん音声さんディレクター引き連れてぞろぞろぞろぞろ町の中、歩いていった。
でもねぇ。おかしいんだ。町ならさ、人の気配してもおかしくないんだ。
だってそうでしょ?家があったら人、居ますわねぇ。だぁれも居ないんだ。
その内1軒の家に目が留まった。「淳ちゃんここ新しいよねぇ」とディレクター。
そうなんですよ、他、よぉく見たら皆時代が古そうな、壊れかけた家ばかりだった。
「うわあ」思いましたよ。ゾクゾクゾクゾクゥ・・・しましたね。
で、入ってみるかって目で合図したんですよ。
カメラさん「うん」、音声さん「用意出来てます」、ディレクター「怖いけど、何か映るかもわからんね」
で、扉を開けてみた。
イィィィィィィィィィィィィィ...いやぁな音と共に扉、開いたんです。
中を見たら、やっぱり新しいんだな。誰かが住んでいる様だった。
物陰|_・)じぃー
「うわぁぁぁっ!」家の中に人、居たんだ。
「失礼しました。わたしたちは日本から来て、あれこれこういう者で撮影しにきているんです」話した。
「ああ、そうですか。何もないですけど、どうぞ上がってってください」
見たら優しそうなおばさんでさ。悪い事しちゃったなぁ。反省しましたよ。
で、あーでもないこーでもないと話したんだ。撮影も別段何も変わった事なく進んでったんだな。
で、「良かったらご飯でも」おばさんが言う。
「ああ、そうですか それでは・・・」その時、ディレクターが「ちょっとすみません、淳ちゃんいい?ちょっと外へ」
ディレクターとカメラさんとわたし3人外へ出たんです。
2人とも心無しか顔が真っ青になってるんですよ。「何かあったの?」
「淳ちゃん聞いてくれよ、カメラのこいつがさ、俺に合図するんだよ。で、何か問題があったのかと思って
モニターチェックしてみたんだよ。そ、そしたらさ、その、驚く事にさ・・・あのおばさん 映ってないんだ...
淳ちゃんだけしか映ってないんだよ。」
それ聞いてわたしもウソだろぉって思いましたね。現にしゃべってるんだわたし。
とにかくこれは他のスタッフには内緒にしておこう。で、早く立ち去ろうって事になった。
落ち着きを取り戻して家の中に入ると、すでに食事の用意がされてあった。
見るとおいしそうなお肉料理なんですよね、ええ...
もうこっちはこのおばさんがこの世の者でない事、分かってますからねぇ。
もう冷や汗たらたら、どんどんどんどん汗が流れてくるんだ。
で、どうしたもんかと考えた。
ディレクターもおろおろおろおろしてる。
でも、逃げなきゃしょうがないですよね。
だから、もう「急ぎの用が出来たんで・・・」断ろうとした。
「逃げられはしないよ...」
え?
「こんどはあんたの番だね」ヒッヒッヒ
見る見るおばさんの顔が髑髏になっていった。
もうスタッフは半狂乱ですよ。あのディレクターも泣いてるんだ。
わたしも怖かったですからねぇ。もうこうなったら立ち向かうしかないじゃないですか?
逃げてもしょうがないって分かってますから。対決するしかないじゃないですか。
だから「逃げんな!逃げんな!」スタッフに怒鳴ったんだ。
逃げられたらわたし独りになっちゃいますからねぇ。
で、なんまいだぶなんまいだぶお経唱えた。
「わたしはキリスト教だから、そんなのは効かないよ?」
おばさん、そう言ってましたねぇ、ええ・・・・
数時間後、全員気絶してました。目を覚ますと、何もない雑木林に車が留めてあって、その脇で皆倒れていましたね。
そんな話ありましたねぇ、ええ。
20 :
名無しさん@お馬で人生アウト:04/05/23 14:24 ID:lggOmd55
あたし、そのとき背筋がゾクゥーとして気がついたんだ
安全の為にダンスを押さえたつもりだったのに、
よ〜く見ると、安全のウカンムリとヒトガシラが消えかかっていて
「女 王 の 為 に」って読めるんですよ
で、その瞬間意識がスゥゥ〜・・・
21 :
名無しさん@お馬で人生アウト:04/05/23 23:19 ID:F8dc4C6A
そういえば最近 稲川順二ってテレビで見ないけど、どうして?
22 :
ra:04/05/23 23:51 ID:fZsRlqUY
もう3年位前の話になるんですかねぇ・・・
年末の寒い日だったんですけどね、、、アタシは友達と忘年会をしようって事に
なってたんでちょうど仕事もなかったんで早めに友達の家に行ったんですよ、三時ぐらいですかね、着いたのは、はい。
玄関に入るとなぁんか雰囲気が違うと思ったんですよ、友達の。顔なんかもつやがなくてぼぉんやりしてる。
まぁその時はアタシも風邪かなぁって思ってただけだったんですけど、時間が経つにつれどんどん落ち着かなくなってくる。
どうかしたの?って聞いても黙っててくれ!
の一点張りなんです。アタシもさすがに様子が尋常じゃないようなんでもう一度、何かあったのか?って聞いたんですよ、
したら、もうなにも答えなくなってね、じぃ〜〜っとTVばっかり見てるんですよ、はい。
ちょぉーど、そのときですよ、突然TVから、男の声で、
「・・・ずかば!!!!!」
もうアタシもいきなりそんなこと言われたもんだから、目の前真っ白になっちゃって意識がフワァ〜っとなってね・・・
そのあとその友人とは何もなかったように忘年会に言ったんですけど、あの男の声は忘れないでしょうね、、、
霊って言うのは得てして夏に集まりやすいんですけど、あの男の声は決まって春や秋に聞こえてくるんですよ、はい。
裏声のような叫び声を上げてね、断末魔の叫びって言うんですかね・・・意味のわからない語句を連呼しているんですよ・・・
どういった最期を迎えたか想像もつかないですね・・・
23 :
名無しさん@お馬で人生アウト:04/05/24 00:38 ID:mqeV6rMy
warota
24 :
名無しさん@お馬で人生アウト:04/05/24 03:22 ID:xUCMuvVE
>>21 アタシもね、最近こう思うんですよ
けっきょく、夏だけなんじゃないかって
実は最近の話、いや実は昨日の話しなんですけどねぇ、
私は夏以外はオフと言うことで部屋で何もすることなくボーっとしてたんですよ。
ちょっとして、ふっとテレビをみたら競馬がやってたんですよ。
ちょうどその時学生時代の友人から電話がかかってきて
懐かしくてあーでもない、こーでもないと話してたら、
「稲川ちゃーん、今日オークスだよ、
実は今ウインズいるんだけど買わないかい」って事になって、
私も競馬嫌いな方じゃないですし、いいねーと言うことで
テレビでオッズを見てたら武豊のダンスインザムードって馬が断然の1番人気でね、
これはいいわってことになって、単勝をドーンと買おうと思ったんですけど
私こう見えて小心者なもんで複勝を10万円頼んだんですよ。
そしてレースが始まって、来てくれよーナンマンダブーナンマンダブー
ってシッシに拝んだんだけど結果は4着。
その瞬間背筋がゾーっとして、
え、これだけの人気馬がこんなことになるなんて、
尋常なことではないと胸騒ぎしたんですよ。
ん、まてよ。
人間の第6感というんですけどね、なんだかいやーな予感がしまして、
急いで関西TVの清の夢の一頭を見たんですよ。
やはり思ったとおり杉本清がダンスインザムードを本命にしてたんですよ。
彼が武豊を本命にすると確実に飛ぶんですよねー、
不思議なこともあるんですねぇ。
27 :
名無しさん@お馬で人生アウト:04/05/24 22:04 ID:mqeV6rMy
>>26 ずかばを友達の家で見たのは事実。
ともだちがなんかの馬の単勝を買ってて緊張のためか
顔色悪かったのも事実。
春と秋のG1シーズンに声が聞こえてくるのも事実。
28 :
名無しさん@お馬で人生アウト:04/05/26 23:58 ID:AHAt3RK1
age
sage
んー、何年か前の話なんですけど。
これはねぇ、競馬好きな人ならご存知なのかも知れないですけどねぇ。
当時、テンジンショウグンっていう馬が居たんです、ええ。
わたしはその当時の競馬の事は詳しくは知らないんだな。
その頃は、私事でもって忙しい時期だったんですよね。
で、競走馬ですからレース出るんですよ。何度やっても勝てない。
あの世界は結構厳しいじゃないですか。馬も必死ですよね。
人間のために作られて、で、走らないともう処分だとか、ねぇ。
わたしの友人でもって、馬好きな奴が居たんだ。
で、明日こういうちょっと大きなレースがあるんだけど淳ちゃん、何か見えない?
見えない?っていうけど、わたしその当時忙しかったですからねぇ。何もわからない。
で、「そんなんわかんないよ」。わかんないよって言って、ちらっと競馬新聞に目が行ったんだ。
ちょっと待てよ。と思った。
この馬なんかいいんじゃない? わたし、何の知識もなく一頭の馬選んだんです。
それがテンジンショウグンだった。友人、喜んで帰っていきましたよ。
わたしもなぜ選んだか、解らない。
翌日です。日経賞。テンジンショウグンが直線追い込んできて勝った。
友人から電話来ましたよ。
「淳ちゃん来たんだよ!」 「何が?」 「テンジンショウグンだよ!」 「本当?」
20万馬券って。新聞でも騒がれたんじゃないですか?
いくら取ったのよ? 聞いた。
返事がない。 返事してくんないんだ。
で、どうした? 聞いた。 「それが、淳ちゃんの勧めてくれたテンジンショウグン。
一応買おうと決めて帰ったんだけど、新聞よく見たらこんな馬来る訳ないと思ってさ。
当日になって、他の馬に変えたんだ・・・」
笑えない話ですよねぇ。
testですよ、ええ
落ちてますがねぇ かれこれ
おっ、まだ残ってた。
じゃあ、語ろう。
35 :
名無しさん@お馬で人生アウト:04/05/31 23:12 ID:RkVfUZMS
夏日なのでage
36 :
名無しさん@お馬で人生アウト:04/05/31 23:24 ID:mvXyfW88
これから話すお話しはですね、あたしの古〜い友人の、
仮にAとしときましょうかね。そのAの話しなんですが、
「ねぇ、稲川ちゃん、明日ね、俺シェルゲームの単勝に今月の給料と、サラ金から借りた50万全部賭けようと思うんだ。」
なんて言ってきたんですよね。
「うわぁ・・ひどいことするやつだなぁ・・・」あたし思いましたよ。
で、ひょいっと競馬新聞みたらば、そのAが賭けようとしてるレース、
仮にK草賞としときましょうかね、そのレース6頭しか出走しないんだ。
普通じゃあないんだ、尋常じゃぁない。
ソレ見た瞬間、あたし、頭のこの辺にピーンと来た。
「あ、これはこの世のモノじゃないな、やばいな」って
だから、あたしあんまりこの話、気持ち良いもんじゃなかったもんで、
「それよりも、ダービーなにに賭けるんだー。」
なんて、話をそらしたんだ。
したらAのやつ、急に黙っちゃった。
あ、これは何か動物霊に憑かれてるな。直感的に感じた。
で、「用事あるからちょっと行くわぁ」なんて行って、あたし家に帰ったんだ。
でぇ・・・・昨日ですよね、あたし、仕事の合間にウィンズに行ったんですよ。
したら、ちょうど、駒草賞のレースが始まったんだ。
「ああ・・・そういえば、Aのやつシェルゲームに大金賭けてたなぁ・・・。」
思い出したんだ。
結果から言うと、シェルゲーム、3着。
それ以来、Aは消息不明ですよ。これ・・・今も続いてる話なんですよ・・・。
稲川あほや!!喋るん滅茶苦茶早いぞ!!
日本語喋れ!!ジェスチャー大袈裟や!!
効果音ばっかわめいとる!!「うわぁ〜〜〜〜」ばっか連発しとる!!
ヒゲ剃らんかー!!ネクタイしっかり締めろ!!だらしないんだよ〜!!
38 :
名無しさん@お馬で人生アウト:04/05/31 23:28 ID:vRhS+jkj
高田 ジュンジ で語って下さい。
良スレ期待sage
また競馬の話なんですが、まぁ聞いてください。
私樹海行くの嫌なんですよね。色々あったんで。
なぜ、樹海の話になったというと
こんな話あったんです。
あの樹海。富士山の麓に広がる様に広大でもって鬱蒼たる原生林ですわね。
あの樹海で、バケモノが出るぞぉって噂になった事があった。
でも、噂なんてものはすぐ消えちゃう訳ですよね、ええ。
で、その話は割りとすぐ消えてしまったんですが、ある日私のラジオ番組の打ち合わせでもって
ディレクターが一枚の葉書をもってきたんですよねぇ。
「淳ちゃん、これ面白いと思うんだけど」 「どれどれ」
それが樹海に現れるバケモノの話が書いてあった。
どういう話かというと、樹海を走る1本の道がある。そこを午前2時に、車でダーっと走って行って、
ある場所に差し掛かると車が急に止まるんだそうです。故障かと思って降りると、樹海の暗闇の中から何やら
ガサガサ音を立てて何かが近づいてくる。
それを見てしまうとさらわれてしまうんだそうです。
まぁ、よくありがちなありきたりな話だな。そう思った。その続きがあった。
「淳ちゃん、ここからが怖いんだよ」 ディレクター冷や汗・・・
その葉書をくれた人。名前をAさんとしましょうか。
この方、その噂を聞きつけその場所に行ったんだそうです。友人のBさんを連れて。
2人とも冷やかしで行ったんです。そんな物ある訳ない。
2時になって、「どこら辺なんだろうなぁ」「ウソだからそんなもんあるわきゃねーだろう」
あーでもない、こーでもない話て居た。
すると、ラジオがノイズ交じりになってきてとうとう何も聞こえなくなった。
「おい、ラジオ鳴らなくなったぞ」「おお、そうだな」
「まさか、例のやつか」「ははは、そうかもな」
ほどなく、車はプスンプスン・・・止まった。
「おい、ふざけるなよB」「俺じゃないよ、何か知らないけど車止まって・・・」
「ほんとか?」「本当だ・・・」
明かりもない所だから、暗闇の中に放置された。
「電気くらいつけられないのかよ」「だめだ」
「一体どうしたんだろうなぁ」
ライターを点けて2人で顔を見合わせた。
熱くなりますからねぇ、そう長くは点けられないんですよね。
少しの間明かりがともっては消える。で、もう片方の奴が点ける。この繰り返し。
しばらくそうやって明かりをともしていたんですが、Bが「こうやってても埒明かないから
外出てボンネット開けてみるか」言ったんです。
2人で外へ出てAがライターでエンジンを照らしていた。
「おかしいなぁ、別に悪そうな所無い様だけど・・・」
困った二人。
そこへ、ガサガサ、ガサガサ 何か聞こえてきた。
「おい、何か聞こえたか?」「うん、ガサガサ言ってるぞ」
「これって、あの噂じゃないのか?」「まさかぁ・・・」
そう言ったっきり、二人とも黙りきっちゃった。
不安からか、車に戻る事にした。エンジンキーを回すけれども、一向にエンジンは掛からない。
「本当にどうしたんだよ この車」とB。外では相変わらず、ガサガサ音が続いてるんだ。
「あの噂の通りだと、ガサガサして何かが現れるんだよな? で、何かを見ちゃうと 連れていかれる・・・」
「外は見ない方がいいよな」「ああ・・・」
朝まではまだ時間がある。2人眠ることにしたんですよ。
どれくらい時間経っただろう。Bが「A、起きてるか? 起きてたら、目閉じたまま聞いてくれよ」
「ああ、俺も話したい事があるよ」
というのは、ついさっき2人とも目は覚ましていた。それが、車の周りを何かがぐるぐるぐるぐる歩き回ってる
感覚がしたからなんだそうです。
「何か居るよな」「ああ、そんな気配するよな・・・」
「いいか、絶対目開けるなよ」「変なもん見ちゃったら、やばいもんな」
相変わらず、何者かがぐるぐるぐるぐる車の周りを歩いている。
それからまた時間が過ぎた。もう少しで明るくなる時間が近づいてきた。
「おい、居なくなったかな」「歩いてる気配ないな」
「そろそろ明るくなる頃だろうから、そうしたら目を開けようぜ」「ああ」
その瞬間だった。
ドンドンドンドン! ドンドンドンドン! けたたましい音が車の中を駆け巡った。
「ああああああああああああ」2人して叫んだ。
「絶対目開けるもんか、絶対目開けるもんか!」
ボンネットを叩く音がずっと続いてる。 ドンドンドンドン! ドンドンドンドン!
少しして止んだ。
「もう居なくなったかな?」 辺りがだんだん白みかけてきた。
その時、Bの方のドアガラスを叩く強烈な音が・・・ バンバンバンバンバン! バンバンバンバンバンバンバン!
「ああああああああああああああああああああああああああああああああ」
Bの叫び声がした。 Aさんはその時意識失ってしまったそうです。
数時間経ち、目を覚ましたAさん。運転席を見るとBさんが居ない。
「あいつ、しょんべんにでも行ってるのかな」
辺りを見回すも、だぁれも居ない。
「おかしいなぁ」外へ出てみた。そして、目に飛び込んできた物。。
おびただしい手形!
車のボンネットに手形がびっしり付いていたんです。運転席側のドアにも付いていた。
「まさかぁ・・・」
怖くなった。
通りがかった車に助けをもとめ、近くの町までつれていってもらった。
警察に飛び込んで、事情を話し、居なくなったBさんの捜索が始まったんですよ。
車に戻ると不思議な事に、手形無いんです。
もちろんBさんの姿も無かった。
その周辺の鬱蒼たる森の捜索が始まった。
1時間くらい経った頃に、「おーい、見つかったぞー」
そこには、変わり果てたBさんの姿があったそうです。
でもおかしいのは、ほんの数時間前に来たはずなのに
遺体は死後1日は経過してるくらいの痛みかただったそうです。
Bさん、見てはいけない物を見てしまったんでしょうねぇ。
で、そのAさん すっかり人生変わっちゃって、
今じゃ競馬で暮らすとかほざいて、週末になりゃ あっちの競馬場、こっちの競馬場と
いうように、渡り歩いていた。
変な事が起きるんだ。必ず、競馬場で眠りにつくんだって。
で、Bの夢を見る。Bさんが夢に出てくるそうです。
決まって、予想の話だそうでこのレースはこの馬が来る。
教えてくれるそうです。
で、その通りに買った。
見事万馬券。
不思議な事にそれが何回も続くんだって。それに味をしめて、Aさんも競馬場に通う。
最近の夢。Bさんの後ろに黒い影が見える様になってきたんだって。
このままいくと、何か見てはいけない物をみてしまう事になるんでしょうか。
その葉書はそこで終わっていました。
Aさんがその後、お元気でらっしゃるのか分かりません。
お元気だといいのですが。
ああそうそう、安田記念。 タマモクロスの子が走り頃だと思うのですが。ええ。
それでは、またお会いいたしましょう。