今年のラフィアンをスクールウォーズ風に語るスレ

　この物語は、ある牧場の荒廃に戦いを挑んだ熱血ブリーダー達の記録である。

　日本競馬界においてお世辞にも良血とは言えないラフィアン軍団が荒廃の中から健全な精神を培い

　わずか数年でクラッシック制覇をなし遂げた奇跡を通じて、その原動力となった信頼と愛を余す

　ところなくドラマ化したものである。

>>1
続きｷﾎﾞﾝﾇ

ラフィアンウォーズ

第１回 それは涙で始まった　　　
第２回 泥まみれの蹄鉄
第３回 謎の名牝
第４回 開かれた戦端
第５回 最後の闘魂
第６回 涙の最終レース
第７回 嵐の第１レース
第８回 愛すればこそ
第９回 愛って何だ
第１０回 燃える太陽
第１１回 死と友情と
第１２回 愛は死線を越えて
第１３回 力の限り生きた
第１４回 一年目の奇跡
第１５回 不良調教師
第１６回 厩舎とはなんだ
第１７回 最後の競馬場
第１８回 去りゆく君へ
第１９回 友よ安らかに眠れ
第２０回われら中山に立つ
第２１回 勇気なき者は去れ
第２２回 勝ってから泣け　
第２３回 北海道のヒーロー
第２４回 府中へ飛べ千羽鶴
第２５回 微笑む女神
第２６回　淀よ永遠なれ

皐月賞は第２２回「勝ってから泣け」です。

コスモバルクもマクロスも岡田さんに殴られるのか？

「俺は他人を顧みない良血馬よりも、お前らの方が好きだ。
しかし、今日のお前ら最低だ。それは競馬をなめているからだ。
生きるってことをバカにしている。いま自分がやっていることを、
ひたむきにやらないで、この短い人生でいったい何が出来ると思ってんだ。
よく考えて見ろ！相手も同じ３歳の競走馬なんだ。
同じ歳、同じ背丈、頭の中だって、そう変わらんだろ！
それが何で１馬身以上の差がつくんだ。お前らゼロか！ゼロな馬なのか！
いつ何をやるのもいい加減にして、一生ゼロのまんま終わるのか！それでいいのか！
お前らそれでも男か！悔しくないのか！ブルック！サンビーム！バルク！」

バルク「悔しいです。今までは勝つのが当たり前だと思ってたけど、
にやついて笑ったけど、いまは悔しいです！チキショー」
岡田「悔しいのは誰でもそう思う。でも思うだけじゃダメだ。
お前たちそれでどうしたいんだ。どうしたいんだ！」
バルク「勝ちたいです！」ブルック「社台一高に勝ちたいです！」
岡田「ちょっと待て。社台一高はたったいま一馬身以上も取られた相手だぞ！」
デュプレ「敵を取りたいんです！」
岡田「しかしな、一高に勝つためには、並大抵の努力じゃ勝てないんだぞ！
血ヘドを吐いて死ぬほどの練習をしなきゃならん！」
バルク「はい。やります！」
岡田「誰も助けてくれるわけじゃない。どんなに苦しくても言い訳はきかないんだぞ！
お前たちそれでも勝ちたいか！」
サンビーム「勝ちたいです！勝ちたいよー！」

「よーし。よく言った。俺が必ず勝たせてやる！
そのために俺は、これからお前たちを殴る！
いいか、殴られた痛みなど3日で消える。
だがな、今日の悔しさだけは絶対に忘れるなよ！
バルク、がんばれよ！よし、歯を食いしばれ！」

　　　　　　　　☆))ωﾟ)バルク
　 ∧＿∧　∩☆))Д´)サンビーム
　（　・д・）彡☆))∀｀)デュプレ
　　　⊂彡☆))Д´)マクロス　　　 歯を食いしばれ！！
　　　　　☆))Д`)ブルック

花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花
花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花
花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花
花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花
花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花
花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花花

岡田「花が１００個でダービーだ！」
バルク「先生！！」

http://bubble.2ch.net/test/read.cgi/natsudora/1053876061/

ネタはこちらからどうぞ

イソップは誰なんだろう。

ラフィアンウォーズ名言集

田部は16頭のタックルを一人で受け止めた
牝馬はいたぶるものじゃなく抱くもんだぜ
ここは厩舎じゃない！外厩だ！
花って十書いたら桜花賞みたいだぜ。
俺、競馬やっとけばよかったかな…
俺は実力で勝負する。ロックに血統なんて関係ねぇからよ
僕もあの太陽のように真っ赤にもえたくて。
私は私よレモンの好きなただの牝馬
信は力なり！


審判員さん、こいつの処分なるべく軽く済むようにしてやってください。
デスポットもおれの後ろを走っている
モノポに真のファイティングスピリットを
ブライアン、ミモーゼさん、俺が悪かった！
殴られるのも調教師の仕事だ
お前は不良調教師だ！！
私にもかがせてくださいよ。
先生、デスポットの屈健炎良くなってねんじゃねえのか？
田部先生にもう一度ターフに入れてもらうんだあ
あんた誰？

今年の2歳にビックレッド一のワルがいるわけだが

最高の名言は・・・愛とは「信じ、待ち、許すこと」

>>11 パナシュかな。

大木ダイスケはデスポット大先輩。

パナシュが死んでからマイネル確変したんだよな
もしパナシュが生きてたらマイネル活躍してなかったと思う

総帥「ここはトレセンじゃない。戦場だ！」

芥川ナレ
「これは暴力ではない。暴力と言う者があれば出る所に出ても構わないと総帥は考えていた」

「バルクー！」
「見ろ！総帥の涙に濡れた拳を！」

愛は奇跡を信じる力よ　孤独が心閉じ込めても　ひとりきりじゃないよとあなた　愛を口移しに教えてあげたい
　You need a hero　胸に眠るヒ−ロー振り起こせ　命より重い夢を　抱きしめて走れよ
　You need a hero　傷だらけのヒーローその手で　夢をもし諦めたら　ただの残骸（ぬけがら）だよ

　誰がやるというのあなたの他に　震える肩にささやいたわ　寂しいのはあなただけじゃない　心の傷口にナイフ立てて

※You need a hero　傷だらけのヒーロー誰でも　悲しみに振り向いたら　明日が見えないよ
　 You need a hero I'm holding out for a hero till the morning light.
　 He's gotta be sure,And it's gotta be soon.　And he's gotta be larger than life.

　You need a hero　胸に眠るヒーロー振り起こせ

　(間奏)

　Up where the mountains meet the heavens above.Out where the lighting splits the sea.
　I would swear thast there's someone somewhere Watching me. Through the wind and the chill and the rain.
　And the storm and the flood. I can feel his approach. Like a fire in my blood.

　You need a hero　胸に眠るヒーロー　振り起こせ　命より　重い夢を　抱きしめて走れよ
　You need a hero　I'm holding out for a hero till the morning light.　
　He's gotta be sure,And it's gotta be soon.　And he's gotta be larger than life.

※(繰り返し)

　you need a hero…

よくわからんがなんかすごいな

>>3
あのー、ちょっとお尋ねしまつが…








吉川晃司を応援するスレはここでいいでつか？

良スレですな。

というわけで愚弟内田弟はマイネルスペリオルにｹﾃｰｲ

故・名古屋章さん名言集

「ひっじょ〜に駄目な厩舎である！」
「まんがぶ！」
「ガスの切れたライター、雪で止まった新幹線・・・、使い物にならんって事だよ！」
「しかし、ああでもしないと彼は休養するような馬じゃありませんからな」
「あ・お？」
「しかしあの、ジョッキーのユニフォームというのは、どうしてああシマウマみたいのが多いのかね」
「制〜裁、とおか！！」
「君はそんなに調教がキライか？」
「どうやら、有馬人気投票では、私は落選確実といったところですな」
「じゃ、じゃあ、くじ運の強い、調教師のわたくしが引きましょう！」
「田部くん・は、どうして内田みたいな騎手を使ったのかねぇ・・・」
「去年、私が観に行ったら、　負けた」

合掌

五十嵐の弥生のガッツポーズを見て「慢心だ。慢心以外の何物でもない」

総帥「おい何やってんだ？もう稽古の時間だろ？」
バルク「ごちゃごちゃ煩いんだよ！ぶっ殺されて〜のかよ！？」
芥川ナレ「『ヤラレル！？』総帥はそう思った。しかしここで引いてしまってはダービーを取る事は出来ない」
総帥「トレセンはなぁ〜、俺の戦場だ！そこで暴れる奴は無事には帰さん！！その覚悟があるなら、その脚で振り下ろせ！」

名村ビッグタイムは名村のボンボンでいいや

白馬に乗って登場する伊藤かずえは誰ですか？

美佐子は岡田奈々なのか・・・

「このスレッドの書き込みはゼロなのか？！
ゼロのスレッドなのか？！
お前らそれでも２ちゃんねらーか！
悔しくないのか！？」

「悔しいです！！
今まではにやついて誤魔化してたけど、今は悔しいです...ちくしょー！！」
「俺も...悔しいです」
「くやしいよー！！」

これほどの熱情が一人ひとりに込められていようとは。
賢司の胸に感動が突き上げた。

「よしっ、俺はいまからこのスレッドをageる
いいか...ageられたスレッドなど三日で消える……
だがな！今日の悔しさだけは絶対にわすれるなよ！！」

これは決して荒らしではない、もし荒らしだと言う者がいれば
出る所に出てもよい・・・賢治はそう思った。

バルクスレで時々書き込まれてて、なかなかおもろく
みさせてもらってましたが、とうとうスレとして独立しましたか。

これからも見させてもらいまつ。

ところで、サンビームとゼストがNHKマイルという話もありますが、
この場合遠征試合なんかになるのかな？　……映画版？

「俺･･･競馬やっとけば良かったかな」
「カーム･･･」
「総帥、俺、俺よぉ･･･」
「カーム、今からだって遅くないぞ。お前さえその気になれば競馬だって、何だってやれるチャンスはいっくらでもあるんだ。な、カーム･･･。入るぞ

カーム、水原かよ（藁

「だから言ったんだ！くどいほどチームワーク、チームワークって！今のお前らみたいにＧ１に頻繁には出れなかったけど、こんな事は無かったぞ！！総帥は誰が悪いと思う？」
「俺だ・・・。」
「総帥・・。」
「先行馬に注意しろとは言ったが、甘く見すぎた俺の責任だ・・・。」

とうとうラフィアンウォーズ登場ｷﾀ━━━━ヽ(ﾟ∀ﾟ )ﾉ━━━━!!!!
１ｶﾞﾝ(　ﾟдﾟ)ｶﾞﾚ

オープン勝ちのベナードも登場間近？

シルヴァーエンディングとかペンタイアとかのマイネル系種牡馬も使えそうだ。
梅宮たつおとかで。

大木と一時期つるんでいたハリーは

ハリーズコメットでいいのかな？

1 名前：名無しさん＠お馬で人生アウト 投稿日：04/04/19 21:09 ID:025Az2Jb
　この物語は、ある牧場の荒廃に戦いを挑んだ熱血ブリーダー達の記録である。

　日本競馬界においてお世辞にも良血とは言えないラフィアン軍団が荒廃の中から健全な精神を培い

　わずか数年でクラッシック制覇をなし遂げた奇跡を通じて、その原動力となった信頼と愛を余す

　ところなくドラマ化したものである。


わずか数年って、スクールウォーズは泣き虫先生の７年戦争だろ。

ラフィアンは創立から７年以上経過してるゾ。

重箱の隅つつくようでスマソ

わかるなマクロス、お前は逃げ宣言してわざと出遅れて、タイドを後方に下げるんだ。ひとりはチームのために、チームはひとりのために。

>>27 細江純子ｗ

梅宮辰夫と和田アキ子は誰だ

>>41 梅宮氏＝村本善之　和田姉御＝本人ｗ

>>22

内田のオヤジがスペシャルウィークになるわけか。オモロイ

>>43
イメージ的にはスペよりフサコンあたり(ていうか、フサロー)の
地位だな

滝沢賢治の経歴と川浜高校赴任までの経緯
経歴と現在
滝沢賢治のラグビー人生は栄光に満ちている。教師を目指して東都体育大学に入学した彼は、
２年生の秋には早くもレギュラーポジションを獲得。以後、卒業まで一度もその地位を譲らなかった。
さらに卒業後、日本代表チームの一員として選ばれた彼は、以後７年に渡って優に10ヶ国を越える
外国チームとの対戦を経験してきた。そして、その７年の間に賢治は妻をめとり父となった。
賢治がラガーマンとして頂点を極めたのは、秩父宮ラグビー場におけるイングランド対全日本の最終戦である。
とき1971年9月28日。歴史に残る名勝負と言われたこの試合は、前半イングランドが挙げた2ペナルティゴールの
6点以外は全く得点が動かず、一進一退の必死の攻防が繰り返されていた。そして後半33分。
日本は待望のペナルティキックのチャンスを得たのだ。
「日本に初めて訪れたチャンスです。キッカーはフランカー滝沢賢治。滝沢は祈るようなポーズでボールをセットしております。
場所は左中間。距離は約40メートルもありましょうか。最高の精神力を要求される時間を迎えました。
（賢治が精神統一しボールを蹴った。ボールはゴールポストを越えた）ゴール成功！滝沢やりました。
40メートルのロングキックに見事成功！日本代表に勝利のチャンスが生まれました。」（テレビ中継の実況アナ）
日本にも遂に真のゴールキッカーが誕生したと驚喜せしめた一瞬である。
そして、「世界のラグビー界にオールジャパンに賢治あり」と知らしめた一瞬でもあった。
だが、その時賢治の体は酷使の結果、すでに限界点に達していたのだ。
左大腿筋肉断裂、右足しっ関節弛緩(ちかん)ズタズタの身体(からだ)であった。
2年後賢治はサクラのジャージに別れを告げ、「現役時代自分の守るサイドは一度も抜かれたことがない」という誇りを胸に。

賢治が教師を志したのは、南郷中学校時代の恩師「藤山洋一」の影響である。
「賢治お前それでもキャプテンか!!誰もエラーをしようと思うてする奴はおらん。三振しようと思うてボックスに入る奴もおらん。
みんな一生懸命なんや。その気持ちも解からんで、自分ひとりが偉そうな顔をしてそれで済むと思うてるのか。
野球は9人でやるもんや。おまえひとりでやるもんやない。人の心を思いやると言うこと、
それが愛と言うもんや。相手を信じ、待ち、許してやること。解ったか賢治。」
この教師への敬愛の念が、やがて賢治自身を教職志望へと駆り立てるのである。
高校時代からラグビーを始めた賢治が、早・慶・明といったラグビーの名門校を避けて、
東都体育大学を選んだのもそのためである。大学卒業後、幾多の社会人チームからの誘いを断り、
川浜市の教育委員会に職を求めたのも、「いつかは教育の現場に立ちたい」という希望を失わなかったからである。
だが時が経ち、妻子への責任を持つ身となった今、賢治の心は途もすれば安定した平穏な暮らしへと傾きつつあった。

赴任までの経緯
現役引退後、賢治は川浜市教育委員会に勤務する傍ら、各地のラグビー教室で少年たちを指導していた。
その教室の指導を見ていた、川浜市立川浜高等学校の校長山城晋平は、
賢治を川浜高校への誘致すべく川浜市教育委員会へ執念に出向く。
一方、東北製鉄のナガイ氏からもラグビー部の監督として勧誘を受けていた。賢治は教師になる未練はあるものの、
ワースト校の川浜高校へ行く意志はないと山城校長に告げる。そんな折り県内で校内暴力事件が起きる。
山城校長は賢治に「素直な子がいつの間にか歪んでしまった。このまま放っておいても良いものだろうか？
連中のほんのちょっとした気持ちを切り替えてやることが出来たら、またちゃんと戻ってくるんだよ」と聞かされた。

これを聞いて突然賢治の脳裏に、函館での合宿練習中の記憶が甦った。「賢治は激しい練習の中、
水欲しさにあそこまで行ったら倒れてやろうと思った。倒れれば水がもらえるのだ」しかし、賢治の耳元で異様な息づかいが聞こえた。
「上級生も下級生もレギュラーも二軍、三軍もみんなが苦悶の表情でのたうっていた。苦しいのは俺ひとりじゃない。みんなが苦しいんだ」と。
家に帰り案の定、節子に川浜高校への赴任を反対される。賢治は「出逢いなんだよ」運命的とも言える節子との出逢いも、
賢治の思いを強くさせていた。賢治は言う「俺は人生の節目節目でいつも素晴らしい人との出逢いに恵まれた。
中学時代の恩師の藤山先生、体育大の糸井監督（戸沢佑介）、オールジャパンの大北監督（近藤洋介）、そして君だ。

もしあの時俺があのお寺に行かなかったら。お前たちがあのお寺で合宿していなかったら。恐らく俺たちは出逢うことはなかった。
山城校長との出逢いも大切にしたい。山城校長は俺に期待を掛けてくれた。その期待に応えるためにも。
俺ひとりが行ったところで川浜高校が模範的な優良校になるとは考えていない。だが俺にだって何人かの生徒は立ち直させることが出来る。
それだけでも意義のあることだと思う。行かなきゃゼロなんだよ。何にも生まれてこないんだ」と説得する。
心配な節子は川浜高校の様子を見に行った。そして節子の見ている目の前で、校舎の２階から野田先生（大石吾郎）が
突き落とされる校内暴力事件が起きた。学校で起きた問題は学校で解決する主義の山城校長は、解決を警察に委ねざるを得なかった
今回の不祥事の責任をとるため辞職を決意する。賢治は「辞めると言うことは子供たちを見放すということです。
ボールを持って突進してくる相手に、タックルもせず逃げ出すのと一緒です。私がお手伝いします。滝沢がお手伝い致します」と誓う。
山城校長は「滝沢君、来てくれるんだね。本当に川浜に来てくれるんだね。ありがとう」

節子は「そう、とうとう決めてしまったのね。あなた、川浜高校がどんなに酷いところか･･･。そう、だから行くことにしたのね。（うなずく賢治）」
賢治「すまん」節子「バカねぇ。何も謝ること無いのに」　そして赴任当日。賢治は持ち忘れた発令通知書（神奈川県川浜市立高等学校体育教諭
に補する）を節子から受け取った。節子は「あなた、私とゆかりのことは心配しないで」と言い熱き抱擁をする。
賢治は力強く川浜高校へ向かって歩き出した。しかし、賢治の心にわずかな不安とためらいが残っていた。
自分に一体どれ程のことが出来るのだろうか？生徒たちはどんな態度で、私を迎えてくれるのだろうか？

が、彼を迎える学園は荒廃のただ中にあった。神聖とも言えるラグビーのポールまでもが、へし折られていようとは･･･。
神ならぬ身の知る由もなかった。

滝沢ゆかり
賢治と節子の愛娘。賢治が行き詰まったときに、ゆかりの行動から学び得ることもしばしばある。

大木大助
昭和38年7月14日生まれ　川浜市大北町在住。川浜一の"ワル"と言われていた男。でも本当は優しい心の持ち主である。
イソップとは中学時代からの親友。また、名村一族を、父親を殺したと逆恨みし、仇扱いをする。
卒業後は、東北製鉄で臨時工として働くが、仕事が評価され正社員になる。

山崎加代
川浜高校ラグビー部初代女子マネージャー。父が蒸発し、病弱の母と妹、弟と4人暮らし。生計は加代が幾多のバイトをし
成り立っている。卒業と同時に、父の仕事の都合で和歌山に帰ることになったが、交通事故に遭いこの世を去る。
享年18歳。合掌･･･。

山城晋平
川浜市立川浜高等学校、学校長。日夜荒廃した学校を更生させるために働く。情が厚く頼れる紳士である。のち定年。
工事現場の交通整理員として働く。

藤山洋一
賢治の中学時代の恩師で野球部監督。「愛とは、相手を信じ、待ち、許してやること」を信念に持っている。
賢治は、幾度となくこの言葉を思い返しては、苦難を乗り越えた。

大北達之助
オールジャパン元監督。勇気の源は、使命感であり、仲間への連帯感である。信は力なり。One for All． All for One．

水原　亮
昭和34年12月11日生まれ　川浜市永井町在住。父信一を炭坑落盤事故で亡くす。母良子（新橋耐子）は接客業。
川浜乱世会とつながり、ワルが染みついている。賢治とのタイマン格闘の末更生し無事卒業。今はトラックドライバー。

内田玄治
�鞄燗c土木建設社長。川浜市市議会議員。自称ラグビー部後援会長。陽気でざっくばらんな性格。息子思い。

内田　勝
玄治の長男。水原らに誘われるままワルをしていたが、賢治の必死の努力で更生した。「花」の書き順がメチャクチャだった。
挫折しそうな弟の練習相手になるなど弟思いである。

内田治男
玄治の次男。ラグビーは兄の影響で始めた。しかし、勇気が欠落している。1回目の全国大会に出場するが、役割を果たせず。
だが、兄の胸を借りてタックルの恐怖を克服した。頑張り屋さん。

富田圭子
港南女学院３年。第5話で3年2学期終了と同時に大阪の学校に転校。
所属：馬術部。第9話からは、なぜかバレーボール部。転校して馬術部が無くなったのか。
それにしても急な変わり様である。
好きな果物：レモン（ラグビーのボールに似ているから好き）
自殺をする決意をしたが、ラグビーの試合を見て思い留まる。そこで森田と知り合い現在も交際中。
父親は富田義道で大財閥。しかし本当の父親は名村謙三である。

富田義道
大財閥で圭子の育ての父親。圭子を何度と無く連れ戻そうとするが、ことごとく失敗する。
最後はヤクザまで使って連れ戻す執念。
義道は圭子のほんとうの父親では無いが故に、執拗に圭子を溺愛する。

下田大三郎
川浜高校正門前の中華料理店「新楽」の経営者。昔は関東一の"ワル"と恐れられた。麺も人も伸ばす達人！
偉大な人物で人情味のあるラグビー部の世話役だった。第23話で刺殺される。

下田夕子
大三郎の妻。大阪出身で口やかましい。そのわりに涙もろく出来の悪い弟光男を可愛がる。不慮の事故で夫を亡くす不幸を背負う。

森田光男
大三郎の義弟。テストで山勘がハズレ落第した。学校を辞めようとしたが賢治とラグビーがもう1年続けられると思い留まった。
高校卒業後、川浜ホテルで見習いコックとして働く。

奥寺　浩
イソップ物語に出てくる痩せたキリギリスから、このニックネームがついた。昭和56年10月4日脳腫瘍のため16歳で死亡。無念･･･。

名村謙三
日本屈指の大財閥名村グループの総帥。大木の父親が死んだことを、自分の責任と痛切に感じる血の流れた紳士である。

名村　直
謙三の三男。自由気ままに黒騎士というロックバンドでボーカルをしている。圭子とは兄弟である。

三好夏子
圭子の生みの母。謙三との隠し子だが一人で育てる。しかし、ヤクザに殺されてしまう。圭子はその後、富田に預けられる。

木村康信
川浜市中央4-6、東亜日報川浜支局社会部の記者。川浜市育ち。･賢治の体罰を記事にしようとしたが、自ら止めた。

勝又欽吾
神奈川県立相模第一高等学校ラグビー部監督。賢治とはライバル意識を持ちながらも、隔たり無く川浜高校と付き合う。
真のラガーマンの精神の持ち主でもある。部員の不祥事で監督を辞任し、故郷の青森のリンゴ園を手伝うことに。

江川恭司
城南工業大学付属高校ラグビー部監督。現役時代は全く無名の選手であった。だが、城南工大高の監督として赴任するや、
その卓越した指導力によって、同校ラグビー部をたちまち全国有数の強豪チームに仕立て上げた。

岩佐邦靖
山城の後任学校長。学生の本分は学業にあり精神で、生徒たちを罰しクラブ活動をことごとく停止にする。
しかし、次第にラグビー部を理解を示すようになる。

川浜高等学校
神奈川県川浜市中央１−２２　←同じ1丁目なのに、教育委員会とは区画番地が違う？

川浜市教育委員会
神奈川県川浜市中央１−１−５　ＴＥＬ（０４２）６３−２１１１大代表　←この電話番号はつながりませんよ。（当然だ）

平山　誠
城南工大高のフルバック曽根に強いライバル意識を持つ。第22話でキャプテンに選出されるが、
一流選手になりたいためそれを拒否する。後、信頼されるキャプテンに生まれ変わる。技は超高校級。

矢木純平
相撲部から転部。オールポジションをこなせる控えの２年生である。母親に勝って貰ったスパイクを大事に手入れして使っている。

マーク･ジョンソン
川浜高校ラグビー部コーチ。ラグビーはエンジョイしてやることを唱える。賢治に協力し川浜高校ラグビー部を日本一へと導く。

西村明子･杉本清美
二代目川浜高校ラグビー部女子マネージャー。亡き加代の後をしっかりと守り抜く。
西村明子（坂上亜樹）は坂上二郎の実娘。

イソップはマイネルパナ(ry

>>49-52

清川のプロフは無いの？

第２６話「淀よ永遠なれ」

岡田「風向きが変わったな」とアドバルーンを見てつぶやいた。
馬達の中にも、いち早く風向きの変化に気づいた者がいた。
バルク「追い風だ。前に取り付くぞ！」
その風向きを気にしている者ががもう一人いた。
ハイアーゲーム鞍上の蝦名正義である。
蝦名「邪魔だな」ハイアー「はぁ？」蝦名「アドバルーンのことや」
蝦名はさして気象の分かる騎手ではない。しかし長年の経験から
風向きによっては上空に揺れるアドバルーンが、
競走馬の走行を妨害することになるのは百も承知だった。
蝦名「まぁ、よそさんの土地で上げてるもんやさかい、文句言うたかて、
聞いてくれんやろうけどな」
その朝彼は、今日にも生まれそうな初子のため、名前を考えるように
頼まれていた。
蝦名「あかん。こんなん考えるから出遅れ騎手なんて汚名塗られるし・・・
　　　　こんなん考えるのはもうあとや」と頭から忘れてレースに集中した。

実況「前半１０００ｍ６３秒とゆったりしたペースで流れています。
レースも残り２分少々かと思われます。ラフィアン勢は徐々に
ペースを上げています。位置取りはマクロスからバルク、
その後ろにブルック、ベナード更に後ろにヴリル、デュプレが
控えています。」
突然、バルクの４本の脚に激痛が襲った。
岡田「いかん。麻酔が切れた」
水上「社台勢も追い上げて来ました。キャプテンメジャー君
なかなかやりますね。やはり競馬は血統（ｒｙ」
実況「マクロス。激しい斜行です。審議のランプがつきました。」
杉本「審議のようですね」
実況「ラフィアン勢は全般に脚を使わされたか、脚を貯めていた
社台勢が徐々に押し上げていきます」
しかし、ラフィアン勢も直ぐに盛り返す。
岡田「時間は」美佐子「残り１分もないと・・・」
実況「んーー、どうやらダービーと同じ直線勝負ということになりますかね。」
杉本「いや、１０Ｆ過ぎから各馬脚を使わされましたからね。ジリ脚の見せ所が
こういう好試合によくありますからね。」

美佐子「あなた。バルクの脚大丈夫でしょうか？」
バルクはもう使えない・・・。しかし社台が一番恐れて
いるのはバルクなのだ。岡田は祈った。頼むバルク
ガンガレバルク。相手に気取られるな。最後まで
元気に走ってくれ。
ダービー、札幌記念の好走による反動・・・
岡田は菊花賞を最後にバルクの引退を考えていた。
実況「残り３Ｆを切りました。マクロスはもう一杯です。
ここで先頭はコスモバルク。このままダービーの再現なるか
ガンガレバルクガンガレ」
岡田「時間は」美佐子「もう３０秒少々です」
ラファインの後続勢全てが一つの考えに纏まっていた。
バルクを差す社台勢の徹底マークを・・・
しかし、バルクの直後に付けていたダイワメジャーも
ジワリと進出してくる。更に後方からハイヤーゲームも
鋭い差し足で進出してくる。
ハイヤーゲームと同じ位置取りにいたヴリルも共に
連れて上がってくる。
この瞬間、無言の会話がバクルとヴリルの間に飛んだ。
ヴリル「バルク、お前を抜かすぞ」バルク「頼む」

予測を狂わされたダイワの出足が一瞬遅れた。
バルクの意志を受け取ったヴリルは、ゴールを目指して
ハイアーゲームを抜き去り、猛突進した。

�чｮ「止めろ！止めろ！」
走れバルク。岡田は胸の中で大声で叫んでいた。

走れヴリル！空賭ける天馬のように。


�чｮ「出たのか」

ゴールの瞬間、半馬身抜け出していたのは
それはヴリルだった。

ラフィアン軍団は身を震わせて喜びを表現した。

この一瞬からしばらくの出来事を岡田は何一つ記憶していない。
ブリルがハイアーゲームを抑え込んでのゴール
バルクが最後の気力を振り絞りダイワを押さえて３着入線したのも
岡田の目には何一つ入らなかった。

確定「１着ヴリル、２着ハイヤー、３着コスモバルク・・・・・」

バルク「やったーーー」ヴリル「大丈夫かバルク」バルク「大丈夫だ」
ヴリル「勝ったーーー」バルク「ヴリル」ヴリル「バルク」

ラフィアンの馬達がヴリルの勝利の喜びを分かち合う。
ゆかり「お馬さん最高」
マーク「総帥、総帥！」
岡田「マーク・・・勝ったんだな。勝ったんだなマーク」
マーク「勝ったんだよ！総帥！You are winner！」



岡田「勝ったぞーーーーーーーーーー！！！」
この時岡田は、「１５頭のタックルを一人で受け止めた」


岡田は取材陣に答えた。
岡田「もうこんなに嬉しいことはありません。勝てる。
そう信じてても不安でした。でもこいつらが、こんな
素晴らしい試合やってくれて、信は力なりです！」

和田「総帥、総帥。泣いたらあかんやなこら。泣いたらあかん」
岡田「泣かしてください。思い切り泣かしてください。勝ったぞ！」
岡田の顔は涙でグチャグチャになっている。
和田「あんた、あんたヴリル勝ったで。優勝やで」
田部「奥さん、奥さん。顔を上げて、よくご主人を見てあげなさい。
　　　　日本一のご主人ですぞ。奥さん」
美佐子「はい」
馬達の後肢によって岡田の胴上げが始まった。

決戦の終わった京都競馬場のターフに岡田は田部・五十嵐と共に立っていた。
五十嵐「総帥・・・」
岡田「五十嵐君。いいんだ。」
五十嵐の目に涙が浮かぶ。田部が五十嵐を抱擁しながら
「五十嵐。お前はよくやった。バルクは・・・もうバルクは・・・」
スタンドに残っていた美佐子は岡田に向かって大きくうなずくと
岡田も大きくうなずいた。二人は遠くから見つめあっていた。

２００３年クラッシックは終わった。バルクのダービー制覇。
ヴリルの菊花賞制覇は美佐子をはじめとする関係者全て
の人によって、成し遂げられたのである。

岡田は勝利者となった。
だが、岡田は知っていた。今日という日が終わった瞬間から、
また新たなる戦いが、ここから始まるのだと。

>>59
>馬達の後肢によって岡田の胴上げが始まった。
烈しく見たいｗ

カーム
昭和34年12月11日生まれ　北海道日高町在住。父サンデーを炭坑落盤事故で亡くす。母フランクアーギュメント（新橋耐子）は接客業。
日高乱世会とつながり、ワルが染みついている。岡田とのタイマン格闘の末更生し無事卒業。今は水沢競馬所属。

誰かスチュワーデス物語編を立ててくれ

花園へ行くんだ！
花園Ｓで巻き返すぞ！

>>21
それはラヴィアンローズ by吉川晃司

>>49
藤川先生は同じ回想シーンの使い回しでしか見たことない

藤山やった　＿|￣|○

皆さん、私はね、
調教師が、と言うより、人間が馬を殴ることが許される場合が二つだけあると考えます。
ひとつは生命の危険にさらされた場合です。
もうひとつは、親が涙ながらに子を殴るように、
たとえ殴ったとしても、互いの信頼関係が壊れないと確信できる場合だけであります。
田部くん、君の場合は、どうでしたか？

ブルックは調教を終えて家に着いた。
ブルック「ただいま。しょうがないなぁ。そんなとこで寝てッと父ちゃん風邪引くぞ」
酔いつぶれたスターオブコジーンの世話を焼くのだった。

ヤクザＢ「おい、２０万はどうなったー」例のヤクザ3人が既に上がりこんでいた。
ブルック「無いですよ。そんな金」

ヤクザＡ「なんだとこの野郎。府中に行けなぇように腕へし折ってやろうかコラ。オラー」
とブルックの右腕を羽交い締めにした。
ヤクザＢ「金がなきゃ、岡田とかって先公に頼んででも作れ。それにしても散らかってるな。
少し整理してやれ。」と
厩舎の中を滅茶苦茶にして3人は帰っていった。
翌日の調教では競馬を楽しむ味を知ったラフィアン軍団達の走りは目覚しかった。
彼らは見事にスランプを脱したのである。
だが、調教の追い比べでは、格下の相手に見劣りしてしまった。
その原因は、声一つでないブルックの目を覆うばかりの不調にあった。

ブルック「訳って・・・、別にありません」岡田「これでも何でもないって言うのか」
そう言って鬣に隠れた傷を指摘した。
岡田「田原組にやられたんだな。」
ブルック「先生。俺、今まで明るく振舞おうとしてきたけど、もう駄目です。
あいつらが押しかけて来るばかりに、弟も妹も死ぬほど辛い思いをしてます。
俺、ラフィアンを辞めて、どこか別の土地に引っ越そうと思うんです」
岡田「府中は？ダービーはどうするんだ。皐月で社台一高に負けた時、お前今度こそ
全国制覇するぞと誓ったじゃないか。そのためにどんな苦しさにも耐えてきた。
きさらぎ賞でタイドを撃破したのはお前なんだぞ。お前は夢を捨てるのか？」
ブルックは溢れんばかりの涙を流した。

少年の夢を叩き潰そうとする暴力に、岡田は怒りを抑えることができなかった。
岡田「ブルック、諦めるな。俺はどんなことがあってもお前を府中に連れて行くぞ」
ブルック「止めてください。府中には他のみんなと行って下さい。」
岡田「ブルック！」
ブルック「俺のことに関わったら、先生は競馬どころじゃなくなります。そのため
もし府中にいけなかったら、俺ヤクザに殴られるより辛いです。先生」
岡田「よしわかった。俺は敢えて何もしない」
ブルック「お願いします」厩舎での話は終わった。

ブルック「大変だー。じゃやっぱり先生田原組へ行ったんだ」村本「じゃ例の博打の金の一件でか」
ブルック「ええ、あいつら先生に何をするか」
これ以上ブルックを暴力に曝してはならない。岡田はそのため命を掛ける覚悟だった。

村本はすぐさま岡田を馬で追いかけた。自転車で走っている岡田を見つけると、前に割り込んで
止めた。岡田「マスター」村本「ブルックから話は聞きました。田原組に行って何言うつもりですか？」
岡田「ブルックの所に二度と来るな。その一言です」村本「そんなことを話してね、わかってくれる
相手じゃないですよ」

村本は下馬して岡田の前に立った。岡田「だけどやるだけのことはやらないと。じゃ」
まだ行こうとする岡田の自転車を両手で止めた。
村本「いけませんたら。先生は元々血の気が多い方なんだから。行けば大喧嘩になるに
決まってます。」
岡田「ブリーダーが不祥事を起こせば、クラブ馬は出場停止になることぐらい
私にも良く分かってます。だからどんなことがあっても耐えます」

村本「それじゃ馬達どうなんですか？。府中の決戦は目の前なんです。今先生が怪我したり
万一のことがあったら、総帥無しで戦わなきゃなんないですよ。総帥一人の体じゃねぇんだから！」
岡田「行かして下さい！」

自転車を漕ぎ出そうとする岡田。村本「わかんねぇ人だな」と、みぞおちに一発パンチを食らわせた。
岡田はその場に伸びてしまった。村本「すいません。この始末俺が着けますから」と
馬に乗って走り去った。

村本は田原組の三人と歩いていた。工事現場に差し掛かると、現場にいたスペシャルウィーク
に呼び止められた。
スペ「よう。どこに行くんでぇ」村本「いや〜ちょっとこの人達と話があってね。」
スペ「おお、日高っ子クラブのミーティングか」村本「まぁね」
スペ「柄の悪い奴らだなぁ。あんな連中とよ、おお、こんなむごたらしくお腹の出たオメエと
草競馬チームを作るには碌なのが出来やしねぇや」村本「惨い？随分絡むね。今日は」
スペ「しかしおめえも同じじゃないか。冷てえなーどうしてよ、草競馬チームを作るなら作るで
どうして競馬狂のこのワシを誘わねぇんだよ。」

村本「名馬さんは高血圧だろ。ぶっ倒られたら、かなわねぇの。競馬なんて止めて、当て馬
でもやってる方が身のためだよ。じゃあな」
スペ「言いたいこと言いやがって！おい！。今夜いつもの店に飲みにこいや！
とっちめてやるからよ」

村本「返り討ちにしてやっからな。そのつもりでいろよ！」
村本はまるで散歩にでも出るように、歩み去っていった。

そして翌朝「中華料理店主刺され重体！」事件を知った村本の知人が日高市立総合病院へ
駆けつけた。
和田「あんたこないなことになるなんて。おたんこなす。死んでしまえ、どあほなんて二度と言えへん。
そやからきばってよーうなってや」村本は目を開けうなずいた。和田「あんた聞いてたん」
病室に岡田、デスポット、バルク、デュプレ、ブルック、カームらが見舞いに来た。
岡田「マスター」村本「先生、ラフィアンは今年、ダービー制覇しますよ」
岡田「えっ？」
村本「いま夢見たんですよ。府中に応援に行ったら、ラフィアンの馬達が全部掲示板を独占
する大活躍でしてね。先生、正夢にして下さいね」

そこへ刑事と犯人の一人が入ってきた。刑事Ａ「自首してきましたので。それから兄貴分二人も
逮捕しました。」
刑事Ｂ「どうしても村本さんにお詫びしたいというので連れてきたんです」
タヴァラ「俺、夕べ・・・」（事件のシーンへ）

村本「じゃ、どうあっても、ブルックのとこかは手を引いちゃ貰えねぇんですか」
ヤクザＡ「ガタガタしつこいんだよ。この野郎」
男達はナイフを抜き出し村本に襲いかかった。それを交わす村本。
村本「何しやがんでえ」次々と襲いかかる男達。だが果敢に立ち向かう村本に
ヤクザＡとヤクザＢは殴られ力が絶えてきた。
タヴァラだけがナイフを持ったままブルブルと震えていた。ヤクザＢにそそのかされたタヴァラは
村本目掛けて突進していった。

村本がヤクザＡを殴り倒す直前だったために、タヴァラの突進を交わすことが出来なかった・・・

やべ。
泣けてきた。

ブルック＝清川か。

これを聞いた一同は、怒りと憎しみを殺してタヴァラを睨み付けた。
タヴァラ「俺、後で兄貴に死ぬほど殴られるのが怖くて・・・すいませんでした！すいませんでした！」
タヴァラは土下座して謝った。
だが、デスポットは怒りに絶えられず爆発し「すいません・・・で、済むかよ！！！この野郎！」
と男の福を掴んだ。

止めに入る岡田や刑事、デスポット「離せよ！こいつはよ一発殴らねぇと気が済まねぇよ！」
ブルックは隙を見てタヴァラを殴った。だが村本の「ブルック、よせや」の一言に静まりを
取り戻した。

村本「おめぇもヤクザの三下なんかやってるとこみると、碌な育ちじゃねえんだろ」
タヴァラ「はい。はい」
村本「刑事さん。コイツの処分、なるべく軽く済むようにしてやって下さい」
タヴァラは居たたまれなくなり泣き崩れた。
村本「お前、処分が終わったらまともに働けよ。ん」タヴァラ「はい、はい」
タヴァラは連行されていった。

自分の体より相手に気持ちを思いやる村本であった。
和田「あんた、きばってよーうなってや。ほんならな、ラグビーくらいなんぼでもさしてあげるさかい」
村本「おりゃ死なねえよ。こうやってみると競馬場で初めておめぇの手を握ったのを思い出すな。
おめぇ年取ったな」
和田「あんたもな」村本「ああ。なんだか眠くなってきた」目を閉じた。

翌朝、村本は静かに息を引き取った。

村本の葬儀が営まれた。棺を抱えたブルックは「俺のために、俺のために・・・マスター！」
と泣きじゃくった。

その夜、岡田はカームの母フランクアーギュメント（新橋耐子）に会った。
フラ「あの子また何かやったんですかぁ？肥育場に送ったら。もう。何をやってんだか
我が子ながらカームには自分で愛想が尽きちゃったのよねぇ。
何かある度にタイムオーバーになったり、JRAにペコペコ頭下げに行ったり！
私もう疲れちゃったの。大体ね、あんたらブリーダーや調教師がだらしないんだよ。
だってそうじゃない。厩舎って言うのはさ、子供にいろんなことを教えるところなんでしょ。
調教だけじゃなく躾だってさ。それを何さ。カームをあんな風にして貰いたくて高い
預託料払ってんじゃないんだからね。」

岡田「お母さん。預託料さえ払って子供を厩舎に送り込めば、それで親の勤めが果たせる
と思ってるんですか？お金だけで子供が教育できると思ってるんですか？」

フラ「なによ偉そうに。あんたなんかに何がわかるって言うのよ！あたしゃね、北海道の
炭坑でね。亭主をね・・・」

岡田「落盤事故で亡くなられたのは知ってますよ。お母さんもカーム君を育てるために
どんなに苦労されたかは解るつもりです。でもねお母さん。子供は厩舎だけで、どうなる
もんでもないんですよ。厩舎と親が協力して一人前の競走馬に育て上げるんです。
親とブリーダーと調教師が力を合わせることが必要なんです。」

岡田「カーム君があれほど暴れ放題に暴れながら厩舎を去ろうとしないのは何故だと
思います？きっと寂しいんですよ。番長だなんだといって、周りにいっぱい子分を引き連れ
てるのも、きっと馬恋しいからなんですよ。厩舎に行けばとにかく仲間がいるんです。
つっかかる調教師が居る。だから彼は厩舎に残ってる。きっとそうなんですよ。
私は、このまま彼を厩舎から放り出したくないんです。一つくらい勝ち星を残して
何とか地方に転厩させてやりたいんです。」

フラ「総帥！！！お願いします！あの子の力になってやってください！
あたしに出来ることなら何でもします！だから、どうかあの子を見捨てないでやって
下さい。お願いします。お願いします。総帥！！！」

と泣き崩れて岡田に訴えた。この二人（？）の会話をカームは、公園の片隅で
一部始終聞いていた・・・

イソップまだあ〜？

スペ＝内田親父か・・・

微妙な評価

te

恐れていた事が始まっている。そう、もう時間はないのよ傷つき死ぬまで。そこは最後の涙さえ凍らせる風が吹いてる。あなただけがサマードリーム地上に降りた最後のダイアモンド

でもイソップ＝パナシュだと話が難しいな・・・

どうやって脳内変換すればいいのやら・・・

東京流星会会長．西村あさお

>>55-60

ハイアー２着の伏線が出来た。

先生・・・
天皇賞惨敗しました・・・

85さん私　 ＺＸＧＧ

落とすには惜しいスレなのでage

いまユニオンが川浜状態なんですけど・・・先生たすけて・・・(T_T)

両スレ！

ガンガレベナードガンガレ

いいスレじゃないか

岡田「何だ。お前まだそんなに寒いのか？よし、じゃこれ飲めよ。飲めるんだろ」
（水桶にブランデーを注ぐ）
カーム「ブリーダーがこんなことしてもいいのかよ？」
岡田「ばれたら（クビ）これかな？」
カーム「変わった先公だぜ」
岡田「気付け薬だよ。でも一杯だけだぞ。いいから飲めよ」
カーム「こいつは効くぜ」
岡田「生き返ったか？」
カーム「ああ・・・。奥さんどうしたんだよ。出かけてるのか」
岡田「ああ、ちょっとな」
カーム「先生よぉ、競馬って面白いのかよ」
岡田「ああ、面白いな」
カーム「何がそんなに面白いんだよ」
岡田「そうだな。まず競馬は個人競技の中でも一番人数が多いんだ。
一度で１８頭も走る時があるからな。その１８頭の意地がぶつかり合って
戦うところが面白いな。それから、競馬は格闘技だ。
馬体と馬体をぶつけ合って高速で走るには勇気がいる。
臆病者に競馬は出来ないな。一度すっ転んで地面に落ちると、騎手も馬も
どっちに転んでいくか誰にもわからん。
それでもゴール目指して一着を勝ち取るため、最後まで追いかける執着心が必要
なんだよ。途中で諦めた奴のところには決して勝利は転がってこないな。
もう風呂沸いてんだろ。狭いけど一緒に入るか。どうしたんだよ。
恥ずかしがること無いだろ」

続きは>>31

アクティースとカプリースが社台一高との試合に負けた落とし前をつけさせるため捕まっていた。
そこへデスポットが現れ、代わりにに来年の皐月賞で社台一高に負けたら、
自分の片脚をくれてやると言い出し、とりあえずその場のケリはついた。

アクティースとカプリースが、デスポットが社台一高との賭をしたと総帥に助けを求めに来た。
いくら総帥でも来年社台一高に勝てるわけがない。総帥は思案した。総帥はデスポットに
「いっそお前が競馬やらないか。前から目には留めてたんだが、お前は瞬発力も体力もある。競馬にはもってこいだ」
デスポット「先生、サラブレッドと勝負服には柄ってもんがある。俺にはケンカしか能がねぇよ」
総帥「競馬も1着を取り合うケンカだ。但し、ルールのあるケンカだ。なぁデスポット。
今のチームには闘争心が欠けてる。お前のようなファイトマンが必要なんだ。お前も脚を切られたくなかったら、
来年お前のその手で一高をぶったおしてみろ。どうだデスポット」
こうしてデスポットは今日からラフィアンの一員になった。

岡田は調教のためグラウンドに向かった。
美佐子「あなた、ちょっとこれ見てくれますか？」
岡田「これ？」
美佐子「メンコに付けるマークですって」
岡田「お前がデザインしたのか？」
パナシュ「はい、僕んち海の近くでしょ。それで毎朝海から昇る太陽を見て
いる内に思いついたんです。僕もこの太陽のように、真っ赤に燃えて昇って
行きたいと思って」
岡田「ライジングサンか」
パナシュ「駄目ですか？」
岡田「パナシュ」
デスポット「俺は悪くねぇと思うけどなぁ」
ミモーゼ「良いわよ。絶対よね」
岡田「よし！パナシュ。お前のデザイン貰ったぞ」


NHKマイル前

岡田「お前が折角デザインしてくれたメンコだが、そいつを着て府中で戦うことが
出来なくなってしまった。
勘弁してくれ。だがなパナシュ、お前がライジングサンに託した精神は
コスモサンビームの馬名に刻まれているんだ
今度のメンコは少し色褪せているが赤だ。そうだ、あの萌える朝陽の赤だ。
パナシュ、お前の同期がそいつを着けて、府中で戦う姿を見ていてくれ
ダービーに先立ち、必ずＮＨＫマイルＣを優勝するからな」

>>95

＞勘弁してくれ。だがなパナシュ、お前がライジングサンに託した精神は
＞コスモサンビームの馬名に刻まれているんだ

｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

ガンガレサンビームガンガレ

>>98
ミモーゼの厩務員の息子でつか？

保守

サンビーム・・・

で、結局ダービーにラフィアン何頭でるの？

　　　　　　　　　　　 ＿,,,,,,,,＿＿
￣￣￣￣￣￣　／ 　　 　 　 　 ＼　￣￣￣￣￣
.　　　　　　　　 /　　　　　　　 　 　 ヽ　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣
　Ｏne ｆｏｒ　　 |　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　|　（やっぱラフィアンは早熟なのかなとドキドキしつつ）
　 　 　 Ａｌl　 　|　ノノ ﾉ ﾉ ﾉ ﾊヽヽヾ |　　　|
　 Ａｌｌ ｆｏｒ 　　「ｒ|! 二ﾆ=ﾞ　ｲ=ﾆ二 !｢il　　∠　バルクガンガレバルク
.　　　　One 　ゝ| 　（（　　 |　 ））　.|,ﾉ 　 　|　
　　　　　　　　　 ! 　 ))./､ ｣,ヽ(( 　 !　 　 　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿
,＿＿＿＿＿＿_ ＼　　一.ー 　／　＿Ｅ[]ヨ＿＿
　　 __＿,,,, --―一| `､　 ￣　 /'トー―-- ,,,,＿__
.　/　　　　　　　/　i､　`ー― '　 ! ヽ　　　　　　　 ヽ
.　| 　　 ／| 　 〈 　 |. ＼/又`／. | 　 〉　　　　　　　|
￣￣￣　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

先生。ラフィアンの２歳やけにサンデーが多いですね。
３流血統を見捨てるのですか！

先生！サンビームに敢えて苦難の道を与えるのですか？

>>102

先生！バルクは絶対に勝ちます。

　　　　　　　　　　　 ＿,,,,,,,,＿＿
￣￣￣￣￣￣　／ 　　 　 　 　 ＼　￣￣￣￣￣
.　　　　　　　　 /　　　　　　　 　 　 ヽ　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣
　Ｏne ｆｏｒ　　 |　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　|　
　 　 　 Ａｌl　 　|　ノノ ﾉ ﾉ ﾉ ﾊヽヽヾ |　　　|
　 Ａｌｌ ｆｏｒ 　　「ｒ|! 二ﾆ=ﾞ　ｲ=ﾆ二 !｢il　　∠　ゼスト良くやった。感動した！
.　　　　One 　ゝ| 　（（　　 |　 ））　.|,ﾉ 　 　|　
　　　　　　　　　 ! 　 ))./､ ｣,ヽ(( 　 !　 　 　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿
,＿＿＿＿＿＿_ ＼　　一.ー 　／　＿Ｅ[]ヨ＿＿
　　 __＿,,,, --―一| `､　 ￣　 /'トー―-- ,,,,＿__
.　/　　　　　　　/　i､　`ー― '　 ! ヽ　　　　　　　 ヽ
.　| 　　 ／| 　 〈 　 |. ＼/又`／. | 　 〉　　　　　　　|
￣￣￣　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

先生！
スカートめくりのオープニングは交尾シーンにするんですか？

ダービーまであと２週