《残部僅少》最虚弱世代 最後の足掻き(再)

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379名無しさん@お馬で人生アウト
東スポ7月20売 21日号より

抹消馬の行方  マイネルライツ
地方競馬転出のため抹消診断その日に急死

「地方競馬に転出するはずだった。その抹消診断の日だったそうです。非常に残念」
と相沢調教師は沈痛な面持ちで語った。管理馬マイネルライツ(牡6)が放牧先の
ビッグレッドファームでせん痛のため急死したのだ。
 ライツへの師の思い入れは深い。同馬は育成時代、腸捻転を発症し開腹手術を
行っており、当初はデビューも絶望視されていた。それが関係者の必死の努力で
年明けには出走を果たし、5戦目でオープン若草S勝ち。ついにはダービー出走にまで
こぎつけた。
「当時はデビュー前に手術した馬がダービーへということで話題にもなった。結果は
13着だったけど凄いことだよね」
 重賞獲得こそならなかったが、最後方から4着に追い込んだちょうど2年前のGIII
函館記念など印象に残るレースも多かった。
「まだ信じられない気持ち。何とも言いようがないけど、ゆっくり休んでほしい」と結んだ。
                                               (風岡)