【F田？】この騎手は誰なの？ Part2【巻き舌】

中日スポーツから（１２／２紙面より）

　先月29日の京阪杯、負けた人気騎手を取材している時だ。
検量室を出た○○騎手に「お疲れ様でした」と一礼し、「今日の様な上滑りする様な馬場では、
この馬の力を出せなかったんではないですか？」と声をかけた。　が、返事なし。
今一度質問をすると、こちらを睨みつけ「おいお前、礼儀を知らんのかね。社名と名前を言うのが
礼儀だね」。

　そこで「すみません。中スポの○○です、今日は・・・」と質問を続けると「礼儀を知らんのかね」
と又言うので、頭を下げ謝罪と自己紹介を繰り返した。　これを3回やってようやく敗因を話し、
それで終わると思った。　ところが「お前ね、取材に来た事ないね？」と、名を名乗ったところで、
結局”お前”呼ばわり。
それはいい。　問題はこの後だ、私が「いえ、３日前の追い切りの後、名前を言って取材させて
いただきましたが」と言うと、「知らないね、何も覚えてないね」と疑いの目。「他社の記者も１人居ました
し、取材をして○○騎手さんのコメントで記事にしています。」と言うと、「知らないね。大体お前ね
インパクトがないんだよね。」

　唖然ととしていると「取材されてもインパクトがねえから、覚えてもらえないんだよね。」と、なんと
人格攻撃だ。　「大体な、お前らにこうして話す義務なんかないんだよね、こっちは話してやって
いるんだね」語気を荒げ攻撃してくるので、さすがにムッとして「では、今日はいいです」と返答した。

　すると「あ〜、らすとこーなー、あ〜ぐっどふぃーりんぐ・・・」と巻き舌で応酬。　今にも殴り掛かって来そうな態度
に頭の危険を感じ、その場を立ち去ろうとすると「ハイ終了！」などと呼び叫んでいた。
広報室を通じ、この一件を抗議したが、○○騎手は「聞かれれば、きちんと話している。話しの途中で
ふてくされて帰った記者が悪い」と返答したそうだ。

果たしてそうだろうか？被害者は私だけではない。　２２日には勝負服を目の前で叩きつけベテラン
記者を威嚇したのを始め、不快な思いをした記者は多数いる。　最近は京阪杯の時も含め、最初から
相手にしない社も出てきたが、今後も目に余る態度を続けるならば、JRAに対し関西スポーツ紙が
会社の垣根を越え、彼への指導を徹底してほしいとの要求を出そうかと言う動きすらある。

　謝罪の言葉が欲しい訳ではない、馬券を買ったファンへの敗因説明が、一言欲しいだけだ