【タイム】柏木集保保護観察日記・8【真っ二つ】

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26名無しさん@お馬で人生アウト
【だから私はこの馬を】 <高齢馬走る福島…9歳ロドリゴ元気>

 七夕賞は荒れる重賞として有名だが、過去10年、ベテランの7歳馬
(旧8歳)が7頭も連対している。ミヤギロドリゴは9歳の夏だが、福島
はベテランホースを歓迎する。

 JRAの平地競争で勝った9歳馬は史上6頭しかいないが、85年キタ
ノソロン、87年イクエヒカル、93年ハヤブサオーカン。3頭もの勝ち馬を
送っているのがこの福島コースだ。

 七夕賞の馬連最高配当は、98年の3万6160円。勝ったオフサイドト
ラップは7歳馬。2着タイキフラッシュも7歳馬で、16頭立て16番人気だ
った。単勝最高配当は、84年のホクトキンパイの1万3250円。これも16
番人気。七夕賞はどんなに人気薄馬でも、それはダメということがない。

 平地重賞の最高齢勝ち馬は、02年シルクロードSの9歳馬ゲイリーフ
ラッシュだが、正確には満9歳手前の2月のこと。ミヤギロドリゴは満9
歳と3か月。記録更新がかかっている。

 福島2000メートルのハンデ重賞は通算【1・0・1・3】。01年の秋、1分5
9秒0で福島記念を勝っている。3走前、阪神2000メートルを15番人気で1
分59秒7で4着。まだそうは鈍っていない。このベテランの通算成績は
【7・0・13・42】。未練の2着はない。(日刊競馬編集長、テレビ解説者)