99が指定した馬券を00が買うスレ その153

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917名無しさん@お馬で人生アウト
学校の帰り道、どれみははづきに「みかん」があるかと聞いたが、
はづきは「ハーブならあるけど…」と、ゆっくりとそう答えていた。
どうやら「お風呂」の中に入れる物での話らしく、一緒に居たあいこに向けても、肌もすべすべになるので、
一度やってみたらどうかと薦めていた。そして五叉路の中央に差し掛かったとき、
どれみが二人に話し掛けようとしたその時、まずはづきがヴァイオリンの稽古があると言って別れ、
あいこも父親が遅番なので、晩飯を作らなければならず、
どれみに向けて謝って、そのまま別の方向へ行って別れてしまう…。
918リングレット ◆Ubo9yPrcAg :02/12/02 01:31 ID:+q6nl8LZ
はっはっは
他スレ行ったら怒られるからな〜
全然行ったことないけど
919大井の王者フミヲ:02/12/02 01:31 ID:KCOM/OGW
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      ∧_∧   < >>917 なんであんたsageるようにしたんだ?
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920けん太@まるかぶり包茎 ◆6ju6CKenTA :02/12/02 01:33 ID:oWnSPDjM
ブルーイレブンは回避のようで・・・

じゃあユタカか
921大井の王者フミヲ:02/12/02 01:33 ID:KCOM/OGW
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      ∧_∧   < クソスレというか、どちらかというと恥ずかしいスレッドだよな。
     ( ´_ゝ`)   \________
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922名無しさん@お馬で人生アウト:02/12/02 01:33 ID:pw16DRX+
そしてどれみは一人になり、「暇なのは私だけか…」と思いながら、とぼとぼと寂しく、
MAHO堂へ向けて歩き出そうとしたが、ふとその横の道が気になったので、
「やっぱ遠回りして行こうっと!」と言って、そのまま気になった道へと走り始めていく!
その道では様々な風景が目に入ってくる…電信柱に置かれた水の入ったペットボトルや小さな商店街、
急な石段や高速道路の高架下に伸びる階段を登って、その先に行き交う一般道の車の群れ。
それらを通り過ぎて、住宅街の細道を歩いていたその時、途中で何かが落ちるような音が聞こえ、
一体何かと思ってどれみは不思議そうにその家の中を覗いてみると、そこには大きな家があり、
その中に赤々と燃える窯を見入っていると、そこに後からそんなどれみに声をかけ、
まだ先週引っ越してきたばかりだから散らかっているだろうと言うと、慌ててどれみは謝るが、
しかしその女性は笑顔でどれみに向けて、「別に良いのよ、可愛い魔女さん」と言うと、
その言葉に思わずどれみは照れて笑っていた…が、ふと今何て言ったのかと思って、恐々とした表情で、
その女性の事を見つめていた。
923名無しさん@お馬で人生アウト:02/12/02 01:33 ID:oKvsvOhy
フミヲ氏のID、大文字ばかりでよさげだ
924名無しさん@お馬で人生アウト:02/12/02 01:33 ID:pw16DRX+
すると女性は再びどれみに向けて、「あんた…魔女でしょ!」と見つめながら言うと、それを聞いたどれみは、
てっきり魔女ガエルになってしまうと思って泣き叫んでしまう!
しかしその気配もなく、そんなどれみの状況にあっけに取られると、どうしてなのかとどれみは不思議に思っていた。
どうやら彼女も魔女らしいのだが、しかしもう魔法は使わないんだと、そうどれみに向けて言い放っていた。
そしてどれみはその女性の計らいで中へと入れてもらうと、そこは「ガラス工房」であり、
周りには綺麗に色づけられたガラス細工がたくさん置かれていた。
そしてその女性は、窯に入れて熱せられたガラスを、筒を通して息を吹き込んでいくと、そのガラスが膨らみ、
それを目の当たりに見たどれみは、とても凄いなと思いながら、どうしてなのかとその女性に訊ねてみた。
そして女性は実際にした事を話すと、まるで魔法みたいだと思って、どれみは驚きながらそう言うが、
実際には魔法は使ってないが、それでもどれみは魔法みたいだと思って、感嘆の声をあげていた。
そしてその女性はどれみに向けてやってみるかと薦めると、喜んでどれみは「やるっ!」と言って、
その女性の元へと目を潤ませながら駆け寄っていく。
925リングレット ◆Ubo9yPrcAg :02/12/02 01:34 ID:+q6nl8LZ
>>921
そうだね
恥ずかしいスレであることは間違いないねw
ネタスレダシナ〜
926お茶どうぞ ◆OCHA./Z6O6 :02/12/02 01:34 ID:2UW9JrhV
っていうか、ず〜っと前から
サイレントディールは武豊騎乗で朝日杯へ・・・
って言ってたじゃん・・・。
ソースつきで・・・・・・
927名無しさん@お馬で人生アウト:02/12/02 01:35 ID:pw16DRX+
そして熱せられたガラスを筒に着いたまま引き出すと、そのガラスがまるで水飴みたいだと思って、
驚きながらどれみは見るが、その言葉に女性は、1200℃あるんだから食べてはダメだと言い、
その言葉にどれみは唖然としてしまう ^^;
そして引き出されたガラスを使って、女性はどれみに息を吐くのとガラスを回すタイミングを教えていくと、
段々とガラスが冷えてしまい、いくら息を入れても膨らまなかったので、どれみは窒息しそうになっていた(笑)
その後どれみは女性と二人で道路を歩いていたが、そこでどれみは自分はいつも二つの事を一度に出来ないと、
落ち込みながらそう話していたが、女性は初めてにしては上手いと、どれみの事を褒めていた。
その言葉にどれみは喜ぶと、夕方だったので段々と外気も冷え込んできた為、女性は気を使って、
マフラーを貸そうかと話すが、逆にどれみはさっきまで工房に居たから、帰って涼しいくらいだと答えていた。
928名無しさん@お馬で人生アウト:02/12/02 01:35 ID:oKvsvOhy
こんな恥ずかしいスレは名無しで充分8w
929けん太@まるかぶり包茎 ◆6ju6CKenTA :02/12/02 01:35 ID:oWnSPDjM
>>925
恥ずかしいね 特にアナタ
930名無しさん@お馬で人生アウト:02/12/02 01:35 ID:oKvsvOhy
>>929
そのハンドルは恥ずかしくないのかと小一時間(略
931リングレット ◆Ubo9yPrcAg :02/12/02 01:36 ID:+q6nl8LZ
>>929
名前にまるかぶり包茎なんてついてる人に言われたくありませんw
932名無しさん@お馬で人生アウト:02/12/02 01:36 ID:pw16DRX+
その後どれみはその女性に、美空町の周辺を歩きながら案内していくと、ふと途中にあった魚屋で、
焼きいかが焼かれているのを見つけ、女性は途中でそこへ立ち寄って、それを買っていた。
その焼きいかを食べながら女性は、「時々無性に食べたくなるのよねぇ…」と話すと、その言葉にどれみも同意し、
一緒に食べて歩いていると、そこでどれみは自分達が勤める「MAHO堂」へ寄ってみるかと言い、
その女性も興味があって、寄ってみようかなと話して早速そこへと向かっていた。
だがその中では、なかなか来ないどれみに苛立つマジョリカが中で叫んでいて、
「いっけない…さぼってたのを忘れてた…」と思って固まりながら、そのままMAHO堂へ寄らずに、
裏山へ向けて歩き出していた。
しかし女性は先程中で呼んでいたのに良いのかと疑問に思うが、「良いの良いの!」とどれみは明るく言い返し、
その代わりにこの町の「とっておきの場所」を案内すると言って、「海の見える公園」へと案内していく。
ここが一番夕焼けが綺麗に見える場所だと、どれみはそう女性に話すと、その美しい光景に女性も見惚れ、
「気に入った?」とどれみに訊ねられて、自然と女性も「気に入った!」と、笑顔でそう答えていた。
そして女性はどれみに色々と教えてもらったので、そのお返しをしなければと思い、
そっと夕陽に向けて手を伸ばし、持っていた紫色のビー玉を通して夕焼けを見つめて透視度を確認しながら、
それをどれみに向けて笑顔で手渡していた。
933けん太@まるかぶり包茎 ◆6ju6CKenTA :02/12/02 01:36 ID:oWnSPDjM
>>930
もはや勲章に・・・(ry
934お茶どうぞ ◆OCHA./Z6O6 :02/12/02 01:37 ID:2UW9JrhV
>>931

立てれるなら立てちゃっていいよ・・・新スレ。
935リングレット ◆Ubo9yPrcAg :02/12/02 01:37 ID:+q6nl8LZ
>>926
アヒャ・・・
ごめん見てないくさい・・・
936名無しさん@お馬で人生アウト:02/12/02 01:37 ID:pw16DRX+
不思議そうにどれみはそれを見ながら、そのビー玉を手にして、海に沈む夕陽を見つめてみると、
そこから通した夕陽がまるでこちらに向かってくるように輝いてさらに美しさを増し、
それに見惚れてどれみは感動すると、そこで女性はガラスは冷えて固まっているように見えて、
本当はこの海の水みたいにゆっくりと動いているんだと説明すると、本当かとどれみは不思議に思って答えるが、
ただしそれは何十年…何百年…何千年もかけて、少しずつゆっくりと動く為、
人間の目には止まっているように思えるのだと、そう女性は話していた。
その言葉にどれみは、「知らなかった…」と思って感心すると、そこで女性は魔女ならばガラスが動く何千年を、
見ることが出来るのだと、少し寂しい笑みを浮かべてそのように言うと、その表情にどれみは女性を見つめ、
女性もそんなどれみに向けて、優しい笑顔で見つめながら、自分もきっとそれを見るのだろうと言って、
再び沈む夕陽を見つめていた…。
937リングレット ◆Ubo9yPrcAg :02/12/02 01:37 ID:+q6nl8LZ
>>934
そう?
んじゃあ用意だけしといて950いったら立ててみるよ
938名無しさん@お馬で人生アウト:02/12/02 01:38 ID:pw16DRX+
そしてどれみは、今日もその女性「未来」のガラス工房へと訪れて、中へ向けて名前を呼んでいると、
そこに郵便配達員の男性が、表で待っていたどれみに向けて、未来宛のエアメールを手渡して、
そのまま自転車に乗って立ち去っていく。
それはミラノからの絵葉書で、それを見た後でどれみは、中で未来を呼びながら入って行き、
絵葉書が届いた事を伝えようとしたが、ちょうどそこでは未来が真剣な表情で、窯から熱せられたガラス板を取り、
それを筒のように巻いていくと、その状況にどれみは驚くが、すぐに未来はどれみの存在に気付き、
「全然気付かなかった」と笑顔でそう答えていた。
するとどれみは未来に向けて、仕事の邪魔をした事について謝るが、別に良いと未来は答えながら、
とりあえずこのガラズ細工を仕上げるから、中で待つように話していた。
そしてどれみは未来の家の中を見つめていると、やはりまだ引っ越して間がないせいか、
あちこちに散らばった荷物を、どれみは呆然としながら眺めていた。
939リングレット ◆Ubo9yPrcAg :02/12/02 01:38 ID:+q6nl8LZ
テンプレに入れなきゃなんないのってなんだっけ?
940代打福王 ◆JpD/FuKuoE :02/12/02 01:38 ID:HmC+703G
(=゚ω゚)ノぃょぅ
941けん太@まるかぶり包茎 ◆6ju6CKenTA :02/12/02 01:38 ID:oWnSPDjM
>>939
小麦粉と卵と氷水
942お茶どうぞ ◆OCHA./Z6O6 :02/12/02 01:39 ID:2UW9JrhV
928 名前:名無しさん@お馬で人生アウト 投稿日:02/12/02 01:35 ID:oKvsvOhy
こんな恥ずかしいスレは名無しで充分8w












82 名前:義務烈斗 ◆5o5GIMLET2 投稿日:02/12/02 01:31 ID:oKvsvOhy
俺もトランクス派だ
943名無しさん@お馬で人生アウト:02/12/02 01:39 ID:pw16DRX+
するとそこに古びた三面鏡があり、何かと思ってどれみはそれを広げてみると、
そこにはたくさんの写真が貼られていて、その光景に思わずどれみは喜びながら驚嘆する。
その後に未来がどれみを探して入ってくると、「とうとう見つかったわね…私の宝箱」と、
笑顔でどれみに向けてそう話していた。
「これ全部、未来さんの友達?」と、どれみは不思議に思って訊ねると、「数なら負けないわよ!」と未来はそう答え、
沖縄やデンマーク、あちこち転々と動き回ったので、行ってない国なんかないと話すと、
それぞれの写真の中に、ガラス細工のやり方を教えてくれたお爺さんや、喧嘩を教えてくれた女性、
そして…2日間しか一緒に居なかった、好きになりかけた男性…。
だがそれは止めたと言うと、一体それはどうしてなのかと、どれみは不思議に思って未来に訊ねてみた。
944名無しさん@お馬で人生アウト:02/12/02 01:40 ID:oKvsvOhy
わざわざ晒さなくても周知の事なのに>お茶
945けん太@まるかぶり包茎 ◆6ju6CKenTA :02/12/02 01:41 ID:oWnSPDjM
土曜日は藤田とユタカとヨシトミっで高配とれちゃいますた
946名無しさん@お馬で人生アウト:02/12/02 01:41 ID:pw16DRX+
すると未来は笑顔でどれみを見つめながら、自分は年上が好みなのだと答える。
夕焼け空に飛行機が雲を引いて飛んでいて、それをどれみは未来の家で呆然と見上げながら、
「海外旅行か…良いな…」と、羨ましそうにそう話していたが、実はそれは引越しだと未来は答え、
その言葉にどれみは驚きながら、三脚を立ててカメラを調節する未来に向けてそう話していた。
そして未来はあちこちの国から国、街から街へとすぐ引っ越すんだと話すと、一体それがどうしてなのか、
どれみは疑問に思って未来に訊ねてみた。
だが未来はカメラの調節が終わって、どれみに向けてポーズを取るように言うが、
しかしどれみはそれでも、同じ所に居れば良いのにと、不思議に思って未来に向けて問い掛けてながら、
困った表情のままで「駆け出すポーズ」をそこでしていた。
947お茶どうぞ ◆OCHA./Z6O6 :02/12/02 01:41 ID:2UW9JrhV
>>944

いや、あそこのスレは恥ずかしいスレじゃないのかと・・・
948名無しさん@お馬で人生アウト:02/12/02 01:42 ID:pw16DRX+
するとそこに未来が寄っていきながら、同じ場所に居ると色々と不都合があるんだと言い、
その答えにどれみは寂しそうな表情で見上げながら、いずれはここも引っ越すのかと、未来に向けて問いかける。
その言葉に一瞬未来は言葉を詰まらせるが、それをごまかすかのように、どれみの体をくすぐって笑わせ、
その姿をカメラに収めていく…。
その後どれみは疲れた表情で家に帰っていき、母親のはるかを呼んでいたが、
今はぽっぷのピアノのレッスンに付きっ切りになっていて、それをどれみは物寂しげに見つめていた…。
一方未来はどれみから受け取ったエアメールを真剣な表情で見つめたあとで、じっと家の天井を眺めていた…。
そして翌日の放課後、いつものようにどれみはMAHO堂へ向かう為に、おんぷとももこと一緒に帰っていると、
そこでどれみは未来がとても素敵な女性なんだと話して、そのままあの五叉路で立ち止まると、
それを聞いたおんぷとももこは、行ってみたいなと話していると、その言葉を待っていたかのように、
どれみは喜んでOKと答え、早速未来の家へと向かおうかと話すが、しかしおんぷは芸能界の仕事の時間であり、
さらにももこもこれから自分の新作のお菓子を母親が撮影してくれるからと言って、笑顔でどれみと別れて行く…。
そして今日もどれみは一人ぼっちで、「この頃みんな忙しいんだなぁ…」と思いながら、
MAHO堂へ向けて歩こうとしたが、やはり未来の事も気になって、今日も未来の家へと向けて歩き出していた。
949名無しさん@お馬で人生アウト:02/12/02 01:42 ID:oKvsvOhy
>>947
おっ! それもそうだな888888888888888888888888888wwwwwwwwwwwwwwwwwww
950リングレット ◆Ubo9yPrcAg :02/12/02 01:42 ID:+q6nl8LZ
>>940
正確にはいょぅらしいよ
最近知った

>>941
たっぷり混ぜ込みました〜
951お茶どうぞ ◆OCHA./Z6O6 :02/12/02 01:42 ID:2UW9JrhV
>>939
マジレスすっと前スレのURL以外は同じで
952大井の王者フミヲ:02/12/02 01:41 ID:KCOM/OGW
             / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ∧_∧   < ダメだ、このスレ。じゃあな。二度と顔ださねえから。
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953お茶どうぞ ◆OCHA./Z6O6 :02/12/02 01:43 ID:2UW9JrhV
>>952

サヨナラ
954名無しさん@お馬で人生アウト:02/12/02 01:43 ID:oKvsvOhy
(=゚ω゚)ノいょぅ
955名無しさん@お馬で人生アウト:02/12/02 01:43 ID:pw16DRX+
そして到着して未来のガラス工房の中へと入ると、そこで未来はどれみに向けて、
橋の事をフランス語で「ポンチョ」という事を教え、大きい洋梨型のガラスと、ビー玉くらいの小さいガラスを、
互いに熱したまま橋渡しするように溶着させて、そのまま大きいほうのガラスを切り落とすと、
くっついた二つのガラスにどれみは驚き、再びガラスを熱して、切り落とされた穴の中にばんせんを入れて、
それをどれみにゆっくりと広げさせていた。
どうやらこのまま広げていくと「グラス」になり、平たくすると「皿」になるらしく、どちらにするか未来は訊ねると、
いきなりの事でどれみは戸惑って考え込むが、結局集中できなくて、そのガラスは失敗作に終わってしまう…。
見事に形の崩れたガラス細工を見て、「私っていっつもこうなんだ…」と、どれみは落ち込みながら話し、
ピアノも母親から教わったが、あまり上手じゃないんだと、頭を抱えながら話していると、
そこで未来は「好きなら上手じゃなくても良いじゃん!」と、笑顔でどれみにそうアドバイスする。
だがどれみはそれでも落ち込みながら、幼い時は「ステーキ屋さん」になりたかった事を話すと、
「ステーキが焼くのが得意なんだ!」と、笑顔で未来はそう話すが、それはただ、
どれみがステーキを食べるのが好きなだけであり、それだけじゃダメだなと思って、何か身につけたいんだと、
寂しそうな表情でどれみは外を眺めていた。