▼▼▼SGの偉大さを論おう▼▼▼

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1論おう
「しかしSG対決の同着はドキドキしたねぇ・・・。」
「ハァ?スペシャルウィークとグラスワンダーはハナ差だろ?何言ってんの?」

こう言う人達にSGがいかに偉大だったか、いかに無敵だったか、いかに無限の可能性を秘めていたかを語ってあげましょうそうしましょう。
2名無しさん@お馬で人生アウグスト:01/12/25 06:58 ID:PtWNxMe8
競艇?
3 :01/12/25 06:59 ID:bqy+yqwj
>2
俺もマネしていい?


競艇?
4:01/12/25 07:07 ID:WvCqdYzj
分かる人だけ分かればいいのです。ハイ
5  :01/12/25 07:19 ID:kGGk7an9
ステイゴールド
6 :01/12/25 07:21 ID:H1K8JN3x
シーキングザゴールド
7_:01/12/25 07:21 ID:4JocmAvR
確かにあれは同着が良かった
8 :01/12/25 07:22 ID:Lm0Ke120
9:01/12/25 07:25 ID:LbUt1ycZ
スイフトセイダイ
--------------------------------------------------------------------------------

1986年生 牡 鹿毛
父      スイフトスワロー
母      エンジョイ
母の父    ブレイクニー
通算成績   51戦27勝、2着11回、3着5回
生産者    門別・門別岩一氏
主な勝ち鞍  ビギナーズC、南部駒賞、東北サラ3歳チャンピオン、やまびこ賞
       ダイヤモンドC、不来方賞、ダービーグランプリ、赤松杯(3回)
       桂樹杯(3回)、みちのく大賞典(2回)、東北サラブレッド大賞典
       シアンモア記念(2回)
10:01/12/25 07:25 ID:LbUt1ycZ
グレートホープ
--------------------------------------------------------------------------------

1986年生 牡 鹿毛
父      ノーザリー
母      クリトキワ
母の父    トピオ
通算成績   54戦24勝、2着6回、3着10回
厩舎     盛岡・小西重征
馬主     小野寺喜久男氏
生産者    門別・滝本健二氏
主な勝ち鞍  桐花賞(3回)、南部杯、北上川大賞典(3回)、みちのく大賞典(2回)
       東北サラブレッド大賞典(2回)、すずらん賞
その他    92年度代表馬
11みちのく大賞典:01/12/25 07:27 ID:LbUt1ycZ
回 年度 コース 1着馬 騎手 タイム 2着馬 騎手
16 S63 旧盛ダ2000 トウケイフリート 菅原勲 2.07.2 イワタケテスコ 佐藤浩一
17 H1 旧盛ダ2000 エンゼルトーン 織笠光幸 2.07.2 トウケイフリート 菅原勲
18 H2 旧盛ダ2000 スイフトセイダイ 小竹清一 2.08.9 ダンシングジオット 小林俊彦
19 H3 旧盛ダ2000 グレートホープ 菅原勲 2.10.6 1着同着
スイフトセイダイ 小竹清一 2.10.6
20 H4 旧盛ダ2000 グレートホープ 菅原勲 2.09.1 ホワイトシロー 佐藤雅彦
21 H5 旧盛ダ2000 トウケイニセイ 菅原勲 R2.03.9 モリユウプリンス 小林俊彦
22 H6 旧盛ダ2000 モリユウプリンス 小林俊彦 2.06.2 トウケイニセイ 菅原勲
23 H7 旧盛ダ2000 モリユウプリンス 小林俊彦 2.07.7 トウケイニセイ 菅原勲
24 H8 水沢ダ2000 ヘイセイシルバー 三野宮通 2.12.6 シャマードシンボリ 佐藤雅彦
25 H9 盛岡ダ2000 シャマードシンボリ 佐藤雅彦 2.08.5 ミヤシロテュードオ 山本裕次郎
26 H10 盛岡ダ2000 メイセイオペラ 菅原勲 R2.03.5 ジョウテンウイン 畠山信一
27 H11 盛岡ダ2000 メイセイオペラ 菅原勲 2.05.1 バンチャンプ 佐藤雅彦
28 H12 盛岡ダ2000 岩メイセイオペラ 菅原勲 2.06.7 岩バンチャンプ 畠山信一
29 H13 盛岡ダ2000 岩グローバルゴット 小林俊彦 2.10.0 岩インターフラッグ 菅原勲
12 :01/12/25 07:27 ID:KfcQYQPD
冬に早起きしてこんな馬鹿スレ見ると
和むねえ。
13 :01/12/25 07:43 ID:bqy+yqwj
ごめん、仕事行く前にもう一度言わして


競艇?
14 :01/12/25 07:46 ID:1zhAgDBx
笹川賞
15名無したん ◆JudyMCD. :01/12/25 07:48 ID:7okb/Q/f
こういうオチだったのか。。
16 :01/12/25 07:48 ID:JRx+Zai/
SG優出
17このスレ名って:01/12/25 07:52 ID:+nn2gLWy
▼▼▼GSの偉大さを論おう▼▼▼

にしてても、「ガソリンスタンド?」って言われてたんだろうな(藁
18ラシオン ◆pFDFnHfE :01/12/25 07:58 ID:Pua/fjzj
SGの中でも格の違いがある。
賞金王決定戦は特殊として、
全日本選手権>総理大臣杯>モーターボート記念>笹川賞
>グランドチャンピオン>オーシャンカップ>チャレンジカップ

賞金王シリーズ戦は論外。
19 :01/12/25 12:46 ID:rAf5RCkg
>>17
ゴーストスイーパーという手もある。
20 ◆.dP/yOZQ :01/12/25 13:04 ID:vkMxnBGL
>>17
GS=ゴールドマンサックスということで。
メリル>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>GS
なんて書き込みもあるかも(w
21 :01/12/25 13:09 ID:gz8Yugh0
>>20
ここは株式板か?(w
22名無しさん@お馬で人生アウト:01/12/25 13:12 ID:IaxzevjD
X'mas早朝にこんなスレ立てちゃうとは・・
愉快なやろーだ
23 :01/12/25 16:57 ID:nNK5I+tp
あげつらえ!
24名無しさん@お馬で人生アウト:01/12/25 19:39 ID:ndhx9tlA
トウケイニセイとメイセイオペラだけタイム早いね。
25藤尾:01/12/25 19:42 ID:nXxhs5vu
SG?
Sameta Gohan?
26名無しさん@お馬で人生アウト:01/12/25 19:58 ID:TEGZmx8F
>>1
スペースバンパイア... 85英、マチルダ・メイ当時20歳で全編裸で押し通す
ゲッタウェイ...94米、キム・ベイジンガー まだイケル。
27 :01/12/26 20:59 ID:wxMDd+AP
トウケイニセイ最強
28 :01/12/26 21:19 ID:IHhZbb1v
ヤクルトvs巨人?
29キタサンハナノアナ:01/12/26 21:41 ID:sBExV7AY
日刊競馬カレンダー購入@クロフネAノボトゥルーBオーシャンCタキオンDポケEパステルFオペGブラホHドトウIトロットJカフェKデジタル
30チンパンジー?:01/12/26 21:42 ID:4LVSfKEa
さる、ゴリラ?
31 :01/12/26 21:44 ID:LYu4fpj6
スイフトセイダイの思い出をきくた健さんに語ってもらいました。
****************************************************************************
 岩手の競馬において、おらゆる意味で先駆者的な役割を果たしたのが、このスイフ
トセイダイ。私が岩手競馬に関わるキッカケとなったのもこの馬であり、私にとって、
最初のアイドルホースがこの馬でした。
 スイフトセイダイ登場以後、岩手競馬は大きく変わったと言っても過言ではありま
せん。初めて全国に通用することを証明したのがこのスイフトセイダイであり、初め
て全国の交流戦に挑戦し続けた馬でもありました。当時は中央と地方はもちろん、地
方同士においてもその交流がほとんど閉ざされていました。そんな中にあって、スイ
フトセイダイはその限られたわずかな交流戦に足を運び、全国に挑戦し続けました。
そして、そのほとんどを岩手に身を置き、最後まで岩手にこだわり続けた、最初の生
えぬきの名馬と言っていいでしょう。
 私はこの馬が遠征するなら、中山でも札幌でも追いかけていきました。いつも惜し
いところまでいきながら、結局、夢は果たすことは出来ませんでしたが、この馬と一
緒になって駆け巡った熱く充実していた時間は、自分にとってもっとも輝いていた時
間のひとつでした。
 岩手競馬界にとっても、この馬の存在は図り知れなかったことでしょう。「スイフ
トに追いつき追い越せ」を合い言葉に、打倒スイフトセイダイが岩手競馬界において
も大きな夢でした。そしてその後に頭角をあらわしたグレートホープにモリユウプリ
ンス、そしてトウケイニセイ。これらは多かれ少なかれ、直接的であれ間接的であれ、
このスイフトセイダイを目標にし、その産物として誕生した名馬達と言い切りたいと
思います。
32 :01/12/26 21:44 ID:LYu4fpj6

 中でもグレートホープという馬は、スイフトにとっても欠かせない一頭でした。素
晴らしいライバル同士、そして素晴らしい名勝負の数々を演出した両馬。「SG時代」
という偉大なる歴史を作りあげ、全てのファンが熱く燃えたこの時代は、永遠に語り
続けるはずです。
 私が最初にスイフトをこの目で見たのが平成元年の東京大賞典。私が最初に岩手競
馬との接点となったレースでもあります。あの時の興奮、あの時の大歓声、あの時の
乾いた空気、あの時の冷たい風。すべてのことが今でも昨日のことのように、記憶の
中に深く刻まれています。
「先頭はスイフトセイダイ、的場文男!!」
という実況とともに4コーナーを回るシーン。その時の私の胸の高鳴りは、今でも忘
れ難い記憶として、私の心の中に深く深く刻まれています。そして私が競馬に関わり
続ける限り、あの瞬間は忘れることのない思い出のレースとして残り続けることでし
ょう。
by きくた健様
33 :01/12/26 21:51 ID:LYu4fpj6
SG時代というのをご存知の方もいるだろうか。スイフトセイダイVSグレートホープという対決である。
当時TVIが日曜のたびに競馬中継をやっておりそのVTRもたくさんある。
初対決は4歳の「ダイヤモンドカップ」。当然スイフトは1番人気。3歳で無傷の東北王者に輝いたが、
この年は初戦、ミタケエルセン(小林)にリベンジされた。続くやまびこ賞では見事に雪辱を果たして
このレース。主戦は当時アラブのコウギョウハンターなどで佐藤浩一らとともに岩手の花形だった小竹清一。
対するグレートホープは典型的な上がり馬、重特は今回初挑戦というレース。主戦騎手は今や岩手の顔、
菅原勲(先日2,500勝達成!おめでとうございます)である。
レースは逃げ馬・アンダースワロー(父がスイフトと同じスイフトスワロー)が先行する。
そしてスイフト、ミタケエルセン、サカモトランナーの当時の3強が虎視眈々と狙いグレートホープは
最後方というレース。結局最後にスイフトが強いレースを見せ付ける。グレートポープは着外、
苦い重賞初陣であった。しかしそれがSG伝説の始まりだった・・・
34 :01/12/26 21:51 ID:LYu4fpj6
その年のダービーグランプリには名古屋の快速馬サンリナールや九州王者ギオンアトラス
(バンブーアトラス産駒)が参戦。しかし東北優駿でスイフトの代理でエースとなったミタケエルセン、
苦い初陣から一気に這い上がったグレートホープ、そしてもちろん大将スイフトセイダイが迎え撃つ。
この年のグランプリは予想通りサンリナールが逃げ、それをミタケエルセンが追う展開になった。
そしてスイフトとグレートホープは中段、ギオンアトラスは後方という競馬になった。
そして4コーナー、まだサンリナールが逃げ、スイフトも追走する。そんなこんなから200で
ついに先頭、グレートホープもやってくる。このまま岩手のワンツーかと思われたが外にギオンアトラス。
グレートを差して2着に滑り込んだが、スイフトには及ばず。
実は岩手勢ではこのレース初制覇となった。それまでが大井(TCK)による制覇だっただけに、岩手と
南関東のレベルが同等になっていった頃がこの頃かなと今にして思えばそう言える。
その後のダービーグランプリと言えばミスタールドルフ(金沢:渡辺)VSトミシノポルンガ(笠松:
安藤勝巳)の激突やJRAから皐月賞馬イシノサンデーが参戦するなどのことがあった。
今年はJRAのムガムチュウ(鞍上はコンコルド藤田)が制している。
でもエルムSでトーホウエンペラーに後塵を排しているのですよ。
35 :01/12/26 21:54 ID:LYu4fpj6
☆グレートホープ
岩手の2強と評され、同期スイフトセイダイと共に、事実上岩手サラの黄金期を作った。
4歳で桐花賞を制覇、アッと言わせたが、5歳〜7歳時には北上川大賞典3連覇、
みちのく大賞典、桐花賞、東北サラ大賞典各2連覇、南部杯などを勝ち、重賞11冠と
華々しい活躍を見せた。スイフトが積極的に外に向かったのと対象的に、一貫して地元で
パワーを爆発させた。両雄の直接対決は24回に及び、グレートの先着はみちのく大賞典同着
(H3)も含めわずか8回だったが、まさに強者が強者を作る、の典型的な名コンビだったといえよう。
現在、門別の厚賀SSで種牡馬生活に入っている。

☆スイフトセイダイ
3歳時9戦9勝、4歳時9戦6勝2着3回、そして東北サラ3歳C、ダービーGPなど
重特7冠を奪取したビッグルーキー誕生に、ファンは大いに沸いた。その後も快進撃は
続き5〜8歳時、みちのく大賞典、シアンモア記念各2勝、東北サラ大賞典等を勝った。
同馬の合計タイトルルは、重賞9、特別9だが、特筆したいのは積極的に外に向かったことで、
東京大賞典で平成元年・2年、ロジータ、ダイコウガルダンの2着、平成3年は岩手馬として
初めて中央参戦を果たし(オールカマー5着)、またブリーダーズGC2着善戦するなど、
以後岩手のサラブレッドが大挙して中央や他地区に遠征するようになったがその先鞭を
付けた功労者といえよう。現在は、青森の競馬牧場で種牡馬生活を送っている。
36 :01/12/26 21:58 ID:LYu4fpj6
1994年7月31日
岩手に怪物がいるという。公営競馬の中でもハイレベルで知られる岩手にあって、
このとき、30戦29勝2着1回、連対率100%、重賞6連勝中のその牡馬、
名をトウケイニセイという。
子供のころには肺炎で苦しんだり、長じても屈腱炎に悩まされたりと、決して、
順調な競争生活ではなかったにもかかわらず、レースに行けば、彼は憎らしい
ほどの強さを見せたという。「既に伝説にさえなった勇姿と強さ」みちのく大賞典
当日の『ケイシュウニュース』(岩手版)は書いている。生きながら「伝説」になった馬、
トウケイニセイに会える。早朝の仙台平野を走る新幹線の中でぼくは期待を禁じえなかった。
国鉄の盛岡駅から無料バスで30分ぐらい走ったところに旧盛岡競馬場はあった。
左回りで、けっこうアップダウンがある走路。内馬場は駐車場になり、今日の大レースを
見るために集まってきた無数の車の屋根が折からの夏の強い陽射しにきらめいていた。
4Rからぼくは参加した。メインのみちのく大賞典までの5R中3Rで配当は得たものの、
いずれも堅い結果だったのと、買い方の稚拙さで、マイナス計上である。ぼくは気合を入れて
みちのく大賞典のパドックに向かった。

5枠のグレートホープはトウケイニセイの前に岩手に君臨していた馬で、スイフトセイダイ
という馬とこの馬の強さが突出していたので、その頃は両馬の頭文字をとってSG時代と
呼ばれていた。ただ、9歳という年齢もあって衰えが見え始め、ニセイそして、モリユウ
プリンスの台頭後は目立った活躍をしていない(驚くべきことにニセイはグレートホープとは
1歳しか変わらない。すなわち、8歳である。競走馬の世界で8歳といえば、もう老齢だ)。
今、名前の出たモリユウプリンスはまだ6歳と若く、次代のエースと目されている。
37 :01/12/26 21:58 ID:HNhkk52J
良スレに成った
38 :01/12/26 21:58 ID:LYu4fpj6

が、ニセイにはまだ先着したことは無い。
さて、パドックである。伝説の馬をはじめて目の前で見ることができるわけだ。
馬番順にしずしずと馬が姿を現す。トウケイニセイが出てきた。このときの情景を思い浮かべると、
今でも悲しくなる。トウケイニセイはぼくが思っていたような馬では無かった。覇気が無いような、
少し自信なさげな馬だった。それに比べ、新聞も対抗に推しているモリユウプリンスのデキには
目を見張るものがあった。そのときの新聞にぼくは書きこんでいる「モリユウ 究極の出来
ムダ肉の一切ない、彫刻のような馬体」。そう、それは残酷なまでの対比で、これで勝てなければ、
モリユウは生涯、ニセイに勝てないだろうというほどのデキだった。
レースの詳細は覚えていない。覚えているのは、ゴール前、必死にかけこむトウケイニセイの
外を矢のように差したモリユウプリンスの像である。ニセイが敗けた。1着モリユウプリンス、
2着トウケイニセイ、3着トウホクグラス。卑怯なぼくは、パドックの内容からモリユウプリンスを
軸に買っていたから、単勝、複勝、連勝と全て当たったのだけれど、深い虚脱感が残っていた。
「巨星堕つ」頭の中をそんなことばが駆け巡った。

後日、トウケイニセイはこのレースの前に外傷を追い、満足に調教を積んでいなかったことを知った。
事実、この後、トウケイニセイは再び、連勝街道をひた走っていく。ぼくの心配など吹き飛ばし、
生涯2度目の屈辱をバネとして。いちどは落ちたかに見えた星はまた、次の夜には空高く輝き出したのだ。
逆に、このレースで全てを使い果たしたのか、モリユウプリンスは以降、並みの馬になってしまった。
39名無しさん@お馬で人生アウト:01/12/26 23:10 ID:nllCkkl4
トウケイニセイは、1987年5月北海道浦河の田中牧場に父トウケイホープ
母エースツバキとの間に生まれた。生まれつき体が弱い馬で、当歳の秋に
肺炎を患ったり、2歳のときには肩を痛めたりした。
その後3歳のデビュー戦を勝った後、左前足に屈腱炎を発症し、以後、1年
7ヶ月の休養をすることになり4歳のシーズンを棒に振ることとなる。
5歳になり、小西重征厩舎に移って復帰した後は破竹の勢いを見せ、19戦
目でハルサンヒコーに敗れるまでに、当時の日本新記録であるデビュー以来
18連勝という大記録を達成した。

敗戦の後も、快進撃を続け、初めての重賞であるみちのく大賞典を殆ど持っ
たままでラスト1ハロン11秒4という驚異的な走りで快勝した。
だが、その裏側においては、レースの後は足が腫れたり、調教にも気を遣っ
たりしなければならず、いつ再発するかわからない屈腱炎との戦いがあった。
その後、みちのく大賞典において、2度ライバルのモリユウプリンスに土をつ
けられたが、一度も連対を外すこと無く重賞タイトルを総ナメしていった。

そして1995年10月10日のマイルCS南部杯(水沢競馬場)このレース
はこの年から全国交流のレースとなり、トウケイニセイが、当時、ダート交流
レース戦で、無敵の強さを見せていたライブリマウントをはじめとする一流の
中央、公営馬に対しどういった戦いをするか戦前から話題になり、この名勝負
を見る為に全国から多くのファンがが駆けつけ、大歓声の中でレースが始まった。

トウケイニセイは、先行して3コーナー前後で仕掛けるといういつもの作戦を取ったが、
仕掛けどころの3コーナーあたりからついていけなくなり、結局ヨシノキングにも先着
されてしまい、デビューして42戦目で初めて連を外す事となってしまったのである。

その後、そのまま引退かという噂があったが、年末の大一番レース桐花賞に
出走して、横綱相撲で快勝し、引退の花道を飾った。引退した後は、門別に
おいて種牡馬として第二の馬生を送っている。産駒は’99年デビューで
あり、産駒のトウケイニセイ以上の活躍が期待される。
40 :01/12/26 23:30 ID:LYu4fpj6
スイフトセイダイ
岩手が全国に最初に送り込んだ名馬、スイフトセイダイ。私にとっては特別な存在の馬。
この馬のことを私は語りだしたら止まりません(笑)。私にとっては神様のような存在の馬だったんです。
私がこの馬の名前を聞いたのは、ダービーGPを勝った後の平成元年の暮れ。当時、東京に住んでいた
私の耳に入ったのが、とあるTVの競馬番組で「岩手の怪物、中央か大井に転入か!?」そんなコメントで、
この馬の存在を初めて知りました。もちろん、我が故郷、岩手から誕生した馬でしたので、
しばらくこの馬のことを気にしておりました。
この馬を強く意識したのは、それから間もなくして。ある日、そのスイフトセイダイが大井に転入し、
南関東の大一番・東京大賞典に駒を進めるという話しを聞き、私は大井競馬場に、はせ参じたのであります。
当初私は、年末年始は実家でゆっくり過ごそうという予定もキャンセルし、バイトでためた帰省の為の
新幹線代をそっくり持って、勝島に乗り込んだのでありました。
しかし、相手はご存じ、南関東史上最強牝馬・ロジータ。スイフトセイダイは2着はなんとか
確保したものの、ロジータに完ぺきなまでにうちのめされた完敗。家に戻って何度も何度もそのレースの
VTRを見て、ブッチられた姿を見ながら、本当に悔しくて悔しくてしょうがなかったのを思い出します。
しかし馬券はしこたまとったので、その後無事実家にはグリーン車で帰りましたが(笑)。
しかし、それからです。私がスイフトセイダイに対して大きなことを求めるようになったのは。
その後、スイフトセイダイはまた岩手に戻り、また勝ち続けました。まだまだ当時の岩手は田舎の小さな
競馬場。そこに初めて登場した岩手生え抜きのスターホース。550キロの巨漢を揺るがせながら勝ち
続ける様に、私の中には全国制覇の夢が大きく膨らんでいきました。そこにはグレートホープという
素晴らしきライバルも得て、岩手に新しい一時代の到来、「SG時代」の到来がやってきたのです。
私が競馬をやっていた中でもっとも幸せな時代でした。
41 :01/12/26 23:30 ID:LYu4fpj6
シアンモア記念で、そのグレートホープをレコードタイムで制圧したスイフトセイダイは、また全国への
旅にでました。再び全国の猛者への挑戦状を叩きつけて。
当然、私もお付き合いしました、中山でも札幌でも。もしもこの馬がいなかったら、のちの私の遠征グセも
なかったのに(笑)。
しかし、この遠征の結果は、周囲の期待に応えてくれるものでは無かったのかも知れません。
初芝となるオールカマーはジョージモナーク・ホワイトストーンらの前に屈して5着。ブリーダーズGCは
カミノクレッセから10馬身はゆうに離された2着。私の夢は終わりました。
傷心のまま、岩手に戻ったスイフトセイダイ。そこにはモリユウプリンス、トウケイニセイが現れ、
SG時代、スイフトセイダイの長く熱い時代が静かに終わりました。
岩手にこだわり続け、そして全国に挑戦し続けたスイフトセイダイ。間違い無く言えることは、
この馬がいなければ、今の岩手競馬界の発展も無かったでしょう。全ての馬が「スイフトに追いつき追い越せ」
だった時代。この馬がいなければ、その後の強い馬も現れなかったというは言い過ぎでしょうか。
スイフトセイダイが成しえなかった、あくなき夢。この挑戦し続ける精神だけは、延々と岩手に引き
継がれていくでしょう。私もいまだにこの馬の面影を追い求めながら、まだまだ夢は見続けています。
42 :01/12/26 23:33 ID:LYu4fpj6

グレートホープ
突然ですが、実はグレートホープは私にとって「敵役」でした。
私が公営競馬の魅力にとりつかれたのが平成元年の東京大賞典。スイフトセイダイが2着になった、
あのレースです(1着はロジータ)。私が初めて見たスターホースということもありますが、
それ以来スイフトは公営最強馬として、私の中で強く思い続けるようになったのです。
そんなスイフトに肩を並べようとするグレートホープはどうしても、敵役にしか映らなかったん
ですね(苦笑)。
この馬を語る時、常にひきあいにだされるのが、あまりにも有名な平成3年のみちのく大賞典、
スイフトセイダイと1着同着となったあのレース。激しい死闘の末に1着を分け合ったあのレースは
今でも昨日のことように覚えています。
この、本格的な「SG時代」の到来とともに、あのレースを境にグレートホープに対する見る目が
変わってきたのは、私だけでないかも知れません。グレートホープは「敵役」という存在から、
最も驚異な「宿敵」に私の中で変わってしまいました。今、振り返ると当時、スイフトセイダイ以上の
敬意の念ももっていたような気がします。
そして迎えたシアンモア記念、両馬は当然のごとく圧倒的な人気を集め、問題はどっちが勝つかだけ。
グレートホープ・菅原勲、スイフトセイダイ・小竹清一、両騎手もそう考えていたでしょう
(事実、レース内容も終始、両騎手はお互いをマークしあいながら、他の馬のことはまったく
無視したかのようなレース振り)。最後の旧盛岡の長い直線、2頭馬体を並べて激しくぶつかりあい
ながらゴールに向かうシーン、もう私は余計なことは言いません。
43 :01/12/26 23:35 ID:LYu4fpj6

突然ですが、実はグレートホープは私にとって「敵役」でした。
私が公営競馬の魅力にとりつかれたのが平成元年の東京大賞典。スイフトセイダイが2着になった、
あのレースです(1着はロジータ)。私が初めて見たスターホースということもありますが、
それ以来スイフトは公営最強馬として、私の中で強く思い続けるようになったのです。
そんなスイフトに肩を並べようとするグレートホープはどうしても、敵役にしか映らなかった
んですね(苦笑)。
この馬を語る時、常にひきあいにだされるのが、あまりにも有名な平成3年のみちのく大賞典、
スイフトセイダイと1着同着となったあのレース。激しい死闘の末に1着を分け合ったあのレースは
今でも昨日のことように覚えています。
この、本格的な「SG時代」の到来とともに、あのレースを境にグレートホープに対する見る目が
変わってきたのは、私だけでないかも知れません。グレートホープは「敵役」という存在から、
最も驚異な「宿敵」に私の中で変わってしまいました。今、振り返ると当時、スイフトセイダイ以上の
敬意の念ももっていたような気がします。
そして迎えたシアンモア記念、両馬は当然のごとく圧倒的な人気を集め、問題はどっちが勝つかだけ。
グレートホープ・菅原勲、スイフトセイダイ・小竹清一、両騎手もそう考えていたでしょう
(事実、レース内容も終始、両騎手はお互いをマークしあいながら、他の馬のことはまったく無視
したかのようなレース振り)。最後の旧盛岡の長い直線、2頭馬体を並べて激しくぶつかりあいながら
ゴールに向かうシーン、もう私は余計なことは言いません。
44名無しさん@お馬で人生アウト:01/12/26 23:38 ID:/0VUBTKH
スイフトセイダイは名馬だがグレートホープは過大評価された二流馬。
宇田川淳が明らかにしてるよ。
45:01/12/26 23:46 ID:EkPiTUvP
さっ換気しなくっちゃね。
スイフトセイダイとグレートホープのネタはもうやめてくれ。
寒いだけだしね・・ちゃんとわかろうね。
46 :01/12/26 23:52 ID:J8Apv6UH
サイモン&ガーファンクルと言えば

名曲エルコンドルパサーだねーーー!
47    :01/12/26 23:52 ID:LYu4fpj6

グランドカイザー
1993年生 牡 芦毛
父      トライバルセンプー
母      スウイストナオミ
母の父    ダンサーズイメージ
兄弟     全兄グランドサイト、全妹トライバルマリー
厩舎     水沢・小林義明他
生産者    新冠・森永正志氏
通算成績   34戦16勝、2着6回、3着5回
主な勝ち鞍  テレビ岩手杯(2回)、アラブ大賞典(2回)、金蹄賞
       東北アラブチャンピオン
南関東でデビューから4連勝。重賞未勝利ながら楠賞全日本アラブ優駿3着、全日本
アラブ大賞典2着、セイユウ賞2着の実績を引っ提げ5歳春に岩手に移籍。アラブ大
賞典で重賞初制覇。6歳になってさらに本格化。金蹄賞、東北アラブチャンピオン、
アラブ大賞典と重賞を勝ちまくり、年度代表馬の最有力候補となりながらセイユウ賞
5着の後突然の引退。年内7走以上の条件をクリア出来ず、年度代表馬の座を失った。
引退の理由はまだ明らかにされていないが、故障したと考えるのが普通だろう。他馬
と3秒も違う上がり3ハロンの強烈な末脚がこの馬の最大の魅力だった。
48    :01/12/26 23:53 ID:LYu4fpj6

サバンナテイオー

1991年生 牡 栗毛
父     ミスタージョージ
母     ラビットコーラル
母の父   キタノトウザイ
兄弟    半兄サバンナショウリ
厩舎    水沢・小林義明
生産者   静内・山口牧場
通算成績  26戦13勝、2着5回、3着7回
主な勝ち鞍 北日本アラブ優駿、日高賞、金蹄賞、新潟平成C
その他   盛岡ダート1800mレコード

ゲルサガ、ミサイルカチドキ、トウホクテイオー、グラントウザイ、トップザアマミ
など強い世代とは言い難いところだが、この馬自身は4歳夏を境に急成長。ビクトリ
ーCで2着すると、北日本交流の北日本アラブ優駿を快勝、日高賞も勝って4歳2冠。
5歳時の金蹄賞はミスターホンマル、ピアホルテのPM2強が共倒れということもあ
ったが小林俊彦騎手の好騎乗もあって見事な勝利。唯一頭岩手代表として乗り込んだ
新潟平成Cも制する。6歳時は順調さを欠いたが盛岡ダート1800mの平場でレコ
ード勝ち。結局、これが最後のレースとなった。引退後は種牡馬となっているが産駒
の岩手デビューを見ることが出来ないのが残念だ。
49    :01/12/26 23:55 ID:LYu4fpj6

サカモトリードワン
1992年生 牡 鹿毛
父      リードワンダー
母      メグミダンサー
母の父    ファバージ
厩舎     水沢・村上実
生産者    浦河・中脇満氏
通算成績   52戦9勝、2着10回、3着7回
主な勝ち鞍  南部駒賞、東北サラブレッド3歳チャンピオン、スプリングC
       オータムC

94年の東北3歳チャンピオンで南部駒賞、東北サラブレッド3歳チャンピオンを連
勝。4歳初戦のスプリングCを制して東北優駿に向かうがカガリスキーの末脚に屈し
て2着。ダービーグランプリでは直線残り100m付近で手前を替えるのに失敗、バ
ランスを崩して5着に終わった。古馬になってからは成長があまり見られず、B級戦
4着を最後に引退することになった。


グラールストーン
1989年生 牡 栗毛
父      ノーリュート
母      ウラカワミユキ
母の父    ハビトニー
兄弟     半兄ナイスネイチャ、半妹ジンシリウス、半弟ナイスエース
厩舎     水沢・桜田浩三
生産者    浦河・渡辺牧場
通算成績   56戦8勝、2着6回、3着6回
主な勝ち鞍  早池峰賞

ご存じナイスネイチャの弟。中央時代は準オープンで長く活躍。岩手移籍後は2戦目
で勝ち上がり、3戦目の早池峰賞で初タイトル。優先出走権を得たクラスターCは中
央勢の厚い壁に阻まれて10着。9歳時は2戦のみして引退。現在は乗馬として余生
を過ごしているそうだ。
50あげ
ここって、放置スレ?