1 :
瓜○君 ◆URIO/Cv6 :
2 :
名無しさん@お馬で人生アウト:01/12/10 19:37 ID:h9aPlYZy
とりあえず、前スレが書き込めなくなるまでは前スレを使う方向で。
3 :
名無しさん@お馬で人生アウト:01/12/10 19:40 ID:2BjGr2tZ
4 :
見物人 ◆MMMMMMWM :01/12/10 19:41 ID:NumDhCj6
>>2 じゃあこちらはそれまで消えない程度に定期アゲしときます
5 :
名無しさん@お馬で人生アウト:01/12/10 19:42 ID:h9aPlYZy
ありがとうございます。
6 :
名無しさん@お馬で人生アウト:01/12/10 22:22 ID:1WZyn3Eh
新スレの方が先に消えないようにage
7 :
名無しさん@お馬で人生アウト:01/12/11 02:29 ID:2ogkdd7s
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)< 寝る前にあげ
( ) \_____
| | |
(__)_)
ゴムまリ列伝(再連載)
この物語は関東に生息する、ゴムまり=ごん太=みき=ドラえもん=張田女の物語である。
彼女の生きがい、それは騎手の追っかけ。
しかし彼女自身は騎手たちに恐れられている事を知らない。
ゴムまり列伝その1-南関東名物-(再連載)
南関東の各地方競馬でいつも見かける人がいる。
まず目を引くのはその奇抜なファッションだ。
頭をすっぽり覆う帽子と、原色のタイツ。
スカートかキュロットはいつも膝上のミニだ。
上から下までコーディネイトしているらしく、豹柄で統率されている時もあれば、
ピンクで統率されている時もある。
平日の地方競馬場で女性がいるのも珍しいというのに、こんなに派手な風貌の彼女は人目を引く。
彼女を初めて見たのは○年前・・・
そこから筆者の観察が始まった。
これは彼女の恐るべき野望を描くフィクションである。
10 :
ゴムまり筆者:01/12/11 18:13 ID:ngaRTI0m
おおっ!
何か見たことある文章だと思ったら・・・
再連載しているのか。
見物人さんご苦労さまです。
ただageるだけじゃ芸がないのでゴムまり列伝とピンキッシュ列伝を
コピペすることにしました。
ごめんなさい勝手に使わせてもらいました。
12 :
ゴムまり筆者:01/12/11 18:43 ID:iL+vh1+H
>>11 いいですよ。藁
両方再連載終了したら次回作に取り掛かろうかな。
じっくり観察してネタ探ししなきゃ(はあと)
13 :
東京MX ◆mxnad08k :01/12/12 10:24 ID:qP1kVRkx
dat逝き阻止
14 :
un:01/12/12 18:45 ID:ZArylXmn
15 :
見物人 ◆MMMMMMWM :01/12/12 20:38 ID:ldEOvutX
ゴムまり列伝その2-大井はピンク色- (再連載)
ゴムまり(筆者はそう呼ぶことにする)の日常は競馬一色である。
毎日いそいそと大井や浦和に出かけていく。
それは実はとある野望の為であった。
「今日はちょっと遅刻しちゃった(はあと)」
独り事をつぶやきながら大井競馬場のパドックへと急ぐ。
推定○キロはあろうかという豊満なボディーをプリプリさせながら、
「あの人は、○レースと○レース」
と続けざまに独り言を連発している。
新聞を持った馬券おじさん達は彼女にまるで道を開けるように、次々とどいている。
「やっとついた(はあと)」
ゴムまりがたどり着いたのは張田騎手が騎乗する際に馬が止まるであろうポイントだ。
そうやっていつもゴムまりは毎レース騎手が騎乗する地点に待機し、真心のこもった声援を送っているのだった。
16 :
見物人 ◆MMMMMMWM :01/12/12 20:39 ID:ldEOvutX
ゴムまり列伝その3-張田の憂鬱-(再連載)
その頃検量室・・・
「今日もいるんじゃないの?」
冷やかしかげんな声の主は的場であった。
「嫌だなあ」
張田は苦笑いをしながら次のレースで使う鞍を手に取った。
「止まれっ」
誘導馬のお姉さんの声が響くと、大井○レースで騎乗するジッキー全員が一列に並んだ。
各馬にジョッキーが駆け寄る。
張田は自分の全身にうす気味悪い悪寒が走るのをはっきりと感じた。
「今日も来ていますよ」
お手馬の厩務員がぼそっとつぶやく。
(またか・・・毎日よく来るよなあ)
張田はお手馬に跨りパドックを周回し出した。
そして奴がいるであろう方向には決して視線を向けないように真っ直ぐ前を見据えた。
しかし、視界の片隅に真ん丸い物体が入りこんできた。
ゴムまりは上体をうきうきと動かしながら何やら張田に言っている。
(集中するんだ)
張田は自分にそう言い聞かせながら、ゴムまりの声を頭の中から追い出した。
一方ゴムまりは、
「あの人、あの人はね、あの人が」
すっかり自分の世界に入っている。
張田が馬道に消えていくと、
「ああ・・・行っちゃった(残念)」
少しつまらなそうな顔をしながら次の行動に移るゴムまりがそこにいた。
17 :
ムービー作者:01/12/13 00:56 ID:x2E4M9yX
18 :
名無しさん@お馬で人生アウト:01/12/13 01:40 ID:xHz141XR
>>17 アリガトー!!
なにげにゴムまリの画像が・・・
20 :
215:01/12/13 13:01 ID:Bxxm3XDO
保全age
21 :
:01/12/13 13:33 ID:DptzrUT8
しかし、ピンキッシュの脚は何時見ても綺麗だな。
きっとゴムマリより綺麗なんだろうw
22 :
見物人 ◆MMMMMMWM :01/12/13 18:07 ID:HJqd/bn9
ゴムまり列伝その4-哀愁の返し馬- (再連載)
大井の返し馬はスタンドから向かって左手から馬が登場する。
誘導馬に続いて入場するとだいたいの馬はラチ沿いに右へと移動するのだ。
一般客との距離もすごく近いので、騎手はお客さんの顔まではっきりと分かる。
張田はこの時間がとても嫌だった。
それは・・・
さっきまでパドックにいたというのに、返し馬にはちゃんとゴムまりがラチ最前線に移動している。
騎乗するまでパドックにいたというのに一体どうやって移動しているのだろうか。
瞬間移動しているが如くゴムまりは最前線で張田に話しかけている。
実際は瞬間移動などできる訳はないのだから、走っているはず。
だとしたらゴムまりは陸上選手真っ青の脚力の持ち主だ。
あの豊満なボディーでよくもそんなに素早く移動できるものだ。
張田はゴムまりを気にしないようにしながら、馬をゴール方向へと歩かせた。
するとゴムまりも馬の脚に負けじと小走りでついてくる。
「今日もがんばってくださいね(はあと)」
何やら話しかけてくる。
(どこまでついてくるんじゃ!このデ○は)
内心そう思ったが張田も勝負師。平静を保ちながらダグ、キャンターへと返し馬を始めた。
馬は4コーナー付近へと走った。
張田がちらっと振り返ると、いつまでもこっちを見ている不気味な丸い物体が動かなかった。
23 :
見物人 ◆MMMMMMWM :01/12/13 18:12 ID:HJqd/bn9
ゴムまり列伝その5-真剣勝負- (再連載)
大井○レースは4コーナー付近からスタートだ。
各馬輪乗りが始まる。
いつも無口な石崎が話しかけてきた。
「あれさ〜どうにかならないの?」
あれ・・・それはもちろんゴムまりの事である。
「俺のお手馬、あの姿にびびって返しの時ヨレたんだよね」
いつものしかめっ面がさらにひどくなった。
「どうにかと言われても・・・」
張田は内心、
(俺のせいじゃねーよ)
と思ったがそのまま黙ってしまった。
「いや、しゃーねーよ。今度馬がヨレたら俺が直接協会に文句言いにいくから」
石崎は自分にそう言いきかせるようにつぶやき、ゲートへと向かった。
(俺もとんでもない疫病神に好かれてまいったぜ)
張田は苦笑いした。
過去に何人の騎手がヤツの餌食になったか。
ゴムまりは騎手の間で恐れられている人物である。
それが何かのっかけで張田の所に来ただけだ。
(早く他の奴のところに行ってくれよ)
張田はいつも思っていることを再確認した。
そしてレースはスタート!
この後恐るべき出来事が起こるのを張田は知らなかった。
24 :
(´Д`) :01/12/14 09:28 ID:Mn04Ii3o
age
25 :
:01/12/14 13:00 ID:Y+/uzmQI
今年の夏頃だったかな。
阪神競馬場で見かけたピンキッシュは、午前と午後で服が違っていた。
どこで着替えたのか非常に気になる。
26 :
◆IicrkziE :01/12/14 13:08 ID:ZK6F98Dv
見物人さんのそのトリップは
探し当てたんですか??
27 :
見物人 ◆MMMMMMWM :01/12/14 18:04 ID:eBpsA8K/
ゴムまり列伝その6-セクシービーム!- (再連載)
ケートが開いた瞬間、張田のロケットスタート!
10頭立てのこのレースで張田がレースを引っ張る格好になった。
馬はぐんぐん加速し、単騎逃げ。
張田は、
(よっしゃ!もらった)
瞬時にそう判断し、口元がにやりと緩んだ。
馬は1周目のゴール手前にさしかかった。
ゴムまりはいつも夢見ていた。
馬に乗った王子様が迎えに来るのをずっと待っていた。
そしてようやく見つけた王子様。
それは・・・は・り・た(はあと)
そうなのだ。
ここまで執拗に騎手をストーキングするのは、騎手と結婚したいというだいそれた野望があるからだ。
そんなの絶対無理!
と周りが思っているのをゴムまりは知らない。
張田が騎乗停止になった時、執拗に講義の電話をしたのも愛する人を守るためである。
馬がゴール版過ぎた時に、張田は左前方から不気味な物体がハンカチを振っているのに気づいた。
(み、見るなー)
心の中で叫んだが好奇心には勝てなかった。
見るなという言葉に反し、脳は左を見る指令を出していた。
そこで張田は見た。
何故かJRAのCMの曲が頭の中を駆け巡った。
スローモーションのように時が止まった。
28 :
見物人 ◆MMMMMMWM :01/12/14 18:05 ID:eBpsA8K/
ゴムまり列伝その7-でも僕は君の為に!- (再連載)
♪息を〜とーめて〜 (例のCMを思い浮かべてみてください)
ゴールまで、
(まだ一周目じゃねーか!)
張田は一瞬記憶を失っていた。
自分に何が起きたのか理解できていなかった。
あの瞬間、視界に例の物体が入り込んできて見たものは・・・
ゴムまりの不気味な微笑み、まん丸の顔、原色のタイツ、
毛穴までくっきり見えた気がした。
人間は時として意志と反した行動をする時がある。
見てはいけないという警戒信号を無視し、張田ははっきりと見てしまった。
その不気味な微笑みで、「はりたさんけっこんしてー」
と口が動いているのまで見えた。
ドドドド・・・
蹄の音がした時にはすでに遅かった。
一度抜けた力は戻らなかった。
馬はするすると中段位置にまで後退していた。
(はう〜〜)
「張田のバカヤロー!」
すでに観客からは罵声が飛んでいる。
「しまった!」
ゴムまりに一瞬目を奪われた張田ははっとした。
馬軍は向こう正面へと、張田はなんとか体制を建て直しなんとか2番手にまでやってきた!
29 :
見物人 ◆MMMMMMWM :01/12/14 18:06 ID:eBpsA8K/
ゴムまり列伝その8-LOVE涙色- (再連載)
4コーナーを回って張田は手綱をしごいた。
馬もそれに反応してぐんと前に出る。
先頭は一足お先に抜け出た石崎の馬だった。
(頼む!届いてくれー!)
必死に鞭を入れるが先頭の馬との距離は縮まらない。
ゴールまで残り1ハロンを切った。
張田の馬はあと半馬身というところで石崎に負けた。
ゴール過ぎにはまたゴムまりが大騒ぎしている。
「○×△●▽○」
それは勝者への罵声だった。
彼女の厚塗りの化粧は崩れ、見るも無残な顔だ。
張田は思った。
これは自分の未熟さゆえの敗北。
だがゴムまりパワーはあなどってはいけない。
南関東ではこんな日常がくり返されている。
だがこれはあくまでフィクションなので実在する名称とはあくまで関係ありません。藁
大井○レースの次のレース・・・
ゴムまり列伝その3からまた読んでください。
-完-
31 :
名無しさん@お馬で人生アウト:01/12/15 07:00 ID:hQ8/vaGi
age
32 :
:01/12/15 21:15 ID:9NWyXfC6
ムービへの再UPお願い〜
33 :
O.K:01/12/15 21:45 ID:DME7TDz2
//www2.makani.to/akutoku/upload/dat/1008420070.swf
34 :
名無しさん@お馬で人生アウト:01/12/16 20:58 ID:Wf2GRo+T
age
35 :
ななし:01/12/17 04:40 ID:YMXOsQML
あげ
36 :
東京MX@ステゴ派 ◆mxnad08k :01/12/17 09:59 ID:8Wetu0fU
保全
37 :
見物人 ◆MMMMMMWM :01/12/17 16:32 ID:0HaGcVCe
ピンキッシュ・ストーリー(再連載)
200×年某月某日昼休み、阪神競馬場のジョッキールーム。数人の騎手たちが
休憩を取っていた。
「た・・・・・大変やあっ!!」
大声を上げて入ってきたのは幸英明だ。
「どうしたんや、ヒデちゃん?」
そう言ったのは同期で親友の渡辺薫彦だ。他の騎手たちも幸の方を見る。幸の顔は真っ青で、目は大きく見開かれ、
まるでこの世の終わりでも見たかのようだ。
「なんや?そんな怖い顔して。何かあったんか?」
武豊が苦笑しながら問い掛ける。
「ピ・・・・・ピ・・・・・ピ・・・・」
幸の震える唇からはピだけが出てきて、なかなか次の言葉が出ない。
「ピ?」
「ピって?」
全員の視線が幸に向けられる。幸は大きく深呼吸して、少し落ち着くと、
ゆっくりと口を開いた。
「ピンキッシュが・・・・・・今日のメインのプレゼンターをやるそうや・・・・・」
「!」
「!!」
「!!!」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
全員に戦慄が走り、福永裕一が悲痛な悲鳴を上げてその場にへたりこんだ。
「な・・・・・・何でヤツが・・・・・?」
クールな四位洋文でさえ、顔を真っ青にし、口元は震えている。若手の数人は
すでに目の焦点が定まっていない。
「彼女・・・いや・・彼(?)が当選してしもたみたいなんですよ・・・。
幸は今にも死にそうな口調で答えた。
「そんな・・・・・。」
「いややぁ・・・・・。」
「帰りたい・・・・。」
騎手たちの口から次々に絶望の言葉が出る。もはや、
全員が戦意を喪失しているかのようだった。
38 :
見物人 ◆MMMMMMWM :01/12/17 17:18 ID:0HaGcVCe
「こらあ!!オドレら、それでも勝負師かぁ!!」
沈んだ空気を吹き飛ばすような怒鳴り声が飛んだ。声の主は栗東トレセンの
青年団長こと、河内洋だった。
「ジョッキーたるもんがそんな逃げ腰でどうすんのや!」
「で・・・・でも河内さん、相手はあのピンクオカマですよ・・・。勝っても地獄やないですか・・。」
いつも強気な藤田が弱々しい声で言う。
「アホ。ほやったら、勝たんといたらええんやんか。」
「!」
河内の意外な一言に全員がギョッとする。
「勝ちを他のヤツに譲れっちゅうことですか?」
と、四位。
「そや。」
「でも、皆、アイツの恐ろしさは知ってますやん。誰も勝ちたがりまへんよ。
それに、仲間を犠牲にするやなんてボクはできません・・・。」
渡辺が半べそで言う。
「アホやなあ。そんな事やからオマエはいつまでも重賞イマイチ君なんやで。」
河内が呆れたように言った。と同時に、渡辺の後ろに居た豊がニヤリと笑みを浮かべた。
「お、豊は気ィついたみたいやなぁ。流石はワイの弟分や。」
「ええ。・・・・・関東のヤツですね?」
「!!!!!」
豊の言葉に全員がハッとした。
「そや。関東のヤツらやったら、あのバケモノの事もあんまり知らへん。幸い、
今この部屋には関東のヤツがおらへん。関東モンに見す見す勝ちをくれてやるのは癪やけど、
背に腹は変えられへんしな。まあ、ソイツはショックでしばらく休養、ヘタしたら引退やろけどな。」
河内は少しイヤらしく笑った。
39 :
見物人 ◆MMMMMMWM :01/12/17 17:18 ID:0HaGcVCe
「で、誰を生贄にするかやけど・・・・・。」
河内が全員を見回す。池添が元気よく手を挙げる。
「はい!蛯名さんが良いと思います!顔怖い同士でお似合・・・」
ボカッ
言い終わる前に池添は豊にグーで殴られた。
「アホ!蛯名はオレの友達や!もっとイヤなヤツにせぇ。」
「後藤がエエやろ。アイツは競馬界のヨゴレやからな。」
と四位。
「そやな。郷原とかでも面白いけど、アイツは来てへんからな。」
熊沢が頷く。
「おいおい、お前等、もっとふさわしいお方が居るやないか。」
豊が人差し指を立てて言った。
「え?誰ですか?」
と渡辺。他の者達も同じようにきょとんとしている。
「アイツか。」
河内がニヤリと笑った。どうやら、河内と豊は心の奥で繋がっているようだ。
40 :
名無しさん@お馬で人生アウト:01/12/17 18:40 ID:MZKCbGV2
保全
41 :
hikki ◆utadaWao :01/12/17 18:41 ID:GnN9D4q8
ヽ ヽ ヽ ♪僕たち厨房
('')('')('') 駄スレだけにーついてー逝くー
.只..只...只 今日も 立てる 煽る 荒らす
| | | | そしてさげーられーるー
('')('')('')('')
.只..只..只 .只 ♪いろんな厨房
ノ ノ ノ ノ ノ 生きているーこの板でー
('')('')('')('')('') 今日も 騙る ばれる 切れる
.只..只..只 只..只 そしてさらーされーるー
∧_∧
( ・∀・) <ハケーン
( つ
| | |
(__)_)
age
43 :
見物人 ◆MMMMMMWM :01/12/18 12:26 ID:a8w1JZyS
age
44 :
ななし:01/12/18 12:33 ID:chWG7VDy
東京大賞典行く人、ごむまり情報頼む。
45 :
見物人 ◆MMMMMMWM :01/12/18 16:52 ID:a8w1JZyS
保全
46 :
見物人 ◆MMMMMMWM :01/12/18 18:26 ID:a8w1JZyS
「その男の名は・・・・・・・」
豊が河内と顔を見合わせ、声を揃えた。
「岡部幸雄!」
二人の言った名前は一つ、騎手界でもっとも権力を持つ、現役最強ジョッキーの名だった。
「あの爺さんは目の上のタンコブやからな。ピンキッシュにぶつけて引導渡したるんや。」
河内が満足げに微笑む。
「よっしゃあ!!オレも乗らせてもらいまっせ!!」
威勢の良い声を挙げたのは和田竜二だ。
「あのオッサン、いっつもワイのオペラオーをブロックしに来るんや。自分の記録を破られたないさかいな。」
河内はもう一度全員を見回す。
「どや?誰か他に意見のあるモンは居るか?居らんかったら、岡部のオッサンで決定やで?」
誰も意見を述べるものは居ない。
「よっしゃ、異論無しやな?ほな、岡部のオッサンに勝ってもらうようにお膳立てするで〜。
あのオッサンのラストランや。目一杯盛り上げたろやないか!!」
「おお〜!!」
河内の音頭に全員が声をはり上げた。
47 :
見物人 ◆MMMMMMWM :01/12/18 18:27 ID:a8w1JZyS
しかし、関西ジョッキーたちの会話を、部屋の外から聞いていた男が居た。後藤浩輝
である。
「なんてこった・・・・・・・。」
今年、何度となく関西遠征を行っていた後藤は、その都度パドックやスタンドに不気味に
たたずむ白塗りの妖怪を目撃していたのだ。
「岡部さんが犯られちまう・・・・・・、どうする・・・?他の皆に知らせるか・・・?
いや・・・連中の言うとおり、関東の皆はピンキッシュをよく知らない。オレが騒いだところで
取り合ってもらえないかも・・・。」
後藤は部屋から離れながら、しばらく考えていたが、不意に立ち止まってポンと手を打った。
「そうだ!!オレが1人でこのピンチを救えば良いんじゃないか!全て終ってから事実を
明かせば・・・・・オレのダーティーイメージも一掃できる!!」
後藤は満面の笑みを浮かべた。
そして、パドック周回が始まる・・・・・。
48 :
見物人 ◆MMMMMMWM :01/12/18 18:28 ID:a8w1JZyS
メインレースのパドックを待つ騎手達。そんな中、吉田豊は関西の騎手達の様子が
なんとなくおかしい事に気付いた。皆、一様に普段のレース前の緊迫感とは違う、
妙な気配を発している。
「なあ?何か変な感じしないか?」
思い切って、同期の渡辺に尋ねてみる。
「え・・・・えああ、な、何が?」
渡辺は不意の質問に少し狼狽した。そのことは、吉田の違和感に拍車をかける。
「なんかさ、皆の雰囲気がいつもと違う気がするんだよ。心当たりは無いか?」
「い、いや・・・別に?」
渡辺は平静を装う。
「そうか?」
「重賞だし、いつもより緊張してるだけじゃない?」
「それにしちゃあ、重賞常連の四位さんまでピリピリしてるようなんだけど・・・。」
「気のせいだって。関西はいっつもこんなのだよ。」
渡辺の言葉に、吉田はイマイチ腑に落ちないではあったが、それ以上の追求は止めた。
渡辺はホッと胸を撫で下ろす。何せ、すぐ近くにはターゲットである岡部幸雄本人も居るのだ。
メインレースに出走する馬は全16頭。
49 :
見物人 ◆MMMMMMWM :01/12/18 20:24 ID:a8w1JZyS
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三三|| // // ||三三| | ミ☆
三三|| 、、、、、、 ||三三| |
三三|| ∧∧,´::::::::::::::::::::::::ヽ∧ ||三三| |
三三|| (´:::::`):::::::::::::::::::::::::::::::)::) .||三三| | さびしい
三三|| (:::::::::::):::::::ノノノノノノ人:::)) ||三三| |
三三|| (::::::::)(6,リ ´・ ・`(ノ::) .||三三| |
三三|| (:::::))::::ヽ、" ‐ " ノ:::) .||三三| |/ ̄\__/ ̄ ̄\ / ̄ ̄
三三|| リノ (⌒ ̄l⊃⊂l⌒) // // ..||三三| |::::[][]::::::::::::::::::::[]::::[][]:::|_|:::[][]:::::
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| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
嫉妬するね〜〜〜〜
51 :
見物人 ◆MMMMMMWM :01/12/19 18:21 ID:wKCxTOlH
番 馬 名 騎手
1 ロングチャパツオー 四位
2 ホワイトベア 熊沢
3 エビルマウス 吉田
4 クラッシュギア 藤田
5 ソードファイター 後藤
6 ライクシガー 武豊
7 ジンシングル 福永
8 ネットアイドル 渡辺
9 エターナルレコード 岡部
10ファイトブラザー 武幸四郎
11ヤングパパ 幸
12キメンフラッシュ 蛯名
13キャスバル 和田
14エイトオーワン 松永幹夫
15スーパーゴクウ 河内
16シャインヘッド 横山典弘
岡部の馬が追い込みで前走、前々走を勝っている事から、作戦は、福永、渡辺、熊沢が
逃げてハイペースでひっぱり、微妙なコントロールに長ける豊、河内、四位、幹夫らが道中で
岡部以外の関東騎手の妨害、和田、藤田、幸四郎はこの作戦をカムフラージュするために
直線で岡部と競り合い兼他のジョッキーの台頭阻止する任務を与えられていた。
(馬名は架空です。)
52 :
見物人 ◆MMMMMMWM :01/12/19 18:23 ID:wKCxTOlH
「止ま〜れ〜」
号令がかかり、騎手達がパドックに整列する。パドックに現れたのは、10レースの
騎乗が無かった岡部、四位、渡辺、吉田、幸、福永、和田、幸四郎の8人だ。
それぞれがパートナーに跨り、パドックを周回する。渡辺は、鞭を咥えて靴を整えながら、
観客の方を見る。いつも頭一つ突き出ている白い顔は、今日は居ない。ふと、関係者席の方
に目をやり、渡辺は目を背けた。
「居る!!」
そこには、見慣れた知り合いに混じって、なるべくなら見慣れたくは無い奇怪な
生物が鎮座していた。その目は、まっすぐに自分に向けられていた。渡辺は生きた
心地がしなかった。そして、自分の真後ろを歩いている・・・間も無く、その
クリーチャーの餌食となる予定の先輩に対し、申し訳ない気持ちになった。
「すいません・・・・岡部さん。ボク、まだ死にたくないです。」
渡辺は心の中で手を合わせた。
一方、何も知らない岡部は、愛馬の首筋を撫でながら、
「いーじー、いーじー。」
とキメ台詞とも言えるあの言葉を繰り返していた。その姿に、人の良い渡辺は余計に悲しく
なってしまう。
そして、それは幸や裕一も同じだった。ただ、和田だけはこれから繰り広げられるであろう
惨劇の場面を想像し、悦に入ってる。
「今日は赤飯やで〜。」
心の中で、そんな事を呟いていた。
53 :
:01/12/19 18:23 ID:oS7fzafk
キメンフラッシュ…ワラタ
54 :
見物人 ◆MMMMMMWM :01/12/19 18:23 ID:wKCxTOlH
パドックを一回りした各馬は、地下馬道を通って本馬場へ向かう。その途中、10レース
に出ていた騎手達も合流し、それぞれの愛馬に跨っていく。その中には、後藤の姿もあった。
「フフフ・・・・・思い通りにはさせねえぞ・・・・・。」
小さくつぶやきながらソードファイターに跨る。気性のきつい、青毛の4歳牡馬だ。
「オレが全てブチ壊しにしてやるぜ!」
後藤は、早めに本馬場への道を進んでいった。
さて、岡部、吉田、横山、蛯名は、ピンキッシュのことを知らなかった。彼らは、地下馬道で
その異形を目の当たりにすることになった。
「な・・・・・・なんだありゃあ!?」
と吉田。
「ノー・・・・・、クレイジー!!」
岡部が引きつった声を上げる。
典弘は慌てて目を背けた。蛯名は、割と冷静に現実を受け入れているようだ。
しかし、彼らはまだ真の恐怖を知らない。その妖怪が今日のプレゼンターだとは、
夢にも思っていないのだ。
ピンキッシュは、吉田に向かって満面の笑顔を向け、手を振った。つもりだったが、
吉田にしてみれば、それは猛獣が爪を振り上げて威嚇しているようにしか見えなかった。
愛馬エビルマウスの腹を軽く蹴って、小走りでその場を離れた。
全馬が本馬場に姿を現し、スタンドから歓声が上がる。
渡辺は、正直無念な気持ちだった。今日は、本来なら久々に重賞制覇する絶好のチャンス
だったのだ。ネットアイドル牝4歳。デビュー戦が遅れ、クラシックにこそ間に合わなかった
ものの、今年に入って3連勝。古馬の一級線とも互角の素質馬だ。
「許してくれ・・・・・。今日は絶対に勝つわけには行かないんだよ・・・・・。」
少し滲んだ涙をぬぐって、渡辺は愛馬の手綱をしごいた。ネットアイドルは素軽い足取りで走り始めた。
勝つことの許されないレースのゲートへ向かって。
55 :
名無しさん@お馬で人生アウト:01/12/19 23:36 ID:JXkxjZ2V
下がってますね。
見物人 ◆MMMMMMWM さん、
失格>降着の変更忘れないでね!
56 :
ななし:01/12/19 23:54 ID:91rbHXdp
次の大井、ごむまり画像誰か頼むね。
57 :
名無しさん@お馬で人生アウト:01/12/20 22:24 ID:2SsBa6Sj
AGE
58 :
Free座 ◆oeEJXuxc :01/12/21 11:00 ID:4SxjFBVl
,-,ii|||||||||||||||||ii、‐、
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彡 ゛ll||||||||||||||||||ll" ミ |
\_ ゛゛Y"" __ノ |良スレですね、ageですよ。
| ]下ミ─-。、_|_, 。-―テ「 [ l |
ゝ_,. lミミi=´<_,.`=i=ヲ 、__ノ <
ヽlミ| 「‐、=ラ7 |ヲ'´ |
_______ , へ ノ`i=、_ 二 _,=iゝ、_,へ、 _ \_________
i i i  ̄| |――-\ ̄∠-――| | ̄ i i i
59 :
見物人 ◆MMMMMMWM :01/12/21 12:11 ID:Wx/Ah75e
輪乗りの間、吉田は先ほどの渡辺らの不審な雰囲気、今しがた見た妖怪のことを
思い出していた。
「アレは、あのバケモノに関係があったんだろうか・・・。」
そこまでは考えたものの、それ以上のことは吉田には知るよしも無い。
ファンファーレが鳴り、いよいよスタートの時が迫る。1番人気になっているのは、
豊のライクシガー。それに、岡部のエターナルレコード、後藤のソードファイター、
渡辺のネットアイドルが続いていた。
各馬、順調にゲートへと収まっていく。本来であれば、理想的な感じでレースへの手順が
進んでいく。しかし、今回のレースは、本来あるべき競馬とは違う。岡部をピンキッシュに
捧げる生贄の儀式なのだ。
ノリのシャインヘッドが納まり、体勢完了。
そして・・・・・、運命のゲートは開かれた。
ガチャン
ゲートが開くと同時に、予定通り熊沢、福永、渡辺の3人が手綱をしごいて一気に
前に出る。さらに、幸もそれに続いた。その後には作戦に関係の無いノリが控え、
その後に豊ら妨害部隊、岡部は早くもハイペースを見越し、ペースを落として後方に
つけた。
ここまでは予想通りに進んだ・・・・・かに見えた。
「な・・・・何!?後藤!?」
四位が思わず声を上げた。後藤のソードファイターが、四位のロングチャパツオーに
競りかけてくる。
「後藤・・・・・」
「フッ・・・・・この前はよくも新聞で叩いてくれたなあ。礼をさせてもらうぜ!」
後藤は軽く馬を右に寄らせた。
バシッ
横の馬の影になった瞬間、後藤は自分の鞭を軽くチャパツオーの尻に当てた。
「!!」
鞭に反応したチャパツオーは、四位が押さえようとするのも聞かず、グイグイとスパートしていく。
「ハーッハッハ!!ざまあねえなあ!」
「後藤・・・・・・覚えてろ!!」
60 :
見物人 ◆MMMMMMWM :01/12/21 12:11 ID:Wx/Ah75e
エンジンのかかったチャパツオーは、そのまま先頭集団に絡んでいく。後藤は、作戦の
全てを立ち聞きしていた。四位が中団での牽制役である事も当然に知っている。
「てめえらの企みはぶち壊しにしてやるよ。競馬はフェアにやらねえとな♪」
後藤は小さく呟いた。
巧みに隠された後藤の行為であったが、豊や河内はその瞬間を捉えていた。
「ク・・・・・ヤツめ・・・・・。」
豊は舌打ちした。四位のチャパツオーは先頭を行く福永のジンシングルを交わし、
単騎先頭に立ってしまった。
「ええ!?」
打ち合わせと違う事態に、渡辺たちは一瞬パニックになった。咄嗟に、3人はペースを落として
しまった。先頭はチャパツオーが3馬身のリード、その後に逃げ組(のはずだった)3人とノリ、
さらに少し離れて幹夫のエイトオーワンとソードファイター後藤。豊たちはそこから少し後。
「さて、お次は・・・・・」
後藤は手綱を絞り、馬に急減速をかけさせる。
「!!」
ソードファイターが突然下がってきたために、豊、藤田、河内ら以下は進路を変更して
回避することを迫られる。
「この動き・・・・まさか知ってるんか!?」
豊は後藤の無茶な動きに嫌な気配を感じとった。
まずい事に、暴走したチャパツオーに引っ張られる先頭集団は、そこそこのペースで
後方を引き離してしまっている。ハイペースではあるが、後藤のせいで中団以下は大きく
下がってしまったのだ。このまま、ヘタをすれば前に行った連中の中から、優勝が
出てしまいかねない。
61 :
見物人 ◆MMMMMMWM :01/12/21 12:13 ID:Wx/Ah75e
レースは1600mのマイル戦だ。すでに、先頭集団は800の標識をすぎようとしている。
暴走した四位のロングチャパツオーはすでにバテ始めていたが、他の3頭、とりわけ、元より
人気になっていた渡辺のネットアイドルはまだ絶好とも言える手ごたえを残していた。
「ま・・・・まずい・・・。」
渡辺は馬上で真っ青になっていた。後藤のせいで、後続は戦闘集団から10馬身近く離れてしまった。
このままでは、先頭でゴールしてしまう。かといって、ムリに押さえれば不自然であるし、
何より、せっかく得たすばらしい相棒をダメにしてしまいかねない。
600を過ぎ、チャパツオーが下がり始める。後続馬が差を詰めにかかるが、先頭に立ったネットアイドルは
まだかなりのリードを保っている。
「も・・・・もうダメなのか・・・・・・?」
渡辺が覚悟を決めた瞬間、後方から一気にまくってきた馬があった。
渡辺は絶望していた。脳裏に浮ぶのは、ウィナーズサークルに立つ自分、そして近づいてくる白い顔の
バケモノ。もはや、渡辺の精神は崩壊寸前に陥っていた。
が、その瞬間、ネットアイドルに並びかけてくる馬があった。岡部のエターナルレコード、
さらに豊のライクシガーだ。意外なことに、その後には後藤のソードファイターも来ている。
(;Д;)<「ユ・・・・ユタカさあ〜ん!」
渡辺は半泣きだった。
「もう心配すんな!オマエはそのまま走れ!」
そう言って豊は親指を立てた。
残り400の時点で、先頭4頭が一塊になった。
「よっしゃ・・・そろそろ行こか。」
後の方では、和田が満を持して動き出していた。
62 :
:01/12/21 23:17 ID:lS09RI1w
age
63 :
:01/12/22 09:20 ID:1nz/ZlUF
age
64 :
やひろADSL:01/12/22 14:49 ID:E6gJ0Ekx
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三三|| // // ||三三| | ミ☆
三三|| 、、、、、、 ||三三| |
三三|| ∧∧,´::::::::::::::::::::::::ヽ∧ ||三三| |
三三|| (´:::::`):::::::::::::::::::::::::::::::)::) .||三三| | さびしい
三三|| (:::::::::::):::::::ノノノノノノ人:::)) ||三三| |
三三|| (::::::::)(6,リ ´・ ・`(ノ::) .||三三| |
三三|| (:::::))::::ヽ、" ‐ " ノ:::) .||三三| |/ ̄\__/ ̄ ̄\ / ̄ ̄
三三|| リノ (⌒ ̄l⊃⊂l⌒) // // ..||三三| |::::[][]::::::::::::::::::::[]::::[][]:::|_|:::[][]:::::
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65 :
Free座 ◆oeEJXuxc :01/12/22 23:56 ID:QZOMZEfN
age
66 :
名無しさん@お馬で人生アウト:01/12/23 16:42 ID:Hdrzrl8U
age
67 :
:01/12/23 19:37 ID:lJ/E37wI
ウイナーズサークルでやたら声の高い30くらいの男がいた。
うざかった。
68 :
:01/12/23 20:05 ID:Hmtlobmc
いたいた。声が高くてデカい奴。
騎手に向かって騒いでたな。
氏ね。
69 :
68:01/12/23 20:10 ID:Hmtlobmc
推定60過ぎの若作りメガネババア騎手ヲタが検量室前にいた。
茶色いリボンがキュートだった(嘘)
キモいを通り越して恐かった。夢に出てきたらどうしよう。
70 :
:01/12/23 20:16 ID:j/arYGAn
>>67>>68 ウイナーズサークルで俺はそいつをよく見かける。レース中勝手に騒いでそうなタイプ。
俺の近くで7Rの時、レースの実況をしてる奴もいた。ウザイ
71 :
名無しさん@お馬で人生アウト:01/12/24 01:30 ID:sfAPpo2/
age
72 :
東京MX@ステゴ派 ◆mxnad08k :01/12/24 14:40 ID:ZZ27RUvP
age
73 :
ななし:01/12/24 16:56 ID:/wy19fTe
ごむまりは有馬にいたのか?
目撃情報きぼん
74 :
:01/12/24 17:31 ID:yPTM8i3k
阪神にいた黄色いジャンパーのオサーンウザイ。注意されてるのにまたケースに乗るな。
邪魔だ。
75 :
:01/12/24 20:11 ID:yO2T9qt/
76 :
東京MX@ステゴ派 ◆mxnad08k :01/12/24 20:15 ID:9MApPSXZ
77 :
ななしこ:01/12/25 13:10 ID:wjPPDuDw
有馬終わって、最終R見ようとウイナーズサークル上のスタンドにいたら
男7,8人が輪になって立ったまま薄い本を読んでいた。全員眼鏡、ボサ髪、汚い服。
阪神の最終が始まっても半分のメンバーは馬場に背を向けて。怖かった。
本を読むなら座ってよ!キショイ!キショイ!キショイ!
いまオタクの買い物シーズンなんですか?
78 :
:01/12/25 13:30 ID:dj5igBdd
79 :
ななし:01/12/25 14:07 ID:IElK707W
>>75 昨日丸見えで海外の人が日本のアニメのコスプレしてるってやつやっていたよ。
けっこう笑えた。
でもそれに出ていた子でカリスマレイヤーはけっこうかわいかったよ。
80 :
うまなみ:01/12/25 14:40 ID:WnbsOHgl
張田のストーカーの画像希望
81 :
:01/12/26 00:09 ID:TCNNjpeU
age
82 :
:01/12/26 12:32 ID:4n6vO4Lq
age
83 :
見物人 ◆AAAAAAAo :01/12/26 23:31 ID:B9sjtS3+
先頭集団はもう200にさしかかろうとしていた。
先頭はウチから岡部、豊、後藤が一直線に並び、渡辺はその外に1馬身弱遅れて
追走する形になっていた。そして、大外から一気に和田のアズナブルが追い込んでくる。
事情を知らない岡部以外は、全員2着を狙っているのだ。
ただ、後藤だけはもう一つ別の狙いを持っていた。ソードファイターが徐々に
ライクシガーに寄っていく。
「よし・・・・豊さん!消えてもらうぜ!」
後藤は鞭を振り上げた。四位にしたように、豊のライクシガーを暴走させるつもりなのだ。
すでに、追う手を休めていた豊は、後藤の接近に気付いて交わそうとしたが、隣の岡部と
の隙間が少なすぎる。ムリに止めようにも、もはや間に合わない。
豊、絶対絶命。
がその時、ソードファイターが突然ふらついた。ムチャなレース運びをしてきたツケが
きたのだ。
「し・・・・しまっ・・・」
後藤が言い終わる前にソードファイターは一気にウチにもたれる。
「!」
「ノォーッ!!」
豊と岡部はそれに押される形になって失速する。
「なっ・・・・・何やて――――!?」
和田が悲痛な叫びを上げた。2着狙いで上がってきていた和田はそのまま失速したソードファイター
に並んでしまう。
「と・・・・・止まれ!!止まってくれぇ〜!!」
悲鳴にも似た声を上げながら必死で押さえる和田。そして、後藤、和田、岡部、豊、そして渡辺は
一塊になったままゴール板を通過した。
84 :
見物人 ◆AAAAAAAo :01/12/26 23:31 ID:B9sjtS3+
5人の騎手はすぐに着順掲示板に表示された数字を見る。
5
13
8
9
6
それを見た和田はホッと胸を撫で下ろし、後藤は凍りついた。
「あが・・・があ・・・・・・がが・・・・・・・」
後藤は言葉もなかった。
「は・・・E爺は殺れんかったが、後藤か。悪ないわ。まあ、オレが1着やなくて
良かったわ・・・」
苦笑する和田。しかし、次の瞬間、その顔が固まる。
着順の横に表示された「審」の文字。
「いや、落ち着け〜、審議なったからゆうても、後藤が降着やとは限らへん。」
必死に自分をなだめる和田。しかし、その顔は明らかにムリをしているのがみえみえだった。
一方の後藤は、もう意識を失いかけている。
「あ・・・・・なんてこった・・・・・・。もう一生騎乗停止でもいい、オレを降着にしてくれえ〜・・・。」
引き上げていく各人のなかで、唯一、満足の行く着順だった渡辺だけが晴れ晴れとしていた。
85 :
見物人 ◆AAAAAAAo :01/12/26 23:32 ID:B9sjtS3+
審議は10分ほど続いた。
「ただいまのレースは・・・」
アナウンスに、上位入線の各ジョッキーは息を飲む。もちろん、いつものとはわけが違う。
岡部以外の全員は、自分が負けていることを望んでいた。アナウンスの声は続く。
「向こう正面で、5番ソードファイター号が躓いた(監視所からはそう見えてた)こと、
最後の直線走路で、同じく5番ソードファイター号が斜行したことについて、あわせて審議
いたしました結果・・・」
和田と後藤はそれぞれ天に祈った。
「1着入線の5番ソードファイター号が、16着に降着となりました。」
「―――――――――!!」
場内からはどよめきと、後藤への罵声が上がった。
後藤は、力が抜けたように、その場にへたりこんだ。本来なら、悲しむべき事態なのだが、
今回に限っていえば、むしろ喜ばしい。
対照的に、和田は白目を剥き口をあけ、虚空を向いたまま立ち尽くしていた。渡辺がその横で
手を合わせ、
[南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」
この審議の結果、もっとも利益を受けたのは結局、渡辺だった。今回1番美味しい着順である2着が
転がり込んだのだから。
半死人と化した和田は、厩務員に引きずられるようにウィナーズサークルに向かった。
86 :
冬樹:01/12/26 23:45 ID:onQsUPEF
昨日川崎でゴムマリをみたよ。漏れも難関に
良く逝くからだいたいコイツかという想像
ついたけどそのとうりだった。
張田がパッドクでごむまりの前を通るとき
露骨に避けてるのが笑えた まる
87 :
ななし:01/12/27 00:17 ID:IbdKV6Xa
88 :
見物人 ◆AAAAAAAo :