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　有馬記念で10着に敗れたナリタトップロード（牡６歳、栗・沖厩舎）も阪神大賞典から
天皇賞・春の路線をとることは決まっているが、その前に“ひと叩き”するプランもある。
沖師は２日、「未定だが、使うとすれば京都記念（２月16日）になる。60キロの斤量を
背負うだけにこれから考えて決めたい。有馬記念は残念な結果に終わったが、幸いレース
後も問題なくきている。強い馬も出てきているが今年こそは結果を出したい」と力強く
語っていた。

　有馬記念で６着に健闘した“女傑”テイエムオーシャンの今年のローテーションも２日、
明らかになった。西浦師によると、02年の第１戦は６月２日に行われるＧＩ安田記念となる。
　西浦師は「有馬記念は大きな収穫だった。もうダメかなと思わせながら、４コーナーから
馬群を割って伸びて来た。６着だったが、勝ったマンハッタンカフェの次にいい脚（上がり
３Ｆ34秒１）を使っているんだからね。いままでしたくてもできなかったレースができた。
これならどこでも大丈夫」と笑顔。有馬からの“ぶっつけ”になるが「放牧に出している
ファンタストクラブでじっくり調整し、３月末か４月の上旬に戻す予定。久々でも結果は
出るタイプ。マイルのスペシャリストがいて楽ではないだろうが頑張って欲しい。ここを
使って宝塚記念（６月23日、阪神）に向かう予定」。