涙がキラリ☆

競馬関係全般で涙したこと報告。
泣いた出来事、泣ける記事、泣けるエピソード等
あるんじゃないかなあと思います。
こんなことあれば泣くだろうなあという未来の話でも可

2

俺は福永の自厩舎の馬での初重賞制覇＠マルカコマチ
での男泣きにもらい泣き。

今日府中でいい女発見。
スクリーン正面、かなり前方。しかも一人。
ミニスカにブーツ。つかまってもよいので
さわろうかと思わせる脚。
金髪ロングの後姿もなかなかエロイ
むらむらしてきた俺は我慢できなくなって
ブライアンズイブがきたらヘルスに行くことを決心。
はかなく死亡で仕方なくエロ本買って今ぬいて
このスレ見たとこ。
俺って奴は競馬も勝てず女も抱けず右手のお世話になって
激しく反省の涙。

いい女だった。他にも脚に見とれてしまった奴絶対いるはず。
赤い携帯もってた人です。

>>4
声かけろよ（ｗ

マキバオーとミドリコの別れ

トウカイテイオーが勝った有馬記念のＶＴＲを見て
今のタヴァラとのあまりの差に涙がキラリでし

ダイワカーリアン必死に逃げる姿に涙がキラリの
府中競馬場のスタンド前のおばさん

涙が☆キラリ

鼻血がタラリ

>>5
無責任に同意（ｗ

ブライアンズイブには期待してたけど

>>7
不覚にも同感。あの頃、もう常習者だったのだろうか？

アクセス規制されたとき

>>13
泣けるね・・・

>>6
それならチュウ兵衛死んだとき
アニメで死ななかったときもﾅｹﾀ！

オグリコールに涙が☆キラリ。

うんこが硬くてケツが切れた時。
くぅ〜、ウォシュレットがしみるぜ！

2001　有馬記念

年内全休予定と発表も
ファン投票2位に推されるトップロード。
不覚にも秋天に続きＪＣも惜敗もファン投票1位のオペラオー。

引退レースに復活をかけるオペラオーと戦わずして
来年のトップロードに意味はあるのだろうか。
渡辺は師匠に思いをぶつける。
”いつでも出走できる状態にはしとる”

マッチレースになってほしいな。
どっちが勝っても泣くだろな。

ススズが死んだとき、
　中学生の時に泣いたな。

>>19
俺はﾜﾗﾀけどね

>>20
泣けた。
　マジで、Ｇ１レースで競馬場いくと、昔のレースが順番にながれてるじゃない。
東京競馬場で、ススズがでてるの見るだけで涙がでてくる。
　マジで最近なみだもろい。
　たぶん。東京競馬場で泣いているのは私です。

とぷろが菊花賞勝ったとき、泣きはしなかったが感動はした。
あの頃は純粋だったんだなぁ・・・

的場騎手がゴールドヘッドの復活勝利に涙した時、もらい涙

オールカマーのホッカイルソー

あと高松宮記念のキングヘイローもｹｺｰｳよかった。
なかなか勝てなかった馬が勝てたときはいいね。復活劇も。

エルコンドルパサーの凱旋門もフツーに感動したけど。

安田富男のシルクライトニングのダービーにはほんと涙がキラリ

>>15
たしかに泣いたような気がする。

京都シチーの復活劇に感動
ｱﾝｶﾂは偉大だよ

田原がつかまって、泣いた人いる？
　正直　漏れはﾜﾗﾀけど。

俺はあきれた

去年の有馬記念
オペラオーもうダメだと思っていたら
何か馬群の中からお馬さんが一頭割って出て
その馬が勝っちゃった。
それがオペラオーだった。
その時は呆気にとられて感動しなかったけど
家のビデオ見てすごい感動した。

スーパー競馬で斉藤慶子さんの、何かがチラリ☆

>>31
和田の騎乗に呆れた。ヘタすぎです。

タバラのポッケにナイフがキラリ☆

海苔のヘボ騎乗に頭がプツリ☆

エルコンドルパサーの引退式。
府中ゴール100前くらいにいたオヤジ、「コンドルは飛んでゆく」の
音楽が流れた瞬間、涙がキラリ☆

「ありがとぉ〜〜！ありが・・・（ぐしゅん）」って。
なんでこんな年齢のオヤジが得るコンドルに涙してるのか？で
オレも涙がキラリ☆

スーパー競馬で福原アナがやめるときの
玉緒の涙につられてキラリ☆

テンザンキラリ☆

岡潤一郎とリンデンリリーに涙がキラリ☆

ビギナーのころ競馬本でよく見かけたキーストンの最期。
ホントのところどうなのか知らんがよく出来た話だとは思う。
でもたまにはこういう話も信じたくなるね。

ラブホのテレビで観戦していた宝塚記念。
ライスシャワーの苦しむ姿に涙がキラリ☆
そんな状況でもやることはしっかりやってしまったオレのバナナにも涙がキラリ☆

二ノ宮厩舎HPの掲示板に涙がキラリ☆
ダイワカーリアン・・・

このスレ消えそうなので涙がキラリ☆

安田康

サラ金からサイレンススズカばりの大逃げをうつも、
3週間後に家に戻ると家（しかも公団）に鍵をかけられ、帰る場所がなくなったある
競馬好きの男に乾杯！涙がキラリ☆

スピッツ♪

グラス最強

ＷＩＮＳ後楽園の脇のメーターボックス側面に書かれている落書き
「ガンバレ玉ノ井」に涙がキラリ☆

ﾖｼﾄﾐの出遅れに血管がプツリ☆

種無しの最後方待機にちんちんがポロリ☆

ハチミツ☆

>>48
それは…涙がキラリ☆

サイコーキラリ☆と言う名前になるはずだった
サイコーキララの競走馬人生にポロリ☆

トップガンの春天の
タバラのインタビューは感動！

親父涙がキラリ〜☆
オペが変死だったなら〜

うーんいまいち・・・

単勝に１５万(一月分の生活費）入れたら重馬場のせいか
ミナモトマリノス２戦２勝に負けてしまい、
父に「洗濯物、干しといたぞ」と言われて
涙がキラリ〜☆

つのだ☆ひろ

漫☆画太郎

ファナティック☆クライシス

☆にしきの

スピッツ

俺の競馬好きが原因で別れてしまった彼女がいました。
競馬やギャンブルが嫌いなのではなく、
金曜の夜から日曜まで潰してしまうのが原因でした。
ある日俺が競馬止めることをあきらめたのか、
当時作ってた競馬ノートに名前予想とか言って印を打ったり、
馬の絵を書いてくれたりするようになりました。
けんかした時など競馬関係の本を買ってくれたりしました。

月日はたって今では別の彼女と遠距離恋愛中ですが、
たまには競馬から離れて女の子と遊んでやれる余裕もできました。
ただ先日会った時、これからまたしばらくはあえなくなるであろう彼女
との羽田空港での別れの時、
空港のテレビでは菊花賞が行なわれておりました。
私が競馬を見たそうにしてたのを察したのか、
お土産買ってくるから見てていいよと彼女はいいました。
多少大人になった私は「いや別にいいや」と土産屋についていったものです。

今週末も一人府中で秋競馬を楽しみたいと思います。

１９８９年の有馬記念
オグリキャップとスーパークリークの一騎打ちとの前評判。
クリークの鞍上豊は、「笑っていいとも」他のＴＶ番組で、
「ボクの馬が一番強い」と断言。また、「オグリキャップはきらい」
とも言っていた。
オグリのファンだった漏れは、豊に対して敵対心を抱いてた。

実際のレースは、オグリが先行、常にそれを見つつ４コーナで
クリークが交わし、そのままか？と思ったところイナリワンに
急襲され２着。

レース後、豊がつぶやいた一言。
『後ろから馬がきたとき、またオグリキャップが差し返して来た
のかと思った・・・』

この話を聞いたとき、普段滅多なことでは泣かない漏れは、
涙が止まらなかった。
　　：
　　：
その次の年、豊がオグリキャップを駆って、引退レースと
なった有馬記念を勝たせてくれたときには、人目をはばからず
泣いた。

マジ話スマソ。

62、63。いい！！

今日もドラマを求めて府中へ行ってくる。
競馬場で逢おう。

グラスワンダーが

引退式で

もう走れない体なのに

首を曲げて闘志を出していた姿に

泣けた☆

それじゃ友人に聞いた話をひとつ。

オグリの引退レース９０年有馬記念。
ゴール前に陣取った友人はアンチオグリでメジロアルダンのファン。
オグリの引退を見届けるファンに囲まれ、肩身のせまさに憤然としていた。
「オグリなんて、おわった馬なのに・・・」心の中でつぶやきながら。

この秋オグリの成績は
秋天５着、ＪＣ１２着と往年の脚は衰え、散々な状態だった。
ファンの思い入れ馬券で４番人気に推されてはいたが、評論家の予想には誰一人
◎を打つ者などいなかった。

レース前の喧噪の中、ふと斜め前の一人の女性が友人の目に留まった。
みな飛び上がるようにゲートを見ようとする中、目をつぶり、手の平をを前に
組んで、祈るようにこうべを垂れている。
よく聞くと「オグリ・・・オグリ・・・」と小さくつぶやいている。

ゲートが開いた。オグリは武の柔らかな鞍上でなめらかに好位を滑っていく。
友人は彼女が気になり、レースどころではない。
彼女はと言うと、うつろにレースを見つめながら、やはりつぶやいている。
「オグリ、オグリ、オグリ、オグリ・・・・」
３コーナーを回ったところで、ついに瞳からは涙がこぼれだした。
「オグリ、オグリ、オグリ、オグリ・・・・」
４コーナー。オグリは楽な手応えで抜け出してくる。
彼女はついに見ていられなくなったらしく、うずくまってしまった・・・

ゴール後、押し寄せるオグリファンの歓喜の波に飲み込まれ、彼女の姿は
見えなくなった。

友人は何故か自分の目尻がうっすら濡れているのに気付き、オグリファンと
ともにしばらくそこに立ちつくしていたそうだ。

00年日本ダービー
スタート直後から真後ろの女性が
祈るように「河内・・・河内・・・」と小さくつぶやいている。
そして
最後の直線
その女性は発狂したように、キンキンの金切り声で
「かわちかわちかわちかわちかわちーーー！」
「河内ーーー！！！！カワチー！！！！！かわちーー！！」
「やったー！！河内ーー！ウギャー！ウギョー！！！やったー！」
・・・
その日から１週間、俺は鼓膜の違和感と耳鳴りが続き、
耳鼻科に通う事になった。
「なんで俺がこんな目に・・」と涙が出てきた。

>>68
ﾜﾗﾀ

>>67
>>68
あまりのギャップにﾜﾗﾀ

>>68 マジ受けしてしもた
後遺症とか残ってたらごめんなさい

ryousureage

北野誠がテコ本命で涙がキラリ・・・

文系競馬ファンの自分としては、キーストンの逸話を初めて目にしたときです。

>>74
どんな話？詳細きぼ〜ん

レース中にパンクして、騎手が落馬して脳震盪。
キーストンは残る三本足で騎手を起こしに行った。
ちなみにその騎手は現在の山本調教師(松永幹夫の師匠)

この話知らないやつ結構多いんだな。超有名な話。

ステイの発重賞制覇で涙が出た俺は基地外ですか？

>>77
そんなことはないが、俺的には
｢やめろ！勝つな！やめてくれえええ！｣
て感じだった。
あのままのステゴでいて欲しかったので。

エルコンの凱旋門賞だな

オークスでヤマニンマリーン故障しながらもキャンターで完走し、
ゴール前から馬運車で運ばれていくのを目の前で見たとき。

>>76
ｻﾝｸｽ。
思い出した。キーストンが意識を失ってる騎手を鼻面で、いかにも
「大丈夫？」って感じで、起こそうとしているビデオを見たことがある。
安楽死させられる自分の方が重傷なのに。

・・・ああ、なんか書いてて、涙がキラリ☆

>>76
結構有名ですよね。だから20世紀の名馬100で、Ｇ�T勝ってなくてだいぶ前の
馬なのに50〜60位にランクされてました。

>>82
ダービー馬なのだが・・・

>>82
キーストンはダービー勝ってたような・・・

>>83-84
ぐはっ！そうだったのですか。勉強不足でした。

ワールドカップ故障に涙

ハーバーキラリで大塚キラリ☆

今日、大スポに載ってた田島ヤスコに自分が似てることに
気づいて涙がキラリ☆

>>88
ﾜﾗﾀ
これをよんで涙がキラリ☆

ちょっとだけ競馬の楽しみ方が増えた気がするよ。
今日もドラマだ。涙がキラリ☆

繁殖アテ馬さんの、男我慢の涙がキラリ☆

>>81
ちょっとまてキースﾄﾝのビデオなんて聞いたこと無いぞ！

どこにあるんだ？

>>92
ビデオってＴＶでの再放送のことだよ。
売っているかどうかはしらん。

でもうってんじゃねぇか？

馬に詳しい人に言わせるとあれはキーストンのほうが騎手に
「イタイよーそんなとこで寝てないで助けてよー」
って言ってると考えるのが自然だろうとのこと。

>>94
・・・だとしても泣ける☆

幸四郎の無念に☆キラリ

大坪のテコテコにキラリ☆

>>94
育成で馬に乗ってた経験から言わせてもらうと。
落馬したあと、馬が｢大丈夫｣って感じで戻ってくることは確かにあるぞ。
もちろんそのまま走り去る馬の方が圧倒的に多いが。
人の足踏んでも何とも思わない馬もいれば、
｢あ、悪いことした｣って気にする馬もいる。
ま、とにかく馬だって千差万別なんだよ。

名スレの予感・・・

オグリのレースは全てがドラマチック・涙が☆キラリ

>>67
６着 １１着 だよ

>>98
マジで？すげーな
で、やっぱアホな偉い馬ってわかる？

平成4年10月、メジロライアン引退式＠東京競馬場。
馬場に行きながら馬券一枚も買わないで帰ってきた。
引退が本当に寂しくて、なんだか、そういう気分じゃなかった。
誘導馬メジロファントム共々、カッコよかった。堂々としててカッコよかったよ。
ライアン出走時パドックにいつもあった「NORIのライアンがいちばんつよい」って
痛い横断幕が、この日だけは妙に物悲しく見えた一日。

時過ぎて平成10年9月、札幌競馬場での種牡馬メジロライアンお披露目。
この日に合わせて馬産地めぐりぶらり一人旅を敢行し、久々の再会。
パドックを周回するライアンは、最初から最後まで馬っ気出しっぱなし。
最後に、メジロのオーナーだったかアロースタッドの関係者だったかの挨拶
「…お見苦しい姿をお見せして申し訳ありません…（ﾆｶﾞﾜﾗ」
懐かしくて涙腺緩む前に、激しく笑わせてﾓﾛﾀよ。ありがとうライアン。

なんか毎日このスレを見るのが楽しみになってきたYO。

>>103
ライアンかぁ〜、大川さんを思い出して涙がキラリ☆

お前が乗らなければ３冠取ってた、なんて言われてたノリが
引退式の時に、ライアンに申し訳ない、と言ってたよなぁ。
ノリもそれから（若干だが）謙虚になったような気がする。

>>102
意味が分からん

単純にべらぼうに好きなお馬さんが勝ってくれたとき。

ゴーカイがボカボカ連れて勝ったときには、ゴール前でひとりで泣いてたよ。
ランドパワーを差せなかったときも泣いたな。
落馬に巻き込まれたかも、と心配してたら無事に走ってて、連覇を
果たしてくれた今年のGJでもボロボロ泣いた。

今年の大障害は３度目の正直ということで、嬉し涙を流させてもらいたい。

メジロロンザン。
この馬は重馬場がダメだとかいうより、雨が体に当たるだけで走る気をなくしてしまうんだ・・・
というコメントを聞いて涙がキラリ☆

なにか思い詰めていたあの頃、
悩みがありそうな何人かの後輩を飲みに誘い
相談に乗ることを自分の義務と課していた。
とうぜん飲み代は全ておいらの負担。

安月給のおいらは、車も買えず、風呂のあるアパートにも入れず
それでも借金はかさみ、一年で１００万のローンを作ってしまった。

馬鹿なおいらは残ったボーナスを好きな馬に賭けて返済をもくろんだ
血の出るくらいに必死に予想し、買い目を絞り込んだ。
「俺は金を決して無駄には使っていない、
　　　　　　そんな俺を天は見放さないはずだ」
そんな妙な自信を抱きながら。

・・・結果は惨敗
さらに借金はかさんだ。

自己破産寸前のそんなおいらのことを
後輩たちが「酒ばっか飲んでる遊び人」と思っていることが分かったとき。
なんか情けなくて一人酒で涙がキラリ☆

age

>>107
イクノディクタスもそんな事いわれたなあ
彼女の頑張りに涙がキラリ☆

>>108
人生そんなもんです。
が、余りにかわいそうなんで涙がキラリ☆

age

京都大賞典。
ﾀﾞｲﾌﾞしたﾜﾀﾅﾍﾞに心配そうに近づくトップロードに涙がキラリ☆




ﾎﾝﾄはｻﾆｰｻｲﾄﾞｱｯﾌﾟのお尻を追いかけてとことこ歩いていったﾄｯﾌﾟﾛに涙がキラリ☆

鼻がポロリ☆

>>18
有馬といわずＪＣでてきそうだ。
トップロード好きな人にとっては
涙のレースになるかもね。

オグリｽﾚよりｺﾋﾟﾍﾟage

474 名前：名無しさん＠お馬で人生アウト 投稿日：01/11/13 13:35 ID:wl5us5ew
やっぱり5歳秋がピークだったよなあ。
JCを親父と一緒に見に行ったのだが、親父は涙を流していた。
何で泣けるのかよう解らんが、泣けてしょうがないんや、と言いながら馬券を握り締めて泣く親父。

10年以上たったけど、忘れられない。

･･･場内を包む、大レース特有の期待に満ちたて張りつめた空気が、
悲鳴と絶叫によって切り裂かれた。加速しかけたライスシャワーが
突然前のめりになり、的場騎手が放り出されたのである。
　的場騎手を振り落としても、ライスシャワーはまだもがいている。
左前脚を地に着けることができないまま、崩れ落ちるように倒れる
ライスシャワー。何が起こったのかは、誰の目にも明らかだった。
そして、これから何が起こるのかも。
　左前脚第1指関節開放脱臼。しかも、脱臼した箇所より下の部分の骨は、
既に粉々に砕け散っていた。淀を愛し、淀で輝いた最後のステイヤーに
対して待っていた結末は、故障のあまりの酷さで体をその場から
動かすことさえできず、その場で安楽死処分がとられるという、
あまりにも悲しい結末だった。
　突然の、しかし取り返しのつかない悲劇に襲われたライスシャワー
陣営の人々のショックは大きかった。悪夢なら、覚めてくれ。
そう思い、あるいは叫んだに違いない。しかし、これは夢ではなく、
現実のことだった。
　すべてが終わって、ライスシャワー陣営の人々がとぼとぼと引き揚げ
ようとしていると、的場騎手が突然妙なことを言い出した。

「ライスが死んだはずがない。もう一度見てくる」

そして彼は、まわりの人が必死で止めているのになおライスシャワー
の方へ戻ろうとした。もう目を閉じて、冷たくなっている相棒の
ところへ。そんな彼を現実に引き戻したのは、飯塚師の言葉だった。
「均、もうやめとけ」
的場騎手はその言葉でようやく我に返ったのか、ようやく諦めて皆と
一緒に引き揚げていった。的場騎手ほどの百戦錬磨のベテラン騎手を
しても、約3年に渡ってともに戦った戦友の死を受け容れることが
できなかった。それができたのは、やはり三位一体で戦った飯塚師の
言葉だけだった。

　そんなやりとりの後、語る言葉すら失って車へと消えていった的場騎手
だったが、そんな彼も、ライスシャワーから投げ出されたときに全身を
強く打っていた。しかし、彼はレース後も周囲の人々に「痛い」とは
一言も言わなかったという。
　的場騎手は、ライスシャワーが最初に体勢を崩した時、体勢を立て
直そうと無我夢中で手綱を引いた。その後的場騎手はバランスを失って
前に投げ出されたのだが、馬の下敷きになることはなかった。
それは、ライスシャワーが的場騎手の最後の手綱に応え、懸命に体を
起こしたためだった。
　もしライスシャワーが的場騎手の手綱に応えず、そのまま前に倒れて
いたら…　的場騎手はおそらく、投げ出されるときにライスシャワーの
下敷きになっていただろうという。もしそうなっていれば、いくら
ライスシャワーが小柄だといっても、この日の馬体重で438kgである。
的場騎手も無事では済まなかったに違いない。
　並の馬の場合、落馬するような事故に遭った時、とっさには
反応できないことがある。まして、自分自身がひどい怪我をした直後と
なればなおのことで、それができるのは、よほど賢く、意思が強く、
そして騎手を信頼している馬だけだという。
　しかし、ライスシャワーは反応した。それは、的場騎手にとっては
ライスシャワーに自分の命を救われたことにほかならなかった。
　「俺の何倍も痛い思いをした奴がいる…」
そんな悲しい気持ちが、ついに的場騎手に
　「痛い」
という一言を言わせなかった。少し間違えれば再起不能、あるいは
自らの死という大惨事となりかねない事故の一歩手前で踏みとどまった
的場騎手は、「ライスに救われた」という気持ちがあっただけに、
戦友の「犠牲のもとに」生き残ってしまった自分自身が誰よりも
辛かったのかもしれない。

疾走の馬、青嶺の魂となり「ライスシャワー列伝」より
http://www.retsuden.com/vol32.html

>>116
的場にﾜﾗﾀ

>>118
ﾜﾗｳﾅﾖ

ライススレから

117 ：名無しさん＠お馬で人生アウト ：01/10/24 08:56 ID:ZppWhlhJ
ライスシャワーが死んで暫く後、
ブルボンファンの知り合いがぼろぼろと涙をこぼして泣いた。
「何で種牡馬にならないで死んじまうんだ。菊でもう一度子供同士を戦わせたかったんだぞ。
あの時やられた分、今度はきっちり返してやりたかったのに。子供も残さないで死んで、
勝手に伝説とやらになって、何なんだよ。だからライスなんて大嫌いだ」と。
一緒にいたもう一人に、「お前、結構ライスシャワーのこと好きだったんじゃねえの？」
なんて言われてますます泣いてたっけな。酒が入っていたからでもあるんだろうけど…

　サイレンススズカの脚が砕けた瞬間、武豊騎手は夢の終わりを悟ったという。
「何とか種牡馬として生き残ってほしい―」
彼の騎手としての本能は、それがかなわぬことを感じ取っていた。だが、それを
あえて無視したのは、彼の人間の部分だった。
　騎手は、レース中の予想もしない緊急事態にあっても、冷徹に判断を下さなければ
ならない。このとき武騎手がなすべきことはただ一つ、後ろから来る馬との激突に
よる事故を避けるため、サイレンススズカを安全なコースの外側へと持ち出すこと
だった。
　しかし、サイレンススズカの脚はこなごなに砕け散っている。そんな馬を安全に
コースアウトさせることは、多大な困難を伴う。この時サイレンススズカは立って
いることすら不思議な状態だったのに、その馬をさらにコースの外側まで歩かせ
なければならないのである。このときのサイレンススズカについて、武豊騎手は
「僕が怪我をしないように、痛いのを我慢して必死に体を支えていたんだろう」
と信じているという。
　武豊騎手は、騎手としての使命を全うした。だが、獣医の診断は彼の願いを
打ち砕くものだった。
「左手根骨粉砕骨折、予後不良」
　そして、サイレンススズカはその日のうちに、ゴール板ではなく冥界の門を
駆け抜けていった。
　レース直後に事故の原因を聞かれた武豊騎手は、怒鳴るようにこう言った。

「原因は分からないんじゃない、ないんだ!　」

そして、その日の夜、某所で泣きながらワインを大量にあおる武豊騎手の姿が
目撃された。

また、主のいなくなったサイレンススズカの馬房では、
寝藁の上に崩れ落ちたままぼろぼろと涙を流す橋田師の姿があった。

永遠の幻サイレンススズカ
http://www.retsuden.com/vol30-2.html　このﾎﾑﾍﾟ(T_T)ｲｲ

ﾅｷﾅｶﾞﾗage

>>sFUh/y24
最初からageろYO! でも泣けたthanks☆

今日、このｽﾚ見ながら関ﾃﾚの名馬物語ライスシャワーを
見てたらまたﾅｹﾀﾖ☆

イージュー☆ライダー
涙がキラリ☆
つのだ☆ひろ

朝から泣いちっちあげ☆

ｲｲﾊﾅｼﾀﾞage☆

あげ

このスレを上げないでどうする。

テンポイント、サクラスターオー、ライスシャワー、
サイレンススズカ、他優駿たち、南無阿弥陀仏　合掌

『予後不良』、この言葉のなんと残酷なことか・・・
脚一本くらい折れても、何とか医療技術の粋を集めれば、
何とか殺さずに済むのじゃないか・・・と漏れはいつも疑問に思っていた。
『経済動物』であるから、その商品価値の無くなったものは、
手間をかけずに処分するのではないかと。

そんな無知な漏れを、そのまま生かそうとすると、どう馬が苦しむかを
リアルタイムでサクラスターオーは教えてくれた。

何ヶ月も闘病して、結局苦しみもがきながら死んだスターオー。
その最期の報を、スーパー競馬の鈴木淑子さんが、
泣きながら、「サクラスターオーが亡くなりました・・・」と敬語で
伝えたときには・・・☆

やっぱりサイレンススズカの引退式だね･･･

サンエイサンキュー･･･☆

>>131
東騎手とスターオーの話にもキラリ☆

ナニかがポロリ☆。

117,121の作者にぜひシンボリインディの最後を描いてほしい。
きっと涙がキラリ☆な名シーンを描いてくれるに違いない。

テンザンキラリ☆

またオグリネタだが、漏れはこれを読み返すたびに涙がキラリ☆
>>67の女の子だけではなく、あの４コーナーから覚えて無い人は多いのでは。


　わたしはずっとオグリキャップを見ていました。
　この目にしっかりと彼の走る姿を焼き付けておきたかたったのです。
　３コーナーを過ぎて、彼の芦毛の馬体が先頭に並んでいくのが見えました。
　そこまではわたしにも予想できてことでした。
　そこから先のことを実はわたしは覚えていないのです。すいません。

　何か大きい声で叫んだような気もします。
　彼の名前を呼んだのでしょうか。
　わかりません。
　わたしは胸の中の大きな塊を吐き出していました。
　目の前がぼやけて、足元がぐらついていました。
　帽子を振ってたら、飛んでいっちゃいました。
　息が苦しくなりました。

　神様、彼に勝たしてやって下さい。お願いです。
　それぐらい当然です。そうでなくちゃいけない。
　神様、あんたにはいつもひどい目に会わされている。
　でも、いい。許してやる。
　だから、彼に勝たせろ。
　ほら、ゴールだ！


　−− 高橋源一郎 −−

　平成2年12月24日　サンケイスポーツ
　「こんなにはずれちゃダメかしら 有馬記念特別編」

>>134
スターオーの伝説に泥塗るような最近の東に涙がキラリ・・・

趣旨が違うような気もするが、エアグルーヴの早目の馬場入り作戦
をコナゴナに打ち砕いた糞トランペッターに憤りの涙。＠有馬
怒りで涙が出たのは始めてだった。
ウイナーズサークル近くで見ていたので奴の何をやらかしたのか
全く解ってないアホ面を見て更に怒り爆発。

廃馬寸前だったダイユウサクが有馬記念をレコードタイムで圧勝

良ｽﾚage

スズパレードの宝塚。やっと獲れたって感じ

保全

あの日パドックで目が合ったシンボリインディを思い出して
涙がキラリ☆

ｾﾁｶﾞﾗｲ2chで、毎日ここ見て優しい気持ちになれるのは漏れだけ？
age

上尾

このｽﾚ前から気になってたんだけど、今日始めて全部読ましてもらった、
すごくｲｲ！！久々に泣いた。

去年の有馬記念
８歳馬ダイワテキサスのジャパンカップにつぐ大善戦には感動した
１･２着写真判定の時に掲示板の３着に「１２」が点灯してるのを見て
本当に良くがんばったと思った

ダイワテキサスの話は、完全ドキュメントだと感動超巨編なんだろうね。

age

>>92>>93さん

キーストンはポニーキャニオンから「名馬物語　超特急キーストン」として
ビデオがでてます。当時手に入れたとき涙がキラリ☆だったよーな。
　寺山修司もむさぼり読んだあの頃「競馬への望郷」（角川文庫）中の
「逃亡一代キーストン」も読み、ひたっていた・・・。
　寺山といえば「もし朝が来たら　テンポイント物語」って
ビデオもいいよん。「さらばテンポイント」って詩を読みたくてしかたなくって
「旅路の果て」が絶版だとあきらめていたときに、このビデオが手に入って
凄くうれしかった日を、いまでも覚えている・・・。

>>152
「もし朝が来たら　テンポイント物語」持ってます。
種牡馬として空輸されて行くトウショウボーイと闘病しているテンポイントの
痛々しい姿にキラリ☆でした。

「もし朝が来たら　グリーングラスは調教を付けるつもりだった
テンポイントを倒して　日本一のサラブレッドになる為に」
寺山の詩にもまたまたキラリ☆

さらば、テンポイント

寺山修司・作

もし朝が来たら　グリーングラスは霧の中で調教するつもりだった
こんどこそテンポイントに代わって　日本一のサラブレッドになるために

もし朝が来たら　印刷工の少年はテンポイント活字で
闘志の二字をひろうつもりだった
それをいつもポケットにいれて　よわい自分のはげましにするために

もし朝がきたら　カメラマンはきのう撮った写真を社へもってゆくつもりだった
テンポイントの　最後の元気な姿で紙面を飾るために

もし朝がきたら　老人は養老院を出てもう一度じぶんの仕事をさがしに
ゆくつもりだった　「苦しみは変わらない　変わるのは希望だけだ」
ということばのために

だが　朝はもう来ない
人はだれもテンポイントのいななきを　もう二度ときくことはできないのだ
さらばテンポイント　目をつぶると
何もかもが見える　ロンシャン競馬場の満員のスタンドの
喝采に送られて出てゆく　おまえの姿が
故郷の牧草の青草にいななく　おまえの姿が
そして　人生の空地で聞いた
希望という名の汽笛のひびきが

だが　目をあけても
朝はもう来ない　テンポイントよ
おまえはもう　ただの思い出にすぎないのだ
さらば　さらばテンポイント
北の牧場には　きっと流れ星がよく似合うだろう


久々に見たらコピペしてるだけで涙がキラリ☆

「さらばテンポイント」知っている人いてうれしい（＾＾）
久しぶりにビデオ見てしまった。日経新春杯の細雪が舞い落ちるパドックシーン
見ていたら、涙がキラリ☆。僕たちは彼の運命を知っているから・・・。
　また、杉本清のレース中のナレーションがいいんだ。叙情的で。
　テンポイントとトウショウボーイは天国でマッチレースをしているんだろうか
有馬のときのように・・・。

９３有馬、田原の涙の勝利騎手インタビューを見てウルウルした。
今思えばとても恥ずかしい！

おれもウルウルしました。有馬にはドラマがよく似合う、と思ったもんです。
田原のマヤノトップガンの騎乗とかさー、ファイトガリバーの桜花賞とかも、
カッコいいなと思っていたんだけどね・・・。
騎手のまま引退していれば・・。

ワンダーパヒュームの桜花賞のインタビューもかっこよかった・・・

＞156-157
同士よ（ｗ

このスレ(・∀・)ｲｲ!!のでage

落馬した騎手に寄り添うキーストンを見て号泣しました。

>>154
ﾖｶﾀ、泣けた☆ ｻﾝｸｽ
漏れはシービー世代だが、寺山修司の競馬評論と共に競馬を見ていた
世代が心底うらやましい。

では、漏れが知ってる寺山の詩を（長文＆連続ﾚｽｽﾏｿ）・・・



「ふりむくと・・・」

ふりむくと

一人の少年が立っている
彼はハイセイコーが勝つたび
うれしくて
カレーライスを三杯も食べた


ふりむくと

一人の失業者が立っている
彼はハイセイコーの馬券の配当で
病気の妻に
手鏡を買ってやった


ふりむくと

一人の足の悪い車椅子の少女がいる
彼女はテレビのハイセイコーを見て
走ることの美しさを知った

ふりむくと

一人の酒場の女が立っている
彼女は五月二十七日のダービーの夜に
男に捨てられた


ふりむくと

一人の親不幸な運転手が立っている
彼はハイセイコーの配当で
おふくろをハワイへ
連れていってやると言いながら
とうとう約束を果たすことができなかった


ふりむくと

一人の人妻が立っている
彼女は夫にかくれて
ハイセイコーの馬券を買ったことが
たった一度の不貞なのだ


ふりむくと

一人のピアニストが立っている
彼はハイセイコーの生まれた三月六日に
交通事故にあって
目が見えなくなった

ふりむくと

一人の出前持ちが立っている
彼は生まれて初めてもらった月給で
ハイセイコーの写真を撮るために
カメラを買った


ふりむくと

大都会の師走の風の中に
まだ一度も新聞に名前の出たことのない
百万人のファンが立っている
人生の大レースに
自分の出番を待っている彼等の
一番うしろから
せめて手を振って
別れのあいさつを送ってやろう
ハイセイコーよ
お前のいなくなった広い師走の競馬場に
希望だけが取り残されて
風に吹かれているのだ


ふりむくと

一人の馬手が立っている
彼は馬小屋のワラを片付けながら
昔　世話をしたハイセイコーのことを
思い出している

ふりむくと

一人の非行少年が立っている
彼は少年院のオリの中で
ハイセイコーの強かった日のことを
みなに話してやっている


ふりむくと

一人の四回戦ボーイが立っている
彼は一番強い馬は
ハイセイコーだと信じ
サンドバックにその写真を貼って
たたきつづけた


ふりむくと

一人のミス・トルコが立っている
彼女はハイセイコーの馬券の配当金で
新しいハンドバックを買って
ハイセイコーとネームを入れた


ふりむくと

一人の老人が立っている
彼はハイセイコーの馬券を買ってはずれ
やけ酒を飲んで
終電車の中で眠ってしまった。

ふりむくと

一人の受験生が立っている
彼はハイセイコーから
挫折のない人生はないと
教えられた


ふりむくと

一人の騎手が立っている
かつてハイセイコーとともにレースに出走し
敗れて暗い日曜の夜を
家族と口をきかずに過ごした


ふりむくと

一人の新聞売り子が立っている
彼の机の引き出しには
ハイセイコーのはずれ馬券が
今も入っている


もう誰も振り向く者はないだろう

うしろには暗い馬小屋があるだけで
そこにはハイセイコーは
もういないのだから

ふりむくな

ふりむくな
うしろには夢がない
ハイセイコーがいなくなっても
すべてのレースは終わるわけじゃない
人生という名の競馬場には
次のレースをまちかまえている百万頭の
名もないハイセイコーの群れが
朝焼けの中で
追い切りをしている地響きが聞こえてくる


思いきることにしよう

ハイセイコーは
ただの数枚の馬券にすぎなかった
ハイセイコーは
ただひとレースの思い出にすぎなかった
ハイセイコーは
ただ三年間の連続ドラマにすぎなかった
ハイセイコーはむなしかったある日々の
代償にすぎなかったと


だが忘れようとしても

眼を閉じると
あのレースが見えてくる
耳をふさぐと
あの日の喝采の音が
聞こえてくるのだ

　「優駿の門」でアルフィーの最後のゴールシーンは、ページが涙でかすんで
読めなくなるんだよねー。キーストンともかぶるし・・・。
　マンガでスマソ！
　ライスシャワーの復活の春天を京都競馬場でライブで見て、早い仕掛けで先頭
になった彼の姿をみたとき「そのまま先頭でゴールして欲しい」とドキドキして
祈るようにみてた・・。
　ライスをはずして買った自分の馬券が紙くずとなるのを知りながら・・。
　俺の馬券は淀劇場でライスシャワー主演のドラマを観るための入場料なんだ、
と、そのとき思った・・。
　また、彼の主演ドラマをこれからももっと見たいと思った、のに・・（涙）。

寺山の詩はいいよねー、やっぱ！
>>154さん>>162さん、紹介サンクス☆

「さらばハイセイコー」読むと、数年前、明和へ彼に会いに行ったときを
思い出すよ。サビシクぽつんとたたずんでいたな、彼は・・。
　天に召される１年ぐらい前だった・・・・。
　涙がキラリ☆

一章〜栄光

青年はその馬を、それまでにも何度となく競馬場で見ていた。
初めてみたのは春の中山、牡馬クラシック皐月賞。
その馬は決して良くない馬場の上、目立たない鹿毛で他馬に揉まれながら馬群の中にいた。
青年はその馬の事は好きでも嫌いでも無かった。
３度目は府中で行われる競馬の祭典、日本ダービーだった。
その馬は重発表の芝の上、小さな体を目一杯に伸ばして２着に入った。
彼等は馬券的相性は悪くなかった。
夏を越えて季節は秋、菊花賞である。
場外のモニターに映る淀の直線で、圧倒的人気馬の三冠達成を打ちのめした。
その馬はそれ以降世間では悪役に回ることになった。
春、古馬の頂点を決する舞台、天皇賞春。
ギリギリまで張りつめた輝く馬体、またも１番人気馬をの記録ごと切って捨てた。
その馬は「関東の刺客」と異名をとることになった。

二章〜再起

その馬はそれ以降精彩を欠いた。
かつての圧倒的な迫力はもう見あたらなかった。
そして繰り返される惨敗。
その上度重なる故障。
青年はいつの間にかその馬が出てくると応援するようになっていた。
青年はその頃には仕事で関西に転勤していた。
かつての、淀でこそ光り輝いたその馬に自分を重ねようとしていたのかも知れない。
そしてあれから２年、淀、天皇賞春の舞台にその馬は帰ってきた。
青年は梅田の場外でその姿を見た。
必死にもがきながら、奇襲とも言える作戦で他の全ての出走馬を押さえ込む姿を。
青年は淀まで行くつもりだったが、数日前に風邪を引いて熱が下がらなかった。
それでもなんとか近くの場外まで出掛けたのだ。
熱にうなされるようにその馬の名前を呟きながら、じっとモニターを見つめた。
その馬は勝つと、週半ばに会社の競馬仲間に宣言していた。
「４角先頭で押し切るよ」ずっとそう言っていた。
その馬はまるでそれを知っているように走った。
必死に、最後の１００ｍを半ば歩きながら。
前年に誕生した３冠馬の欠場、雨の残る馬場、様々な要因はあった。
しかし、間違いなくその馬は自分自身で道を切り開いた。
３度目の栄光を３度目の淀で。

三章〜予兆

宝塚記念、人気投票で出走馬が選ばれるレース。
例年なら阪神競馬場で行われるレースだ。
だがその年は淀で施行されることになった。
当日青年は淀に行った。
天皇賞春を見に行けなかった事もあり、その馬に会いに行こうと思った。
馬券を取らせて貰ったお礼でも言おうと思っていた。
パドックで再会したその馬は、とても澄んだ目をしていた。
全てを悟ったような、とても穏やかな目をしていた。
まるで、魂はすでに地上のものでないかのように、存在自体が透明だった。
青年は何も言えず、その姿をただ見つめるしか出来なかった。
いつもならスタンドの上の方か、ゴール板の真前で競馬を見る。
だが人の多さと、ほんの気紛れだったのだろうか、４コーナー付近で見る事にした。
青年はその馬は今度は勝てないだろうと思っていた。
実際に、連勝で買ったのは他の馬ばかりだった。
ただ、一万円だけ、その馬の単勝を買った。
青年は滅多に心情馬券は買わない、買ったとしても百円だ。
だけどその時だけは、今買わなければ後悔するような気がした。

終章〜邂逅

馬群がそこまで来ている。
青年は愛用の双眼鏡を構える。
その馬はそこからすーっと静かに上がってくる。

中団から馬場の外目を通って一気に前団に取りつく。
そして直線を真っ直ぐに伸びてくる。
馬場の中程を、力強く。
ゴールまで残り５０ｍ、その馬は先頭に立つ。
他馬を力でねじ伏せ、４度目の淀で、４度目の栄光を掴む。
青年はやっぱりゴール前で見れば良かったとちょっとだけ悔やむ。
筈だった。
青年の双眼鏡に映るのは、その馬がもがき苦しむ姿だった。
白い骨がはっきりと見える、前肢をぶらぶらとさせながら。
それから後は何も考えられなかった。
気がつけば自分の部屋にいた。
最後に覚えてるのは、獣医の注射で静かに横たわるその馬の姿だった。
安らかに眼を閉じたその馬の名前はライスシャワー。

ライスシャワー
父　リアルシャダイ
母　ライラックポイント／母の父　マルゼンスキー

長文ｽﾏｿ。
これは実話、っつうか俺の体験談（ﾜﾗいつつ思い出しﾎﾛﾘ

1988年05月22日オークス。
スイートローザンヌという、黒い馬体の気品のある馬が出走していました。
あまり勝ち切れてなかったけど、大器と噂されていて、
人間であればさぞかし知的な美人であろう、と思わせる馬でした。
　わたしはそんなスマートな馬があまり好きではなく、泥臭いシヨノロマン
を応援してました。

まだ若かった私は、レース中、「ローザンヌなんか転んでしまえ」とか
思ってました。すると邪な願いが通じたのか、ローザンヌはガクッと前のめり
になり、たちまち馬群から取り残されました。
おもわず「やった〜！」と喜ぶ私。
でも、よく見ると、ローザンヌの脚は完全にブラブラ。そう、だれが見ても
予後不良の状態でした。
私はとたんに血の気が無くなっていき、自分の思ったこと、言ったことに
深い後悔をしました。

それ以後競馬の神に見放されたのか、すっかり馬券が当たらなくなりました。

>174
あの世代はシヨノロマン、コスモドリーム、アラホウトクと
ロマンを感じさせる名前の馬が多かった
良スレage

>>175
アラホウトクってのは印象に残ったよなあ。
未だに意味はしらんが、なんか「魔術師」みたいで。

漏れもその世代だが、印象としては競馬初めて２〜３年の頃の馬の方が
印象が強い。泣いたレースもそのあたり。
今は昔ほど思い入れのある馬は無い、そのためロマン馬券は最近買わなくなった。

最近競馬始めた世代はどんなレースに感動したのだろう？

保全

>>176
生産＝馬主のアラキファームの社長が高校野球好きで
幼名に自分のとこの冠「アラ」と高校野球に出場した
高校の名をつけている。それをそのまま登録馬名にした
つまり「荒報徳」
しかしこの名のつけ方は１９９７年生産が最後
この年は「荒明徳」「荒平安」「荒星陵」「荒共栄」「荒天理」
「荒明誠」「荒光星」「荒有斗」がいた

　競馬に本格的にのめりこんだのは就職した年、平成５年だけど・・。
たしかにそのころが思いいいれつよかった。
　ブルボン、ライス、ビワ・・・あー、そうだ。
　ホクトベガ、彼女ﾆは夢中になった・・。
友達がエリザベスとって、自慢されまくって（笑）
しばらく、低迷が続いて、障害練習させられ・・・。

いまでも、思い出す・・。川崎で､眼前で砂の女王として復活したレースを、、
雨だったのは､いつだったんだろう･･･｡

>>168
をれはぽんこで目が霞んで読めなくなったよ

マンガで読んだナイスネイチャ有馬回避の裏側に泣けた

>>181
詳細きぼーん

>>181
その漫画とは優駿たちの蹄跡？
だったら見たことある。

>>182
簡単に言えばこういうことだけど
http://www.mediawars.ne.jp/~kome0203/nnsinsou.html

ナイスネイチャ自身の勲章となる記録を潰し
ファンの期待を裏切ることになってしまうことなどを承知だが
ナイスネイチャのことを思うばかりに引退を進言し
それを受け入れる調教師というような話です。

183さんの言われてるマンガですが泣けました。

>>184
ｻﾝｸｽ☆
競馬の汚い部分を全て知り尽くしている関係者が泣くエピソードを聞くと
弱い。馬喰や謎の「乗馬」引退などの話をネタに、浪漫派を煽る厨に
聞かせたいものだ。

>>121の
>また、主のいなくなったサイレンススズカの馬房では、
>寝藁の上に崩れ落ちたままぼろぼろと涙を流す橋田師の姿があった。

のところなんかはもう、涙・泪・なみだ☆

age

http://www.retsuden.com/vol2.html
これには泣く

>>187
俺はﾜﾗたが。

良ｽﾚが駄ｽﾚになる瞬間にキラリ☆

　優駿たちの蹄跡と同じ作者のマンガで、大川Ｋじろうさんに新聞記者が
インタビューして「競馬の神様」のひととなりを描き出す話があったなぁ。
　スーパー競馬で神様がドーベル（ブライトかも・・）のレース前に
「ライアン、ライアンって叫んだのは、ライアンが種牡馬としてこれほどの活躍
をすることを見越しての、ことだったのですよ」と思いっきり照れ隠しでしゃべ
っていたのを思い出す・・・。
　神様のいうとおり「競馬はロマン」ってのは、あると思う。そこで人は童心に
かえり、夢を求め、信じるこころを思い出し、優しい気持になる・・・。キラリ☆

age

保全

今日のクロフネ涙がキラリ

リドパレスの惨敗にも涙がキラリ

泣いたよ。
なんというか競馬場で競馬ファンが一体になれた感じがした。

もういいや！！ちぎれーー！！
俺の横の奴。
お前サイコー

俺はテレビ観戦だったけど・・・
強さにしびれたよ。。
画面を通じても感動でファンがいったいになれたＹＯ

合田の「リドパレスと黒船のマッチレースになる公算が高いですね〜」を信じて
一点買い。そんで血管プチリ★

翼矢の２着死守に涙はキラリ★

合田は所詮素人

>>197
禿同。さらに降着になればもっと金が返ってくるという
期待をチラリ★

２００ＧＥＴ！
で、涙がキロロ

ｇｏ田さんは、馬券下手と本人が言ってますから（＾＾；
昨日、ビデオでとった世界の競馬でロイヤルアスコット見直したら
スピニングワールドでてた。
しみじみして涙がキラリ☆
同じく、ＪＣ出走馬パオリニの父ランドに歴史を思い出して、キラリ

良スレage

age

やっぱり、寺山のハイセイコー詩で
「ふりむくな　ふりむくな　後ろには夢がない」と
テンポイントの詩で
「北の牧場には　きっと流れ星がよく似合うだろう」
っていうところは、目頭が熱くなったよ

板倉真由子の最終騎乗に涙がキラリ★

>>204さん
僕は印刷工の少年が１０ポイント活字で闘志の２文字拾うところが好きです。
テンポイントは、レースで活躍してせめて１０ポイント（活字の大きさ）で
新聞に記事が載ればいいなぁー。という願いからつけられたのですもんね。
テンポイント活字って結構小さいよね。ベタ記事だ・・・。
でも、それがいい(・∀・)ｲｲ!!

age

競馬新聞「駄馬」より。最後の４行にキラリ☆

> しかし終わってみれば、ＪＣダートはクロフネでＪＣはジャンポケ。３歳
>最強の２頭での決着だったわけですが（しかも２着はいずれも昨年の覇者と
>いう^^；）、
>この２頭の共通点は、いずれも昨年のラジオたんぱ杯３歳Ｓで
>アグネスタキオンに敗れていること。この２頭を子供扱いしていたタキオン
>が一体どれほどの「大器」だったのか。筆者は今日のジャンポケのさらに５
>馬身先に、タキオンの幻を見たような気がします。

瞳の中のライバルを追いかけ続けたブルーエンブレムにキラリ☆

>>208
それ書いたの
http://ebi.2ch.net/test/read.cgi/keiba/1006669804/
の１か？（ｗ

>>210
http://ebi.2ch.net/test/read.cgi/keiba/1006669804/
の１は単にラジ短のレースに皐月馬、ダービー馬＆ＪＣ馬、ＪＣＤ馬が
出てるのが凄い、っていいたいだけだろう？そんな事誰でも知ってる
ってところで晒されてるんだと思うが。（「幻」も変だがｗ）

>>208は世界的名馬になれる可能性のあった、タキオンの強さを
おしんでいるんだと思われ。

・・・とマジレスしてみる(w

すばらしいｽﾚだ！
ありがとう感動職人たちよ。

そろそろ感動大賞を決めないか？
漏れは>>62のしっとりした文に一票。

>>211
マジレスされて一瞬困ったがｻﾝｸｽ（ｗ

　☆―☆　　　　☆☆☆☆☆☆円

>>214
そこにレース確定後に的中馬番と　１０００００円
と書くやつ見て涙がキラリ☆

>>212

>>62よいね
ハセイコーも泣ける

テンポイントの生産者の訃報に涙がポロリ☆彡

あげ

安勝不合格に涙がキラリ☆

ジョージ・ハリソンの死亡に涙がキラリ☆
んでもって、
「今週、ワシントン・ジョージが来るかも」にヽ(`Д´)ﾉゴﾙｧ

mmm

牧原由貴子の陰核に涙がキラリ☆

マイネヴィータが勝利したら、ナリブー好きなおれとしては、涙がキラリ☆

>>220
おかげで１８０円ついたよ。泣けてくる。