彡★電車賃節約法☆彡

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469名前書くのももったいない
金券屋の原型自体が、回数券のばら売りだ。

むかし、まだ今の御堂筋線ぐらいしかなかった時代の大阪市営地下鉄の駅近くの路上には、
回数券売りのおばさんたちがたむろしていた。
おばさんたちは回数券1回分を普通運賃で売った。
普通に買う定価と変わりないから意味ない? いや、当時は意味があった。

当時は自動券売機が普及する以前で、窓口で並んで無愛想な駅員相手に切符を買う手間を考えると、
路上で愛想のいいおばさんから回数券をひょいと買う方が、素速く、しかも気楽だったのだ。
回数券でサービスになっている分(例・10枚分の価格で11枚)の差額で、おばさんたちは生計を立てていた。

やがて自動券売機の発達、交通局の取り締まりなんかでおばさんたちは姿を消したが、
回数券ばら売りの商売は
古物商や質屋などと連なる形態で変化して我々の知る金券ショップとなり、存続している。