エンジンで選ぶ軽自動車 -2気筒-

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668しあわせの黄色いナンバー
確かに、気筒あたり燃焼回数が増える…その代わりに、
直噴を選ばなきゃならんのに圧縮開始時間も遅くなり燃料の霧化・撹拌の時間が短くなるし、
膨張行程終了も早くなるから燃焼時間も短くなる。
此処で倍気筒4stと比較した時の差分は、吸気を、量を維持しながら流速を確保できれば、
圧縮・膨張両時間の一点については単に高回転化している事と同じ。そして、過給器掃気方式を
採用する事を前提としているので吸気確保には不足無い…ので、結局は倍気筒4stからみれば
圧縮・膨張両時間の一点については高回転化している状態。

ううむ、従来式クランクケース掃気方式2stから脱却して過給器掃気方式2stに移行する事で、
従来式では混合気に多量の潤滑油霧気を含む必要がある事から排気ガス性能を改善し難い問題は
回避は出来そうだが、やはり2stは2st、作動流体の忙しさは変わらんな。