>>100 シグルイネタでは珍しくモラルにかなった事を言ってるような気がする。
なんだか知らんが食えれば良し!
「これは名牛技肉にあらずいわば狂牛と申すべきもの
かかる検査料をお手元に置き申さば必ずや御家(米国)に災いが」
「そはまことか小泉」
>>101 否、シグルイのことゆえ之は南蛮の珍味ふぉあぐらの如く
無理矢理詰め込しむる意ならん
掛川では焼肉虎眼てえのが有名らしい
どんな田舎店舗よ?焼肉こがん てのは
それがな、店主の岩本虎眼てのは
娘ともどもいかれちまっているし
二つのメニューのうち、狐ってのはうどん
キムチってのは口にできねえっていうぜ
ぷっ
田舎店舗ならぬ、いかれ店舗てか!
もういっぺん申してみよ!
牛肉相手に加熱道具は用いぬ
>>107 何だぁ 前掛け、おぬし虎眼店員か
肉見してみいやww
安肉相手に備長炭は用いぬ
>>109 ボールペンによる注文受け付け
年は若くとも焼肉虎眼バイト頭の腕前である
同時に
(頼んでもいない)1皿3000円の松坂牛ハラミが15皿
1日限定20皿の松坂牛ロース4500円は10皿
店員の眼光はクレーマーの財布に狙いを定め
副店長が取り出したるは携帯電話
そして
虎眼流焼肉店長代理
牛股権左衛門の笑み
ガスで…!
店長は、金許しであったな
だがこの日
尋常ならざる領主を一時喜ばしめるために
前代未聞の危険部位焼肉パーティーが行われようとしていた
牛肉の良し悪しは安全部位にて充分味わえるもの
脳味噌などを食してはせっかくの焼肉パーティーが… うぶ!
輸入禁止から数年…輸入再開を迎えたその国で震える牛どもは知る
始まったのだ、検査が
鶏を検査するのではない、己たちが検査されるというのだ
牛どもは微笑む
そんなことを脳みそに飢えた己のこの無敵のぷりおんが許すと思うか?
残酷無惨焼肉屋・新章開幕
「権左… 来月の食い放題用の仕入れ、豚肉と牛肉いずれかの?」
「豚肉かと」
「なにゆえ」
「狂牛病の心配がありませぬゆえ」
「面を上げい」
ガッ!
「今 何と申した? 狂牛病が何だと?
あれさえアメリカで発見されておらねば……今ごろ…」
ブクブク……
「申せ。わしは豚肉、牛肉、いずれが旨い肉かと尋ねておる」
ブクブク……
「互角か。互角と申すのだな」
におうな
「なんとしてもお召し上がりいただきたきホルモンがござりますゆえ」
"鳥居どのは陰腹を召して"
"殿にあの肉をお勧めされるつもりなのだ"
「新鮮な内臓をもたらすものは とどのつまりこのようなもの…」
(鳥居、厨房内の洗濯機にて用意のホルモンを洗いまくる)
「それとも殿は…あくまで食わず嫌いを貫かれるおつもりか」
「暗…君」
油断したか宗像
脳みそに穴を空けられるとは…
各々気を引きしめい
敵は相当のプリオンぞ
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/24(土) 17:43:32 ID:RYT/o+2C
感染力、致死性、ともに鳥インフルエンザを凌駕するぷりおんであった
今宵はめでたき日にござる…
食肉業者にとってただひとつの誤算は
この牛のぷりおんが
正常でも失活でもなく
敵であろうと味方であろうと
間合に入ったもの全てを変質させる異常ぷりおんへと変貌をとげたこと
いかん
高級肉お抱えの細胞ゆえ
先生は躊躇しておられる
食べるには手強き相手
プリオンめはめおった
戯れなれば、赤身みて
米利堅牛肉 参る
存分に食べられよ
127 :
米農務長官:2005/12/25(日) 23:30:56 ID:oL6w2WrM
仕置きつかまつりまする
米国産牛肉をかかるはめにおとしいれた
農林水産省の反対派を仕置きつかまつりまする
うまいナムルじゃのう
「クズ肉相手に表道具(箸)は用いぬ」
素手で……
「掛川に狂牛が潜みおるとは…」
スッ…
「できますよ、あの検査員は…」
「一頭残せ」
この一頭は異常ぷりおんの物質名を広めるための生き証人となる
涙が自然に溢れてきた
自己の通っている虎眼亭こそが
安全であることを目の当たりにしたから
いつか自分も食してみたい
極上の肉が目の前に輝いているから
いつか私も…
両断された丸子彦兵衛の口中には
大好物だったカルビが押し込められていたが
アメリカ産牛肉の輸入が再開されると、肉を求めて多くの食肉業者が集った
中でも六月にやって来た中間処理業者は、人目なくば産直偽装も日常茶飯事という不逞の輩である
国産牛おぬしはやはり
味が違う…
輸入牛再開の恐怖
次、カルビ
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/29(木) 00:17:57 ID:tUrQ5/DX
己の焼いた肉が食われたのを知ったとき
岡部平兵衛の心臓は停止した
用は肉一枚、食われただけでも人は死ぬのだ
>>139 正気か
この残金でカルビなど頼めるものか
や…焼くな
「ほう・・ 輸入牛無双とうたわれたアメリカの・・」
「米産牛肉は 首相 小泉純一郎殿のご推挙であったな」
「念のため身を改めさせて頂く」
「全頭検査の経験がお有りのようだ」
「一度」
「これは?」
「その折に」
陽性反応!このような牛を店のメニューに加えて良いものだろうか
純一郎殿はなぜこの牛を・・・・
!!
な なんたる異様な盛り上がり・・・
米産牛肉の背面の肩ロース
牛一頭分の売上は十分にするものと覚えたり
美食家たるもの 焼き具合を見れば
その肉がどのように焼かれたか おおよその察しがつく
ましてやこれはわしの肉…
わしが眠っておる間 焼いておるものの姿がよう見えよるわ
出来ておる喃 藤木は…
焼くだけなのか!
ご案じめさるな
清玄に含ませたるはミントよりこしらえし妙薬・・・
その効き目は清玄の口臭を
春の淡雪の如く消し去りまする
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/29(木) 17:53:07 ID:VHJhmRXl
あの・・・牛肉を焼くというのは
どのようなものでございましょうか?
あれだ 濡れ手ぬぐいを鉄板に置くようなものよ
うまく焼けば感染はない
うまいホルモンじゃのう
お侍さんがた、おまちくださいやし。
勘定の方がまだでござんす。
柿右衛門が支払ったのは期限の切れたお肉券である
「やはり眉唾物であったか 高級ブランド肉」
「これは高級ブランド肉にはあらず いわば産地偽装と申すべきもの かかる肉を口に致さば必ずやお体に災いが」
「そはまことか 虎眼」
腹の辺りがじわりと痛くなった
脱糞かと思ったが便の色がただ事ではない
目の前の肉を口にした際 自分の鼻に感じた「腐敗臭」の真相を知った時
岡部平兵衛の心臓は停止した
ようは肉一枚 食中毒によっても人は死ぬのだ
七腸念仏……
何かある度に心停止する岡部平兵衛が好きだw
>>79の続き
「BSEか!」
プルプル…
アメリカ産牛肉が安全の名を失うのはまさにこの夜である
156 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/31(土) 12:09:09 ID:1pnBNq5U
その病気はどこの国にも聞いた事も見た事もない奇怪な病気であった・・・
特・上を頼み、悠々と上着を脱ぎ捨てる
後輩に肉を狙われる身の上とは思えぬ大胆さであるが
牛股に次ぐ小金持なる彦兵衛の財布は
余すところなく樋口野口
すでに腹八分目の後輩たちの会計は空腹時より容易であると考えていた。
平成17年師走・晦日
大通りを一歩外した焼肉屋、年の瀬のにぎやかさはここにはない
「無用だ彼奴の白い脳みそ食事には無用だ」
「ぷりおんのタンパク質やや熱いか…」
160 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/01(日) 01:48:55 ID:Df6FRUPa
蝉丸の もっとも危険な道具は肉バサミではない
その口中にある
恐るべき腹圧で射出されるつまようじの威力は
網上の肉の上の葱を正確に射抜くほどだ
ミスターさかいがビールサーバーを担いだら用心せい
狂ほしく 滝のごとき レジ打ちは終われり
秘めおきし財布 いずこぞや
財布がなくなってることに気づく虎眼
「・・・三重か!!」
「なんと妖しき霜降りの輝き…食べてしまいそうだ…」
ジュー
「三重さま、その輸入牛は危のうございまする。 肉をタッパーに……」
「清玄どの」
「金券? そうだ そうであった
虎眼亭お食事券をもらい受けるのだ」
夢と現実の境にいる清玄は、手にした券が食べ放題チェーン店であることに気付かない。
「一枚目ッ、カルビ!」
「応!」
二網とは、虎眼亭焼肉の型であり…
型とは定められた肉の種類を呼吸を合わせて焼くことで焼肉の術理を体に覚え込ませるものであるが
ジュッ!
精妙な箸さばきを恐るべき速度で行った場合、その生焼け率は早食い勝負以上の…
「一息たりとも留もうてはならぬ、肉と肉の二網となれい!」
ジュッジュッ
満腹感により互いの呼吸が乱れ、そのような中で
最後の肉は、互いを目視できぬ態勢から輸入禁止不可能の
ちょ、面白すぎ、このスレw
虎眼亭に流れ星なる秘箸あり
掛川城藩主松平隠岐守定勝をして
「料簡、狭さに比類なし」と言わしめたり
店長虎眼の箸は常よりも十寸長く
その時虎眼が様した肉牛六頭の中二頭の首は
屠殺される前、胴の上で所在無げに震えていた。
↓
に、にくぅ
(藤木、牛股両名の肉を掠め取って)
伊良子「失礼 目が悪いゆえ」
店前にて笑みを浴びせ悠々と店内に踏み入る
程なく席へと通されると 店長の須藤主馬は営業指導の御礼なるクーポンを差し出した
間の月の十五夜近き頃 看板に焼肉と書かれた店を巡り同様の所作を繰り返す
これは「焼肉許し虎参り」と恐れられた 若き日の虎眼の商売敵偵察法である
正社員衆で手分けしていたこの仕事を
この夏は権左衛門一人でやらねばならなかった
焼肉という行為は本来攻撃的なものであり
獣が牙をむく行為が原点である
わな・・わな・・・
社員鳥居「それとも社長は」
ガクガク・・・
鳥居「焼肉フランチャイズ五十五店を引き替えにされても
このような新メニューを御覧になりたいと仰せられるか?」
すう (タイ料理中心の新メニューに魅入られる社長忠長)
鳥居「トムヤムクン・・・・・・・」(ガッカリ。)
平成18年1月
社員の者2名腹痛
今日は奢りと宣言した際
己の財布に感じた「軽さ」の正体を知った時
岡部平兵衛の心臓は停止した
中は野口一枚
食い逃げによっても人は死ぬのだ
「仕置きつかまつりまする」
ホオォ…!
粟ヶ岳
一串流 檜垣陣五郎
かつて牛股権左衛門に(焼肉勝負で)
敗れた身の上であるが、その後も山中に籠もり
バーベキューの修行に明け暮れている
なんだ焼肉勝負とはw
焼肉は勝負するものではござらん
「しゅらすこ?」
「海を隔てたぶらじるの・・・」
涼之助「あの…高級肉の食感とはいかなるものなのでしょうか?」
山崎「………」(←食ったことが無い)
丸子「あれだ、舌の上でとろけるがごとき感触よ」
宗方「うまく焼けば歯応えはない」
藤木「………」(←食ったことが無い)
興津「涼」
涼之助「はい」
興津「うまい特売肉じゃのう」
涼之助「あ…はい」
>>176 檜垣「よーう来たの、そろそろ焼きあがるころじゃ」
宗像「ご相伴いたす」
…仲、いいんじゃねえか。
そして最後の一枚を奪い合う訳か
「さっさと食っておくべきであったな」
帰り道奇妙な屋台に出くわした
のれんは判別できぬがどうやら食い物屋らしい
「焼き鳥屋か」
かまわず歩を進めた新八郎は恐るべき事実に気づいた
「鳥にあらず!」
男は牛肉を焼いているのだ
「こやつだ こやつが名物の・・・」
異な香り…
網の上から焼き来たる
あの香りに踏み入るは危うい
狙うべきはお箸
肉を取らんと延び来たる
そのお箸を断つ
焼肉新陰流
十 文 字
184 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/11(水) 03:31:03 ID:Kc7KQpHR
以前日米のBBQチャンプが一騎打ちを行う番組があったんだけど
日本人が一生懸命食事としての精度を高めていた一方で
ヤンキーは一羽丸々のチキン(仕込み中なので生肉)の手羽を持って「ハロー」とかやってた
留守の間に何者かが置いた領収書
その残り香は
初めて清玄と会った あの日
源之助を悩ましめたあの焼肉のにおいであった
186 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/11(水) 22:14:52 ID:0CR5Zzs5
地獄絵をごらんになったことがありますか?
鉄のこん棒を持った大きな鬼が地獄に落ちた人を熱湯へ落とし、
あの状況はまさに人間が動物にしている事です。
この世の中に地獄というものがあるならば、
農家の家畜も含め(屠殺のやりかたは同じなので)
今の産業動物の世界がまさに
地獄をそのまま再現した世界だと思います。
ジャングルの動物たちは厳しい生存競争がありますが、
畜産動物はジャングルでしとめられる動物とは違い、
解体を決められたら飼育されていた
その場所で即死するのではなく、
トラックにゆられて屠殺場へと長い旅が始まります。
そして屠殺スロープにはいるようにと
※電気棒で追い立てられ
仲間が殺される瞬間をその目で見、
死ぬ前には恐怖のクライマックスを経験します。
その間の出来事はまさに地獄絵図そのものです。
人間の飽食のために動物達はこのような
地獄の苦しみを味わっています。
>>169 無言でビールを口に含み肉皿にプーッとやる藤木
涼 うまい肉じゃのう
清玄の注文は
店で一番高い特上カルビ
岩本家若党という身分の源之助には
注文する事の許されぬ品物である
三重が七つの時
可愛がっていた上ミノが
父 虎眼によって食べられた
藤木源之助は焼き加減のわからぬ男よ!
十一の時
「たわけ」
焼肉を食われ自害した母に
父が吐いた言葉
(藤木・・・)
(己さえいなければミノくらいは貰えたろうに)
藤木さま おごってくださいまし
うまい うまいうまい肉を
その最高の霜降りが虎に捕獲されていた
夕雲の借金はほぼ二倍に膨れ上がっていたが
199 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 01:14:19 ID:llHLlpiQ
更に友六が懐中で手にしたのは自家製のタレであった。
懐中の温石によって充分に暖められた右手と
凍てついた右手
肉の取り合いとなれば勝負の行末は明らかである