1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
ようやくまことの焼肉屋にめぐり会い申した。
無頼(チェーン店)の月日今は悔ゆるのみ。
今日ただいまより、常連の礼をとらせて頂きたく…
正気にては大業(優良店発見)ならず
焼肉道はシグルイなり。
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/11(日) 07:40:43 ID:9kHbQw9N
もしよければお使いください
: : l : + ll: :|ミ=l|l| | | |〃〃〃〃| l|〃' ' 仁||三三ニ三
- -:. ll: :り |l| ``"" | l| ニ三||三三ニ三
: l .: l : .: ll /lミ |l| l || ニ三||三三ニ三
:+-: :.:.: :ll/ :|リ 乂 ノリl  ̄||三三ニ彡ィ
: | :.:.:.:.:.: :l::.:._|' _斗-―‐ ||カミツ rゥ }彡||
: : :,:'' ; : :l:._[^‐-=、l 、 k=ィチr=r==ォ= ||リミ /}`} |〃||
: : ':,.,,'.. l : :弍_ほテぅ_ r イ-tin^` ̄ r彳ミ└ | }イ| ||
: : : l : : | i:'´ l i ヽ i : ,イ/|l リ )フ ,イ| | ||
: : : : : l l li | i l i i /,1 ll fノ,イ | | | ||
: : : :: l : : ハ i. l l l i i |l{ | (l|__.ィ| | | | | ||
l l ,' ヽu 、__- .i |川 f.l|/| | | | | | ||
: l .l ヽ L il : / l| | | | | | | ||
: : ヽl : : : リヽ -ー‐→ :i : /l :l|.| | | | | | ||
: : : : : : |` | : .ヽ  ̄ li : / l ,'l | | | | | | ||
: : l : l : ヽ i /. :.: l / .l | | | | | | ||
l : : l /ヽ /: : : :: / l_| | | | | | ||
ヽ : : ,' `ーr┬イj : : /: : ソ`ア}| | | ||
: : ノ ノ | ,' / / ヽ|.| ||
. . : : : : ´ : : / /| l / / `ー
ようやくまことの剣にめぐり会い申した。無頼の月日今は悔ゆるのみ。今日ただ今より師弟の礼をとらせて頂きたく…
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/11(日) 08:19:18 ID:gqSWNSal
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/11(日) 08:27:12 ID:b7xL4ny8
この日は四足獣の肝であった
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/11(日) 08:33:00 ID:yJ5ApeL6
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/11(日) 08:59:09 ID:b7xL4ny8
タン塩なれば
レモンにて・・・
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/11(日) 09:29:41 ID:xiWG+Eeo
「びいえすいい?」
「海を隔てた南蛮国の・・・」
なまやけと申したか
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/11(日) 09:43:04 ID:5QJE7St4
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/11(日) 10:21:31 ID:zgwUMfu/
肉質・鮮度・焼き
全ておいて問題外の肉である
食えませぬ
金返せ
>>11 もうよい
もうよい
>>11。
ボッタクリは店の基本。
わしの言いたき事はそれぞ。
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/11(日) 10:47:08 ID:Q1Gywdm9
ボリッボリッ
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/11(日) 10:58:50 ID:Q1Gywdm9
プギュプギュ
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/11(日) 11:00:10 ID:TZl0XqJV
「食材の牛になりかわり それがしがお見せつかまつる」
ずぶ ずぶぶぶ
「テッチャンというのは つまるところ このようなもの
それとも殿は……駿河五十五万石を引き換えにされても
このようなものが食されたいと仰せられるか?」
すう
!!
「暗君……」
平成六年一月 肉屋の者二名 切腹
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/11(日) 12:42:42 ID:KkMVVA3O
に にくぅ…
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/11(日) 14:29:38 ID:xiWG+Eeo
食ってくれた喃!
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/11(日) 14:36:24 ID:9kHbQw9N
>>3 て てめえら
肉! 己の肉!
どけ! 己の肉だ
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/11(日) 15:46:45 ID:gqSWNSal
>>19 焼肉は団欒のための食事
肉のやりとりではござらぬ
お前は焼け
俺は食う
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/11(日) 16:16:11 ID:q+j2NPMh
>20
よってたかって肉を焼き
己に代金を払わせたうじ虫の分際で!
藤木源之助はサンチュの巻けぬ男よ!
不器用なやつだお主は…
伊良子の目は虎眼を見ることは出来なかったが
三間先より漂う満足げな気配と
衣類に付着したタレの臭いから
虎眼が今焼肉を食ってきたことを察知していた
>>17 にくではございませぬ
これなるは当店の暖簾をくぐりし者
なまやけと申したか
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/11(日) 18:21:38 ID:9kHbQw9N
せ、拙者はさような事は…
「藤木…松坂牛なんて食える日があると思うか?」
「松坂牛の産地は、三重県にござる」
「三重県? くふふ…」
鉄板が熱をもつ。
匂いをはらむ風が吹く。
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/11(日) 21:09:09 ID:Q1Gywdm9
クオリティTAKEEE!!!
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/11(日) 22:10:14 ID:a+K5UOWu
また、つまらぬ物を斬ってしまった。
うまいチゲクッパじゃのう
「もういっぺん(火を)通してみよ!!」
「い いらしゃんせえ〜〜」
清玄の母 蓉の声は
店員そのものである
七年前より蓉は狂牛病に侵されており
虎眼流は最少の焼きで食す
三秒焼けば肉は食えるのだ
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/12(月) 01:48:22 ID:FZ+AxVN4
真っ黒にこげた肉を人は食えるのか?
生焼けの豚を人は食えるのか?
食える。食えるのだ。
旨くなければ通いませぬ
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/12(月) 14:22:47 ID:Id+R9vhY
真肉をもて!
できておるのう喃…この肉は
この霜降りならよいでしょう
「じんぎすかん?」
「海を隔てた大陸の・・・」
(肉が取れるというのか、その間合いから、遠い! 遠すぎる)
ヒュン!
(遠い、ピーマンにかすりもせぬわ)
かすりも……
虎眼流に「流れ」と呼ばれる特殊な(箸の)握りがある!
隣テーブルから放たれた横なぎ一閃の最中、源之助の指は箸の途中から縁まで、横滑りしていたのである。
箸先は予想以上に伸びていた。
精妙なる指先の調整が出来なければ、箸はあらぬ方向へ飛んで行ったろう。
「流れ」は虎眼流上お得意様以上の秘伝であり、他チェーン店で使用することは禁じられている。
肉牛が心の平衡を保てなくなったのはいつの頃か
神妙であるはずの反芻運動が制御できぬと意識した時ではなかったか
うぶっ!
ゴクリゴクリ
(反芻の音)
(肉牛どのは陰腹を召して)
(殿にBSE対策の安全性を諌言なさるおつもりだ)
牛股どの それがしの箸が先…
焼肉 やめにいたすか清玄
この日のため清玄は精進して参りました
先生はおごりと申しておらぬ
ち、ちがう! こは打ち上げなどではあらぬ
精玄の財布は給料日前の如く縮み上がり
く〜ろかみのいろおとこさらさら
いくとにくく〜ろたら
あ〜かいすうじさいた
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/13(火) 20:40:39 ID:E+CC+yfV
伊良子さま!お支払いなされませ
払う。払うのです
止むことのない清玄の慟哭は
忘年会の終焉を示すものか
いや これは産声…新たなる追加注文の産声…
この日食材となった肉牛は二匹
いや三…
他国の牛肉丁重に扱うべし
捨てることまかりならぬ
利口にして帰すべし
かかる者の姿は「ぷりおん強し」を世に知らしめ
BSEの名声を高むるに至るなり
正気にては営業ならず
焼肉道は牛狂いなり
狂おしく 血のごとき 肉は焼かれり
秘めおきし 霜降 いずこぞや
店長ではござりませぬ
それなるは当店の門を叩きし者
形容しがたい異臭がたちこめ
酸鼻なるキムチの臭いが
美店員の鼻をついた
肉の焼ける臭いが部屋に立ちこめたが、
源之助は手を離さずゆっくりと肉をかき混ぜていた
虎眼「早く食え」
いつか死ぬほど食ってみたいといっていた特上カルビ
店員にかまわず箸を進めた進八郎は恐るべき事実に気付いた
「食い放題にあらず!」
さらに恐るべき事実
福沢ではない男はすでに野口なのだ
焼肉に泣く武士道
焼肉に笑う武士道
焼肉無惨時代劇
生焼けのほうがうまいんだ!
70 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/15(木) 01:51:17 ID:TI4PZNUH
興津どの 残りの三頭は如何なものか?
しばし待たれよ 残り三頭の安全性を見極めるは容易なことではござらぬ
BSEの中のBSEと
左様
牛肉という食べ物は ひとたび ひとたび炭化すれば 二度とは 二度とは…
屠畜場の牛になりかわりそれがしがお見せつかまつる
輸入再開のもたらすものはつまるところこのようなもの
ずぶぶぶぶ
それとも総理は
日の本一億三千万人を引き替えにされても
このようなものが御召になりたいと仰せられるか?
ああ、あれこそは伊良子さま必逃の構え
無銭肉流れのお姿…
山内、大坪、出口をふさげ
牛股チーフの会計が済んだ
韓国では骨付きカルビは貴重なので
屑肉を接着剤で固めて売る
毎日
欠かさずである
上流階級と下流階級の境にいる客は
口にした肉がキロ100円であることに気付かない
安く肉ばかりを求めてきた高校生達
代表の岡本くんの箸が肉にさしかかると
アルバイトたちは見ないフリをした
「全頭検査の経験がお有りのようだ」
「一度」
「この牛は?」
「その折に」
肉牛が感染を避け得たのは
強運と危険部位を頭部に特定することに成功したためであろう
肉牛の執念であろうか
危険部位のない肉牛からBSEがうつった
_,_,_,_,_,_
_ ,,{:l:l:l:l:l:l/`丶、
, ‐ ´ ``丶、ヽ、
/ : . ==--ヽヽ
_/; .....:: ::.. 三三ミ|-、
//-=、、!.: :. 、___ __三三ミ|ミ}
/ ! ,.--、{:: ::...ヾ;ニニ、 `ミミミミ|彳
〈 Y ○ }〉.:: ::::/ ○ ゙i_, ミミミミl、_
/ヾ=='i´ ::: .:ヽ、_ノ'´ ミミ, --'、`ヽ、 されば涼が命を奪ったは
〈 j ::...::: `゙び" ミ/メ、`i } ! 柔い脳を穴ぼこにしたぷりおん
',:. (_..:::__ 、: ..::::ト!(ヽ,.\
ハ:. :`) - '::. .::::::::ノ'(-'// ヽ
! |:: ,r=z==、_ :::::::: ::,に´イ }
| / T ̄`ー'´ ::::: l::::!ノ、 /
ヽ /: ::::::.. :: _ノ.:::|、_ ヽ、
`ー;- 、 __,. -‐ '´ ::::: | `ヽ !
|:: ..:::::: .::::::,ゝ┐ノ |
,r;| ::. .:::::: .:/.:.:.:.:7l
,r;=イ/::! :::::::::: /.:.:.:.:.:/: :ヽ、
__,.へ--‐':/.:.:/:::::| ::::::.. /.:.:.:.:.:./: : : : : : ヽ__
´: : /:/ : : : /.:.:/::`゙` ::::/.:.:.:.:.:.:.:/ : : : : : : : : /: :`
: : : : /: : : : : : !:.:/::: /.:.:.:.:.:.:.:.:.:/: : : : : : : : : ハ : : :
藤木師範代の鍋奉行・・
あれはつらい、肉を食わせてくれぬ
焼肉食べ放題心得
空腹を満たす為の試みとして肉焼申候上は
肉質の善悪によって代金遺恨の儀
決して有之まじく候
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/18(日) 00:51:53 ID:ATODltzz
その店員の鼻の横にはぶどうほどの・・・
この肉ゲットは友六の眼を持ってしても
鮮明ではなかった
友六と名乗る店員の勧めた肉を、一切手をつけぬ検査員二名
それがしの申し上げたき儀はつまるところ
輸入再開牛肉はただの牛肉
ぷりおんなど笑止
88 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/19(月) 01:36:44 ID:Up86Layr
肉を食うておるだけで死ぬる者など
牛股どのとの焼肉にて箸を止め不覚を負うたは清玄の未熟
店長の割烹着(おすがた)を見て、なぜ気付かなんだか
無礼講と心得て事に臨むべきでございました
_
/ { ノヽ
/ _ ヽ _ / /
ト--‐ ´r.、 _)}-、、 /
} 〉く// __j l /
/ {{_〉〈 f_フ { 、 j
{ ー ^、'_ー^ ー′ l
`ヽ ゝ-` {
ヽ {ヽ、-、- 、 ヽ _
', ハ/´_)ヽ ) } `ヽ
i ー'′)- ' `´ ノ
| ヽつ /
l rーr⌒i /
ノ `´ ノノ {
j /´ ヽ _
{ , -- 、 r‐ ´
ヽ / `ヽ、 _ノ
`ー
舟木亭の兵馬数馬はその日も同時に達した
相手を努めた牛の体にはいくつもの痣が残り骨を折られたものもいる
>>91 ってオイ!
お前もうそれ焼肉と関係無いじゃねえか!
"練り"と呼ばれる焼き方は
小半刻(※30分)かけて
肉一枚を焼き終える
くわえられた手拭いは
空腹のあまり肉を口に入れるのを防ぐためである
「店用のさい箸とお見受けいたすが」
「不作法お許しあれ」
見よ
異形と化すまでに焼き込まれた背中(ロース)
見よ
万力の如く箸を締めつける蹄足の指先
そこから放たれる芳香を知る者は
女人禁制の場にて鉄板を見守る二人の美女
群集「藤木の箸迫り……」「あれは辛い」「肉を食わせてくれぬ」
牛股「藤木、もう少しこう何というか手心というか……」
藤木「牛股師範……痛くなければ食えませぬ」
「申し上げます! ただいま三番テーブルに他店の者が…」
他店の者丁重に扱うべし
追い出すことまかりならぬ
満腹にして帰すべし
かかる者の姿は「虎眼亭旨し」を世に知らしめ
当店の名声を高むるに至るなり
>>100 シグルイネタでは珍しくモラルにかなった事を言ってるような気がする。
なんだか知らんが食えれば良し!
「これは名牛技肉にあらずいわば狂牛と申すべきもの
かかる検査料をお手元に置き申さば必ずや御家(米国)に災いが」
「そはまことか小泉」
>>101 否、シグルイのことゆえ之は南蛮の珍味ふぉあぐらの如く
無理矢理詰め込しむる意ならん
掛川では焼肉虎眼てえのが有名らしい
どんな田舎店舗よ?焼肉こがん てのは
それがな、店主の岩本虎眼てのは
娘ともどもいかれちまっているし
二つのメニューのうち、狐ってのはうどん
キムチってのは口にできねえっていうぜ
ぷっ
田舎店舗ならぬ、いかれ店舗てか!
もういっぺん申してみよ!
牛肉相手に加熱道具は用いぬ
>>107 何だぁ 前掛け、おぬし虎眼店員か
肉見してみいやww
安肉相手に備長炭は用いぬ
>>109 ボールペンによる注文受け付け
年は若くとも焼肉虎眼バイト頭の腕前である
同時に
(頼んでもいない)1皿3000円の松坂牛ハラミが15皿
1日限定20皿の松坂牛ロース4500円は10皿
店員の眼光はクレーマーの財布に狙いを定め
副店長が取り出したるは携帯電話
そして
虎眼流焼肉店長代理
牛股権左衛門の笑み
ガスで…!
店長は、金許しであったな
だがこの日
尋常ならざる領主を一時喜ばしめるために
前代未聞の危険部位焼肉パーティーが行われようとしていた
牛肉の良し悪しは安全部位にて充分味わえるもの
脳味噌などを食してはせっかくの焼肉パーティーが… うぶ!
輸入禁止から数年…輸入再開を迎えたその国で震える牛どもは知る
始まったのだ、検査が
鶏を検査するのではない、己たちが検査されるというのだ
牛どもは微笑む
そんなことを脳みそに飢えた己のこの無敵のぷりおんが許すと思うか?
残酷無惨焼肉屋・新章開幕
「権左… 来月の食い放題用の仕入れ、豚肉と牛肉いずれかの?」
「豚肉かと」
「なにゆえ」
「狂牛病の心配がありませぬゆえ」
「面を上げい」
ガッ!
「今 何と申した? 狂牛病が何だと?
あれさえアメリカで発見されておらねば……今ごろ…」
ブクブク……
「申せ。わしは豚肉、牛肉、いずれが旨い肉かと尋ねておる」
ブクブク……
「互角か。互角と申すのだな」
におうな
「なんとしてもお召し上がりいただきたきホルモンがござりますゆえ」
"鳥居どのは陰腹を召して"
"殿にあの肉をお勧めされるつもりなのだ"
「新鮮な内臓をもたらすものは とどのつまりこのようなもの…」
(鳥居、厨房内の洗濯機にて用意のホルモンを洗いまくる)
「それとも殿は…あくまで食わず嫌いを貫かれるおつもりか」
「暗…君」
油断したか宗像
脳みそに穴を空けられるとは…
各々気を引きしめい
敵は相当のプリオンぞ
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/24(土) 17:43:32 ID:RYT/o+2C
感染力、致死性、ともに鳥インフルエンザを凌駕するぷりおんであった
今宵はめでたき日にござる…
食肉業者にとってただひとつの誤算は
この牛のぷりおんが
正常でも失活でもなく
敵であろうと味方であろうと
間合に入ったもの全てを変質させる異常ぷりおんへと変貌をとげたこと
いかん
高級肉お抱えの細胞ゆえ
先生は躊躇しておられる
食べるには手強き相手
プリオンめはめおった
戯れなれば、赤身みて
米利堅牛肉 参る
存分に食べられよ
127 :
米農務長官:2005/12/25(日) 23:30:56 ID:oL6w2WrM
仕置きつかまつりまする
米国産牛肉をかかるはめにおとしいれた
農林水産省の反対派を仕置きつかまつりまする
うまいナムルじゃのう
「クズ肉相手に表道具(箸)は用いぬ」
素手で……
「掛川に狂牛が潜みおるとは…」
スッ…
「できますよ、あの検査員は…」
「一頭残せ」
この一頭は異常ぷりおんの物質名を広めるための生き証人となる
涙が自然に溢れてきた
自己の通っている虎眼亭こそが
安全であることを目の当たりにしたから
いつか自分も食してみたい
極上の肉が目の前に輝いているから
いつか私も…
両断された丸子彦兵衛の口中には
大好物だったカルビが押し込められていたが
アメリカ産牛肉の輸入が再開されると、肉を求めて多くの食肉業者が集った
中でも六月にやって来た中間処理業者は、人目なくば産直偽装も日常茶飯事という不逞の輩である
国産牛おぬしはやはり
味が違う…
輸入牛再開の恐怖
次、カルビ
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/29(木) 00:17:57 ID:tUrQ5/DX
己の焼いた肉が食われたのを知ったとき
岡部平兵衛の心臓は停止した
用は肉一枚、食われただけでも人は死ぬのだ
>>139 正気か
この残金でカルビなど頼めるものか
や…焼くな
「ほう・・ 輸入牛無双とうたわれたアメリカの・・」
「米産牛肉は 首相 小泉純一郎殿のご推挙であったな」
「念のため身を改めさせて頂く」
「全頭検査の経験がお有りのようだ」
「一度」
「これは?」
「その折に」
陽性反応!このような牛を店のメニューに加えて良いものだろうか
純一郎殿はなぜこの牛を・・・・
!!
な なんたる異様な盛り上がり・・・
米産牛肉の背面の肩ロース
牛一頭分の売上は十分にするものと覚えたり
美食家たるもの 焼き具合を見れば
その肉がどのように焼かれたか おおよその察しがつく
ましてやこれはわしの肉…
わしが眠っておる間 焼いておるものの姿がよう見えよるわ
出来ておる喃 藤木は…
焼くだけなのか!
ご案じめさるな
清玄に含ませたるはミントよりこしらえし妙薬・・・
その効き目は清玄の口臭を
春の淡雪の如く消し去りまする
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/29(木) 17:53:07 ID:VHJhmRXl
あの・・・牛肉を焼くというのは
どのようなものでございましょうか?
あれだ 濡れ手ぬぐいを鉄板に置くようなものよ
うまく焼けば感染はない
うまいホルモンじゃのう
お侍さんがた、おまちくださいやし。
勘定の方がまだでござんす。
柿右衛門が支払ったのは期限の切れたお肉券である
「やはり眉唾物であったか 高級ブランド肉」
「これは高級ブランド肉にはあらず いわば産地偽装と申すべきもの かかる肉を口に致さば必ずやお体に災いが」
「そはまことか 虎眼」
腹の辺りがじわりと痛くなった
脱糞かと思ったが便の色がただ事ではない
目の前の肉を口にした際 自分の鼻に感じた「腐敗臭」の真相を知った時
岡部平兵衛の心臓は停止した
ようは肉一枚 食中毒によっても人は死ぬのだ
七腸念仏……
何かある度に心停止する岡部平兵衛が好きだw
>>79の続き
「BSEか!」
プルプル…
アメリカ産牛肉が安全の名を失うのはまさにこの夜である
156 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/31(土) 12:09:09 ID:1pnBNq5U
その病気はどこの国にも聞いた事も見た事もない奇怪な病気であった・・・
特・上を頼み、悠々と上着を脱ぎ捨てる
後輩に肉を狙われる身の上とは思えぬ大胆さであるが
牛股に次ぐ小金持なる彦兵衛の財布は
余すところなく樋口野口
すでに腹八分目の後輩たちの会計は空腹時より容易であると考えていた。
平成17年師走・晦日
大通りを一歩外した焼肉屋、年の瀬のにぎやかさはここにはない
「無用だ彼奴の白い脳みそ食事には無用だ」
「ぷりおんのタンパク質やや熱いか…」
160 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/01(日) 01:48:55 ID:Df6FRUPa
蝉丸の もっとも危険な道具は肉バサミではない
その口中にある
恐るべき腹圧で射出されるつまようじの威力は
網上の肉の上の葱を正確に射抜くほどだ
ミスターさかいがビールサーバーを担いだら用心せい
狂ほしく 滝のごとき レジ打ちは終われり
秘めおきし財布 いずこぞや
財布がなくなってることに気づく虎眼
「・・・三重か!!」
「なんと妖しき霜降りの輝き…食べてしまいそうだ…」
ジュー
「三重さま、その輸入牛は危のうございまする。 肉をタッパーに……」
「清玄どの」
「金券? そうだ そうであった
虎眼亭お食事券をもらい受けるのだ」
夢と現実の境にいる清玄は、手にした券が食べ放題チェーン店であることに気付かない。
「一枚目ッ、カルビ!」
「応!」
二網とは、虎眼亭焼肉の型であり…
型とは定められた肉の種類を呼吸を合わせて焼くことで焼肉の術理を体に覚え込ませるものであるが
ジュッ!
精妙な箸さばきを恐るべき速度で行った場合、その生焼け率は早食い勝負以上の…
「一息たりとも留もうてはならぬ、肉と肉の二網となれい!」
ジュッジュッ
満腹感により互いの呼吸が乱れ、そのような中で
最後の肉は、互いを目視できぬ態勢から輸入禁止不可能の
ちょ、面白すぎ、このスレw
虎眼亭に流れ星なる秘箸あり
掛川城藩主松平隠岐守定勝をして
「料簡、狭さに比類なし」と言わしめたり
店長虎眼の箸は常よりも十寸長く
その時虎眼が様した肉牛六頭の中二頭の首は
屠殺される前、胴の上で所在無げに震えていた。
↓
に、にくぅ
(藤木、牛股両名の肉を掠め取って)
伊良子「失礼 目が悪いゆえ」
店前にて笑みを浴びせ悠々と店内に踏み入る
程なく席へと通されると 店長の須藤主馬は営業指導の御礼なるクーポンを差し出した
間の月の十五夜近き頃 看板に焼肉と書かれた店を巡り同様の所作を繰り返す
これは「焼肉許し虎参り」と恐れられた 若き日の虎眼の商売敵偵察法である
正社員衆で手分けしていたこの仕事を
この夏は権左衛門一人でやらねばならなかった
焼肉という行為は本来攻撃的なものであり
獣が牙をむく行為が原点である
わな・・わな・・・
社員鳥居「それとも社長は」
ガクガク・・・
鳥居「焼肉フランチャイズ五十五店を引き替えにされても
このような新メニューを御覧になりたいと仰せられるか?」
すう (タイ料理中心の新メニューに魅入られる社長忠長)
鳥居「トムヤムクン・・・・・・・」(ガッカリ。)
平成18年1月
社員の者2名腹痛
今日は奢りと宣言した際
己の財布に感じた「軽さ」の正体を知った時
岡部平兵衛の心臓は停止した
中は野口一枚
食い逃げによっても人は死ぬのだ
「仕置きつかまつりまする」
ホオォ…!
粟ヶ岳
一串流 檜垣陣五郎
かつて牛股権左衛門に(焼肉勝負で)
敗れた身の上であるが、その後も山中に籠もり
バーベキューの修行に明け暮れている
なんだ焼肉勝負とはw
焼肉は勝負するものではござらん
「しゅらすこ?」
「海を隔てたぶらじるの・・・」
涼之助「あの…高級肉の食感とはいかなるものなのでしょうか?」
山崎「………」(←食ったことが無い)
丸子「あれだ、舌の上でとろけるがごとき感触よ」
宗方「うまく焼けば歯応えはない」
藤木「………」(←食ったことが無い)
興津「涼」
涼之助「はい」
興津「うまい特売肉じゃのう」
涼之助「あ…はい」
>>176 檜垣「よーう来たの、そろそろ焼きあがるころじゃ」
宗像「ご相伴いたす」
…仲、いいんじゃねえか。
そして最後の一枚を奪い合う訳か
「さっさと食っておくべきであったな」
帰り道奇妙な屋台に出くわした
のれんは判別できぬがどうやら食い物屋らしい
「焼き鳥屋か」
かまわず歩を進めた新八郎は恐るべき事実に気づいた
「鳥にあらず!」
男は牛肉を焼いているのだ
「こやつだ こやつが名物の・・・」
異な香り…
網の上から焼き来たる
あの香りに踏み入るは危うい
狙うべきはお箸
肉を取らんと延び来たる
そのお箸を断つ
焼肉新陰流
十 文 字
184 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/11(水) 03:31:03 ID:Kc7KQpHR
以前日米のBBQチャンプが一騎打ちを行う番組があったんだけど
日本人が一生懸命食事としての精度を高めていた一方で
ヤンキーは一羽丸々のチキン(仕込み中なので生肉)の手羽を持って「ハロー」とかやってた
留守の間に何者かが置いた領収書
その残り香は
初めて清玄と会った あの日
源之助を悩ましめたあの焼肉のにおいであった
186 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/11(水) 22:14:52 ID:0CR5Zzs5
地獄絵をごらんになったことがありますか?
鉄のこん棒を持った大きな鬼が地獄に落ちた人を熱湯へ落とし、
あの状況はまさに人間が動物にしている事です。
この世の中に地獄というものがあるならば、
農家の家畜も含め(屠殺のやりかたは同じなので)
今の産業動物の世界がまさに
地獄をそのまま再現した世界だと思います。
ジャングルの動物たちは厳しい生存競争がありますが、
畜産動物はジャングルでしとめられる動物とは違い、
解体を決められたら飼育されていた
その場所で即死するのではなく、
トラックにゆられて屠殺場へと長い旅が始まります。
そして屠殺スロープにはいるようにと
※電気棒で追い立てられ
仲間が殺される瞬間をその目で見、
死ぬ前には恐怖のクライマックスを経験します。
その間の出来事はまさに地獄絵図そのものです。
人間の飽食のために動物達はこのような
地獄の苦しみを味わっています。
>>169 無言でビールを口に含み肉皿にプーッとやる藤木
涼 うまい肉じゃのう
清玄の注文は
店で一番高い特上カルビ
岩本家若党という身分の源之助には
注文する事の許されぬ品物である
三重が七つの時
可愛がっていた上ミノが
父 虎眼によって食べられた
藤木源之助は焼き加減のわからぬ男よ!
十一の時
「たわけ」
焼肉を食われ自害した母に
父が吐いた言葉
(藤木・・・)
(己さえいなければミノくらいは貰えたろうに)
藤木さま おごってくださいまし
うまい うまいうまい肉を
その最高の霜降りが虎に捕獲されていた
夕雲の借金はほぼ二倍に膨れ上がっていたが
199 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 01:14:19 ID:llHLlpiQ
更に友六が懐中で手にしたのは自家製のタレであった。
懐中の温石によって充分に暖められた右手と
凍てついた右手
肉の取り合いとなれば勝負の行末は明らかである
あの肉はスジ肉ホルモンどもとはちがう
サシの入ったまことの霜降り
焼けぬはずはない
焼き網の下に高級備長炭が燃えていた
202 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 21:46:51 ID:XYMqci5F
あ
馬肉なれば 刺身にて・・・(へつらいの笑み)
>>200 「貴様ではないな、貴様の腕では兵馬数馬におごらせることは出来ぬ」
シュバッ
(馬鹿な・・・速すぎる!)
この時、源之助の放った箸の一閃は、まさに神速と呼ぶべきものであったが、その速度は源之助自身も思いもよらぬものであった。
凍えた指が偶然に生み出した新手。
この刺し箸こそ、虎眼流奥義『流れ肉』の骨子となる技法である。
源之助はすでにテーブルマナーを見放していた。
刺し箸かよ!ワロタw
本スレよりクオリティたけぇな
その舟木屋に「ジンギスカン鍋投げ」
と云われる特殊の焼肉がある
通常のジンギスカンが安置された
ジンギシカン鍋で羊肉を焼くのに対して
これは焼き手の横から投げられた鍋で
眼前を横切る瞬間に焼き上げるのである
-------舟木屋伝書
ぬふぅ弟「兄者!」 (鍋を投げる)
ぬふぅ兄「応!」 (空中の鍋で羊肉を焼く)
ぬふぅ兄弟はジンギスカン鍋投げの極意を身につけ
舟木亭調理マニュアル皆伝の業前を持つ店員である
早よ食え
日が昇ろうぞ
「あの折肉を裏返したは宗矩が指図」
「焦がした喃」
「焦がしてくれた喃」
210 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/18(水) 14:41:41 ID:W3ova/ph
兄者、そろそろ給料を持ち帰って親父殿を安堵させてやってはいかがかな
己とおまえ二人の寿司を買う金だ
ワハハ ワハハハ
(藤木・伊良子、七輪を持って登場)
「虎眼亭が肉をあおいだら用心せい」
数馬は父一伝斎の言葉を思い出していた。
誰が食えるというのだ、その値段では
高い!、高すぎる
パタパタパタ(藤木が団扇で焼肉を扇ぐ音)
兄者…
高い、(わしの財布は)緩みもせぬわ、緩みも…
兄兵馬が誘惑に負けたとき、弟数馬にも異変が生じた
パタパタパタ(伊良子が団扇で焼肉を扇ぐ音)
虎眼亭は最少の時間で客を得る
三秒も扇げば人は肉の誘惑に負けるのだ
すげぇ良スレww
輸入されたアメリカ牛には
特定危険部位が混入していたが
日本にBSEの危険性を持ち込んだ者など
誰一人として目撃していなかった
「興津」
「藤木…おぬしはあの豚丼で一生を終えるつもりか? 吉野家に明日はあると思うか?」
「吉野家の明日はアメリカ産牛肉にござる」
「アメリカ産? くっふふふ 藤木…特定危険部位という脊柱はひとたび ひとたび見つかれば二度とは 二度とは」
吉野家のメニュー…
まこと 多うなり申した
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/21(土) 22:27:24 ID:/KQsBIjn
危険部位の正体を認識したとき
アメリカ産牛肉の輸入は停止していた
要は検査一枚 チェックのずさんさによっても解禁話は死ぬのだ
焼肉ってエライよ!ウマイからエライよ!
>>218 「あれはシグルイにあらず」
「別雑誌のエアマスターなり」
これは日本の焼肉ではない
読めぬ・・・メニューが全く・・・
店員の茂助にライスを丼鉢で申し付けた。
丼鉢で申し付けられるライスには岩本屋特製のタレをかけるのが習わしであり
源之助はそれを一息で食べ終えると、
しばし瞑目ののち キムチで箸休めを行い・・・
この手順を三度重ねると源之助の腹腔は内容物で一杯になる
これらは打ち上げの際、会計額を跳ね上げることを防ぐための礼法である。
空腹ゆえの執念か
金のない蝉丸の腕が
鉄板の表面を掻いた
(……焦げか!)
「やはり眉唾物であったか 米国産牛肉」
「これは安全な牛肉にはあらず いわば偽装と申すべきもの
かかる肉を口に致さば必ずやお体に災いが」
「そはまことか 虎眼」
吝嗇である。
吝嗇がモルヒネのように満腹を麻痺させているのだ
「藤木」
「あれ以来だな」
二年前伊良子清玄の指搦みによって
藤木源之助は敗れた
それ以来両名は箸を交えていない
させなかったのは師範牛股である
やれば食事ではすまない
藤木とはそういう男である
清玄の注意が肉に集中している隙に
源之助は箸の握りを変化させていた
鷺が嘴で突くが如き異様な掴み
源之助の脳裏に甦るものは
この新手を生み落とした日の屈辱か
ご案じめさるな
清玄に含ませたるは
キャベジンの粒よりこしらえし妙薬…
その効き目は清玄の胸焼けを
春の淡雪の如く消し去りまする
特選に選ばれるほどの黒毛和牛肉を、炭化させることは全くの無益である。
だがこの日、尋常ならざる店長をひととき喜ばせしめるために
前代未聞の工業用バーナーで焼肉が行われようとしていた。
この暴挙を、もはや何者も止め得ず・・・・・・。
打ち上げ会の焼肉パーティーから半年…
三重は過食に陥り
足を開いていても尻穴が見えぬほど
太りさらばえていた。
湯舟に映った自分の姿に戦慄して以来、
外食はもっぱら個室での焼肉。
伊良子さま!
お勘定なされませ!
払う 払うのです!
ち、違う
これはおごりなどではない
な、なにゆえ
おこげがありませぬ
ただのびびんばかと
後方から店員の叫び
前方に憤怒の警官
来たる満月の夜 秋葉の大酋長に 影は唯二つ
焼肉デートの申し出である
「そろそろにござる」
「ホォオ」
昨日、焼肉に行った。
222が頭にこびりついており、ライスにタレをかけたらもう我慢できなくなって、
イッキにかきこんでしまった。
やばいから。
一度やってみるべし!
244 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/31(火) 10:44:10 ID:KRd1arRg
失うことから全ては始まる。
その時が来たら
私はカードも現金も捧げます
牛角にては大食いならず
肉 肉肉
焼肉は叙々苑なり。
245 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/31(火) 20:19:41 ID:uxQvUpil
叙々苑と申したか
「我ら赤身の肉にあらず」
「内臓部分のハラミなり」
ツラミ(゚д゚)ウマー
焼肉を食っておりませぬ
駄レスかと
うぬか 豚トロを喰うたはうぬか
251 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 15:22:42 ID:MiHVoZHQ
無用だ
彼奴の紅いキムチ
焼肉には無用だ!
藤木の焼き網やや熱いか…
それでは…わたくしの焼肉はだんな様が平らげたと…
つまるところ鉄板の肉はただの肉
自分の焼いた肉など笑止
254 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/02(木) 19:24:14 ID:HabeMHpl
奥方様のお口に入れたき肉が
255 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/02(木) 19:53:38 ID:iQodt38X
>>254 やってくれたのう
笑い死ぬかと思ったわ
256 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/02(木) 20:51:27 ID:BBNl7RIC
この日
焼肉店で食した肉は2枚
いや3か・・・
>>257 虎眼流は最少の肉量で済ます
3枚あればライス5杯は食えるのだ
掛川藩武芸師範
30秒
駿河藩剣術師範 田宮対馬守
80秒
将軍家剣術指南 柳生宗矩
300秒
己の肉は どこまで焦げる・・・・・・
>>248 本人乙。
そう思いながらも見て見ぬふりをする情がスレ住人には存在した。
いつか死ぬほど食ってみたいと言っていた神戸牛のサーロイン
七年前より蓉は狂牛病に侵されており
「ヒグ…」んあっ
牛肉と豚肉の区別もままならない
263 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 12:47:59 ID:MbWXOIBw
三間先より漂う煙の匂いと衣類に付着したタレの臭いから虎眼が今満腹な状態にあることを察知していた
ただひとつの誤算は
この夜の岩本虎眼が空腹でも満腹でもなく肉であろうと野菜であろうと間合に入ったもの全てを食べる食いしん坊へと変貌をとげたこと
264 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 16:40:04 ID:MbWXOIBw
藤木源之助は会計の出来ぬ男よ!
会計の出来ぬ男だと。笑わせるな。よってたかって特上のカルビを焼き、 己の全財産を喰い潰したうじ虫の分際で!!
265 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 17:22:32 ID:lzy4qcfX
それまで!
藤木、なんというか、その
焼くペースを考えるというか…
266 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 17:37:27 ID:k1ElnjEC
牛股師範・・・・・・
早くなければ食われまする
藤木師範のワリカン…
あれはつらい…食う肉を与えてくれぬ
268 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 23:26:06 ID:jruFwdhf
サイフの中……まこと広うなりもうした。
四名の虎眼亭店員の肉を先に食ったのは同僚の興津三十郎であり
その興津の肉を食ったのはやはり同僚の藤木源之助
恐るべしは同僚といえども命を賭して肉を奪い合う虎眼亭
市井の風評はそのような形に落ち着いた
しかし
虎眼「とぼけまいぞ。うぬらも興津と同じく
肉を
わしの特上ロースを狙っておるのだろう。白状せえ!」
牛股「誓うて左様なことは…」(虎眼、キムチの壷を牛股の頭に叩きつける)
四十九日ぶりに来店した老店主は興津の裏切りを聞くや憤怒の形相に変じ
虎眼「わしの目は節穴ではない
うぬらも焼肉『検校』の回し者ならん!」
それ以上の事情説明は不可能となっている
虎眼「口では何とでも申し開き出来よう。
虎眼亭社員ならば…二網にて身の証を立てい!」
牛股「ふ…二網と?」
虎眼「 明 朝 じゃ 」
で、
>>222→
>>166と続く。
お美事
お美事にございまする
給料をはたいて
店主の命じたフルコースを平らげた店員
互いの口から漏れたゲップは
贅を尽くした高級肉を 味わわずに飲み込んだ反動か
今 何と申した?
アメリカ産牛肉が何だと?
あやつさえ非狂牛病(まとも)に生まれておれば……
今頃…
合格か
合格と申すのだな
人間の感情が極端にはしるところに焼肉はうまれる。
残ったレバーがやけに熱いぜ!
穏やかで、プリオンが変異してこない食肉も、歴史上いくらでもあった。
狂牛病問題が表面化しないようにしっかり抑えるのが、そもそも政治だとも言える。
しかし問題のない貿易関係、あってもそれを受け入れ何も事を起こさない検査体制、
というものは小説にならない。私はそうしたものに興味はない。
279 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/13(月) 23:26:50 ID:NWbl+75J
戯れなればハラミにて・・・
失態である
箸が網に根元まで埋まり ぴくりとも動かないのだ
282 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 21:32:54 ID:wyj2c5ZW
焼肉道はニクルイなり。
高い肉を焼くんじゃない。好きな肉を焼くんだ。
クズ肉などという肉はない!
"練り"と呼ばれる食事法は
小半刻(※30分)かけて
石焼ビビンバを混ぜ終える
くわえられた手拭は
つまみ食いによって舌が火傷するのを防ぐためだ
くわえられた手拭いは、
香ばしい香りによってつまみぐいするのを防ぐためだ。
はかった喃 はかってくれた喃
プチッ
ブチッ
ムニュムニュ
プチュ
プーッ
虎眼流で食い逃げするなど
不可能であった
292 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/16(木) 11:36:36 ID:qnPcVozz
伊良子清玄の出入り禁止より半月
キン
使い物にならない部位であった
それを手にした時
源之助の背中がじわりと濡れた
顔面蒼白の店員に九郎右衛門が話しかけたが
幽鬼の如く素通りし
穴のあいた脳を林の中に埋めてしまった
これは狂牛病にかかわるもの
焼肉屋の本能がそう告げていた
293 :
292:2006/02/16(木) 11:41:05 ID:qnPcVozz
sage忘れましてございます、無作法お許しあれ・・・。
平成18年12月6日
大手焼肉チェーン副社長忠長、辞任
忠長が社長家光の実弟でありながら
辞任という名目で解雇を申しつけられたのは
大企業の幹部にあるまじき乱行をとがめられてのことである
忠長の暴虐伝説は数多く
ヒンズー教多数のインドで一千二百四十頭の牛を屠殺したとか
生きたBSE牛の頭蓋を割り裂いた等があるが
それらはゴシップであり
事実であることを証明できない
『焼肉事件通史』に収められた本社ビル内での焼肉試合の記述のみが
忠長の驕暴を世間に知らしめる唯一の信憑すべき記録である
296 :
294:2006/02/17(金) 19:32:53 ID:iDMPGhjN
>>295 いかにもそのとおり、支店の誤りであった…orz
不屈の胃袋を持った客にあっては
自己(おのれ)に与えられたコゲたクズ肉こそ
かえってその食欲を揺さぶり
ついには・・・
もうよい。
もうよい
>>296 ネタ提供への努力こそ立派。
わしの言いたきとことはそれぞ。
あの折、伝票を伏せて推したは宗矩が指図。
はかった喃、はかって くれた喃。
伊良子清玄は伝票を引き戻した。
後方から
>>237の叫び
前方に憤怒の店長
こ・・・こは何事!?
清玄の伝票は大蛇の如くとぐろを巻き
蝦蟇口財布は大きく口を広げた
ち ちがう!
こは食べ放題などではあらぬ
カタ カタ
カタ カタ
さとにとってカルビという身の部分は
あまりに畏れ多く
恐怖ですらある。
G・カルビ!
常より人指多い虎眼の右手の握りは
藤木源之助が清玄と割り勘をした際に見せたものと同様のものであったが
異なる点が二つある
一つは
対手である伊良子清玄の腹が満腹状態であること
これはあらゆる流派に共通する勝利の鉄則である
今一つは
素手でも肉を挟みとる左手の存在である
>常より人指多い虎眼の右手の握りは
人指と申したな
306 :
304:2006/02/20(月) 09:16:45 ID:opO2Q1rN
変換を間違えは不覚を負うたるは
>>304の未熟
「人」と「一」を間違えなぜ気づかなんだか
漢字単位認定試験と心得て事に臨むべきでございました
ふと思ったんだが「焼き肉をシグルイ風に語るスレ」じゃ無くて「シグルイキャラが焼き肉を語るスレ」になってないか?
もういっぺん申してみよ!!
もし食わんと欲すれば
まずは焼くべし
焼かんと欲すれば
まずは注文すべし
注文せんと欲すれば
まずは入店すべし
而して
入店せんと欲すれば
まずは相手を誘うべし!!
>>241に続く。。。
ちゅぱ、ちゅぱ…
肉は付けダレを舐める為の刷毛ではござらん
うぬか
肉を焦がせしは
うぬか
>変換を間違えは (
>>306)
間違えは と申したか。(一度間違えたら推敲ぐらいしませう。
316 :
304:2006/02/21(火) 11:38:23 ID:ZKVJtlle
虎眼「やめにいたすか?2ちゃんへの書き込み、やめにいたすか?」
304「はい、半年間ROMります」
魔人の胃袋が猫科動物の如く拡大した
牛の危険部位がぼろりとうどんのように網の上に落ちた
藤木の箸が生焼けの肉をつかんだ
死後硬直であろうか
生焼けの肉が牛股ののどにつっかえた
虎眼亭が名店の名を失うのは
まさにこの夜である
皿上の肉の右半分は電灯の笠の上で天井を見上げていた
三重が松坂牛に見とれている同じ頃
牛股権左衛門も市場を奔走していた
買い求めていたのは
モヤシ
ほうれん草
ぜんまい
大根
これらは牛肉と混ぜ合わせることで
ビビンバと呼ばれ
ご飯物が
食べたい時に
注文するものである
327 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/25(土) 05:21:33 ID:HMMWDLy8
シグルイネタスレ まこと増え申した。
>>326 いく「どの」じゃなくていく「さま」ではござりませぬか?
330 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/28(火) 15:40:44 ID:VSWZWyR+
藤木 なんというか こう 少々いじきたなすぎというか
牛又師範 早くせねば喰われてしまいます
このスレの藤木と虎眼先生は少し意地汚過ぎると思わぬか?
焼肉は団らんをする場ではござらん
332 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/28(火) 23:01:38 ID:KDMgZvKD
ようやくまことのクズ肉にめぐり会い申した。
無頼の月日今は悔ゆるのみ。
今日ただいまより、自主的に来店拒否の礼をとらせて頂きたく…
焼肉やは芝居をするところではござらぬ。
て てめえら。
財布!己の財布!
どけ! 己の財布だ。
食べたら払うのが常識。
金を払っていただきたく。
き・・・ひ・・・
おおっ
あんなところまで!
このとき清玄が見せた跳躍は、食い逃げの鍛錬によって到達し得る領域を明らかに凌ぐものである。
彼奴め天稟がありおる
否 彼奴はすくたれ者にござる
請求書をもて!
食い逃げを犯し
留置所に放り込まれた伊良子清玄であるが・・・
ここへ連行される際に目撃した個室の広さ
店員の数などを思い返すと
ほくそ笑まずにはいられない
さすがは掛川市名うての焼肉師範の店
(定員)三百人はある
「おお これは牛股どの」
「伊良子清玄、先生(弁護士)がお会いになられる」
「これはかたじけない。それがしの弁護願い、聞き届けてくだされたか」
「それは先生がお決めになる。ついてまいれ」
今、店員に向かって注文を済ませた伊良子、藤木両名が向き合って箸を取り出した時、列座の人間は果して、一斉に、
「――あッ」
と、驚愕の叫びを発した。
藤木源之助が、やってきたタン塩を金網の上に置いたのに対し、伊良子清玄は、盲いた両眼を敵手に据えながら、
同じくやってきた羊肉を、中央が盛り上がった鉄板に、野菜と共に載せたからである。
それは凡そ一切の料理に、見たことも聞いたこともない奇怪な鍋であった。
――駿河城焼肉試合より抜粋
アッー!
と、驚愕の(ry
340 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/05(日) 19:45:02 ID:AWSnmDir
はかった喃 はかってくれた喃
341 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/06(月) 07:00:15 ID:U9NgzsE9
長箸か焼肉用トングがなければ
裏返すことさえ難しいその素材は
その肉の種類・種別にちなんで
"かるび"と名付けられている
342 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/06(月) 17:11:10 ID:F5JKVFQY
「この仕入れ 三枝殿の差配であったな」
「いかにも」
「血迷われたか」
「何と?」
「オーストラリア産牛肉に霜降りを求めることはできぬ
アメリカ産牛肉には販売許可を得ることすらできぬ
ならばこの仕入れ…
このような 牛肉と呼ぶに値せぬ肉にて
店の名を汚したとあれば
いよいよもって本店に申し開き
出来ぬ破目に 陥り申す」
「否! 見られい朝倉どの
金欠の財布を持った学生にあっては
自己に与えられた 苛酷な運命こそ
かえって その若い食欲(たましい)を揺さぶり ついには…」
虎眼亭に極上リブロースなる秘肉あり
掛川城主松平隠岐守定勝をして
「美味 古今に比類なし」と
言わしめたり
肉の厚みは
常よりも一センチ厚く
その時 定勝が食した
リブロース六枚の中
二枚の肉は
口に入れた瞬間に
舌の上で脂がとろけたという
―――るるぶ遠江
肉汁である
肉汁がモルヒネのように金銭感覚を麻痺させているのだ
定勝食いすぎだろw
肉汁である
肉汁がモルヒネのように満腹中枢を麻痺させているのだ
肉い
肉い肉い
焼肉道はシグルイなり
「餓鬼ども、汝ら食らうまじ!」
金欠の闇が育みし殺意は
卒業祝い焼肉会(突発型)の席にて待つ
月末という事実も
学んだ恩師への配慮も
食欲は一瞬で忘れさせる。
残るは三枚。
諭吉、一葉、
そして500円玉硬貨。
望まざる宴の果てに
妻子持ちの貧乏教師は
あの禁断の消費者金融に足を伸ばす―――。
残酷無残焼肉劇 家庭崩壊の第5巻
道三河岸 柳生亭
ジュゥゥゥゥ・・・
「・・・・・・・・・」
虎眼の流れ箸を倒れ込んでかわしつつ
その焼けきったカルビを狙った宗矩の横薙ぎ
神速の攻防を目視できたのは
バイト長、村田与三と木村助九朗の二名のみである
(異な掴み・・・速きうえに伸び来たる、あの間合に肉を置くは危うい)
(狙うべきは箸、肉を取らんと伸び来たるその箸を肉バサミで断つ)
柳生新陰流 十文字焼き
「左様か」
み し り
「虎眼流 肉流れ」
この手を見宗矩に領収書が浮かんだ
名チェーン店柳生の極意を悉く身につけた焼肉屋の全細胞が
焼肉を拒否していた
「参・・・」
「割り勘にござる」
「牛股どのとの取り合いにて割り箸を止め
不覚を負うたは清玄の未熟
先生の紙エプロン(おすがた)を見て
何故気付かなんだか
割り勘と心得て事に望むべきでございました」
「やめにいたすのだな」
「先生…」
「この日のため 清玄は昼食を抜いてまいりました」
虎眼亭の秘肉の製法を貰い受けることは
己がのし上がるためになくてはならぬもの
三重を貰い会社を貰い店長になり勤め上げ
虎眼亭をしゃぶり尽くした上で
そいつを踏み台にして・・・
天下の伊良子清玄亭を起てる!
空腹である
空腹がモルヒネのように
金銭感覚を麻痺させているのだ
藤木…先月の給料日以来だな
二年前、伊良子清玄の箸搦みによって藤木源之助は敗れた
それ以来両名は、席を合わせていない
させなかったのはマネージャー牛股である
やればまともな食事ではすまない
藤木とはそういう男である
(しばし、肉を奪い合う二人)
同僚であっても不足した代金を貸さないのが虎眼亭
借金はたやすく踏み倒されるという理由による
互角に見えた肉の奪い合いであったが
この時点で一方が優勢となっている
源之助が食った肉の代金は、まもなく支払い不可能の域に到達する
その隙を逃す清玄ではない
しかしこの時清玄が注視すべきものは
源之助の伝票ではなかった
清玄の注意が伝票に集中している隙に
源之助は焼肉のたれの握りを変化させていた
ケチャップ強盗がケチャップを掛けるが如き異様な掴み
源之助の喉奥に蘇るのは
最高級牛肉を吐き戻した日の
屈辱か
藤木…
お前は吐け
俺は喰う
(源之助のたれが清玄の口を直撃する)
舌先をかすめただけの源之助の激辛たれは
それ故に清玄の脳を充分に悶絶せしめた
清玄の味覚を
もってしても耐え切れぬ
激辛を生み出したものは
奇しくも
かつて自分(おのれ)が
打ち割った
二本のタレである
(肉?
そうだそうであった
牛肉を食いにきたのだ)
夢と現実の境にいる清玄は
焼いた肉が豚肉であることに気付かない。
濃尾無双とうたわれた店長 岩本虎眼の指が箸にさしかかると
高弟たちは紙エプロンを外した
虎眼亭店長補佐を任されている
マネージャー牛股だけは「それ」を試食することを許されている
狂ほしく
血のごとき
肉をいぶせり
秘めおきし和牛
いずこぞや
>>364 >秘めおきし和牛
ちょw店長隠してたのかよ最高級和牛www
そして
おに
肉鬼は無念の涎を垂らした
虎眼 「あの折 儂が肉を隠したるはオーナーが指図 謀った喃 謀ってくれた喃」
「伊良子さまお立会いください!喰う!喰うのです!」
清玄「こは何事!?違う、これは奢りなどではない」
全身を硬直させた清玄
その脳裏によぎるものは
箸でからめて
舌で味わったお肉たち
"牛ホルモン特選・赤センマイ"
"桜のヒレ肉ステーキ"
"小牛胸腺肉のあぶり"
"牛上ランの贅沢壷漬け焼き肉"
"最上特選サーロイン"
"山鯨の薄焼き"
"虎眼亭秘蔵・熟成特選和牛最上ロース"
ちょwwwwwwwwwww
この流れ、神がかりwwwwwwwwwww
何かもう作ってて楽しい
く〜ろかみのいろおとこさらさら
“いく”とやきにく
く〜ろたら
あ〜かいせいきゅうしょ
も〜ろた
こ〜がん
こがん
止むことのない
清玄の慟哭は
天才早食い師の終焉を
示すものだろうか
いや
これは産声・・・
新たなる怪物の産声・・・
白状せえ!!
朝目にヤキニグルイの絵を投稿したのはうぬ等であろう!!
藤木、これでおぬしが虎目亭の跡目・・・・
誰じゃ!?
弟弟子がの顔が別人に見えたのは照明のやや暗い店内と
口いっぱいにほうばったユックジャンクッパのせいだと己に言い聞かした
失態である
肉が網に貼りつき
僅かだけ千切れたのだ
この日の支払いは200万・・・いや300万円。
>>379 何をどれだけ食ったらそんな値段になるんだよwww
>>370 ちょいと遅くなったが…
ちょwwwおまい天才wwww
出来ておる喃 このスレは
どこの社史をひもといても
一人や二人の無能な経営者は現れてくるが
店舗において絶対権力者である店長といえども
天下の支店を統括する徳川チェーン本社の目からは平社員に過ぎない
売上上がらずとして解雇するのは易々たるものである
しかしその無能が創業者家康の血を引く者であった場合
その暴虐を咎めることは可能だろうか
いまの焼肉は誰にも言ってはいけない。
支払わせた金額を覚えていてもいけない。
それはただの序章。
炭火と肉がはぐくんだ食欲をそそる静かな序章。
そして空前の残酷焼肉劇真章が開幕する
次回の焼肉をうち震えて待て!
385 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/18(土) 00:12:04 ID:Us1FIFPE
「厨房主任が望みか」
虎眼の面接をしたのは徳川チェーンの副社長本多正信の息子・正純
年は若くともアルバイトとの身分の違いは天と地ほどに及ぶ
「なにゆえ肉をどける?」
「焼け過ぎております故」
「無礼者」
「店長殿下の好みも、その焼き加減と同じ色であるぞ。
汝はそれを焼けすぎと申すか」
虎眼の夢は断たれた
「あの折、わしが肉をどけたは宗則が指図。
はかった喃、はかってくれた喃!」
源之助の手を離れた箸が、宙を飛んで、伊良子の羊肉に突き刺さったと見えたが、清玄の秘肉「ジンギスカン」は鍋の曲線によってこれを弾く。
戛然! 軌道を逸らされた箸が地に鳴った時、源之助のからだはぴたりと清玄の鍋の手元に飛び込んでいた。
その右手には、自身の箸は握られておらず、いち早く構え直された清玄の箸をがっちりと掴んでいる。
秒――一秒、清玄が、先を打って肉を確保しようとした時、源之助の「うむ」と押し殺す声がひびき、不思議や、伊良子の箸は中程からぽきりと下に落ち、源之助の右手は、何の抵抗も受けぬかのように手元に引き戻された。
源之助は、自分の席に戻って、凝視した。
折れた箸を握った清玄は、ほんのしばらくもとの如く鍋の前に座っていたが、次の瞬間、肉も野菜もすべて無くなっている事に気づき、どうとばかりに鍋の上に倒れ落ちた。
源之助の右手は、清玄の鍋の上の食材を、すべて、素手で掴み取っていたのである。
夢からさめた如く、どっとうちはやす列座の人々の声の中に、救急車のサイレンの音が聞こえた。
東西の幔幕の合間で焼肉をしていたいくと、三重とが、同時に、狂牛病で脳に穴を開けられていたのである。
――駿河城焼肉試合「無明ジンギスカン」より抜粋
次回、「被虐の受伝票」お楽しみに
(めにゅう?)
(そうだ、そうであった)
(虎眼亭の無料食事券をもらい受けるのだ)
夢と現実の境にいる清玄は
手にしたユッケが生の豚の肉であることに気付かない
>>389 危ない
加熱不十分な「豚肉」はそれゆえに危ない
「おまえさまは命がいらないのかえ?」
「肉を喰ろうておるだけで死ぬる者など」
「つかめませぬ。あのような箸の握りでは」
「あの折、豚肉が無菌豚であると言いたるは宗矩が言。
謀ったのう!謀ったのう!」
く〜ろかみの いろおとこ
なまのぶたにく くろうたら
あ〜かい げりべん さ〜いた
こーれら これら
売り上げを重視するあまり生じた隙であろう
いかに敏腕マネージャーであろうと
制限時間なき食べ放題で力士に狙われてはひとたまりもない
ただひとつの誤算はこの日牛股が携えていた脅しとなりえる木剣
力士の最も危険な武器は胃袋ではない
その巨躯にある
恐るべき巨大さで席を埋め尽くすそのサイズは
稼ぎ時である昼日中の店内をたった10人で埋め尽くすほどだ
相撲取りおぬしはやはり
汗が違う…
(力士に占められた店内)
まこと狭うなり申した
虎眼亭に到着した藤木源之助
弁当箸に添えられた右手は
接近戦への備え
肉の焼ける匂いのする方向へ急ぐ
輸出大国アメリカのことである。
食肉業者が時折 このような特定危険部位を混入するのを
見て見ぬふりをする情が農水省検査官にも存在した。
要は加熱一秒
余熱によっても火は通るのだ
「とぼけまいぞ。
うぬらも興津と同じくガッテン流で傷んだ豚肉を焼いたのであろう、白状せえ!」
「誓うて左様なことは……」
四十九日ぶりに出勤した老店長は
興津の食中毒騒ぎを聞くや憤怒の形相に変じ
「わしの目は節穴ではない。うぬらも寄生虫の飼い主ならん!」
それ以上の事情説明は不可能となっている
検便にて身の証を立てぃ!!
け、検便とな!?
賎機検便
虎眼亭が食品営業許可を失うのは
まさにこの夜である
>>409 腐った豚肉の執念であろうか
見覚えの無い虫の姿が牛股の便を泳いだ。
「サナダムシか!」
虎眼が辞令を握っているのは、店員に対する猜疑心の表れか。
「虎眼亭検便、つかまつれ!」
「一本目ッ、ポキール」
「応!」
清玄が霜降り和牛を食べるのを見て
藤木「不要だ、その脂身肉本来の旨味を味わうには不要だ。」
「藤木のトング先、やや熱いか・・・・。」
彼奴め、霜降りがサシおる
否、彼奴は合成肉にござる
飛び散りすぎだろwwww
タレ飛ばしすぎ
ちょwwwすげぇぇwwww
座って喰えよっ!!
やった喃
やってくれた喃
>>417 もう少し
こう
何というか
行儀というか・・・
おまえは払え
おれは喰う
奥方様はただの店員
つまみ食いなど笑止
426 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/23(木) 23:26:01 ID:p3P3Xldl
店舗の閉め作業を終えた源之助が外出してニ刻半
文字通り生命線である財布の中身の小銭すら既に失い
(今宵は一文無しにござる・・・一文無しにござる・・・)
(店長はお開きになった・・・打ち上げ・・・)
気が付けばプロミスから出てきた相手の近くにいた
舟木屋の店員 信楽伊右衛門は借金まみれである
右手を少し伸ばせば
ちょうど相手の財布に手が届く位置に源之助はたたずんでいた
一時の人の金により充分に暖まった相手の懐中と
凍てついた自らの懐
もう何というか明らかである
ちょ、襲う側と襲われる側逆転wwww
(馬鹿な・・・)
(速すぎる!)
この時源之助の差し出した右腕の一閃は
まさに神速と呼ぶべきものであったが
その後の事は源之助自身もあんまり考えていなかった
凍えた懐故の出来心が生み出した事件
この出来心こそ 虎眼亭解雇の原因となる事件である
肉は既に藤木源之助にとって遠い存在となった
ようするにタイーホである
出来ておらぬ喃
藤木は・・・
藤木「はかった喃! はかってくれた喃! 伊良子!」
>>431 動機・行動・弁明において問題外の狼藉である
弁護のしようがありませぬ。
逆恨みかと。
藤木源之助の右手が
隣の客の肉を掴んだ
この儀役人に知らせてまいれ
ちょ、藤木犯罪者に堕ちたwwww
役人程度に表道具は用いぬ
掛川にスリが潜みおるとは
掛川に食い逃げ犯が潜んでるとは
な、なんたる異様な盛り上がり!…
藤木源之助の腹部の起こり
食い逃げ3軒の働きしたと覚えたり
「踏み倒しの経験がお有りのようだ」
「一度」
「前科は?」
「その折に」
不届き者!
このような者を殿の御前に立たせて良いものだろうか…
「西方、藤木源之助!」 ドォォン
(だ…代金はどうした)
「東方、伊良子清玄!」 ドォォン
(牛肉を持ってきておらんっ!)
(いや、それだけではない)
「と、豚足好き!」
(いや それだけではない)
ドォォン
(一文無しと豚足好き・・・このような焼肉パーティが・・・)
ネタ元被ったゴメン
藤木源之助が食い逃げ犯に堕ちたのはいつの頃からであろう。
神妙である筈の指の動きを理性で制御できぬと自覚した時ではなかったか
ああ あれこそは藤木さま必勝の構え 無銭店離れのお姿…
ちょぉぉおっ!!!
立場逆転んんっっ!?!?!
掛川の虎の売り上げを仕留めた盗人とは汝か
清玄「犯罪者め!」
無一文で焼肉を喰うことはできるのか?
牛肉無しで焼肉はできるのか?
できる できるのだ
見よ! 異形と化すまでに膨張した胃袋
見よ! 万力の如くトングを握り締める清玄の指先
自演乙
457 :
426:2006/03/26(日) 20:00:57 ID:5xqBntaA
正直こんな流れになるとは予想もしていなかった。
某、成分解析の結果コピペ……まぁスレ違いだが箸休めってか、爪楊枝程度に
焼肉の成分解析結果 :
焼肉の64%は魂の炎で出来ています。
焼肉の16%は勇気で出来ています。
焼肉の9%はハッタリで出来ています。
焼肉の9%は罠で出来ています。
焼肉の2%はやさしさで出来ています。
藤木源之助の成分解析結果 :
藤木源之助の74%は運で出来ています。
藤木源之助の23%は着色料で出来ています。
藤木源之助の2%はかわいさで出来ています。
藤木源之助の1%は魂の炎で出来ています。
伊良子清玄の成分解析結果 :
伊良子清玄の71%は電波で出来ています。
伊良子清玄の29%は苦労で出来ています。
ちょwwwwww伊良子wwwwwwwwwwww
ちょくちょくつまらんツッコミいれるVIPPERもどきウザス(´・ω・`)
>>461 ウザスを使うた時点でお主もVIPPERならん
たまたま釣れて、釣れた釣れたと騒ぐすくたれ者がいるのはここか
465 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/27(月) 16:34:07 ID:E5H0DCg4
この儀役人に報告してまいれ
や……
焼肉ネタはどうした
伊良子の成分が面白かったのでレス
↓
脊髄反射
↓
更に脊髄反射で釣れたレス
↓
シグルイスレが荒れるのは正にこの夜の事である←いまここ
せ、拙者その様なry
武士ならば、絶食にて身の証を立てい!
愛も、野心も血潮に沈んだ。
だが、肉は終わりではない。
今はただ、・・・
うどん玉と申したか。
ぬふぅ
いくの目に見えたものは
ただ清玄が虎眼亭の全めにゅうを平らげたのみ
(喰えり)
(我、虎眼亭を喰いつくせり!)
腹は十二分
あとは老虎が閉店の声を上げるのみである
(ちがう、これは野菜をきざむ音)
(ちがう、これは鉄板の…)
じゅうぅぅう
(な…何じゃ?)
(そこにおるのは一体何じゃ?)
清玄の耳に聞こえるのは
生あたたかい焼ける音
魔神と化した虎眼がさらなる料理を出してきたか
その場より這いずり去るべく踏ん張った清玄だが
腹が鉛のごとく重く動かない
この時、店内に何者かの足音
油の海など意に介さぬ歩み
お勘定を裏返して置くは焼肉屋の子女の嗜み
「お父上、この佳き日を迎え 幸せにございまする」
「三重か……焼きうどんよ喃」
娘の眼前で、うどん玉がこぼれた
にぃくぅ〜
父上!肉ではございませぬ!チゲです!
474 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/28(火) 21:13:45 ID:Pjd0g6sI
こは焼肉にあらず
>474
誰だって不安になる。
それを見せるかうどんなんだ。(山)
このスレはうどんネタをする場所ではござらぬ
そういや、うちの近くの焼肉屋では何でか知らんが、焼きうどんを締めに出してくるな……
まぁ、今時網焼きじゃなくて鉄板で焼くところなんで焼肉屋じゃないかもしれんが……
この肉はな 伊良子
おまえから盗んだのだ
虎眼亭2号店オープン祝賀会の際
おまえが気前よく網に広げてくれた骨付きカルビ
せっかく焼けたものを
不器用な男だおまえは
こたびの食い逃げ
伊良子清玄かと・・・
伊良子は飯胃ぞ
めった食いだったそうな…
虎眼亭内で在庫切れが発生した場合
その原因として最初に疑うべきは客ではない
「店長…」
ボリッ ボリッ ボリッ
ごゆるりと
誰かまとめたりしない?
485 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/30(木) 14:29:04 ID:NhUQO04L
サイト名はヤキニグルイで
「岩本虎眼スペシャルメニューをお願したい」
(な・・・挑戦者)
「わかり申した。
当店の約定により食しきれぬ場合
二倍の料金の支払いになるが」
「構いませぬ」
涼「あの・・・肉の焼き加減とはいかにして見分けるのでしょうか?」
丸子「あれだ、肉汁が透明になれば食い時よ」
宗像「新鮮な和牛肉は焼かずとも良い」
藤木「・・・」
興津「涼」
涼「はい」
興津「うまい麦飯じゃのう」
涼「あ・・・はい」
伊良子清玄の仕置解雇から半年――――
三重は過食に陥り
肉を隠していても目を閉じて探し当てるほど飢えさらばえていた
網に置かれた和牛肉に飛び付いて火傷を負って以来
食事はもっぱら電熱調理(電子レンジ)
店中の肉を喰らい付くした上
サイドメニューのキムチさえ平らげた
三重専用冷蔵庫の中には
豚肉が入っており
その奥には
メニューから外された豚足が眠っている
豚肉を見ていて時折思う
この豚肉が「あの時の牛肉」であったなら
この日は丸腸であった
虎眼「噛め」「噛めぇ」
咀嚼をほぼせずに肉を飲み込む娘に
飲み込み辛い肉を与え
肉をきちんと噛んで味わって欲しい
その切なる願い
最終的には
噛まずにたいらげてしまうとはいえ
この親心は
確実に三重の心には届いていなかった
初雪の日
和牛のステーキ一枚を三重が網に乗せた
飢えさらばえた三重の目が
この時ばかりは輝いて
この世のものならぬ恐ろしさであったという
社長安藤直次より予約を受けた特選肉
10日熟成特選+6霜降牛肉が消え失せていた
はぁ・・・
虎眼「三重か・・・」
虎眼「早く・・・早く取り戻せ・・・無くなる・・・」
店員にとって虎眼の命令は絶対である
そして山崎九郎右衛門は
古ぼけた廃屋に七輪の煙を見つけ
扉を開いた
果たしてそこに佇むは
肉を口にくわえし
三重の二つの輝く目
(ぞくっ)
山崎(なんとやましき目の輝き・・・食い付かれそうだ・・・)
山崎「三重さま 喉につかえまする お肉を皿に・・・」
(お店のため・・・)
山崎「致し方なし・・・」
九郎右衛門はゆっくりとトングを手にした
だが
九郎右衛門の首筋に
あの冷凍豚足が直撃し
九郎右衛門は昏倒した
そして三重は
九郎右衛門が倒れた先に
藤木源之助の姿を見た
その手にはあの日の秘めおきし肉がある
藤木「三重さま」
それを見て 三重に動きがあった
藤木「三重さま・・・」
三重は肉を口にくわえたまま
菜箸をその肩に担ぐ
涼「あ・・・三重さまが担いだ・・・」
源之助はあの日の秘めおきし肉を涼之介に渡した
藤木「持っておれ」
涼「え・・・・・・」
涼「危のうございまする! 三重さまの狙いはきっと・・・!」
そして
源之助は涼之介の声を無視して歩みを進めた
涼(危ない・・・狙いはわたくし、それゆえに危ない)
次の一瞬
三重がその菜箸を振るい涼之介に殺到した
その期を逃す源之助ではない
次の一瞬には三重の口に肉はなく
源之助の取り出した白皿にそれは鎮座していた
絶対に
落としてはならぬ牛肉であった
しかし落ちた場合
源之助は
この肉を洗ってでも食べただろう
三重「フジキ」
ヤキニグルイ、未だ極めつくさぬ身の上なれど・・・
>>488-494にてお目汚しつかまつる
496 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/31(金) 05:32:50 ID:nK3s8h6+
∩(・ω・∩)age
498 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/31(金) 12:55:54 ID:saUDfjF7
できておる喃
「夕雲はその大食で藤木源之介(の財布)を屠る手筈であった
それをあの老いぼれが救ったのだ 藤木では危ういとみてな」
「ちがうぞ伊良子 賎機専務は割り勘と申された
ゆえに相談役は 藤木を下がらせたのだ」
「何が言いたい」
「藤木源之介は 支払いの出来ぬ男よ!」
四十九日目に覚醒した老人は
飼い犬の消失を聞くや 憤怒の形相に転じ
「うぬらも韓国人と焼き肉ならん!」
それ以上の事情説明は 不可能となっている
藤木源之介が用いるのは割り箸
夕雲は”飾り”なれば これはあくまでも興のひとつ
しからば両名とも 存分に戯れよ
掴めませぬ あのような長さでは
掬いか…愚かな あのような細い木では 焼き肉の重みで刀身ごと
その木製品は 掴むためではなく 刺すための食器であった
二分後 ”爪楊枝”と呼ばれる刺突剣が 特上カルビを皿に山盛りにした
503 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/32(土) 02:38:11 ID:uFR/AAfv
!!!!!!
日付!!!!!!!!1111
えいぷりるふーる?
かようなものはござらん
異な日付…
記念パピコ
509 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/02(日) 11:31:22 ID:80TfMYW+
ほす
この時伊良子が見せた肉の焼き加減は
訓練において到達し得る領域を明らかに凌ぐものであった
「彼奴め天稟がありおる」
「否 あれはは生焼けにござる」
「タレを持て」
「忠長副社長は猛々しいご気性であられて
大食いの技量さえあればわしら見てえな者でも雇用くださるそうな」
「そこんとこをわかっていやがるから町ん中就職浪人がうようよあんなにどうやって雇用する」
「証を立てにゃなるまい」
「わしらの胃袋はそこいらの就職浪人たあものが違うって証をな」
「京の吉岡亭を破産させた武蔵みてえにか」
「ウム、それが手っ取り早い」
「して獲物は?」
「掛川じゃ虎眼亭てえ焼肉店が有名らしい」
「どんな田舎店舗よ?こがん亭てのは」
「それがな店主の岩本虎眼てのは娘ともども店の焼肉に手をつけているし」
「二人の副店長のうち牛股ってのは愚鈍、藤木ってのは食い逃げ犯だったらしいぜ」
「ぷっ」
「田舎店舗ならぬ、いかれ店舗てか」
「もう一ぺん申してみよ!」
制服姿もあどけない虎眼亭の麒麟児
近藤涼之助十五歳である
何だぁ前髪
おぬし虎眼亭か
メニュー見してみいや
「いつか死ぬほど食ってみたいといっていた舟木屋の上カルビ」
七年前より蓉は脳梅に侵されており
息子と新聞勧誘員の区別もつかない
「もうじき虎眼亭の店舗が手に入る
六畳一間のアパートとはこれ切…」
(只今より清玄の身分は
支店長にござる)
伊良子支店長「いらっしゃんせぇ〜」
レジにてクーポンを見せ悠々と店内に入る
ほどなく店員が現れると店員はふぁみりぃかるびなる物を差し出した
看板に焼肉と書いた店を巡り同様の所作を繰り返す
果たしてこの緑色の肉は正常なのだろうか
口に入れた瞬間におう吐をもようおすようなこの悪臭
胡椒をまぶせばわかりませぬ
(虎眼の跡目
焼肉虎眼亭 300店舗)
(焼肉屋さかい 800店舗)
(焼肉ファミリーレストラン安楽亭 3000店舗)
(俺の店は どこまで増える・・・)
虎眼亭チェーンかよw
300食/日とかでいいんじゃまいか
常よりも一指多い虎眼の右手の箸の掴みは
藤木源之介が清玄の肉をせしめた際に見せたものと同様のものであったが
異なる点が二つある
一つは 対手である伊良子清玄の腹が満たされていること
これはあらゆる料理に共通する大食い勝負の鉄則である
今一つは 焼肉ダレの小皿を掴む左手の存在である
そして 食通は空腹の涎を流した
嫌な予感がして上のほうを検索すれば
すでに同じようなネタが存在したでござる
ござる・・・orz
523 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/04(火) 18:32:39 ID:nAWrq1mb
3年前のおごりの際
清玄にレシートを握らせたるは宗像進八郎
その宗像の首がくわえしは領収書
同じくおごりの際
清玄に焼け過ぎ肉を押し付けたるは山崎九郎右衛門
その山崎の頬は焼けただれてござった
さらに涼の首の置かれたる席は
清玄が当店に入店した日我らが追い詰めた・・・
金欠状態の焼肉は 少数のナムルと多数の白米によって構成されるのだ
はたして
>>525は正気であろうか?
金欠にも関わらず焼肉屋に行くこの執念
虎眼亭は閉店となった
目撃者として
岩本虎眼の乱心と
伊良子清玄の食中毒を衛生局に証言した
虎眼亭濃尾支店の金岡雲竜斎は
この後、東京に大店舗を開いたが
その牛肉の出所は定かではない
528 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/08(土) 07:07:05 ID:FDTS0XQb
ぬう・・・ネタが切れた
>>527 開店の出資金が分からないならまだしも
出所が分からない牛肉は駄目だろ!
530 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/08(土) 19:11:12 ID:eGdHZVb7
「あめりか?」
「海を隔てた野蛮国の…」
当方に迎撃の用意あり
瞬食 !
咀 嚼 完 了
野蛮国と申したか
敬人尊野蛮と申したか
豚を敬い牛を尊ぶ虎眼亭は
天下の厚生省に向こうを張る男の肉屋だ
ご覧、このサシ!
「こはサシにあらず。いわば食用蝿の蛆と申すべきもの。
かかる手法をお使いになられれば、必ずや御家に災いが。」
>>537 ちょwwwwおぬしそれ鉄鍋のジャンwwww
539 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/09(日) 20:26:01 ID:oNyTxjPl
>>539 焼肉板は宣伝をするところではござらん!
・・・・ネタがあつまるといいね。
539はすくたれ物にござる
542 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/10(月) 01:53:33 ID:dOA+vnfl
清玄「肉の焼き加減が見れぬ男だと?
笑わせるな!!
よってたかって肉を焼かせ
己に勘定をさせたうじ虫の分際で!」
虎眼店長とマネージャー二名が店に戻ったのは
夜五ツを回った頃である
ひとしきり食い散らかした後
老虎は獣のごとく
うつぶせにたれを啜った
545 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/14(金) 00:02:05 ID:oAkxM4v5
掛川にBSEが潜みおるとは…
藤木、もう少しこう何というか焼き加減というか……
牛股師範……レアでなければ食えませぬ
誰じゃ!?
弟分が厨房で生肉を喰らっているように見えたのは
夜も明けきらぬ 薄暗さゆえ
権左衛門は自分にそう言い聞かせた
548 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/15(土) 00:09:37 ID:+AZstwJZ
牛股が取り出したるは解凍前の牛の半身であった。
か、加工前とお見受けするが
無作法をお許しあれ。
肉好きで強い食欲が無ければ完食することすら難しいその焼肉は
ブラジル風牛丸焼き料理にちなんで“シュラスコ ”と呼ばれている
「焼き加減よし!」
プギュ!
牛股が肉を食らう
「牛股どの、それがしが注文したタン塩・・・」
仲間内の焼肉は注文者が優先が作法である
「清玄どの!」
「だ、大事ない」
プギュプギュ
清玄の注文した牛カルビを食う
「先生は無礼講と申された」
(こは妙ぞ…何故己に肉が回ってこない…?)
552 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/17(月) 02:16:20 ID:Ls53w9gX
虎眼流がベルトをゆるめたら用心せい
「次、藤木」
伊良子清玄は、はじめて
藤木源之助のよだれを見た
('(゚∀゚∩_ おいらをどこかのスレに送って!
/ヽ 〈/\ お別れの時にはお土産を持たせてね!
/| ̄ ̄ ̄|.\/
| .モツ煮..|/
 ̄ ̄ ̄
現在の所持品:たばこ・ライター・コーヒー・ブラックブラック・枕・ケータイ電話
睡眠薬・聖教新聞 ・ダッチワイフ・外付けSCSI340MHDD・ネットランナー4月号
TYG02・小嶋進社長・ 森永マリービスケット・ <`∀´> ・内定・彗星・たまごっち
ジュエル・情報処理技術者試験合格証書・水銀燈・黒い眼帯・Aimbot・たくわん
PunkBuster
('(゚∀゚;∩_ dat落ちしてたよ・・・
/ヽ 〈/\
/| ̄ ̄ ̄|.\/
| .モツ煮..|/
 ̄ ̄ ̄
次などない
このスレがおぬしの墓標だ
立ち上がった夕雲の形相は 一変していた
いや 一変していたのは形相だけではない
箸の先が向けられたのは 己の注文した野菜焼きではなかった
上司への遠慮を理解できぬ 夕雲の本性が剥き出しになっていたのだ
夕雲の胃袋は ほぼ二倍に膨れあがっていたが
蝉丸という名の中間管理職の手には
トングと呼ばれる肉はさみが握られていた
さらに友六が懐中で手にしたものは
タレと呼ばれる合わせ調味料である
じゅうじゅう じゅう じゅう じゅう
甘美なる焼肉の匂いが 美剣士の鼻をついた
間に合う!
そう確信していた
源之助の俊足はすでに掛川に到着
待っていろ
牛焼肉半額フェア!
店長!
565 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/21(金) 22:21:30 ID:JanujKQc
そのカルビ
いらぬなら貰うぞ!
ただひとつの誤算はこの夜の岩本虎眼が
正気でも曖昧でもなく。
豚肉であろうと、牛肉であろうと、焼肉であろうと、生肉であろうと
間合いに入った肉、全てを食べる魔神へと変貌をとげたこと
567 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/22(土) 00:47:47 ID:dgyeUUpC
涎が自然に溢れてきた
自己が働いている虎眼亭の肉こそが業界最高水準の品質である事を目の当たりにしたから
いつか自分も食べたい理想の肉が目の前で焼かれているから
いつか私も・・・
早よ食え 肉が焦げようぞ
七分ぶりにテーブルに帰還した牛股権左衛門は
空になった皿の前で全てを悟った
割り箸の固さは塗り箸とほぼ同じであるが
まるで藁のごとくへし折れた
好物 特上カルビはもうこのテーブルにはないのだ
「う゛うう」
う゛おおおお
権左衛門の嗚咽は 人間の声からはほど遠いものであった
客の肉に手をつけ
店員不適当により
廊下に立たされていた
藤木源之助は
兄弟子の慟哭を耳にすると
店じまいの後、初めて
涙を流した
店員に肉食われるのか
ひどい店だぜ
あの牛股の牛描写はこのスレへの褒美だと思った
今月号の最後の鼻水たらしながら泣く藤木の絵で
「焼肉...」
虎眼亭の焼肉に対する執着は異常。
「ここ、ワリカンね」
係長の口癖であった
虎眼亭では炭火を用いぬ。
実戦では、炭火は熱にムラが生じやすいとの理由による。
「よいか、ワシは今身体によいといわれるこの世で最も迅き鳥を食すのだ」
会計 割り勘にいたすか清玄
579 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/26(水) 00:14:44 ID:F2VsmUJ/
焼肉道においては、財布がカラであろうと、借金をしていようと特上ロースを注文せねばならぬ場合が殆どであり、
そのような困難に食い逃げして見せることが、すなわち役に立つということである。
必要ない・・・彼奴の長い髪、店員には不要・・・!
「ばーべきゅー?」
「海を隔てた南蛮国の・・・」
582 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/26(水) 10:19:45 ID:9jca826W
必要ない・・・付け合せの野菜、焼肉には不要・・・!
ぎいい…。
夜半 廃堂へ忍び入った源之助。
ホットペッパーで拾い集めた割引券を並べる。
584 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/26(水) 10:26:35 ID:+A9uH1/g
もし
食わんと欲すれば
まずは焼くべし!
ageてしまうとは…
無作法お許しあれ…
極限のコストダウンによって生み出される
超格安の肉が生み出すコースと言ってよいだろう。
しかし
不味い…。源之助は思った
587 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/26(水) 10:40:56 ID:9jca826W
藤木・・・
お前は野菜・・・
俺は肉
二網
実践を想定して決められた肉を両者が焼き、もてなしを覚え込ませるものである。
しかし、上質の肉を損なうことなく食らうための繊細な動作を
高速で行うことによる嘔吐率は貧乏学生がおごりで食らうそれを超える。
そして最後は互いに肉一片も入らぬ満腹状態から食らう最高級黒毛和牛ロース。
忠弟二名の口の端からこぼれる脂とたれは、
嘔吐することなく互いに食させることのできた感動からか。
この社の社員たちが最も恐れていたのは
藤木源之介である
たえはタレを取って来いと命令され
隙に肉を食われてしまった
茂助は卓上から給金ほどある伝票を食わされた
これなどは一歩間違えれば即死であろう
こ〜がん 睾丸
「涼之介・・・でかした」
食うという行為は本来攻撃的なものである。
「げぷぅ」
舟木流の兵馬数馬は その日も同時に満腹に達した。
食材を務めた肉牛の体は いくつもの歯型が残り
骨をかじられたものもいる。
誰がそれをとがめられるだろう。
この双子こそ2頭の牛を完食するほどの業前持つ
日坂最強の立ち喰い師なのだ。
593 :
sage:2006/04/27(木) 08:08:23 ID:CBGVEyye
岩本亭に到着した藤木源之助
箸に添えられた右手は争奪戦への備え
肉の匂いのする方向へ急ぐ
士道不覚悟につき蟄居いたします・・・。
果たして虎眼は正常なのだろうか
かつておごらせた相手に吐き気をもよおすようなこの執念
ご主人…、いただきますっ!!
"れいぴあ"と呼ばれる刺突剣が
高級和牛の胃袋をハチノスに変えていた
>>596 ちょwwおまwwwww幸せな男だ 俺はww
>>597 その必殺の刺突が
店長に捕獲されていた
ネタがつきてきた。
そう確信していた。
袖口がタレに染まっておらぬ・・・・
肉を食いたるはタレをつける前・・・・
「何だぁ、前髪。おぬし虎眼亭か。接客見してみいや」
ハッカ飴による口直し一閃
年は若くとも虎眼亭アルバイトリーダーの腕前である
ようは肉一枚。
焼ける匂いだけでもご飯をかき込めるのだ。
肉ぅ、にくぅー。計ってくれたのぅ?
「私は呪われの身 勤め上げようと誓った店を二店も潰してしまいました
かくのごとき忌まわしきわたくしを だんな様は雇ってくださる」
それは本当に呪われている
つ超人ロック
その名を口にするんじゃない!
>>607 ビブロスともうしたか?
アワーズは大丈夫なのかともうしたか?
鼻先をかすめただけの塩カルビの芳香は
それ故に清玄の口腔を充分に湿潤せしめた
清玄の鼻詰まりをもってしても避け切れぬ芳香を生み出したものは
奇しくもかつて自分が屠殺した二頭の牛である
ジュウ
ジュウ
ジュウ
そこまで
焼肉社会のパーティー制は少数の食う者と多数の焼く者によって構成されるのだ
613 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/01(月) 00:31:04 ID:RgOnJ2DE
失態である
肉が焼き網に焦げ付き
ぴくりとも動かないのだ
焼き網より剥がした肉は
思いもよらぬ速さで口内へ吸い込まれた
この時、焦げた割り箸と共に
最後にみた卓上の光景が蘇った!
飛び出したる網、倒れたる七輪、散らばりたる食器
絶叫とともに、出入り禁止が言い渡された
この肉
いらぬなら貰うぞ
616 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/01(月) 15:35:05 ID:RpmVW/HG
この源之助はほとんど声を発しない上泣く 笑うなどの感情を表さないので
親は愚鈍の子と思い焼肉ではなく焼き野菜を与えていた
617 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/01(月) 15:37:50 ID:RpmVW/HG
焼肉の芳香は農民の家の子を家に戻さなかった
その行く先は・・・
流れよ、我が涙!
明日は彼奴の肉を喰う!!
619 :
山口貴由:2006/05/01(月) 18:41:08 ID:CKkzSiI/
それでは「駿河城御前試合」を始めます。タイトルは「ヤキニク」がよいでしょう
場内南広場 巳の刻
西方 ハラミ vs 東方 サガリ
蝉丸と呼ばれる客の手には叙○苑焼き肉のたれが握られていた
さらに友六が懐中で手にしたものはブラックペッパーと呼ばれる南蛮調味料である
他店の味付けのにおいが従業員の鼻をついた
友六はある事実に気付いた
一瞬で喰わねば
次の肉を網に置く間に
空腹の虎の牙に自身の肉が狩られる
となると
狙うべきは
己が席の手前の二切れ
半身になって腕を伸ばした源之助の箸は
友六の手前の肩ロースを取った
狙いは一つ
源之助は舌に
ひりひりと熱を感じている
距離30センチ
友六の技量ならば絶対に取られぬ間合い
源之助が肉を取り得たのは 強運と
取る肉を より取りやすい位置にあった肉に特定することに
成功したためであろう
あの牛は米国産とはちがう
血の通うたまことの国産
その男の鼻の横には
葡萄ほどの
炭化肉がある
よくよく考えてみれば、ヤキニクも
「四足獣の死肉を餓鬼の様に群がり、しゃぶり尽す」残酷料理絵巻だなぁw
このスレの虎眼は意外とまともで
藤木は卑しく伊良子はちょっとついてない
三重は藤木をさらに上回る卑しさ
民家の密集する住宅街では
最も恐るべきものは煙と匂いであり
裕福な家庭でも卓を持つ事は許されない
いきおい焼肉屋のにぎわいは大変なもので
菜箸はハラミを槍き
トングはロースより上り
カルビはサンチュと軋り
ビビンバは飯と交わる
有煙 無煙の区別ができるのは
まだずっと後のこと
三重が生ビールを飲み干している同じ頃
牛股権左衛門も近所のスーパーを奔走していた
買い求めていたものは
ユッケ、キムチ、チジミ
これらは焼肉と合わせることでおすすめコースAと呼ばれ
会社に出陣した後にサラリーマンが食するものである
すげぇwwwこのスレwwwレベル高えぇwww
前髪ー、メニュー見してみいや。
形容しがたい薫香がたちこめ
焼けた脂肪が炭火の上にしたたり落ちた
しかし この時
いくは自分のロースを焼き網に埋め
清弦はあ〜んしていたのだ
伊良子さま
食べて…
店員にとってエプロンは誇りそのもの
胸の前に輝く真白き前掛
それを当の店長が
タレで汚したのだ
BSE…
米国産牛肉はみなBSE
日本は処分のための道具
生まれてくるのは狂牛病患者
死のう 舌(タン)をかんで死のう
お許したまわりますよう
今この場にて輸入再開に及べば
国民は2度と米国産牛肉を食べなくなりましょう
さすれば米国(おくに)が絶えまする
米国と大統領のため
この儀 全頭検査の後あらためて
失態である
歯が肉に根元まで埋まり
ぴくりとも動かないのだ
どんだけブ厚い肉喰らってんだよ
襟元を白紙エプロンで巻いて涼之助を送る虎眼流高弟達
涼ノ介
あの時
おまえは なぜ
よだれを垂らしていたのだ
食肉文化の完成形は 少数のタレ派と多数の塩派によって
構成されるのだ
あとは肉が
じゅうと焼ける音を聞くばかりである
ちがう
これは玉葱の焼けたる音
焼肉虎眼亭の看板に泥を塗られ申した
一刻も早く食い逃げ犯を仕留めねば
まごまごしていると他の食い逃げ常習者に狙われはじめ申す
狙われてからでは遅い!
一度狙われた店は二度とは元に戻りませぬゆえ
>>641 食べごろであったはずの肉は
生肉でも焼肉でもない正体不明の”炭”に変質していた
644 :
sage:2006/05/06(土) 13:09:48 ID:B6q2poH6
ただひとつの誤算はこの夜の七輪が
強火でも弱火でもなく。
豚肉であろうと、牛肉であろうと、焼肉であろうと、生肉であろうと
間合いに入った肉、全てを瞬時に炭化させる魔神へと変貌をとげたこと
あげてしまった…
生焼けと申したか
ペキイ
生は腹痛の元
ムニュ ムニュ プチ
プ―――ッ(生焼けの肉を噴出す音)
650 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/06(土) 23:58:22 ID:6UlBlWDl
高禄をはむ酪農家の子であった夕雲が
親に疎まれ 捨てられたのは
肉が食えぬからではない
流れ流れて ようやく巡り合えた 師と呼べる店員
すぺいん屋 小野忠明に
ある時 奇怪な串焼きを突きつけられる
これなるは南蛮国 いすぱにあの伝統料理
はたきを持つがごとく軽くつまみ 羽子を投げ込むようにくべる
夕雲 この焼きを極めい
二年後 “ばーべきゅー”と呼ばれる肉焼きが
一刀流の高弟を文無しに変えていた
その必殺の焼きが 虎に捕食されていた
(口いっぱいに串焼きを頬張る虎眼先生)
万事休す そう思ったとき
(ぬるっ) 虎の口元が緩んだ!
虎の眼が見ているものは ばーべきゅーではなかった
(清玄…)
「伊良子」
清玄の装いは 黒毛和牛の特上ロース
岩本家若党という 身分の源之助には
着用することの 許されぬ 肉である
肉は着るもんじゃなくて切るものだろ。
「ジャーキー?」
「おうさ、ジャーキーよ
解雇処分となった宗像がくわえておったのはジャーキーだったそうな」
「なにゆえその支配人はジャーキーなどを?」
「わからぬか」
「その者にとっては
虎眼亭などジャーキーのごときクズ肉にすぎぬと・・・・」
食えませぬ
サンプルかと
伊良子清玄の里は いずこであったかのう
伊良子清玄はたしか江戸の裕福な染物屋の倅で
肉ばかりくっているので勘当されたとか 何とか
安売りしても売れぬ売れ残りの牛肉を 肉屋 孫兵衛は吊し上げた
販売不振に激怒する妻に 自分が小遣いカットをされるのを免れたい一心である
三日もすれば乾燥してビーフジャーキーになる筈である
そこへリストラされたサラリーマンと思しき人影
虎眼:これが肉屋で売れ残った牛肉か
この牛肉、いらぬなら貰うぞ
虎眼、満面の笑みである
ああ、虎眼先生、、、、、、、、、、、、、、、、、
社長とは
四館十六階七十三店舗からなる
焼肉座の階級の最高位であり
閣僚並みの家蔵を構え
和牛十三頭緩々と暮らし
貸店舗の利を楽しむ身分の者である
涼之助「お会計を失礼します。1、2、3、4、5、6…」
浪人「はて、今はいくつ時でござったか」
涼之助「三つ時にございます。 4,5…」
ピ ウ ッ
牛股「会計は芝居をするところではござらぬ」
虎眼亭で食い逃げなど不可能であった。
まて、損しているぞ浪人
一応払う気だから食い逃げではなかろう。
もし(肉を)奪わんと欲すれば
まずは(肉を)与えるべし
もし(火力を)弱めんと欲すれば
まずは(火力を)強めるべし
ホルモン屋のもたらすものは つまるところこのようなもの
駿河五十二万石を引き換えにされても
このような丸腸がご覧になりたいと仰せられるか?
見よ
霜降と化すまでに鍛え込まれた背ロース
見よ
万力の如く箸先を締めつける豚足の指先
食い逃…
むっ
ボコッ ボコッ バコッ
ベキッ バゴォ
ぬ…(ズッ)
ボゴッ バキッ
グシャッ ぶしゅっ
滅多打ちであったそうな
左様で
藤木、その「かるび」食わぬなら拙者が・・・・
誰じゃ!?
伊良子、拙者の焼いた「かるび」を食らうのはやめにいたせ
伊良子「やましいことはなにひとつ(もぐもぐ)」
とぼけまいぞ!
客の目前で
うどん玉のごとく特上カルビ(2人前)がこぼれた
>>667 鍛えると脂肪(あぶらみ)は減るので霜降にはなりませね。ならぬのだ・・・
>>674 そこは「冷麺玉」くらいに言い替えて、、、
っつか、うどん玉とカルビじゃ見た目全然似てないし
675 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/09(火) 21:09:33 ID:vn/yfe+a
>>674 安価すらまともに出来ぬ
出来ておらぬのう
客の目前で
うどん玉のごとく焼きソバがこぼれた
677 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/10(水) 00:47:31 ID:hp+1LZrB
678 :
674:2006/05/10(水) 02:15:58 ID:qOJooizA
>>675 はて?何のことや、、、
伊良子並の芝居で誤魔化そうとすると牛股師範に怒られそうなので
取り合えず道場の掃除からやり直しまする。。。
四十九日ぶりに覚醒した老剣鬼は
「肉代がいつのまにか全部勝手に自分へのツケにされていた事」を聞くや
憤怒の形相に変じ
それ以上の追加注文は 不可能となっている
>>676 焼きソバなのにうどん玉とは...
謀った脳
謀ってくれた脳
網の上で
焼かれている肉の
網のみが
交換された
極限の脱力によって
生み出される
超高速の指が
生み出す神技と
言ってよいだろう
682 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/10(水) 19:44:54 ID:iPrXIgkg
>>678 掃除すべきは道場ではなく店内ではござらぬか?
いーちじく にんじん
さんしょに しいたけ
ごぼうに れんこん
精進焼きと申したか
同じ頃
文無しとなった清玄といくは
金谷宿の外れで大食い大会に遭遇していた
焼けたカルビと香ばしい匂い
格好の餌食である
いくは空腹を満たすためなら
命の限り食い続けるつもりである
686 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/10(水) 23:39:40 ID:At/gniVa
いく、見ていろ
安肉が・・・
ヴッ
スーパーの安物である
肉が不味く箸がこれ以上進まないのだ。
>>686 三段腹のおまえの肉のほうが多分旨いと思う
忠長が遠州亭の店長になると
焼肉を求めて多くの牢人者が掛川宿に集った
中でも六月にやってきた八人連れは
肉の取り合いで殴り合いも日常茶飯事という
不貞の輩である
中秋の十五夜
武家では座敷を開け放し
焼肉パーティーをするのが習いである
おい
三重「美味しゅうございまする
693 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/12(金) 03:42:56 ID:4SNKebc3
「あのう・・・最上級の霜降りとはどのような味でしょうか」
「あれだ、舌の上でとろけるがごとき感触よ」
「うまく食えば歯ごたえも無い」
「涼」
「はい」
「うまい麦飯じゃのう」
「あのう・・・モツとはどのような味でしょうか」
「あれだ、濡れ雑巾のような感触よ」
「歯ごたえしか無い」
「涼」
「はい」
「うまい霜降り和牛じゃのう」
>>696 「藤木屋の焼肉はつらい」
「美味いと言わせてくれぬ」
三重が七つの時
可愛がっていた牛の親子が
父 虎眼に食われた
十一の時
たわけ
レジ前で
焼肉代を折半しようとした母に
父が吐いた言葉
まるで天女じゃ
三重さまの温もりで
脂身も溶けるような…
給料日じゃ
じきに焼肉パーティの週末じゃ
無礼講の日
ただ一人虎眼店長の命に背き
三重の財布を守った者
あの方は並の店員とは違う
神経の通ったまことのフェミニスト
寒い筈は
ない
乙女の足許に
マトンをのせた七輪が
燃えていた
抑えきれぬ食欲を示しつつ、山口は言ったそうだ。
食べた。
すべてのメニューが美味かった。
そして、
「僕は叙々苑で食べてみたい。というより、きっといつか叙々苑で焼肉を食べることになると思います。」
と予言じみた言葉さえ口にした。
702 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/13(土) 09:29:57 ID:n5SQk/7R
703 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/14(日) 01:08:26 ID:efhlNoyi
焼けり・・・ 我特選カルビを焼けり!
つけダレは十二分
あとはカルビがジュウと焼ける音を聞くばかりである
ちがう これはナスの焼けたる音
ちがう! これは石焼ビビンバの・・・
な・・・ 何じゃ?
そこの焦げ臭いのは 一体何じゃ?
食べ頃であった筈のカルビは
肉でもカルビでもない正体不明の”何か”に変質していた
丸子と宗像
特上カルビとロース4人前
14400円
虎眼と牛股
特選黒豚セット7人前
26700円
藤木と三重
量明らかならず
己の財布は
どこまで痩せる・・・
知り合ってわずか二年足らずで
虎達は夜鷹の子の財布を己のものとしていた
三枝「割り勘の代金を持たない貧乏学生に会っては
自己に与えられた※過酷な運命こそ
かえってその若い闘魂を揺さぶり
ついには…」
※ 支払い
いく「ああ あれこそは伊良子さま必勝の構え
食い逃げダッシュのお姿…」
三重「藤木さま
払ってくださいまし
高い 高い高い食事代を」
707 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/14(日) 22:01:08 ID:K1mSighl
708 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/14(日) 22:02:19 ID:K1mSighl
スマン誤爆した
709 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/14(日) 22:11:56 ID:K1mSighl
罪滅ぼしにネタを置いていかせていただきます
岩本家公用の間に何者かの足音
焼肉のタレの海など意に介さぬ歩み
人差し指と中指の上に親指を乗せる
三つ指をついての雑巾がけは虎眼亭店員の嗜み
これは
尋常の焼肉
ではない
噛めぬ…
スジ肉が
硬く…
不要だ、奴の赤身、霜降りには不要だ!
つ 脂身 (霜降り−赤身)
食いすぎの為であろうか。伊良子が便所に駆け込み嘔吐したのだ。
藤木「伊良子」
席に戻り来たる伊良子に、藤木が差し出したのは山盛りの肉の載った皿である。
藤木「食え」
以下閉店まで同じ事の繰り返しであった。
715 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/17(水) 19:19:25 ID:9G8zMBHk
ち、ちがう! こは馳走などではあらぬ
「かめーかめー攻撃?」
「海を隔てた琉球の・・・」
三重県に松坂牛なる和牛あり
美食倶楽部党首 海原雄山をして
「美味 古今に比類なし」と言わしめたり
松坂牛の肉質は
常よりも霜降りが多く
その時 松坂牛を様した新聞記者
六名の中二名の箸は
試食を終えた後もなお
網の上で焼肉を焼き続けたという
---------------------------美味しんぼ
>719
今 何と申した?
反日が何だと?
雁屋さえまともに生まれておれば・・・・・・
今頃・・・
申せ
わしは
松坂牛 神戸牛
いずれが旨い肉かと尋ねておる
(ブクブク)
互角か
互角と申すのだな
落雷でも肉は焼けるのだ
ゆめ 腹など召されまするな
牛の肉食う日は必ず訪れますと
輸入願
◇恐るべき再開劇の
第二幕があがる!!
724 :
吉野家:2006/05/20(土) 10:23:15 ID:Kzkznze2
>723
今 何と申した?
輸入再開が何だと?
検査さえまともにされておれば・・・・・・
今頃・・・
「ぬるいぞ源之助」
「しかと 炙れ!」
代金を支払う
夕雲にはそれが理解できないのだ
それくらい理解しろwwwww
「食えるか、虎眼亭!」
「食えばたちまちぷりおんの生贄ぞ!」
割勘では困るのだ
割勘では‥‥‥‥
秘めおきし牛丼いずこや
娘の眼前で、虎眼の碗からうどん玉のごとくカルビがこぼれた。
松坂牛のアバラ肉が地面の下で空しく天井を睨んでいた。
ひょい。
「に、肉ぅ」
じゅうじゅう。
三秒許し虎参りと恐れられた、若き日の虎眼の食費節約法であった。
(嫌…)
う うま うまままぁ
否!
見られい >732 どの
不屈の食欲を持った>731 にあっては
自己に与えられた新鮮な馬肉こそ
かえってその若い胃袋を揺さぶり
ついには・・・
焼肉屋は馬刺しを食うところではござらぬ
それがしが行きつけが焼肉屋、牛、馬、ユッケ、シンゾウ、レバー各種刺身取り揃えてござる
猪肉をもて!
一応の注文を立てる・・・
とりあえず生中とタン塩ね。
>>738 「とりあえず」と申したか
ぺ き ぃ
麦酒を食前酒扱いするなど不可能であった
ちょwwwwww
なにここwwwwwwwww
笑いすぎて隣の部屋から壁叩かれたwwwww
目か鼻か
カチ カチ
740「ププゥゥゥーーーーー!!」
笑いを堪えることなど不可能であった
740「焼肉板に竜が潜み居るとは・・・」
センマイは食べ物ではない
もっとおぞましい何かだ
せんまい?
牛の第三胃袋の…
二輪とは
定められた焼肉の順番を
呼吸を合わせて行う事で
焼きの術理を体に覚えこませるものであるが
精妙な火加減で
恐るべき速度で行った場合
その料金は
十万以上の
食い過ぎにより
互いの財布が薄れ
そのような中で
最後の肉は
めにゅーでは目視できぬ時価の
注文キャンセル不可能の
何の音ぞ?
夕雲さまが・・・
おごりなれば、松坂にて
夕雲の腹部は
ほぼ2倍に膨れ上がっていた
「うぬらは…」
店員たちが牛股の卓を囲んでいた
多くの店長が店舗と顧客を守るため
店員に手練れを雇った
空腹のあまり生じた隙であろう
いかに値の張る肉であろうと
遮蔽物なき場所で長箸に狙われては
ひとたまりもない
直刺法によって打ち出される箸は
刺される側から見るとわずかな点でしかなく
箸では落とせない
「命じたのは伊良子清…」
ずぶぶっ
ただひとつの誤算は
この時権左衛門携えていた
盾となり得る肉つかみ
ぶおっ
「とんぐ」の存在
明後日の焼肉……、222を試させてもらうときが来た……
751 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/25(木) 22:59:28 ID:mGoB1OLg
>>750 肉だけでは足りぬ、足りぬのだ。
幸いなことに、らいすはおかわり自由故……
ちょwwwwwwデラワロスwwwww
でもこれ、
・右足で振り抜く
・右足は溜め、振り抜くのは嘴
なのか。
あああれこそは
>>753さま必勝の構え
焼き鳥串離れのお姿…
>753
6巻の竜変化のイラコにクリソツwww
長身と強い膂力がなければ
肉をつかむことさえ難しいその箸は
体長3メートルに達する海魚にちなんで
'かじき’と名づけられている。
長身と強い膂力がなければ
肉をつかむことさえ難しいその箸は
体長3メートルに達する海魚にちなんで
'かじき’と名づけられている。
2重投稿スマソ...
飲み会への参加を命じられた源之助は
中間の茂助に葛湯を丼鉢で申し付けた
丼鉢で申し付けられる葛湯は
岩本家特性の下剤を混入させるのが慣わしであり
源之助はそれを一息で飲み干すと
しばし瞑想ののち
厠へ入り
この手順を三度重ねると
源之助の腹腔に内容物は何も残っていない
これは割り勘で焼肉を食べる際
一円でも多く相手に支払わせるための礼法である
あぃィ…
それを見た時 母 むぎは頓狂な呻きを発した
満腹の子が持ち帰ったものは
松坂牛とおぼしき肉片の付着した
爪楊枝であったからだ
問いただしても味を答えぬ満腹の子を
父 孫兵衛は吊るし上げた
何奴!
船木亭の数馬兵馬と知った上でか
同席したくばあらかじめ
時と場所を告げておくのが食客の作法
我ら食客にあらず
中山峠の食いたかりなり
二軒目、空桶箱!
断る!
精妙なスケジュールを恐るべき速度で行った場合
その致死率は真剣勝負以上の――
疲労により互いの呼吸が乱れ
そのような中で最後の予定は互いを目視できぬ体調からの焼肉(戻った)
財布を賭して二軒目の焼肉を食いきった忠弟
互いの目に溢れた涙は
心もとない自分の懐を斬らずに食い終えた感動か
一息たりとも留もうてはならぬ
肉と野菜の七輪となれい
に にくぅ
たれ たれェ
771 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/28(日) 21:55:37 ID:QyOjgvYI
>>769 肉ではございませぬ それなるは刻んだ鮪をハンバーグにした物
甘やかな恋も 結んだ友との絆も
焼肉は一瞬で切り伏せる
残るは三品。ミスジ、内モモ、そしてアカガッパ。
招かれた店で、虎眼亭最強3戦士は
あの復讐の美食家と再会を果たす―
残酷無残焼肉劇 鬼虎邂逅の第5巻
あれが師匠のお命を狙う松坂牛
自ら出向いてくるとは笑止
われ等濃尾三天狗が焼き肉屋に集いしはお主を喰う為
むーこから
くるは”にく”
とーらの
ばんごはん
失態である
箸が網目に根元まで埋まり
ぴくりとも動かないのだ
霜降りという肉は
ひとたび
ひとたび焦げが入れば2度とは
2度とは・・・
この肉はなぁ、藤木
お主の皿から盗んだのだ
伊良子奢りの際
おぬしが気前良く注文してくれた松坂の肉
せっかく焼き出した肉を・・・
不器用な奴だおぬしは
藤木お主はやはり物が違う・・・
松坂の肉・・・
まこと苦うなり申した
源之助が食い逃げに成功したのは強運と
逃走経路の特定に成功したからだろう
割り勘を宣言された夕雲の表情は一変していた。
割り勘を理解できぬ夕雲の本性がむき出しになっていたのだ。
ホルモンに火を通す。
夕雲にはそれが理解できないのだ。
失態である
ネタが既出に根元まで埋まり
ぴくりとも動かないのだ
「何奴!焼き肉板のシグルイスレと知った上でか!」
「書き込みしたくばあらかじめ過去レスを調べておくのがネタ師の作法(ならい)!」
皆、こう、何というか
手加減というか・・・
叩かれなければ覚えませぬ
"藤木源之助よ、見ておれ、清玄の肉はわしが喰らふ"
ふり上げた箸を
勢いよく下ろすだけの
双子の作法だが
その間合いに肉を置くことは
断食を意味していた
遠い
焼けもせぬわ
焼けも・・・・・・
伊良子
つ【生焼け肉】
食え
夕雲のローストビーフ
いかがなものか?
グルメとうたわれた
そこもとの舌で鑑定を請う
油 切り方 焼き すべてにおいて問題外の造りである
いかに虎眼
高級か?
喰えませぬ、サラミかと
サラミと申したな
虎眼 そこもとにはたしか
ソムリエと並び讃えられた二人の後継があると聞いておる
藤木源之助と申しまする
もうひとりは既に解雇である
その源之助とやらに 夕雲の稽古をつけてもらえまいか?
まことの肉を 食わせてやってくれ
藤木源之助が用いるはジャーキー
夕雲は”サラミ”なれば
これはあくまで試食のひとつ
しからば両名とも
存分に貪られよ
藤木 ジャーキーは腐ってない
せ・・・先生!
虎眼 おぬしが?
試食なれば・・・
先生っ
下がれ
いざ食べられよ
英吉利 ローストビーフ
参る
老境の
咀嚼力に
この赤身肉は
著しい不利を
もたらす筈である
この時
魔神の顎は
蛇科動物の如く
拡大していた
失態である
ウルテのツブツブが歯の間に挟まり
ぴくりとも動かないのだ
【ウルテ】
ノドの軟骨。
そのままでは硬いので切れ目が入れられている。
味はあまりないのでよく焼いてカリカリにして、
丸ごとゴリゴリした食感を楽しむのが吉。
ゴリッ ゴリッ
ごゆるりと…
藤木さま
食ってくださいまし
肉い
肉い肉いカルビを
800 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/04(日) 12:15:28 ID:tHxp09v/
ぬふぅ…(了解の意)
カルビではございませぬ
それなるは成型肉と申す物
成型肉?
牛の横隔膜やくず肉をはりあわせて作った肉のコピーです。
まず、原料の横隔膜を針やノコ歯のようなもので突き刺して筋を切断したり、
酵素液に漬けて肉を柔らかくします。
次にリテイナーと呼ばれる柱状の容器に脂身の切片と交互に5〜8層くらい
重ねて入れます。その際に接着剤として、カゼインナトリウム、大豆タンパク、
カラギナン、アルギル酸塩などが用いられ、はり合わせが終わったら
リテイナーの蓋を閉めて急速冷凍して出来上がります。
フォルクスと申したか
ためになる喃
根尾谷六郎兵衛の箸が踊りかかった
箸は肉に命中することなく
天井にぶち当たり落下
箸の
二本を
請求書のごとく
突っ返す
虎眼の恐るべき
驕慢
ゆめ自腹など召されぬよう
藤木は自腹など出来ぬ男よ!
809 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/04(日) 21:21:47 ID:tHxp09v/
源之助の鼓動は早まり生ぬるい汗が全身に伝った…
己がまんまと策にはまり自腹を切らされるべく陽動されていたことに
気づいたのだ!!
ぶ〜ぎょしょのか〜みそりずんずん
にくのおおだなたずねたら
あ〜かいみそだれさ〜いた
正気か
この深手で焼肉などやれるものか
藤木 あれ以来の焼肉だな
二年前 伊良子清玄の指搦みによって藤木源之助は焼肉に敗れた
それ以来 両名は箸を交えていない
させなかったのは師範牛股である
ここに残酷無残の時代劇 真章開幕
鬼(店長)の足元で伊吹半心軒の取り皿がにんにくの臭いを放っている
その臭いに 清玄は青ざめた
>>805に続く
815 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/05(月) 01:16:21 ID:4uF4DHjK
暴虎対盲竜!
四頭の虎をつけダレに身悶えさせた
天才焼肉士、伊良子清玄の秘箸(握り箸)が満月の下、
万間の怨念を込めて放たれる!
迎え討つは、古今に比類なき最凶の牙、岩本虎眼!
゛藤木源之助よ、見ておれ、
清玄の肉は儂が食らふ"
残酷無残時代劇、戦慄の瞬間を見届けよ!
清玄からの焼肉の誘いを源之助は誰にももらさなかった。
自分ひとりで焼肉を食すこと。それが虎眼流の跡目であることの証明。
そう信じていた。
818 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/05(月) 01:53:25 ID:4uF4DHjK
できておる喃…
藤木は…
中秋の十五夜。岩本家では屋敷を開け放し、焼肉を食するのが習いである。
源之助の鼓動は早まり、
生ぬるい汗が全身に伝った。
己がまんまと策にはまり、
岩本家をはなれるべく、陽動されていたことに気づいたのだ
間に合う! そう確信していた。
源之助の俊足はすでに掛川宿に到着。
待っていろ。焼肉!
以下につづく。
宿命の双竜ついに激突。
男子かつ目してまて。
藤木は口内炎の出来ぬ男よ!
822 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/05(月) 17:23:48 ID:SYVqm9y9
できておる脳…
藤木は…
戯れなれば、生焼けにて…
「否! 見られい、
>>820どの!」
「不屈の精神を持った若者にあっては自己に与えられた苛酷な口内炎こそ、かえってその無謀な食欲を揺さぶり、ついには…」
上ロースである
食い逃げられるか?
虎眼流!
焼肉店から
食い逃げられるか?
食い逃げればたちまち
官憲の虜ぞ
だっ さささ
何の躊躇もなく
源之助は食い逃げた
ぬわっ こ こやつ
カツカツカツ スタッ
ポンポン
フロアマネージャーが
瞬時に二名の同志の肩を叩いた
懐を探られた
蛇が
所持金のない世界で
見たものは
826 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/05(月) 19:40:05 ID:4uF4DHjK
長身と強い膂力がなければ
上下することさえ難しいその(牛の)肉塊は
1m80cmにも達する安生組組長、「安生芳雄」にちなんで
『おじき』と名付けられている。
伊良子「サンプル用のお肉とお見受けいたすが…。」
牛股「不作法お許しあれ」
国産の松坂の肉は
胃を満たす事が出来るのか?
米産の骨粉育ちの肉は
脳を蝕む事が出来るのか?
出来る
出来るのだ
しかしそれ以上に
清玄が恐れたものは
ピチューン ピチューン
音である
音と臭いで肉を見る清玄にとって
テーブルより滴るタレの音は
肉の捕食を困難にするのだ
(松坂)牛を食うには絶好の位置にいた清玄であったが
ここはすでに魔神のテーブル
虎眼がわずかに体重を箸に乗せた時
清玄は翔んだ
箸の狙いは清玄ではなく
清玄の皿だ
清玄のサラダ
>>824 いだだだだだだっ!!!
口内炎時の焼肉及びメロンは地獄!
そう、正に乗り越え甲斐のある地獄。。。
『いだっ!うま!いでっ!うめぇ。。!!(痛)』
焼肉相手に青物は用いぬ
>831までのあらすじ
寛永6年、徳川忠長によって催された駿河城内におけるバーベキュー。
その第1皿目で激突する2人の欠食児童、伊良子清玄と藤木源之助。
この2人を不退転の焼肉に導いた空腹とは一体何か?
かつて、濃尾無双と謳われた岩本亭にともに働き、「給料泥棒」と呼ばれた伊良子と藤木。
圧倒的な天賦の胃袋をたのみ焼肉を貪る伊良子に対し、藤木は異常なる断食を自らに課して食べ放題に行こうとする。
この2人を競わせ、より優れた「タレ」を特選 松坂牛にめあわせようと図るのが、
妄執にとらわれた老経営者・岩本虎眼、彼らの雇い主であった。
寛永元年末、虎眼が支店の店長に選んだのは伊良子清玄である。
今や松坂牛の特上ロースをも手中に収め、伊良子は甘美な甘口ダレに酔い
さらに網にのせたおのが和牛の脂を焦がすばかり。
だが彼は知らなかった。その朗報の直後、藤木が空腹の中でふるう箸に必殺の新手を編み出していたことも、
おのれと社長の好物・キムチの食欲増進効果が発覚し、巨漢・虎眼の歪んだ腹の底に、
恐るべき腹の虫が鳴り始めていた事も、この若き焼肉店員はまだ知らなかったのである…。
源之助は
中間の茂助に卵スープを丼鉢で申し付けた
丼鉢で申し付けられる卵スープは
岩本亭特製の嘔吐剤を混入させるのが慣わしであり
源之助はそれを一息で飲み干すと
暫し瞑目の後
厠へと入り
この手順を一度行うと
源之助の胃袋に内容物は何も残っていない
これらは焼肉の際
喰いすぎによるテンションの低下を防ぐ礼法である
>>830 「何のこれしきの」
食欲である 食欲がモルヒネのように(口内炎の)苦痛を麻痺させているのだ
836 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/06(火) 22:57:41 ID:7kjr4dkq
焼肉屋の座敷、まこと広うなりもうした
たれに致すか。
塩に仕まつります。
最近本スレよりこっちのスレが楽しみでしかたがないww
>>825 日向「食い逃げの経験がお有りのようだ」
藤木「一度」
日向「前科一犯とあるが?」
藤木「その折に」
失態である
ネタが既出に根元まで埋まり
ぴくりとも動かないのだ
ゆすげ
舟木亭の刺客
信楽伊右衛門は
焼肉の名手である
特上のロースを
ひと焼きすれば
ちょうどヨダレが出る
距離に源之助は
たたずんでいた
懐中の諭吉によって十分に温められた右手と
(支払い能力を超えた為)凍てついた右手
おごり合いとなれば勝負は明らかである
貴様ではないな
貴様の財力では兵馬数馬にはおごれぬ。
食後 船木亭の食客 信楽伊右衛門が会計を請求したとき
驚くべき事実が判明した。
「お支払いはすでにおすみです」
「馬鹿な…… 速すぎる!」
なんと入店と同時に源之助は支払いを済ませていたのだ。
この時 源之助が支払いに使ったカードは偶然にも道端で拾ったものであった。
虎眼亭はまだ藤木源之助を見放していなかった。
着服すんなよww
このスレでは藤木のヘタレキャラは鉄板だなwww
「このカードはな、藤木」
「おぬしから盗んだのだ」
「せっかく拾ったカードを」
「不器用な奴だ おぬしは」
だが断る
焼肉屋は支払いをするところではござらぬ
「勘定のほうがまだでございやす」
藤木源之助の無銭飲食をとがめたのは地元の侠客 黒田主税であった。
源之助が払ったのは
「虎眼流 星流れ」
流れ星のごとき速さの刃が黒田の首をはねた。
掛川で虎眼流を嘲笑うことなど不可能であった。
854 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/08(木) 03:18:01 ID:CLoWxwjI
無双とうたわれた虎を屠った伊良子亭。
暴君・忠長牧場の直送という肉を得て、さらなる繁盛を目指す!
一方、虎の従業員たちは、汚名にまみれながら
営業停止の中、ひそかにその包丁を研ぐ!
『焼ニグルイ』戦慄の第七巻。炭焼きして待て!
虎眼の右手の掴みは 藤木源之介が清玄を倒したときと同様のものであったが
異なる点が二つある 一つは 対手である清玄の食欲が削がれていること
これはあらゆる割り勘に共通する 勝利の鉄則である いま一つは
清玄の箸を掴む 左手の存在である
>>856 他人の箸掴むなんて大人気ねぇ真似すんなwwwwww
美味くなければ奢れませぬ
>>856 「清玄どの」
アルコールによって夢と現実の境に居る清玄は
手にした箸がストローである事に気づかない
860 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/08(木) 18:12:58 ID:YFwGSmNA
伊良子「ストローと申したか?!」
はかった脳…
はかってくれた脳…
さらし首となった進八郎が
くわえていたのは
魚肉ソーセージであった
もう少しこう何というか…割引きというか…
高くなければ儲かりませぬ
肉!己の肉!
どけ!己の肉だ
「歓迎会は職場交流のための試み。
肉のやりとりではござらぬ」
絶対に、落としてはならぬ上肉であった。
しかし、落としたとしても源之助は、この肉を埃をはらって喰ったであろう。
>>861 なにゆえその下手人は魚肉ソーセージなどを?
わからぬか
その者にとっては虎眼亭など
魚肉ソーセージの如き屑肉にすぎぬと・・・
|
申 く. |
し. ず. |
た に. |
か く... | __,,,,,,__
と. | ゞ:::iii:::ア
|'"´ ̄ ̄`゙゙`>- 、
\___ _/ `ヾ:::ヽ
ヽj :.:.:.:.:. :::::: _j:::::l
l:l ',二ミヽ、 ー;'ニミ、ヾ::l
l:l ,f' ○ ゙t;:i f'::f' ○ ヽ l::l
r-iリ' ヽ=zシィ l, l ,ゝェェ='^ヾi-、
〈f'rt、 :::::::j { ,: t .:lK},l
,ヘゝ(i, :::. :`^::^′ .::/ュ ハ
/ l tミl! :::. _,.ィ竺'ュ、, :: F'f }
`ーt、::: ´`ー:::::‐'"` :: ,!'" ,ノ
丶-ニト:、 "⌒` ,:ィ'に´
/ | `'ー--一''":: :| `ヽ
rtヾ :. ::::::: .: :/7ヽ
,ノ:.ヽヽ :::.....::: ://:.:.ヽ
,:-┬'":.:.:.:.:ヽヽ::. :::::::: .:: //:.:.:.:.:.\
‐'';フ:.:.:.:l,:.:.:.:.:.:.:.:.ヽヽ::::.......::://:.:.:.:.:.:.:.:./ ̄
〃:.:/:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽヽ:::::::://:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:
, r '''ー;ァッ''7;;;メ、
/;.:.:.:.rv'゙/ /;;/ }ヽ
,イ:.:.:l!:.:.:.:Y;/ /;;;/ /;;l丶
/ヽ O /::::.:i:.:l!:!:.:.:.l;t、く;;;ノ /;;fフ:.:>、
{ 丶 ^ヽ、::ヽY:.:.:l:l、:.. `゙. ,ィ';/´:.:./:::丶、
| 丶 ,ゝ、:.'}:.:.:l:.ヾョy:z,,,..ソ:.:./:.:.:.:.:::ヽ
|/ `ー'7ヽ:.:l:.:.:.lトク"´:.:./,:.:.:.:.:.:.::::::シ _, - ',ニ)
/|/ / 〈:.:.ト;t:.:.:ゝ':.:.:.:.,イ''":.:.:.:.:.:.:.:.::ィくィッィ彡 ''"´
/| / 丶};;;ヾ´:.:.:.:.:彡=-:.:.:.:.:.:.:.:::ケ彡:.三ニ=
/| ___{;;;;;;\:,ィ三=‐:.:.:.:.:.:.:,ィ彡:.:.彡彡
| 'ー―ァr=ミミ、,,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡彡:,ィ彡彡
, . :==<、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:テ彡彡:.:.:.:.:,イ}´
,ィ彡"´ . . ....::`ミャ、:.:.:.:.:.:-=ニ三彡":.:.:,:ィ";;;;/
ミ 、,,=ニ== 、、,,:.:.`ミョ、、:.:.:.:.:.:.:.,ィ彡";;;;;;;;:ノ
ミ ミrュ>=ニ, _,,` ゙ ゙ ` 'i;;;`゙l゙゙"T´;;;;;ヾ;;;;r '"
/ ミ,r;彡シ";ィ'チ彡ィ'´ ``''l;;;;;;;ヾ;;;;;;;;/´
(_,ニアツムrシ;;;;;;彡彡-t、 ,.、 ` ̄`ヾ::ノ
, ‐ '`ーケィイ彡彡;;;;;;;;ミ三ニミト、,ィシ'′__ ,-zr‐、
,/ イ彡彡'"〃fiミミ;;;;;;ミ Xへr'"´/^`水`´ ノク、
{ ,、{;;;;ソ;;;'";;;;;;;;`";;;/:.:.⌒`丶<:.:.:.〃ヾ、,:'/',)
ヾ:.:.:.t,.:.::::::::゙'ーミ;;;;;;;;;;;;; シ":.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽくヽ、 ヾr'"t、
ヾ:.:ヾ:::::::::::::::/:`~""´::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽソ! .:.:.:l:.:.:.:.ト-、
ヾ:.:ト、:::::::::::l,::::::::::::::::::::::::::::....:.:.:.:.:.:.:.:.:.j}:.}:l:.:.:./:.:.:.:.:Y′
`戈!丶、:.:ゝ、::::::::::::::::::::::::::::::::..:.:.:.:.:.'" /: : :{:.:.:/il:.:l
,ィシヘ::::::::::``'' ー-ミ、f::::::ヽ、:::::::::::::.:.:.ノ/: : :ヽ/:.:l.:リ
,:イ/ 丶、:::::::::::::::l!:.:.`ト、:::::`ヽ::::::::.:.:.:.:.: : : : : ;):.:.:./
虎眼が曖昧になっておれぬと自覚したのはいつのころか
正社員であるはずの店員が正気でなく虎眼亭の経営が危ういと
自覚した時からではなかったか
遠巻きにおれを見ていたあの男…あれが店長か…
皿洗いも悪くない…
申せ
わしはご飯 ビール
いずれが焼肉に合うかと尋ねておる
ごはんかと。
なにゆえ
腹の足しになりますれば。
表を上げい
今何と申した?
腹持ちが何だと?
これ以上の弁明は不可能となっている。
藤木のビール
ややぬるいか…
879 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/09(金) 14:35:52 ID:ppnSOv2G
ちゅぱっ ちゅぱっ
わしはどちらが美味いかと聞いておる…答えよ!
虎眼亭秘メニュー「コシヒカリ」
誰もこの極味から逃れる事はできない。
よってご飯。ご飯なのだ!!
美味い麦飯じゃのぅ
>>880 もぐもぐ・・・
ゴクゴク・・・
互角か、互角と申すのだな
うまい発泡酒じゃのう
ビールではありませぬ
替わりかと
第三のびぃる?
税率の低いその他の…
887 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/09(金) 19:04:56 ID:VyQ/Dj6x
使い物にならない
雑酒であった
(鳥居どのは陰腹を召して殿にあの件を諫言なさるおつもりだ)
<中略>
松坂の肉牛になりかわり
それがしがお見せつかまつる
新鮮なテッチャンとは
つまるところこのようなもの
それとも殿は…
特上カルビ55kgを引き換えにされても
このようなものをお召し上がりになりたいと仰せられるか?
<中略>
うまい こてっちゃん じゃのう
ちょw、なんだよこの加速と質の高さw
極上のてっちゃんが
虎(の胃袋)に捕獲された。
892 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/10(土) 00:19:55 ID:3/1m/kQE
そして肉鬼は無念の涙を流した…
あの折、腐った「てっちゃん」を食わせしは藤木の指図!
はかった脳 はかってくれた脳
虎眼流剣士が注文した4枚の肉を食べたのは 同門の興津三十郎であり
その興津に精算させたのは やはり同門の藤木源之介
恐るべしは 相席であっても命を賭けて肉を奪い合う虎眼流
市井の風評は そのような形に落ち着いた
もはや明らかに昔日の清玄ではない
ただ見れば注文を待っている如くだが
食欲箸に満ち一円も払う気がないのだ
「ああ あれこそは…」
伊良子様必勝の 無銭飲食のお姿
896 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/10(土) 06:09:40 ID:zQz4lc97
焼肉お久しゅうござる!
あわわ。ごめんなさい。
あわわと申したか
ぬふぅ!
口は災いのもと
「伊良子 虎眼店長がお呼びだ」
「店長が・・・」
「急を要するとの事」
「藤木」
「チーフと呼べ」
出場焼肉士 十一組二十二名
食べすぎによる死者 八名
食中毒による死者 六名
射殺 二名 (邪道食いゆえに)
生還 六名 中二名重傷
「駿府城御前試合 - 駿河大納言焼肉秘記」より
焼肉はシグルイなり
49日ぶりに覚醒した老店主はスレ内に童歌改変ネタが無い事を知るや
憤怒の形相に転じそれ以上の事情説明は不可能となっている
うぬらも童歌ネタは難しいのであろう!白状いたせ!
むーざん むーざんか
しもふりわぎゅう じゅうじゅう
いーくの酌 うーけてたら
しーろいあぶらみ こーげた
ぶ〜ぎょしょ(奉行所)の
か〜みそり
ずんずん
"にく"を
おおもり(大盛り)
たのんだら
す〜っぱい
レモンだれ
つ〜けた
むーこから くるは"にく"
みーせの あまりもの
伊良子 「ぎゅーたん ぎゅーたんか」
いつ来てもこのスレは笑えるなw
木造家屋の密集する建て売り住宅街では
最も恐るべきものはカルビの焼ける臭いであり
一般家庭でも自宅にロースターを持つことは許されない
いきおい
焼肉屋のにぎわいは大変なもので
頭は陰嚢を槍き
尻は眉額より上り
背は背と軋り
箸は箸と交わる
座敷 テーブル席の区別ができるのは
まだずっと後のこと
ニ ク ル イ
払ってくれたのう
アメリカ「やましき肉はなにも…」
いーちじく
にんじん
サンチュに
しいたけ
ごぼうに
れんこん
肉ばかりではない
牛股権左衛門は掛川市場を奔走していた。
買い求めていたものは
サンチュ
卵スープの素
米
これらはビールとあわせることで四方膳と呼ばれ
合戦に出陣する際に武将が食するものである。
今宵、サッカー観戦という名の宴がはじまる。
売り物にならない肉であった
それを手にした時
源之助の口内に唾液があふれた
顔面蒼白の同僚に九郎右衛門が話しかけたが
幽鬼の如く素通りし
穴のあいた肉を林の中で食べてしまった
これは昇格にかかわるもの
社員の本能がそう告げていた
翌日店舗にあらわれた源之介を見るなり、
牛股権左衛門は暇をあたえた。
三重が十の頃――――
入店したばかりの藤木源之助に虎眼が
焼けスプーンを握らせたことがある
肉の焼ける臭いが店内にたちこめたが
源之助は手を離さずゆっくりとビビンバをかきまぜていた
石焼ビビンバであっても器を焼かないのが虎眼亭流
源之助らは
賎機検校の焼肉店に招待された
しかし 賎機検校こそは
伊良子清玄と結託し
5名もの同店舗の店員を破産に至らしめた
高級店の経営者と見て間違いない
>>913 米とサンチュ!?
このような取り組みが…
ぬるいぞ源之助
しかと焼け!
>>864 虎眼流に「3秒ルール」と呼ばれる
特殊な決まりがある!
921 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/11(日) 19:37:42 ID:SvMWdQvL
うぃぃぃん うぃん うぃん うぃん
牛股「丸子・・・伊良子清玄の里は いずこであったかのう」
丸子「伊良子? 突然なにゆえ」
牛股「なに、奴が当店に参った日も、
かくのごとき換気扇の騒がしき日であったような」
丸子「さようで?」
牛股「うむ」
丸子「伊良子清玄は、たしか江戸の裕福な焼肉屋の倅で、
ユッケばかり喰っているので勘当されたとか何とか・・・」
牛股「ユッケか・・・」
生肉食いなど邪道!
ユッケの旨さ
>>921にはそれが理解できないのだ
ユッケの上の卵黄はほぼ倍に膨れあがっていたが
「食い逃げの経験がお有りのようだ」
「八度」
「この請求書は」
「その折ごとに」
子袋
まだじゃ
今宵は割り勘に過ぎぬ
さらに焼くぞ己は
どこまでも どこまでも
ロース4人前
ホルモン2人前
ガツ1人前
シマチョウ1人前
牛タン3人前
コムタン2人前
ぶっ
「素手で…」
源之助の箸が
存在しない肉を掴んだ
それなるは亜米利加の佛主より賜りし業物…
名をプリオンと申す
欧州の使い手・英吉利がこれを売り 辻にて食したところ
喰った筈の乞食牧師が肉を一片も残さず
賛美を唱えながら食事を止めぬ
足が震え脳がスポンジになったのは7年ほど先であったそうな
いかに虎眼 この儀 真実であろうかの?
輸入再開にて
>>930 ちょwwww もう肉食えないwwwwwww
あの折りわしが曖昧になりたるはプリオンが仕業
謀った喃謀ってくれた喃
プリオンめ
根絶やしにしてくれる
934 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/12(月) 09:59:19 ID:xR7E7Itx
虎眼亭フロアマネージャー・宗像進八郎。
その前進は掛川の牛殺し。
鋼の肉体に刻まれた二十二箇所の角疵は、
スペインの闘牛士さながら。
その握力は向かってきた雄牛を掴み止めるほど。
牧場主「なにやつじゃ!」
進八郎「虎眼亭・宗像進八郎にござる」
牧場主「よーうきたの。そろそろ(牛が)出向こうと思っておったとこじゃ」
進八郎「お相手申す」
虎眼亭の牛肉は精肉工場を経ず産地直送。
ゆえに銘柄に偽造なし。
進八郎「とっとと牧場を出て行くべきであったな」
進八郎「狂牛病騒ぎ一応の感染牛討ち取ったり!」
一仕事終えた進八郎が賄いを食してる頃
すでに虎眼亭は閉店作業を始めていたが
煙の中で奇妙な光景に出くわした。
閉店間際、店の真ん中で男がトングを持って静止している
「バイトか」
男にかまわず再び箸を進め始めた進八郎は
恐るべき事実に気付いた
「(トングにあらず!)」(箸)
さらに恐るべき事実
立っているのではない 男はすでに(肉を掠めようと)構えているのだ
「こやつだ こやつが売り物に手を…」
くだし腹となった進八郎がくわえていたのは
ストッパであった
失態である
楊枝が歯茎の奥深く刺さり抜けないのだ
正気か
この深手で肉など食えるものか!
941 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/13(火) 09:45:18 ID:WjjsGF87
歯茎より引き抜いた楊枝は、清玄自身が思いもよらぬ速さで疾った。
このとき、食い逃げした罪人の脳裏に、最後に食った肉味が蘇った。
絶叫と共に、口内炎は再び裂けた。
虫歯でボロボロの歯は
肉を噛み切ることが出来るのか?
歯槽膿漏で血だらけの歯茎は
肉(あつあつ)に触れることが出来るのか?
出来る
出来るのだ
これは尋常の口内ではない
してない…
歯磨きを全く………
見よ
砕け尖り研ぎ澄まされるまでに噛み締められた歯
見よ
鎧の如く歯茎に締めつけたサンチュの葉
そこから放たれる恐怖の口臭を知る者は
酸欠必死の場にて勝負を見守る二人の美女(おんな)
>>941 >>絶叫と共に、口内炎は再び裂けた。
リアルでこんな同僚見たことあるぞw
なんだこの無残な流れはw
むーざん、むざん
シグルイ風に口内炎を語るスレ
口内炎・・・・
お痛ましゅうござりまする
口内炎?
おうさ、口内炎よ
クビとなった宗像にできておったのは口内炎だったそうな
何ゆえ支配人は口内炎などを?
わからぬか?
その者にとっては虎眼亭の焼肉など口内炎の原因に過ぎぬと…
それがしの申し上げたき儀はつまるところ
口内炎はただのビタミン不足
焼肉など笑止(野菜喰え)
>950
焼肉屋は
ビタミンを補給するところ
ではござらぬ
牛股「藤木、もう少しこう何というか、次スレというか……」
藤木「埋まらなければ立てませぬ」
>>953 結構なお手前にて。
しかし、おかわり(次スレ)を用立てたからには、本スレは完食(1000)するのが弐ちゃんねらの矜持と言ふもの。
努々(ゆめゆめ)dat落ちなどさせませぬよう、、、各々用心なされい。。。
ハピマテキタ━━━( ゚∀゚ )━(∀゚ )━(゚ )━( )━( ;´)━(;´Д)━(;´Д`)━━ハァハァ
キタ─wヘ(゚∀゚)√レ( ゚∀)wヘ( ゚)√レ( )wヘ( )√レ(゚ )wヘ(∀゚ )√レ(゚∀゚)√レv〜
まどかキタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!
もどかタンを見ていると俺は、俺は(ry
次スレに移行する前に本スレを埋めるのは
2ch 焼肉板の住人の務めである
そのために己自身が捨て石になることを >954 に命じられたなら
喜んで仰せつかるのが住人の本懐であるが
夕雲にはそれが理解できないのだ
どこでどう間違えたものか
全国各地から流れ着いた無数のネタレス
そこに夕雲は己自身を重ねていた
2年後
"爪楊枝"と呼ばれる刺突剣で
一流の焼肉店にてハチノスを食べていた
宗像「こやつだ、こやつがスレ誤爆の下手人(ry
吊ってきます
はぴまて?
海を越えた南蛮国の・・・
塩タンの超高級価格
夕雲にはそれが理解ができないのだ
網を極力汚さぬよう、タレ焼きの前に塩焼き
夕雲にはそれが理解出来ないのだ
牛タンにレモン
夕雲にはそれが理解ができないのだ
夕雲殆どダメじゃねぇかwwwwwwww
エチケットのガム
夕雲にはそれが理解ができないのだ
ビールなど酒類ではない。
下戸の夕雲にはそれが理解できないのだ
他人の焼いた肉を掠め取り食う
夕雲にはそれしか理解できないのだ
焼肉…
まこと、喰いとうなり申した
「湯」
正気か
夕雲ネタのみで1000まで埋めれるものか
伝票に示された金額は既に財布に入っている金額を超えている
夕雲にはそれが理解できないのだ
食い逃げに表道具は用いぬ
店前にて上司の奢りと聞き、満面の笑みをたたえ店内に入る
店内に入った夕雲はとりあえず生6つ、牛タン6人前と注文をかけた
彼奴め正気か!?、米国産輸入禁止を受け、牛タンの価格は1800円
上ロース、上カルビと同じ値段なるぞ
夕雲、お前それをわかっていながら
夕雲が上司に疎まれ、無視されだしたのは髷が結えぬからではない
975 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/14(水) 14:21:35 ID:UP6wIOHt
自然に涙があふれてきた。
自己の学んでいる逃避行こそが最速であることを目の当たりにしたから。
いつか自分も辿り着きたい。
理想の食い逃げ犯の背中が目の前で輝いているから。
涼「いつか私も…」
976 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/14(水) 14:48:30 ID:QoUVjLr8
ステンレス製の箸は焼肉には焼肉にはむかぬ
夕雲にはそれが理解ができないのだ
977 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/14(水) 14:49:45 ID:QoUVjLr8
「
>>976 もう少しこう日本語というか…」
「間違えなければ覚えません」
スマン・・・
だが韓国ではそれで食べているのでは・・・?
まさか"うりなら箸術"なる技法でもあるのか?
よい もうよい
>>977 ネタ氏は2ちゃんの宝 わしの言いたき事はそれぞ
「夕雲の肉 いかがなものか? 無双とうたわれたそこもとの舌で鑑定を乞う」
「如何に虎眼 食い物か?」
味・歯応え・栄養 全てにおいて問題外の作りである
「食えませぬ ゴムかと」
水で戻したビーフジャーキーを焼くとコンビーフの味がする
夕雲にはそれが理解ができないのだ
高級肉を喰む肉好きの子であった夕雲が
親に疎まれ捨てられたのは
支払いができぬからではない
流れ流れてようやく巡り合えた店長と呼べる人物
一刀亭 小野忠明に
ある時奇怪な肉をつきつけられる
これなるは南蛮国 亜米利加の肉
984 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/14(水) 20:21:43 ID:kOSLG1XT
「亜米利加牛?」
「海を隔てた南蛮国の…」
夕雲にはもう何もかも理解できないのだ。
985 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/14(水) 20:28:35 ID:FoQt/SKd
この日は四足獣の背骨であった
亜米利加殿 もう少しこう安全性というか…
安くなければ買えませぬ
属国なれば 脳髄にて
更に埋めるぞ、おれは どこまでも!
場をわきまえよ
>>989 ここは焼肉板のシグルイスレ
ただ埋めれば次スレにもお咎めがあろう
>>989どのは陰腹を召して皆に埋めを宣言なさるつもりだ
来る六月の某日、板内にて行なわれる新スレ立てを
焼肉をもってせしめるの儀
や
き
に
ぐ
る
い
1001 :
1001:
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。