カラオケ歌広場 2

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2強の報酬は悪くないが、それ以外は“シビア”

 では、カラオケボックスで働く社員の給与はどうなのだろうか。
二大勢力のシダックス、第一興商の社員は「悪くない」と言う。

 「時間が長いことを除けば報酬は割と多いほうである。
しかし、時間当たりの給料換算となるとちょっと微妙な数字になる。
査定基準は店舗売り上げによる」
(シダックス・コミュニティー、20代前半の男性契約社員、年収350万円)

「一般事務で他社と比較しても給与面では充実していた」(第一興商、20代前半の男性社員、年収288万円)

しかし、業界でも下位になれば、業績同様、給与水準もシビアになってくるようだ。

「会社全体の売上げが立たないために、社員の給料がどんどん下がっており、若手社員が育たない(辞めてしまう)。
査定方法が完全売上げのみなので売上げが立たない=下がる。
会社の将来性が見えない」
(クリアックス、20代後半の男性社員、年収312万円)

 「内定時に提示された年収と、かなり開きがあった。勤務期間が1年とは言え、賞与が5万円というのはないと思う。
また、残業や休日出勤の手当も請求できなかったので、労働量と照らし合わせると低すぎる」
(鉄人化計画、20代後半の女性社員、年収245万円)

客足が戻って業績が回復するまでは、期待はできないというところだろうか。